2015年2月3日発行
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ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
-(dev-info)-
皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 ワシントンDC開発フォーラム新着情報チェック
「国連安保理非常任理事国選挙における日本への統一候補決議」
「英国:今後の国際協力に係る報告書」
「世界銀行:新採用プログラム」
「MCC: 創立10周年の成果」
「Freedom House: Freedom in the World 2015」他
【2】 ワシントンDC開発フォーラム:
(1)第32回ワークショップ「アジアにおけるPPPの現状と展望:インフラ投資を可能にする制度構築」開催のお知らせ
【3】国連フォーラム
国連職員NOW!国連ソマリア支援ミッション 水田愼一さん
【4】 GRIPS開発フォーラム
(1) 第18回エチオピア出張報告
(2) エチオピア投資情報キット更新のお知らせ(2015年2月版掲載)
【5】 ワシントンDC開発フォーラム便り:
タイトル: 「ヒントやきっかけをつかむ機会を活用してください」
執筆: 大森 功一
(世界銀行東京事務所広報担当官)
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev-Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘devinfo.mailmagazine@gmail.com までご連絡ください
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– 日本関連 –
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●国連に加盟するアジア・中東地域の54カ国で構成するアジア・太平洋グループの定例会合が開かれ、10月に行われる安保理非常任理事国選挙で日本を統一候補として支持することを決めました。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM30H15_Q5A130C1EAF000/
●安倍総理が、中東訪問(エジプト・ヨルダン・イスラエル・パレスチナ)を行いました。http://www.mofa.go.jp/mofaj/me_a/me1/eg/page3_001060.html
●岸田外務大臣が、インド、フランス、ベルギー及び英国を訪問しました。http://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sw/in/page3_001055.html
●パキスタンとの間で、テロ対策等治安無償資金協力「カラチ港及びビンカシム港治安強化計画」、一般プロジェクト無償資金協力「ラホール給水設備エネルギー効率化計画(詳細設計)」の無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h26/150128_1.html
●ウズベキスタンとの間で、118億7,200万円を限度とする円借款「アムブハラ灌漑施設改修計画」の供与に関する書簡の交換が行われました。http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h26/y150127_1.html
●エリトリアとの間で、2億5,000万円の無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h26/150123_2.html
●国際協力機構(JICA)は、ベトナム政府との間で、タイビン火力発電所及び送電線建設事業(II)を対象として363億9,200万円を限度とする円借款貸付契約に調印しました。http://www.jica.go.jp/press/2014/20150130_01.html
●同じくJICAは、世界銀行との間で、セネガルの教育セクター支援におけるパートナーシップ協定を締結しました。http://www.worldbank.org/en/news/press-release/2015/01/30/jica-and-the-world-bank-group-working-together-to-support-the-education-sector-in-senegal
●同じくJICAは、世界税関機構(World Customs Organization)と新たなパートナーシップを構築するため、業務協力協定を締結しました。http://www.jica.go.jp/press/2014/20150130_02.html
●同じくJICAは、関西学院大学とJICAボランティア事業に関する覚書を締結しました。
http://www.jica.go.jp/press/2014/20150127_01.html
●同じくJICAは、筑波大学とチュニジアでの活動における連携強化の覚書を締結しました。http://www.jica.go.jp/press/2014/20150120_01.html
●国際協力銀行(JBIC)は、インドネシア政府との間で財務政策対話の枠組みのもと、世界経済並びにインドネシアのマクロ経済政策に関する作業部会会合を開催しました。http://www.jbic.go.jp/ja/information/topics/topics-2014/0128-34504
●ガーナにおいて、西アフリカ諸国大使会議が開催され、エボラ出血熱流行に関する日本の対応に関して、今後取り組むべき課題について提言が取りまとめられました。http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_001692.html
