2008年8月19日発行
http://www.devforum.jp/
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ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
−(dev-info)−
皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック:
「国連による平和構築が直面する課題」
「世界水週間」
「民主化支援」
【2】 パリ通信: DACはフランスに援助審査の結果を勧告
【3】 GRIPS開発フォーラム:
アメリカ援助事情No.11
【4】 FASID 国際開発研究センター最新情報:
「Journal Express;日本、国際連帯税導入を検討 他」
「評価ワークショップのご案内」
【5】 世界銀行東京事務所よりお知らせ
[編集後記] 北京オリンピック
今週は教育ネットワークの利根川 佳子さんの担当です。
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください。
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-日本関連-
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●8月29日(金曜日)、外務省と国連開発計画(UNDP)の共催により、国連大学において「MDGsの達成を
目指して:G8北海道洞爺湖サミット及びTICAD IVのフォローアップ」が開催されます。先着100名まで公募
をおこなっています(応募締切8月28日)。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/event/sem_undp.html
●公開セミナー国連による平和構築が直面する課題:現場からの教訓と新しい取組の概要が発表され
ています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/peace_b/sem_080725.html
●三大感染症対策〜日本の取組と世界基金が発表されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol4/index.html
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-マルチ•ドナー関連-
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●アジア開発銀行から報告書Fighting Bribery in Public Procurement in Asia and the Pacificが発表さ
れています。
http://www.adb.org/Documents/Conference/Fighting-Bribery-Public-Procurement/default.asp
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-国連関連-
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●8月17日から「世界水週間」が始まっています。
http://www.worldwaterweek.org/
●国連からウェブサイトMillennium Development Goals -A Gateway to the UN System’s Work on
the MDGs が発表されています。
http://www.un.org/millenniumgoals/
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-シンクタンク関連-
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●米国シンクタンクCGDからBiofuels and the Food Price Crisis: A Survey of the Issuesが
発表されています。
http://www.cgdev.org/content/publications/detail/16499
●同じくCGDからワーキング•ペーパーThe Right Response in Latin America to Oil and Food Price
Pressures: Fight Inflation Now!が発表されています。
http://www.cgdev.org/content/publications/detail/16531
●イギリスの開発研究所、ODIからブリーフィング•ペーパーAssessing international democracy
assistance: Key lessons and challenges が発表されています。
http://www.odi.org.uk/publications/briefing/project-briefings/pb14-democracy-assistance.pdf
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【2】 パリ通信: DACはフランスに援助審査の結果を勧告
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DACはフランスの援助審査を実施し、フランスが開発援助
における先導的な役割を継続していくために必要な勧告に合
意しました。
http://www.devforum.jp/paris/
(パリDAC通信担当:吉田 徹)
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【3】 GRIPS開発フォーラム:
アメリカ援助事情No.11
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JICA米国事務所長としてワシントンに滞在中の
山本愛一郎氏より、『アメリカ援助事情』についての
現地リポートをお送りいただいています。
今回のテーマは「囚われの国週間」。この週間を記念して、
先般7月24日(木)ブッシュ大統領が演説を行いました。
1,000人以上の聴衆の中、彼が力強く語ったことについて、
また、筆者がその言葉から感じたアメリカ人全体の世界に
対する考え方について、演説会場の様子を臨場感溢れる
文章でまとめてくださっています。ぜひご一読ください。
http://www.grips.ac.jp/forum/USA/No.11.htm
(GRIPS開発フォーラム:岩橋美智子)
http://www.grips.ac.jp/forum/
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【4】 FASID 国際開発研究センター最新情報:
「Journal Express;日本、国際連帯税導入を検討 他」
「評価ワークショップのご案内」
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●Journal Express最近号のご紹介
Journal Expressは、最新の海外主要ニュースメディア・シンクタンク・雑誌情
報などを抜粋・編集した週刊国際開発情報誌(和要約付)で、2006年5月からDAKIS
(開発援助情報システム)に加わったサービスです。
