2011年4月26日号(「世界開発報告(WDR)2011:紛 争・安全保障・開発」、他)

2011年4月26日発行
                            http://www.devforum.jp/
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    ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス

          −(dev-info)−

    皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】  開発フォーラム新着情報チェック:
    
   「第83回世銀・IMF合同開発委員会」
  「2010年版政府開発援助(ODA)白書」
「ミレニアム開発目標(MDGs)フォローアップ会合」
     「世界開発報告(WDR)2011:紛争・安全保障・開発」、他

【2】  DC開発フォーラムBBLのご案内:
     「2011年IMF世銀春総会の評価と今後の課題」4月28日(木)

【3】  国連フォーラム
「国連職員NOW!」
UNFPAアジア太平洋地域事務所長 堀部伸子さん
国連事務局・PKO局 緒方亜紀さん

【4】 FASID 国際開発研究センター最新情報:
    「第15回大来賞募集開始!」

【5】  GRIPS開発フォーラム:
    台湾の産業戦略策定:台湾出張報告書掲載のお知らせ
    品質・生産性向上の制度化:ブルキナファソ調査報告書掲載のお知らせ
    開発リーダープログラム会議(ドイツ・フランクフルト)の概要掲載のお知らせ

【6】  イギリス通信 -英国開発学勉強会(IDDP)-
    ウェブサイト更新

【7】  東京発〜世界銀行からのお知らせ
「ekilooto of Uganda 〜HIVと共に生まれる〜」
エイズ孤児支援NGO・PLAS、世界銀行情報センター(PIC東京)共催 写真展

[編集後記]      「電子書籍」

今回は、BBL担当の江尻 由美さんに書いていただきました。

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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください。

┏━━━━━━━━━━━┓
-日本関連-
┗━━━━━━━━━━━┛

● 6月2日-3日,東京において,ミレニアム開発目標(MDGs)フォローアップ会合が開催されます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/23/4/0426_02.html

● 2010年版 政府開発援助(ODA)白書「日本の国際協力」が発表されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/hakusyo/10_hakusho/index.html

● 外務省より、政府開発援助(ODA)国別データブック2010が発表されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/kuni/10_databook/index.html

● 外務省より「我が国ボランティア事業のあり方(案)」についての意見が募集されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/annai/volunteer_ikenboshu.html

● 2011年4月14-15日、ワシントンDCにて開催された第83回
世銀・IMF合同開発委員会における日本国ステートメントが
公表されています。
(英文)http://www.mof.go.jp/english/international_policy/imf/ibrd/wb_imf_110416st.pdf
(和文)http://www.mof.go.jp/international_policy/imf/statement/ibrd/wb_imf_230416st.htm

● 外務省より、2011年度(平成23年度)JPO派遣
候補者選考試験の募集要綱が発表されています。
http://www.mofa-irc.go.jp/boshu/jpo_haken_boshuyoko2011.htm

┏━━━━━━━━━━━┓
-バイ・ドナー関連-
┗━━━━━━━━━━━┛

● DFIDから、緊急人道支援についての提言が発表されています。
Ashdown Review: http://www.dfid.gov.uk/emergency-response-review 

● 欧州委員会から、援助ファイナンスのアカウンタビリティについての報告書が発表されています。
Enhancing EU Accountability on Financing for Development: towards the EU Official Development Assistance Peer Review – Annual Report 2011:
http://ec.europa.eu/europeaid/how/accountability/eu-annual-accountability-reports/index_en.htm

● AFDが今後10年のフランスの援助戦略を発表しました。
Development Cooperation: a French Vision: http://www.afd.fr/jahia/Jahia/lang/en/home/presse-afd/communiques?cache=bypass&actuCtnId=57105

┏━━━━━━━━━━━┓
-マルチ・ドナー関連-
┗━━━━━━━━━━━┛

● 2011年4月14-15日、ワシントンDCにてIMF世界銀行春
総会が開催されました。
http://www.imf.org/external/spring/2011/index.htm