●アラブ首長国連邦において、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)第5回総会が開催されました。日本は、今次総会の議長国をつとめました。http://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/es/page24_000393.html
●日本は、パプアニューギニアのブーゲンビル自治州における女性の能力強化を支援するため、草の根・人間の安全保障無償資金協力を実施することを決定しました(日米協力としての女性の安全保障及びエンパワーメントの促進案件)。http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_001680.html
●外務省非常勤職員(広報文化外交戦略課広聴室、国際法調査員、草の根文化無償資金協力専門員、WTO紛争解決調査員、経済協力専門員、ODA評価室経済協力専門員、EU経済連携協定EPA専門員、保健担当臨床心理士等、ハーグ条約調査員、経済連携協定EPA専門員)を募集しています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/kikan/index.html
●12月21日に開催された第2回インドワークショップ(テーマ「双日のインドにおける活動概況と課題」)の議事録が財務省のHPで公開されています。http://www.mof.go.jp/pri/research/conference/zk103.htm
●財務総合政策研究所は、ミャンマー財務省と、ミャンマーにおける資本市場育成を目的として、証券取引法令の策定及び関連する人材育成支援への協力に関する覚書に署名しました。http://www.mof.go.jp/pri/international_exchange/technical_cooperation/myanmar201501.htm
●「時評」(2014年10月号、11月号、2015年1月号)において、「集中連載:新たな時代のODA」が特集されています。http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/annai/60th/index.html#60th_info
●2月7・8日の両日、大阪市内で関西最大の国際協力イベント「ワン・ワールド・フェスティバル」が開催されます
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_001677.html
● 2月23日東京に於いて、国際協力NGOセンター(JANIC)主催で開催予定の「NGO×企業連携シンポジウム ~社会を巻き込むチカラ~」の参加者を募集しています。http://www.janic.org/event/ngo_82.php
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– バイ・ドナー関連
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● USAIDは、2020年までに3億人の子供への予防接種を行うために10億ドルの拠出を表明しました。
●
同じくUSAIDは、南スーダンにおいて10,500人の子供に基礎教育を提供するための新教育プロジェクト(学校建設及び教員採用・養成)を発表しました。
●ミレニアム挑戦公社(MCC: Millennium Challenge Corporation)は、創立10年を記念して、これまでの成果に係る特設サイトを公開しています。
http://www.mcc.gov/pages/about/ten
●カナダ外務省は、世界経済フォーラムと連携して、ASEAN諸国での食糧保障に係るPPP支援を表明しました。
http://www.international.gc.ca/media/dev/news-communiques/2015/01/23b.aspx?lang=eng
●同じくカナダ外務省は、ウクライナにおける民主的改革及び民間主導の持続的な経済成長支援を表明しました。
http://www.international.gc.ca/media/dev/news-communiques/2015/01/26B.aspx?lang=eng
●英国議会の国際開発委員会から、英国の国際協力の今後についてのレポートが発表されました。独立した省庁としての役割を果たすためには、DFIDは政府の政策、特に安全保障政策についてより強い影響力を持つ必要があるとしています。
http://www.publications.parliament.uk/pa/cm201415/cmselect/cmintdev/663/66302.htm
●1月18〜21日、ロンドンで開催された世界教育フォーラムでの講演やディスカッションの内容が公開されています。DFIDのウェブサイトでは、グリーニング国際開発相のスピーチ内容が公開されています。
https://www.gov.uk/government/speeches/justine-greening-education-world-forum
●フランス政府とビル&メリンダ・ゲイツ財団は、サヘル地域におけるワクチン普及を目的とした1億ユーロのイニシアティブを発表しました。
http://www.afd.fr/lang/en/home/presse-afd/communiques?actuCtnId=124658
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– 国際機関関連 –
