2010年12月7日発行)
http://www.devforum.jp/
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ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
-(dev-info)-
皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック:
「南南協力ハイレベル会合」
「国際学力テスト」
「国連気候変動会議」
「世界エイズ報告書」 他
【2】 DC開発フォーラムBBLのご案内:
「日本のODA改革への提言と国際開発環境の変化」(12月13日)
「日本の国際教育協力政策・指針の過去・現在・未来(12月17日)
【3】 パリDAC通信: 第107回 50年ぶりに改訂されたDACのマンデート
【4】 GRIPS開発フォーラム:
「ODA改革: 5つの提言」英語版完成
【5】 FASID 国際開発研究センター最新情報:
「『国際開発入門コース』参加者募集のご案内」
【6】 イギリス通信―英国開発学勉強会(IDDP)
2010/2011年度第3回勉強会ご案内
【7】 東京発〜世界銀行からのお知らせ
(1) セミナー・イベントのご案内
(2) 最近の活動から
[編集後記] 「教育開発と心のつながり」
今回は、イギリス通信担当の鈴木みさとさんに書いていただきました。
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください。
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-日本関連-
┗━━━━━━━━━━━┛
●各在外公館に配属される「インフラプロジェクト専門官」の指名について発表されてます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/22/12/1201_01.html
●JICA/UNDP共催の「南南協力ハイレベル会合」の報告がされています。
http://www.jica.go.jp/topics/2010/20101207_02.html
┏━━━━━━━━━━━┓
-バイ・ドナー関連-
┗━━━━━━━━━━━┛
●デンマーク援助機構、DANIDAが、開発援助にかかわる新たな研究プログラムを立ち上げました。
http://www.danidadevforum.um.dk/en/servicemenu/News/DanishMinisterForDevelopmentCooperationSoerenPindLaunchesANewInternationalResearchProgramme.htm
●OECDから国際学力テスト「学習到達度調査」(PISA)の09年実施結果が発表されています。
http://www.oecd.org/document/12/0,3343,en_2649_201185_46623628_1_1_1_1,00.html
┏━━━━━━━━━━━┓
-マルチ・ドナー関連-
┗━━━━━━━━━━━┛
●アジ銀からAsia Economic Monitorが発表されています。
http://www.adb.org/Media/Articles/2010/13424-asia-economic-monitors/
●汚職防止に関する国際ネットワークInternational Corruption Hunters Allianceの会合が世界銀行
で開催されています。
http://go.worldbank.org/Y7P3HCB9C0
http://go.worldbank.org/NPGCIQK8L0
●コートジボアールの情勢に関して世銀・アフリカ開銀から共同声明が発表されています。
http://go.worldbank.org/ZPGEBHODE0
┏━━━━━━━━━━━┓
-国連・関連-
┗━━━━━━━━━━━┛
●「国連持続可能な開発のための教育(ESD)の10年円卓会議」が12月17日に外務省で開催されます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/22/12/1206_01.html
●国連気候変動会議がメキシコのカンクーンで開催されています。
http://cc2010.mx/en/
●世界エイズ報告書が発表されています。
http://www.unaids.org/globalreport/
┏━━━━━━━━━━━┓
-シンクタンク関連-
┗━━━━━━━━━━━┛
●米国シンクタンクCDGからSudan Debt Dynamicsが発表されています。
http://www.cgdev.org/content/publications/detail/1424644/
●同じくCDGから報告書More than Money: Impact Investing for Developmentが発表さ
れています。
http://www.cgdev.org/content/publications/detail/1424593/
●英国シンクタンクODIからSupport to political parties: a missing piece of the governance puzzleが発
表されています。
http://www.odi.org.uk/resources/details.asp?id=5143&title=political-parties-governance-politics