● 2011年4月14-15日、ワシントンDCにて開催された、20
か国財務大臣・中央銀行総裁会議声明が発表されています。
(英文)http://www.mof.go.jp/english/international_policy/convention/g20/g20_110415.htm
(和文仮訳) http://www.mof.go.jp/international_policy/convention/g20/g20_230415.htm 

● 2011年4月14-15日、ワシントンDCにて開催された第83回
世銀・IMF合同開発委員会のコミュニケが公表されています。
(英文)http://www.mof.go.jp/english/international_policy/imf/ibrd/wb_imf_110416c.pdf
(和文)http://www.mof.go.jp/international_policy/imf/statement/ibrd/wb_imf_230416c.htm

● 4月25日は「2001年マラリアの日」でした。
http://www.rollbackmalaria.org/worldmalariaday/

● 世界銀行よりGlobal Monitoring Report 2011「Improving the Odds of Achieving the MDGs」が発表され
ています。
http://go.worldbank.org/SUEMHZMEW0

● 同じく世界銀行より「世界開発報告(WDR)2011:紛争・安全保障・開発」が発表されています。
http://go.worldbank.org/ARF0S2R6G0

● 3月25日−28日、カルガリーにて、米州開発銀行年次会合が開催されました。
http://events.iadb.org/calendar/eventDetail.aspx?lang=en&id=1793

● 5月3日−6日、ハノイにてアジア開発銀行年次会合が開催されます。
http://www.adb.org/AnnualMeeting/2011/

● 5月10日、在東京国連大学本部にてUN-ESCAPによる報
告書発表、「アジア太平洋経済社会調査2011」が開催されます。
http://unic.or.jp/unic/single_event/2176/

┏━━━━━━━━━━━┓
-シンクタンク関連-
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● 英王立国際問題研究所(チャタムハウス)で行われた、
イリナ・ボコヴァUNESCO事務局長の講演記録が公開されています。
Global Governance for the 21st Century: A UNESCO Perspective: http://www.chathamhouse.org.uk/publications/papers/view/-/id/1045/

● 米国シンクタンクCenter for Global Development (CGD)
のブログに「Can the World Bank Pay for Results or
Will Critics Make It Impose Condition」が新しくポスト
されています。
http://blogs.cgdev.org/globaldevelopment/2011/04/can-the-world-bank-pay-for-results-or-will-critics-make-it-impose-conditions.php?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+cgdev%2Fglobaldevelopment+%28Global+Development%3A+Views+from+the+Center%29

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【2】  DC開発フォーラムBBLのご案内:
   「2011年IMF世銀春総会の評価と今後の課題」4月28日(木)
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ワシントンDCには、多数の経済協力関係者が、政府、実施機関、
世銀グループ・米州開銀・IMF、企業、NGO、シンクタンク・大学、
メディア等で実務や研究に携わっています。その情報・知見を
活かして個人の資格で由かつ率直な議論を行い開発戦略に関する
政策論議を深める(かつ出席者間の親睦を深める)とともに、
記録を世界各地の関係者に発信して現実の政策立案・ 実施に反映
させるために、ブラウンバッグランチを開催しています。標記の
テーマについては次の要領で開催しますので、ご関心とお時間の
ある方は是非お気軽に参加いただければ幸いです。

1.日時: 4月28日(木)午後12時30分より
2.場所: JICA国事務所・会議室
      1776 Eye Street, N.W. Suite 895,
       Washington, DC
      Tel: 202-293-2334
3.テーマ: 「2011年IMF世銀春総会の評価と今後の課題」
4.キックオフ: 高村泰夫氏(世界銀行日本理事室理事代理)
          野村宗成氏(IMF日本理事室審議役)
5.次第: 12:15頃から 食事(各自持参)、適宜自己紹介
      12:30頃から キックオフ
       13:15頃から 自由討議(14:00終了)
6.趣旨:  4月14−16日、ワシントンDCにて開催された
 春総会のハイライトについてお話いただき、そ後
 参加者のみなさまと今後の課題について意見交換
 したいと思います。