今回は最近2号分の主な見出しとURLをご紹介します。
○JX 3:15 (08.8.6) http://dakis.fasid.or.jp/report/jxpdf/jx3-15.pdf
日本、国際連帯税導入を検討/アフリカの角地域の飢饉に援助より農業技術/ミ
ャ
ンマーのサイクロン被害額40億ドル/世界経済ガバナンスの現行システムの欠陥
/ドーハ最新:再び決裂/出版:OECD/DACピアレビューから得た12の教訓/ポス
「京議」最新:急増する気候変動基金の調査/NGO:新たな植民地主義の動き
○JX 3:16 (08.8.13) http://dakis.fasid.or.jp/report/jxpdf/jx3-16.pdf
補助金より現金/北朝鮮に最悪の飢餓の危機/IMFアフリカ加盟国、新興ドナー
の投資に透明性を約束/会議:デンマーク主催アフリカ委員会のテーマ別会合/
中印成長の比較にみる類似性/脆弱国家のサービス提供/加CIGIのアフリカ気候
変動調査/出版:世銀IEGの環境活動評価;UNICEFアジア太平洋子ども白書2008
●評価ワークショップのご案内
国内外から経験豊かな専門家を講師として招聘し、開発事業の評価手法と
アプローチを学ぶための5コースのワークショップを開催します。
みなさまの積極的な参加をお待ちしております。
【日程】 10月2日(木)〜12日12日(日)(各コース1〜3日間)
【場所】 国際開発高等教育機構(九段下)(http://www.fasid.or.jp/map.html
)
【応募締切】 平成20年9月9日(火)
【問い合せ】 TEL: 03-5226-0305/0306 Email:evaluators20@fasid.or.jp
【関連URL】 www.fasid.or.jp/kenshu/hyoka/index.html
(FASID国際開発研究センター担当:土岐啓道)
http://www.fasid.or.jp
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【5】 世界銀行東京事務所よりお知らせ
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ろう運動の南南協力〜ケニアからモンゴルに伝えること
障害分野NGO連絡会(JANNET)、日本財団、世界銀行情報センター(PIC東京)共催シリー
ズ第14回
日時: 8月20日(水) 午後6時30分〜8時、
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京) http://www.worldbank.org/ptokyo
内容: 米ギャローデット大学の世界ろう者リーダーシップ(WDL)プログラムで米国
に留学した
経験をもつケニア人ろう者のニクソン・カリキさんが、モンゴルのろう運動を支援
する
活動を通じて見えてきたことをお話しします。
言語: 日本語、日本手話、アメリカ手話、参加無料(コーヒー付き)
詳細、参加申込み: http://go.worldbank.org/OQOVUD4YZ0
地雷や不発弾の被害に遭わないために〜アフリカ、アフガニスタンでの活動から
難民を助ける会、世界銀行情報センター(PIC東京)共催
日時: パネル展 9月1日(月)〜9月12日(金) 午前10時〜午後6時 土日閉館
コーヒーアワー 9月11日(木) 午後6時30分〜8時
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京) http://www.worldbank.org/ptokyo
内容: 対人地雷禁止条約が発効してからちょうど10年。世界の68カ国で新たな
地雷被害者が報告されています。地雷被害者がうまれてしまう生活環境、
どうしたらそのような地域に暮らしながらも地雷や不発弾から身を守れるかを
教える活動を紹介します。
言語: 日本語、日本手話、参加無料(コーヒー付き)
詳細、コーヒーアワー参加申込み: http://go.worldbank.org/YZ1VDAHNT0
(世銀東京事務所: 大森功一)
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編集後記 北京オリンピック
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今、日本では北京オリンピック一色だ。
時差が短いため、ライブで見られるし、
報道によれば燃油サーチャージやガソリン高によって、お盆の間も家で過ごす人
が多いらしいので、オリンピックを見ている人たちが多いのではないだ
ろうか。かく言う私も、お茶の間でオリンピックを楽しんでいる国民の一人であ
る。
204カ国と地域が参加している今回のオリンピック。
以下のページでメダル獲得数を確認できるが、現在のトップは金メダル獲得数で、
中国、アメリカ、イギリスとなっている(8月19日0時時点)。
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2008/record/me.htm
やはり目立つのは大国だ。
しかしながら、サブサハラアフリカの国を見ていると
メダルを獲得している国が、ケニア、エチオピア、ジンバブ
エ、トーゴ、ジンバブエ、カメルーン、南アフリカの7カ国と意外に多い。エチ
オピアとケニアは金メダルを2個獲得している。
トレーニングの設備やトレーニングウェア等を充実させることができない途上国
国にとって、世界大会での競争は不利だと思っていたが、種目によってはかなり
好成績を残している。
さらに、このような世界規模でのスポーツの大会が途上国でも子供たちを始めと
する多くの国民にとって希望を生んでいることも確かだ。
私はエチオピアに住んでいたことがあるのだが、エチオピアでは陸上やサッカー
が大人気で、世界大会があるとテレビのあるところに大勢の人々が集まってスポー
ツ観戦をしていた。
オリンピックでメダルを獲得した陸上選手は、国の英雄、子供たちのヒーローで
ある。エチオピアのユニセフ親善大使はいつも陸上選手だった。
今回1万メートルで金メダルを獲得したティルネッシ選手とケネニサ選手は新た
なエチオピアの希望となるだろう。 (利根川)
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「メーリングリスト(devforum)」
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え、グローバルな開発戦略と日本の関わりに関する主要な情
報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
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相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する
ため、本メーリングリスト参加者は氏名・所属を明らかにす
るとともに、発言者の了承がない限りメディア等での引用が
されないようご配慮いただきます。本メーリングリストへの
参加をご希望の方は、次のウェブサイトに掲載している
「devforum参加者の共通理解」に目を通していただいた上
で、上記連絡担当まで氏名・所属・電子メールアドレス・問
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編集担当:早川 元貴/江尻 由美
編集後記:利根川 佳子
発行:ワシントンDC開発フォーラム