●国際NGO Crisis Groupからコートジボアールの情勢に関する報告書が発表されています。
http://www.crisisgroup.org/en/regions/africa/west-africa/cote-divoire/B077-cote-divoire-finally-escaping-the-crisis.aspx
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【2】 DC開発フォーラムBBLのご案内:
「日本のODA改革への提言と国際開発環境の変化」(12月13日)
「日本の国際教育協力政策・指針の過去・現在・未来(12月17日)
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●12月13日 「日本のODA改革への提言と国際開発環境の変化」
1.日時:12月13日(月)午後12時30分より
2.場所:JICA米国事務所・会議室
1776 Eye Street, N.W. Suite 895,
Washington, DC
3.テーマ: 「日本のODA改革への提言と国際開発環境の変化」
4.キックオフ:大野泉氏(政策研究大学院大学(GRIPS)国際開発戦略研究センター教授)
5.趣旨: 今、日本のODAは大きな変革期に直面しています。国際的に見れば、
90年代に世界第一位の援助大国を誇ったものの、現在は5位に転落。オバマ政権が
軍事から開発にシフトし、中国やインド等の新興国ドナーが台頭するなど世界構造
が変化する中で、日本の立つ位置が問われています。またODAの対象分野や担い手
に関しても、気候変動や脆弱国支援等のグローバルな課題が中心になり、民間企業
やNGO等のアクターの役割が大きくなってきています。
このような状況下、本年6月にまとめられた「ODA改革:5つの提言」をまと
められた「日本のODAを変える会」の発起人のお一人である大野泉先生をお招き
して、「ODA改革:5つの提言」の内容を中心に報告頂きつつ、国際開発環境の
変化・21世紀型の課題に対して主要ドナー(英・米)がどのように取り組もう
としているのかという点にも触れながら、新時代の日本のODAについて議論
したいと思います。
6.次第: 12:15頃から 食事(各自持参)、適宜自己紹介
12:30頃から キックオフ
13:00頃から 自由討議(14:00終了)
7.出席方法:会場準備等の関係上、出席をご希望される方は
12月10日(金)正午までに本フォーラムBBL担当
(江尻:yejiri@worldbank.org)へご氏名・ご所属先をご連絡ください。
●12月17日 「日本の国際教育協力政策・指針の過去・現在・未来」
1.日時:12月17日(金)午後12時30分より
2.場所:JICA米国事務所・会議室
1776 Eye Street, N.W. Suite 895,
Washington, DC
3.テーマ: 「日本の国際教育協力政策・指針の過去・現在・未来」
4.キックオフ:黒田一雄氏(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授)
5.趣旨: 1990年の「万人のための教育世界会議」以来の20年間で、日本の
教育協力は大きな進展を見せた。近年では、2002年のG8サミットにおいて
小泉首相が「成長のための基礎教育イニシアチブ」を、2010年9月のMDGs
サミットでは菅首相が「教育協力政策2011-2015」を発表し、JICAも最近
教育分野の指針「JICAの教育分野の協力−現在と未来」を作成するなど、
日本の教育協力の方向性をめぐる議論は深化しており、その結果が提示されている。
このBBLでは、日本の教育協力の歴史的展開と政策決定過程に着目して報告し、
今後の日本の教育協力のあり方を議論したい。
(参考リンク)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/af_edu/index.html
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/doukou/mdgs/shinseisaku.html
http://www.jica.go.jp/activities/issues/education/summary.html
6.次第: 12:15頃から 食事(各自持参)、適宜自己紹介
12:30頃から キックオフ
13:00頃から 自由討議(14:00終了)
7.出席方法:会場準備等の関係上、出席をご希望される方は
12月16日(木)正午までに本フォーラムBBL担当
(江尻:yejiri@worldbank.org)へご氏名・ご所属先をご連絡ください。
(BBL担当:江尻由美)
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【3】 パリDAC通信: 第107回 50年ぶりに改訂されたDACのマンデート
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DACにはその目的や活動などを定めるマンデートが設定されており,現在のものは
何と50年前の1960年に策定されたものです(注1)。これはDAC設立時に策定
されたマンデートであり,過去50年間,これは一度も改訂されていません。つまり,
DACが設立されて以来,世界の状況が大きく変わってきているのにも関わらず,