参加ご希望の方は、4月27日(水)午後5時までに、BBL担当江尻
(yejiri@worldbank.org)まで、お名前(漢字フルネーム)とご所属先を
ご連絡下さい。

【JICA米国事務所ビル管理方針に伴うお願い】

JICA事務所では、予めビルのフロントに対して来客予定者リスト
を提出し、その上で来客者はフロントの係員にエスコートをして
もらうことが必要となります(エレベーターを動かすためには、
指定のカードキーが必要なため。)

以上を踏まえて、皆様には次についてお願いいたします。

1.事前登録を必ず行ってください。
2.事前登録なしに参加する場合は、11:30までに事務所に連絡を
入れてください。(事務所代表電話番号:202-293-2334)
3.上記を行われた方は、フロントに申し出てください。遅れてこら
れた方の場合は、フロントを通じて事務所にご連絡いただくこともあります
(フロントの係員がエスコートすることもございます)。 念のため、身分証明書
をお持ちください。
4.上記を行われていない方は、フロントを通じて事務所に ご連絡ください。
フロントにインターンがいる場合にE3、申し出てください。

どうぞご協力お願い申し上げます。

(BBL担当: 江尻由美)

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【3】  国連フォーラム
「国連職員NOW!」
UNFPAアジア太平洋地域事務所長 堀部伸子さん
国連事務局・PKO局 緒方亜紀さん
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●国連職員の方々の生の姿をインタビュー形式で
お伝えする「国連職員NOW!」第135回では、
国連人口基金(UNFPA)アジア太平洋地域事務所長の
堀部伸子さんのご登場です。ごちゃごちゃ考えずに、
好きなように、積極的にどんどんやりたいことを
追求して前向きに進んでいくべきとおっしゃる
堀部さんのお仕事ぶりは豪快です。また、
悩んでいるあいだも頭の賃貸料は払っているのだから、
悪いことはすぐに追い出して良いことを入れていこうという
前向きなお考えを語ってくださいました。
http://www.unforum.org/unstaff/135.html

第136回では、国連事務局・PKO局にお務めの
緒方亜紀さんにお話を伺いました。約10年前に
日本語教師から紛争解決の道に転身された緒方さん。
現在のポジションに至るまでには、シエラレオネでの
平和維持・構築活動、軍縮局軍事部、後方支援部、
ごく最近はハイチの平和維持活動に出向されたりと、
活動は多岐に渡ります。
http://www.unforum.org/unstaff/136.html

(国連フォーラム担当:大槻佑子)
http://www.unforum.org/index.html

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【4】 FASID 国際開発研究センター最新情報:
   「第15回大来賞募集開始!」
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● 第15回大来賞募集開始!
「国際開発研究 大来賞」は、国際開発の分野における研究を奨励するため、
国際開発の様々な課題に関する優れた指針を示す研究図書を顕彰するもので
す。自薦他薦で応募された作品から受賞作品を選考し、受賞作品執筆者に対
しては楯と副賞(50万円)が贈られます。応募方法、応募資格など詳細は
下記関連URLをご参照ください。
【応募締切】平成23年5月20日(金)(必着)
【関連URL】http://www.fasid.or.jp/okita

(FASID担当: 服部 洋子)
http://www.fasid.or.jp

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【5】  GRIPS開発フォーラム:
  台湾の産業戦略策定:台湾出張報告書掲載のお知らせ
  品質・生産性向上の制度化:ブルキナファソ調査報告書掲載のお知らせ
  開発リーダープログラム会議(ドイツ・フランクフルト)の概要掲載のお知らせ
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○●台湾の産業戦略策定:台湾出張報告書●○