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●国連潘事務総長、ダボス経済フォーラムに出席し、世界の指導者たちに対し、気候、開発、ジェンダー、平等などに注力し続けるよう訴えました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=49884
●国連人道問題担当事務次長補は、安保理でシリア情勢に関する報告を行い、同国の人道状況に対応するため、人道諸機関に対する一層の資金提供が緊急に必要とされると指摘しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=49934
●国際労働機関(ILO)は、「World Employment and Social Outlook – Trends 2015」を発表しました。
http://www.ilo.org/global/about-the-ilo/newsroom/news/WCMS_339104/lang–en/index.htm
●世界保健機関(WHO)は、執行理事会で、エボラ出血熱などの感染拡大に適切に対処できるよう、緊急対応基金の創設を求める決議案を採択しました。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM26H0K_W5A120C1EAF000/
●国連開発報告(UNDP)は、アジア太平洋地域の開発に関する報告書「Achieving Development Results in Asia and the Pacific」を発表しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=49908
●ユニセフは「The Investment Case
for Education and Equity」を発表し、貧困層出身と最裕福層出身の子供たちの教育公共投資に大きな差がでると論じています。
http://www.unicef.org/media/media_78743.html
●国際通貨基金(IMF)は、オンラインの経済データを無料で一般に公開しています。
http://www.imf.org/external/japanese/pubs/ft/survey/so/2015/new012615aj.pdf
●同じくIMFは、マクロ経済や財政分野の研究者を支援するIMF Fellowship Programの応募を受け付けています(2月28日締切)。
http://www.imf.org/external/np/res/fellowship/index.htm
●アジア開発銀行は、モンゴルとの間で、同国の森林泥炭地に関して、日本の貧困削減基金を通じて240万ドルの贈与を締結しました。
http://www.adb.org/news/new-country-partnership-targets-support-inclusive-and-sustainable-growth
●米州開発銀行とドイツは今後の協力関係維持に関して合意文書を締結しました。
http://www.iadb.org/en/news/news-releases/2015-01-20/idb-and-germany-renew-partnership,11054.html
●同じく米州開発銀行は、次期年次総会を3月26日‐29日に韓国で開催予定です。
●アフリカ開発銀行が主催となり、全アフリカハブのための持続的なエネルギーに関する会議が開催されました。
●世界銀行は、報告書「East Asia's
Changing Urban Landscape: Measuring a Decade of Spatial Growth」を出版し、東アジアの都市化に関するデータを発表しました。
●世界銀行グループが、28歳までの若手を対象とした新しい採用プログラムの職員募集を開始しました。
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– シンクタンク・NGO関連 –
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●
ウッドロウ・ウィルソン・センターは、1月20日に行われたセミナー”A Year of Crisis:
The Middle East in 2015”の様子を公開しています。
http://www.wilsoncenter.org/event/year-crisis-the-middle-east-2015
●同じくウッドロウ・ウィルソン・センターは、1月26日に行われたセミナー”Urban Opportunities: Perspectives on Climate
Change, Resilience, and Inclusion”の様子を公開しています。
●同じくウッドロウ・ウィルソン・センターは、1月26日に行われたセミナー”Inequality in a
Lower Growth Latin America”の様子や当日の配布資料を公開しています。
http://www.wilsoncenter.org/event/inequality-lower-growth-latin-america
●
フリーダムハウスは、各国の民主主義に係る年次報告書Freedom in the World 2015を発表し、9年連続で世界における自由が低下したとしています。世界で最も自由度の低い諸国は、中央アフリカ共和国、赤道ギニア、エリトリア、北朝鮮、サウジアラビア、ソマリア、スーダン、シリア、トルクメニスタン、ウズベキスタンとされています。特に、シリアは過去10年でどの国も記録したことのない最低スコアを記録しました。
https://www.freedomhouse.org/report/freedom-world/freedom-world-2015