DACは変わらず同じマンデートを基に活動してきていることになります。今年,この
DACマンデートを改訂するための議論が行われ,合意に至りましたので,来年からは
新しいものが用いられることになりました。今回はこのDACマンデートの改訂について
ご紹介します。
→ 続きは以下のリンクから:
http://www.devforum.jp/paris/
http://www.devforum.jp/paris/backnumber/107.pdf
(パリDAC通信担当:上野 修平)
http://www.devforum.jp/paris/
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【4】 GRIPS開発フォーラム:
「ODA改革: 5つの提言」英語版完成
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2010年6月30日付けでとりまとめた「ODA改革:5つの提言」の英語版が完成しました。
ODA Reform: Five Recommendations―Moving into the 21st century-
“Development Cooperation (DC)”― by Multi-sectoral Task Force for
the Reform of Japanese ODA です。和文とあわせて、ぜひご一読ください。
英語版: http://www.grips.ac.jp/forum/2010/ODAMT10/ODA5E.pdf
●日本語冊子や、「ODAを変える会」の過去の会合や資料等の詳しい内容は、こちらをご覧ください。
http://www.grips.ac.jp/forum/2010/ODAMT10/oda2.htm
(GRIPS開発フォーラム: 林田篤子)
http://www.grips.ac.jp/forum/
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【5】 FASID 国際開発研究センター最新情報:
「『国際開発入門コース』参加者募集のご案内」
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このたびFASIDでは将来、国際開発協力事業に携わることを希望する実務者を
対象に、「国際開発入門コース」を実施いたします。(外務省委託事業)
国際開発の基本的な理論や知識を国内で研修し、さらに海外の活動現場を
訪問することにより、将来国際開発分野で活躍しうる人材を育成することを
目的としております。
12月中旬に募集要項を掲載致しますので、ご興味のある方はどうぞ
ご応募ください。
http://kaihatsuenjyokenshu.fasid.or.jp/nyumon.html
研修期間:平成23年1月21日から平成23年2月18日までに全9〜10回(予定)
講義時間:18時45分〜21時15分
開催場所:FASIDセミナールーム
(東京都港区赤坂7-1-16、 日本生命赤坂第二ビル1階)
地図:http://www.fasid.or.jp/map.html
応募資格:現在まで開発援助業務に携わった経験がなく、将来携わることを
希望している実務者
定 員:国内座学のみ参加 15名程
国内座学及び海外研修参加 15名
申込締切:平成23年1月7日(金)(予定)
お問合せ:(12月中旬以降)
(財)国際開発高等教育機構 事業部「国際開発入門コース」担当:安達、丸山、松崎
〒107−0052
住所 東京都港区赤坂7-1-16 日本生命赤坂第二ビル1・2F
TEL:03-6804-3503
email:nyumon2010@fasid.or.jp
—————————————————-
(FASID国際開発研究センター担当:大村玲子)
http://www.fasid.or.jp
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【6】 イギリス通信―英国開発学勉強会(IDDP)
2010/2011年度第3回勉強会ご案内
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2010/2011年度第3回勉強会ご案内
今年度第3回目となる勉強会を、12月11日(土)の昼間の時間帯に開催することに
なりましたので、以下のとおり御案内申し上げます。
今回は、佐藤寛氏をお迎えし、「開発とビジネス」をテーマにご講演いただきます。
今回は通常の勉強会前に、「日本の経験」と題したビデオ上映も予定しております。
こちらの閲覧をご希望される方は勉強会の参加登録をされます際に、登録フォームにて
お知らせください。また、勉強会終了後には講師の方を交えた懇親会を予定して
おりますので、こちらも奮ってご参加ください。
○●○●○●○●○ IDDP 第3回勉強会ご案内 ●○●○●○●○●
■テーマ: 「開発とビジネス」
■講師: 佐藤 寛 氏
サセックス大学開発研究所客員研究員(アジア経済研究所)
■参加費: 無料(勉強会運営費のご支援を歓迎いたします)
■日時: 2010年12月11日(土)
12:30 – 13:30 「日本の経験」(ビデオ上映) (会場12:00)
13:45 – 15:45 「開発とビジネス」(講師によるプレゼンテーション・質疑応答)
■会場: IoE (Institute of Education)
以下URLにある地図で、メインビルディングのあるAの建物となります。 Bedford Wayに、