21世紀の後発国が産業を興すには、先行諸国の多様な経験を
比較分析し、自国に適した政策をつくる能力を身につけなけ
ればなりません。GRIPS開発フォーラムでは、東アジアの工
業国・新興国の産業戦略の中身とその策定・実施方法を研究
しています。昨年のシンガポール、韓国にひきつづき、今回
2011年3月21日〜25日まで、台湾の訪問調査を行いました。
是非ご一読ください。
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf11/Taiwan/report.pdf
出張報告書(英語)

○●品質・生産性向上の制度化:ブルキナファソ調査報告書●○

開発フォーラムの上江洲佐代子は、1月16日〜21日にかけ
て、ブルキナファソにおける品質・生産性向上の制度化の現
状・課題につき調査を行いました。ブルキナファソは、外部
支援によりカイゼンを導入したサブサハラアフリカ初の国で
あり、今後は、QCサークルの経験を活かしながら国家レベル
の品質政策の実施への移行を目指しています。ブルキナにお
ける20年間の経験は、他国での導入・実践においても有益な
示唆を含むものと思われます。ブルキナファソ報告書を是非
ご一読ください。

http://www.grips.ac.jp/forum/pdf11/Burkina_Report.pdf
調査報告書(日本語)

○●開発リーダープログラム会議(ドイツ・フランクフルト)●○
開発リーダープログラム(Developmental Leadership
Program)は、オーストラリアのAusAidと、ヨーク大学のレ
フトウィッチ教授が中心となり、複数の欧米ドナー・開発
NGOが参加・支援する政策志向型研究です。世銀のガバナン
ス戦略は失敗したとの認識に基づき、独裁政権の批判でも先
進国モデルの押し付けでもない、生産的な援助関与の実施要
領を模索しています。3月10日〜11日ドイツにて、第2フェー
ズに向けての戦略会議が催され、各国の研究報告および政治
的影響を前提としたドナー行動のあり方が議論されました。
GRIPS開発フォーラムは、アジアからの唯一の参加者として
議論に加わりました。議論の概要をまとめましたので是非ご
覧ください。
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf11/DLP/DLP_J2.pdf
(日本語)
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf11/DLP/DLP_E2.pdf
(英語)

(GRIPS開発フォーラム:林田篤子)
http://www.grips.ac.jp/forum/

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【6】  イギリス通信 -英国開発学勉強会(IDDP)-
    ウェブサイト更新
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IDDPでは、IDDPのウェブサイト
https://sites.google.com/site/iddpuk/iddp)にて、
「イギリス通信―開発系大学機関紹介」、「IDDP通信―フィ
ールドレポート」の情報を更新致しました。

「イギリス通信―開発系大学機関紹介」とは:
IDDPでは、IDDPのウェブサイト上で「イギリス通信」と称
し、イギリス国内の開発学系の大学機関が設けている修士コ
ース、学士コースを紹介しています。

毎年、イギリスの大学等で実際に開発系を学ぶ学生が、それ
ぞれの所属するコースの概要や授業について紹介しています。

大学のパンフレットだけでは得られない、学生の生の声や考
えを知ることができます。

今年度は7名の方に新しく執筆していただきました。昨年度
までのものも引き続き掲載しております。大学選びの際に是
非ご一読ください。

「IDDP通信―フィールドレポート」とは:

こちらも、IDDPのウェブサイト上で、イギリス国内にいる主
に留学経験者のインターンや、職務経験、国際協力や開発に
かける思い等を掲載しております。この度、新しい経験談を
ウェブ上にアップしました。

以上の2つを、IDDPのウェブサイトにて新しく掲載しています。

開発分野に興味のある方、英国留学を考えている方に興味深
い内容となっていると思いますので、是非ご覧ください。

(イギリス通信担当: 鈴木みさと)

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【7】  東京発〜世界銀行からのお知らせ
「ekilooto of Uganda 〜HIVと共に生まれる〜」
エイズ孤児支援NGO・PLAS、世界銀行情報センター(PIC東京)共催 写真展
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セミナー・イベントのご案内