●トランスペアレンシー・インターナショナルは、人道援助に特有の汚職リスク診断及び軽減のためのハンドブック”Preventing Corruption in Humanitarian
Operations”を公開しています。
http://www.transparency.org/whatwedo/publication/preventing_corruption_in_humanitarian_operations
●Center for Global Development (CGD)は、MCCの創立以来10年間の成果につき分析しています。
http://www.cgdev.org/blog/cgds-new-mcc-10-series-how-first-decade-stacked-and-what-should-come-next
●英シンクタンクODIは、サブサハラ・アフリカ地域の政府が発行するソブリン債のリスクを分析したペーパーを発表しました。
http://www.odi.org/publications/9205-sub-saharan-africa-international-sovereign-bonds
●同じくODIは、2月4日、"Financing
for sustainable development"をテーマにイベントを主催します。イベントはODIのウェブサイトで生中継されます。
http://www.odi.org/events/4089-financing-sustainable-development
●British
Overseas NGOs for Development (BOND) は、EUの予算 (2014-2020) と、それが国際協力に与える影響を分析したレポートを発表しました。
http://www.bond.org.uk/news.php/430/eu-budget-report
●英サセックス大学で開催された、英国の国際開発政策の行方をテーマにしたイベントの記録が公開されています。
http://www.ids.ac.uk/events/a-vision-for-international-development-in-2015-and-beyond
●国境なき医師団は、シエラレオネ、リベリア、ギニアで運営している治療センターにおけるエボラ出血熱の新規発症例は減少傾向にあるとしつつも、油断は禁物と警告しています。
http://www.msf.or.jp/news/detail/headline_1979.html
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【2】ワシントンDC開発フォーラム:
(1)第32回ワークショップ「アジアにおけるPPPの現状と展望:インフラ投資を可能にする制度構築」開催のお知らせ
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(1)第32回ワークショップ:2月12日(木)「アジアにおけるPPPの現状と展望:インフラ投資を可能にする制度構築」
ワシントンDC開発フォーラムでは2月12日(木)に第32回ワークショップ「アジアにおけるPPPの現状と展望:インフラ投資を可能にする制度構築」をワシントンDCにて開催します。
参加ご希望の方は、下記の詳細をよくご確認の上、下記URLの登録フォームよりご登録ください。会場準備等の都合により、2月10日(火)までにご登録いただきますようお願い申し上げます。
https://docs.google.com/forms/d/1ImftZzEVga1skWKDz0JpnAggvqvna2E0H8MwnqW1j4g/viewform?usp=send_form
ご不明の点は (dev.forum.workshop@gmail.com)までお問い合わせ下さい。
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Website: http://www.devforum.jp
Facebook: http://on.fb.me/rtR9Le
Twitter: https://twitter.com/DC_dev_forum
:::::::::::::::ワークショップ詳細:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
DC開発フォーラムでは、平日の夜を利用して、途上国の開発に関わる20代・30代の若手を中心にプレゼンと自由な議論を行い、知識を深めるとともに何らかの行動に結び付けていくことを狙いとしたワークショップを開催しています。(過去の議事録はhttp://www.devforum.jp/workshop-listをご覧ください)
第32回となる今回は、「アジアにおけるPPPの現状と展望:インフラ投資を可能にする制度構築」をテーマに、世界銀行Public-Private Infrastructure
Advisory Facility (PPIAF)でインフラ担当官として活躍されている常盤のぞみさんをプレゼンターにお迎えし、現在従事されているアジアにおけるPPP (Public Private Partnership :官民連携)を活用したインフラプロジェクト支援業務と世界銀行グループの取り組みについて話をしていただき、参加者のみなさんとディスカッションしていきたいと思います。
【テーマ】アジアにおけるPPPの現状と展望:インフラ投資を可能にする制度構築」