ガラス張りの入り口がございます。当日、建物入り口にてスタッフが会場へご案内いたします。
http://www.ioe.ac.uk/sitehelp/1072.html
■形式: ビデオ上映、講師によるプレゼンテーション・質疑応答
■内容、講師略歴等、詳細はウェブサイトをご覧ください。:
IDDP Web https://sites.google.com/site/iddpuk/
■ お申し込み方法: 会場確保等のため、事前のお申し込みが必要です。
御参加を希望の方は2010年12月8日(水)までに下記、IDDPウェブサイトよりお申し込み下さい。
IDDP Web: https://sites.google.com/site/iddpuk/
・ 3日以内にIDDPより返信がなければ、大変お手数ですが再度ご連絡下さい。
・ 会場の関係から、御申し込みを制限させて頂く場合がございます。
御参加を希望の方はお早めの申し込みをお願いいたします。
■ 主催:英国開発学勉強会(IDDP)
(イギリス通信担当・鈴木)
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【7】 東京発〜世界銀行からのお知らせ
(1) セミナー・イベントのご案内
(2) 最近の活動から
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(1) セミナー・イベントのご案内
■ビデオ会議レクチャーシリーズ(全6回) 「世界雇用危機下のアジアの課題」:仕事の世界におけるジェンダー平等(最終回)
主催: 世界銀行 東京開発ラーニングセンター(TDLC)、国際労働機関(ILO) 駐日事務所、青山学院大学
日時: 2010年12月9日午後6時〜午後8時(最終回)
場所: 世界銀行 東京開発ラーニングセンター(TDLC)
http://www.jointokyo.org/ja/about/location
内容: 本レクチャーシリーズ最終回となる今回のILOビデオ会議
連続講座は、ILO本部 ジェンダー平等部の上級専門家
ラファエル・クロウェさんより、労働におけるジェンダー
平等についての現状や改善すべき点などについてお話いた
だきます。
言語: 英語・日本語(同時通訳あり)
詳細、参加お申込み: http://www.jointokyo.org/ja/programs/catalogue/2010_lecture_ILO
■インドの農村から世界の健康へ
アジア保健研修所(AHI)、世界銀行情報センター(PIC東京)共催、障害分野NGO連絡会(JANNET)後援コーヒーアワー
日時: 2010年12月9日(木)午後6時30分から午後8時まで
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京)
http://go.worldbank.org/6IWNFK59C0
内容: インド・アンドラプラディシュ州のディーナバンドゥー村
において、プライマリヘルスケアを実践してきたプレム・
ジョン医師より、経済のグローバル化が草の根の人びとの
健康へもたらした影響と、当事者たちの自立にむけての取
り組みについてご紹介いただきます。
言語: 英語、日本語(逐次通訳つき)、日本手話
詳細、参加お申込み: http://go.worldbank.org/1JRXXITYU0
■ 東京近くの美しく多様な生きもの達 東京、山梨、埼玉周辺の公園、川、山地などに棲む様々な動物、植物の姿
自然観察指導員東京連絡会(NACOT)/生物多様性条約市民ネットワーク、IUCN−J /世界銀行東京事務所 共催「地球いきもの会議フェア」
日時: 2010年12月13日(月)午後6時30分から午後8時まで
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京)
http://go.worldbank.org/6IWNFK59C0
内容: 「生物多様性」の話題となると世界規模の事例が多いですが、
身近にも多様な自然があります。東京近くを流れる多摩川の
代表的地形、周辺に棲む代表的な生きもの等を東京周辺を歩
き回っている自然観察指導員からご紹介いただきます。
言語: 日本語
詳細、参加お申込み: http://go.worldbank.org/1TKRCKTKR0
■東アジア大洋州地域 災害リスク管理遠隔セミナーシリーズ セッション 5:都市における洪水へのリスク管理:ダカール市とホーチミン市の経験
主催: グローバルデベロップメント ラーニングネットワーク (GDLN)、
Global Facility For Disaster Reduction And Recovery (GFDRR)
日時: 2010年12月15日午後6時〜午後9時
場所: 世界銀行 東京開発ラーニングセンター(TDLC)
http://www.jointokyo.org/ja/about/location
内容: 今回のセッションではセネガル及びベトナムでの実際の
ケースを用いて、都市における洪水や排水管理への効果
的な対策やアプローチについて共有し、問題点や課題を
気候変動から起こる影響も含めて話し合います(当日の
模様はウェブキャストでもご覧いただけます)。
言語: 英語のみ
詳細、参加お申込み: http://www.jointokyo.org/ja/programs/catalogue/drm_session_5
■―Climate Change―地球は泣いている?