「ekilooto of Uganda 〜HIVと共に生まれる〜」
エイズ孤児支援NGO・PLAS、世界銀行情報センター(PIC東京)共催 写真展

日時: 2011年4月20日(水)から5月2日(月)まで 
午後1時から午後4時30分(土日祝閉館) 入場無料
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京) 
http://go.worldbank.org/6IWNFK59C0
概要: 「ekilooto」とはウガンダの言葉で「夢」です。フォトジャーナリストの
安田菜津紀さんが2010年、ウガンダで行った取材では、HIV/エイズで親を
失い、貧困や差別、偏見、教育格差など様々な困難の中でも懸命に生きる
エイズ孤児たちと出会いました。子どもたちには、それぞれが見つけた
「夢」があります。今回の写真展では、ウガンダで生きるエイズ孤児たち
の写真を通して、HIV/エイズの状況やエイズ孤児たちの姿をお伝えします。
詳細: http://go.worldbank.org/S672JBYMO0

(世界銀行東京事務所: 開裕香子)

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編集後記        「電子書籍」
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昨年のホリデーシーズンに、ギフトとして日本語対応の電子書籍を頂きました。
アメリカではKindleを始めとして電子書籍がかなり浸透していますが、日本語
対応媒体・和書の電子ストア等は、ようやく昨年12月に本格スタートしたようです。
これは海外在住の日本語での読書好きとして、大変嬉しいニュースです。

電子書籍を数ヶ月使用してみた上での感想ですが、一番の利点はなんといっても
「スペースをとらない」こと。1冊でも何十冊でも、電子書籍媒体ひとつに収まるので、
旅行や出張には有り難い存在です。他方、改善の余地があると感じるのは、
電子市場書籍に出店される本の数と、ページめくりなどの動作技術、でしょうか。
特に前者、著作権等の問題もあってか未だかなり限定的です。

家でくつろいで読書するときは、まだハードーコピーを好んでいます。紙の触感、匂い、
ページめくりの音など、ハードコピーならではの醍醐味があります。当然、それぞれに
向き不向きがありますが、新旧のものが共存するのも良いと思いますし、
また、技術に対する「慣れ」というのも今後見込まれるのではないでしょうか。
どちらにしても、知的好奇心を満たしてくれる情報や芸術へのアクセスの簡易化は、
非常に良いことだと思います。今後、電子書籍市場がどうなっていくのか注目するところです。
(江尻)

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    DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
         「メーリングリスト(devforum)」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報
(案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加
え、グローバルな開発戦略と日本の関わりに関する主要な情
報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
(dev-info)」として、電子メールにて2週間に1回を目途
に送付しています(メルマガと同じです)。バックナンバー
はこちらです。http://groups.yahoo.co.jp/group/dev-info/

本情報サービスの配信をご希望の方は、連絡担当(
info@devforum.jp )まで電子メールアドレスをご
連絡いただくか、上記ウェブサイトの「このグループに参
加」をクリックしてご登録ください。

本情報サービスへの記事掲載をご希望の方は、上記連絡担当
まで相談いただければ幸いです。

また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の
他、より広くグローバルな開発戦略と日本の関わりに関する
意見交換や情報交換を行うために、「ワシントンDC開発フォ
ーラム・メーリングリスト(devforum)」を運営しています。
相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する
ため、本メーリングリスト参加者は氏名・所属を明らかにす
るとともに、発言者の了承がない限りメディア等での引用が
されないようご配慮いただきます。本メーリングリストへの
参加をご希望の方は、次のウェブサイトに掲載している
「devforum参加者の共通理解」に目を通していただいた上
で、上記連絡担当まで氏名・所属・電子メールアドレス・問
題関心をご連絡ください。
http://www.devforum.jp/mail/index.htm

dev-infoやdevforumをはじめ、DC開発フォーラムの活動につ
いてご意見・ご示唆等ありましたら、お気軽に上記連絡担当
(info@devforum.jp)までお寄せいただければ幸いです。
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編集担当:早川 元貴/江尻 由美/小林 隼人
編集後記:江尻 由美
発行:ワシントンDC開発フォーラム