この数年アジアにおいて、フィリピン、インドネシア、ミャンマー、ベトナムといったASEAN諸国を中心にPPP方式によるインフラ整備が注目を集めています。2010~2020年の11年間におけるアジアのインフラ整備需要として約8兆ドルが必要といわれていますが、これらの旺盛な需要を限りある公的資金のみで賄うことは難しく、この資金ギャップを埋めるため民間投資を活用するPPPが期待されています。そのため各国政府は自助努力や援助機関からの支援を元に関連法整備や案件開拓に力を入れているものの、まだ成功案件は多くないのが現状です。成功案件を得るべく、今後どのようにアジアのPPPは進められていくべきなのでしょうか。今回のプレゼンテーションでは現政権主導により積極的にPPPプログラムを実施しているフィリピンをケースとして、マニラ・ライトレール1号線PPP事業に焦点を当てて、インフラ投資を可能にする制度構築のあり方と今後の課題を紹介します。
【略歴】
常盤 のぞみ(ときわ のぞみ)
世界銀行 Public Private Partnerships Cross
Cutting Solutions Area, Public-Private Infrastructure Advisory Facility (PPIAF) インフラ専門官
東アジア・大洋州地域におけるインフラPPP(官民連携)プロジェクト支援業務を担当。主に各国政府に対してインフラセクター向け民間投資促進を目的とした政策立案、調査業務、技術移転といった技術協力案件に従事。金融機関における企業向け融資業務、国際協力機構(JICA)海外投融資課におけるPPPインフラ事業支援業務を経て、2011年世界銀行入行。持続可能な開発局・都市経済金融部にて地方自治体向けファイナンスを担当した後、2012年より現職。イギリスマンチェスター大学にて開発金融修士取得。
【日時】
2月12日(木) 18:30-19:45
ワークショップ終了後、世銀会議室内でスナックを用意して交流の機会を提供する予定です。参加される方からは、当日、実費一人当たり2ドル程度を申し受ける予定です。詳しくは登録者に当日までに送付される会場案内をご覧ください。
【会場】
世界銀行本部
The World Bank, 1818 H Street, NW
Washington DC 20433
入館方法や会議室の詳細などは、参加登録者に送付される会場案内にてお知らせ致します。会場案内をよくご確認の上ご来場ください。
【参加登録】
参加ご希望の方は、下記登録フォームより2月10日(火)までに必ず参加登録をお願い致します。
https://docs.google.com/forms/d/1ImftZzEVga1skWKDz0JpnAggvqvna2E0H8MwnqW1j4g/viewform?usp=send_form
登録にご不明の点がある場合、または、当日朝までに会場案内のメールが届かない場合は、ワークショップ担当 (dev.forum.workshop@gmail.com)まで、ご連絡ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
DC開発フォーラムWebsite情報更新のお知らせ
(ワシントンDC開発フォーラム: 荘所)
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【3】国連フォーラム
国連職員NOW!国連ソマリア支援ミッション 水田愼一さん
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国連職員の生の声をインタビュー形式でお伝えする「国連職員NOW!」第159回では、国連ソマリア支援ミッションの水田愼一さんにお話を伺いました。高校時代に起こったベルリンの壁崩壊をきっかけに「世界中の戦争をなくすこと」で人のためになりたい、という想いを強くしたと語る水田さん。以来、紛争に関する業務に手を挙げ続け、現在は自らの希望で紛争地にて平和構築の専門家として大活躍。爽やかな笑顔からは想像もつかない紛争地での厳しい業務に、情熱を持って向き合い続ける姿は国連での平和構築の道を目指す人に勇気を与える存在ではないでしょうか。
http://www.unforum.org/unstaff/159.html
http://www.unforum.org/index.html
(国連フォーラム:大槻佑子)
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【4】 GRIPS開発フォーラム
(1)第18回エチオピア出張報告
(2)エチオピア投資情報キット更新のお知らせ(2015年2月版掲載)
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(1)第18回エチオピア出張報告
GRIPS開発フォーラムの大野健一と大野泉は、JICAチームと共2015年1月11日~17日までエチオピアを訪問し、産業政策対話第2フェーズの第7回ハイレベルフォーラム(HLF)を実施しました。 HLFでは、①エチオピアの次期5ヵ年計画(GTP2)の産業政策に関わる部分の起草状況と日本側の提言の反映状況を確認するとともに、②アジアにおける日系工業団地・デベロッパーの経験等を紹介しました。これは、日系企業誘致を強く望み、そのために日系専用エリアを用意してもよいとのエチオピア政府の提案をうけたものです。また、ティグライ州メケレも訪問し、JICA支援開始前からカイゼンを導入している地場企業を視察しました。出張報告書をぜひご一読ください。
第18回エチオピア出張報告書http://www.grips.ac.jp/forum/af-growth/support_ethiopia/document/2015.01_ET/WEB_ETreport18.pdf
第7回ハイレベルフォーラムの詳細http://www.grips.ac.jp/forum/af-growth/support_ethiopia/support_ethiopia2_phase2.htm
(2)エチオピア投資情報キット更新のお知らせ
本年1月のエチオピア出張で得た情報をもとに、エチオピア投資情報キットの日本語版を更新しました(2015年2月版掲載)。英語版も作成しましたので、ぜひご活用ください。