JICA地球ひろば、世界銀行情報センター(PIC東京)共催トークサロン第14回
日時: 2010年12月17日(金)午後6時30分から午後8時まで
場所: JICA地球ひろば
http://www.jica.go.jp/hiroba/index.html
内容: 今、地球では何が起こっているのか?
今回は、南極研究者の視点とサハラ砂漠の現場の視点、
さらに日本の企業の視点も加え、でっかい地球を広い
視野で考えてみたいと思います。
言語: 日本語
詳細、参加お申込み:http://go.worldbank.org/4V6ED9TPL0
■ハイチから、明日へ。―ハイチ大地震の記録―
認定NPO法人難民を助ける会、世界銀行情報センター(PIC東京)共催 写真パネル展&コーヒーアワー
写真パネル展『ハイチから、明日へ。―ハイチ大地震の記録―』
日時: 2010年12月13日(月)から12月24日(金)まで
午前10時〜午後6時(土日祝閉館) 入場無料
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京)
http://go.worldbank.org/6IWNFK59C0
概要: 難民を助ける会の緊急支援チームの一員として震災後
のハイチを訪れたフォトジャーナリスト、川畑嘉文氏
の迫力ある写真(約30点)を展示し、被災地の状況と
そこに生きる人々の様子をお伝えします。
コーヒーアワー『ハイチ最新情報:駐在員が語る、ハイチの今』
日時: 2010年12月20日(月)午後6時30分〜午後8時
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京)
http://go.worldbank.org/6IWNFK59C0
内容: コーヒーアワー開催直前までハイチに滞在予定の2人
から、現場で見た最新のハイチ事情や、難民を助ける
会の支援事業についてお話しいただきます。
言語: 日本語
詳細、参加お申込み:http://go.worldbank.org/J63H1H0RQ0
(2) 最近の活動から
■11月17日、トラ・ゾウ保護基金(JTEF)、世界銀行情報センター(PIC東京)共催コーヒーアワー「絶滅の危機にあるトラを守る! それはアジアの人々のゆりかごである森林を守ること」を開催しました。
http://go.worldbank.org/73PG4U95S0
■11月24日、海外コンサルティング企業協会(ECFA)、世界銀行東京事務所共催「世界銀行ビジネスセミナー〜南アジア地域における世銀の融資計画とビジネス機会〜」を開催しました。
http://go.worldbank.org/A27DOR3MK0
■11月24日、イザベル・ゲレロ世界銀行南アジア地域担当副総裁が京都大学の学生との対話集会に参加しました。
http://go.worldbank.org/ITAPFBI4E0
■11月24日、コーヒーアワー「世界銀行の財務構造〜開発プロジェクトへの貸出資金はどのように集めるのか? 〜」を開催しました。
http://go.worldbank.org/3CVADZXGZ0
(世界銀行東京事務所: 開裕香子)
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編集後記 「教育開発と心のつながり」
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私は現在修士課程にて教育開発を専攻しています。先日、ICT技術を
教育開発にどう生かすか、という講演に参加しました。演者が例として
挙げたのは「Second Life」。私は聞いたことのある程度でしたが、演者は
それを魅力的なツールとして紹介していました。インターネットを通じた
バーチャル世界上に教育機関が存在し、物理的な距離や環境に左右されず
繰り広げられる教育。それが途上国の教育に活用出来るのではないか、
ということでした。
しかし、私はこれに否定的なイメージを抱いてしまいました。ネット環境を
整えることが途上国地域において可能なのか、その優先順位は高いの