エチオピア投資情報キット(2015年2月版)http://www.grips.ac.jp/forum/pdf14/ethiopia19J.pdf(日本語版)http://www.grips.ac.jp/forum/pdf14/ethiopia19E.pdf(英語版)
GRIPS開発フォーラム・飯塚
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【5】ワシントンDC開発フォーラム便り:
タイトル: 「ヒントやきっかけをつかむ機会を活用してください」
執筆: 大森 功一
(世界銀行東京事務所広報担当官)
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昨年5月に世界銀行南アジア地域担当副総裁特別補佐官から、古巣の東京事務所広報担当官の立場に戻ってきました。4年半ぶりに東京で広報・対外関係業務を担当することになり、大学の学部時代よりも長い4年半、不在にした間に出てきた新たな状況、たとえば広報におけるソーシャル・メディアの浸透、企業を中心に日本におけるアフリカへの関心の高まりなど、目を見張るものも多く、刺激的な毎日が続いています。
まだ新しいイニシアティヴを立ち上げるような段階には至っていませんが、今回はぜひ、世界銀行開発経済総局(DEC)のリサーチ・エコノミストたちによる分析・研究成果をご紹介するセミナーシリーズを開始したことをご紹介させてください。これまで日本では、主要報告書のプレスリリースの紹介やセミナー開催などの機会はありましたが、1~2ヶ月に1度位の頻度でセミナーを継続的に開催できていませんでした。また、報告書作成や様々な分析・研究に日本からの研究者にご参加いただくことはあっても、それらを体系的に紹介できていませんでした。
そこで、昨年10月から12月にかけて、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ、南アジア経済状況、貧困・繁栄の共有の測定、開発インパクト評価をそれぞれテーマとしたセミナーを東京で開催し、うち3回には日本の研究者にもコメンテイターとしてご登壇いただきました。今週2月4日(水)には、昨年12月に発表されたばかりの「世界開発報告(WDR)2015:心・社会・行動」を取り上げるセミナーを国際協力機構(JICA)と共催する予定です(以下のサイトから、セミナーの様子をウェブストリーミングで視聴できます。日本時間午前10時からで、後日録画も掲載します)。今後このシリーズは可能な限り、会場にお越しになれない方々のために、ウェブストリーミングを行う予定です。
このような取り組みを長々とご紹介したのは、個人的な思いがひとつあるからです。もちろん、こうしたセミナーなどがきっかけとなって、日本の大学の先生方と世界銀行のリサーチエコノミストの連携が進むことに期待しています。しかし、それに加えて、日本の大学生や大学院生の皆様にこのような機会を積極的にご活用いただきたいのです。世銀のエコノミストがスピーカーとなって展開する最新の研究成果、それに対して日本の研究者がコメンテイターとして鋭く切り込み、議論が展開されていく様子、そして彼らと直接話したりやりとりする機会のなかに、ちょうど学生時代の私たちも似たような経路を経てきたように、皆様ご自身の将来に向けた何らかのヒントや、キャリアの次の展開へのきっかけをつかんでいただけたらと思うのです。
こうしたセミナーの開催情報は、ワシントンDC開発フォーラムのニュースや、世界銀行東京事務所のe-Newsやウェブサイトで入手できます。そのようなセミナーの場にいらしたら、ぜひお声をかけてください。皆様にお目にかかるのを楽しみにしています。
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ワシントンDC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
「メーリングリスト(devforum)」
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ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムの開催する勉強会等のイベント関連情報 (案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加え、グローバルな途上国の開発関連情報と日本の取り組みに関する最新の情報を、「DC開発フォーラム 情報サービスメールマガジンDev-info」として、電子メールにて隔週で配信しています。
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また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の他、より広くグローバルな開発戦略と日本の関わりに関する 意見交換や情報交換を行うために、「ワシントンDC開発フォーラム・メーリングリスト(devforum)」を運営しています。参加をご希望の方は、下記リンクのフォームより参加申請を行ってください。
https://docs.google.com/forms/d/1FOHL-u1NrbvWbKG7CqWd2arqBpQhH5O8O-7LXFjmf1c/viewform
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編集担当:小林隼人/荘所真理/表将幸
発行:ワシントンDC開発フォーラム
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twitterアカウント: @DC_dev_forum
2015年2月3日発行