だろうかという点以上に、私は教育も開発ももっと心を通わせる場ではないか
と感じました。ましてそれが援助になった時、地域に根ざさぬ人が、ネット技術
を通じて間接的に関わり、成果を得るなんて可能なのでしょうか。人が行動
する際に感情がかなり大きな役割を果たすと考える私にとって、実際の触れ
合いを含まぬこの技術によって生じる感情がどのようなものか、それが良い
質をもった教育になりえるのか、考え込んでしまいました。
私は頭が硬いのでしょうか。この留学が初めての海外での長期滞在になる私は、
生まれも育ちも静岡の田舎。地域コミュニティのつながりが比較的強い所で
育ちました。だからこそ、顔の見えないつながりや交流に大きな不安に感じるの
かもしれません。更には、私は実務経験皆無、新卒で大学院に進みました。
教育開発の知識は他人の知識経験を投影したものでしかほぼ得たことがありません。
故に実際の現場では援助する側、受ける側の心を通わせることなど議論の
範疇ではないのかもしれない、とも想像しています。
それでも、援助をする側、受ける側、教育に関わる教師生徒等が、それぞれの
泥臭い人間のつながり合いを経てコミュニティへの想像力、当事者意識を持つ
中で、教育の質やアクセスの向上が実現して欲しいと願ってしまいます。それを
もっと地に足をつけた形で自分もアクターとなって実現させる為にも、まだまだ
未熟な知識や足りない経験をどんどん手に入れたい、と改めて感じたレクチャー
でした。 (鈴木)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
「メーリングリスト(devforum)」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報
(案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加え、
グローバルな開発戦略と日本の関わりに関する主要な情報を、
「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス (dev-info)」
として、電子メールにて2週間に1回を目途 に送付しています
(メルマガと同じです)。バックナンバー
はこちらです。http://groups.yahoo.co.jp/group/dev-info/
本情報サービスの配信をご希望の方は、連絡担当
( info@devforum.jp )まで電子メールアドレスをご
連絡いただくか、上記ウェブサイトの「このグループに参
加」をクリックしてご登録ください。
本情報サービスへの記事掲載をご希望の方は、上記連絡担当
まで相談いただければ幸いです。
また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の
他、より広くグローバルな開発戦略と日本の関わりに関する
意見交換や情報交換を行うために、「ワシントンDC開発フォ
ーラム・メーリングリスト(devforum)」を運営しています。
相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する
ため、本メーリングリスト参加者は氏名・所属を明らかにす
るとともに、発言者の了承がない限りメディア等での引用が
されないようご配慮いただきます。本メーリングリストへの
参加をご希望の方は、次のウェブサイトに掲載している
「devforum参加者の共通理解」に目を通していただいた上
で、上記連絡担当まで氏名・所属・電子メールアドレス・問
題関心をご連絡ください。
http://www.devforum.jp/mail/index.htm
dev-infoやdevforumをはじめ、DC開発フォーラムの活動につ
いてご意見・ご示唆等ありましたら、お気軽に上記連絡担当
(info@devforum.jp)までお寄せいただければ幸いです。
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編集担当:早川元貴/江尻由美
編集後記:鈴木みさと
発行:ワシントンDC開発フォーラム