2007年11月13日発行
http://www.devforum.jp/
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ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
−(dev-info)−
皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック:
「東アジア・フォーラム」
「世銀 Logistics Performance Index (LPI)」
「世銀報告書Finance for All? Policies and Pitfalls in Expanding Access」
「国連MDGモニター」他
【2】 DC開発フォーラムBBLのご案内: 11月14日(水)
「援助協調と世銀:日本への問いかけ」
【3】 第2回YPGPラウンドテーブル: 11月17日(土)
「ワシントンから中東情勢を読むには」
「国際協力銀行における本邦企業海外進出支援
―リミテッドリコースファイナンスの活用」
【4】 国連フォーラム:
「国連職員NOW!」第56回
「『難民救援』から『平和構築』へ」勉強会議事録掲載
【5】 FASID 国際開発研究センター最新情報:
「11/15(木)国際開発プログラム説明会・キャンパスツアー」
「Journal Express:2006年海外出稼ぎ労働者の送金」他
【6】 GRIPS開発フォーラム:
ベトナム開発フォーラム主催ワークショップへのご案内、
『アメリカ援助事情』
【7】 パリ通信:「急速に存在感を増しつつある「新興のドナー」(OECDの拡大とハイリゲンダム・プロセス)」
【8】 環境ネットワーク: ブログを更新しました
【9】 『国連ウォッチング』第3号
[編集後記] 「音楽から始まる人作り」
今回はウェブサイト担当の白井大介さんの担当です。
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください。
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−日本関連−
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●国連総会第二委員会:議題54「持続可能な開発」における神余隆博国連大使
ステートメント(仮訳)が発表されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/19/un_1030.html
●第5回東アジア・フォーラム(概要)が発表されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/event/sy_091031.html
●イラク周辺国拡大外相会合第2回会合(概要)が発表されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/iraq/kaigo_0711.html
●「国際協力に関する有識者会議」第5回会合が開催されます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/h19/11/1176215_816.html
●外務省主催NGO研究会(NGOの保健分野における国際機関との連携)
が11月17日に開催されます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/annai/hoken_renkei.html
●2006年(暦年)における我が国の開発途上国に対する資金の流れに関するデータが
発表されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/jisseki/kaihatsu_tk/2006.html
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−バイ・ドナー関連−
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●OECD/DACからDACNews11月号が発表されています。
http://www.oecd.org/dataoecd/3/26/39618954.htm
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−マルチ・ドナー関連−
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●アジ銀から社会開発のポータルが発表されています。
http://www.adb.org/SocialDevelopment/default.asp
●アジ銀主催のフォーラムRegional Forum on Mainstreaming Managing for Development Resultsが
開催されます。
http://www.adb.org/Documents/Events/2007/Mainstreaming-MfDR/default.asp
●各国の貿易の流れを示す指標Logistics Performance Index (LPI)が世銀から発表されています。
http://web.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/NEWS/0,,contentMDK:21536576~pagePK:64257043~piPK:437376~theSitePK:4607,00.html
●同じく世銀から報告書Finance for All? Policies and Pitfalls in Expanding Accessが発表されています。
http://econ.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/EXTDEC/EXTRESEARCH/EXTPRRS/EXTFINFORALL/0,,menuPK:4099731~pagePK:64168092~piPK:64168088~theSitePK:4099598,00.html
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−国連関連−
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●国連からMDGモニターが発表されています。
http://www.mdgmonitor.org/index.cfm
●国連アフリカ経済委員会とアフリカ開銀共催のAfrican Economic Forumが開催されます。
http://www.uneca.org/aec/
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−シンク・タンク関連−
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●米国シンクタンクCGD からThe Pentagon and Global Development: Making Sense of the DoD’s
Expanding Role が発表されています。
http://www.cgdev.org/content/publications/detail/14815/
●英国シンクタンクODIからIMF Reform 2007が発表されています。
http://www.odi.org.uk/media_resources/newsreleases/2007/311007.htm
●世界経済フォーラムからGlobal Gender Gap Report 2007が発表されています。
http://www.weforum.org/en/initiatives/gcp/Gender%20Gap/index.htm
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【2】 DC開発フォーラムBBLのご案内: 11月14日(水)
「援助協調と世銀:日本への問いかけ」
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【DC開発フォーラムBBLのご案内:11月14日(水)】
先日開催された世銀IMF合同開発委員会においては、
途上国において国際公共財をより効果的に提供していくため、
世銀が援助協調のハブとなり、各国の援助政策を協調する役割を
担うべきとの基本的方向が各国から支持されました。vertical
fundの乱立、新興ドナーの参入など、国際援助環境が大きく変動
しつつある今日、世銀がどのような新たなチャレンジに向き合い、
その中でどのような役割を果たそうとしているのか、またその中
で日本が果たすべき役割は何なのか、といったことを考えたいと
思います。
1.日時: 11月14日(水)午後12時30分より
2.場所: JICA米国事務所・会議室
1776 Eye Street, N.W. Suite 895,
Washington, DC
Tel: 202-293-2334、Fax: 202-293-9200
3.テーマ: 「援助協調と世銀:日本への問いかけ」
4.キックオフ:小寺清氏(世界銀行開発委員会事務局長)
5.次第: 12:15頃から 食事(各自持参)、適宜自己紹介
12:30頃から キックオフ
13:15頃から 自由討議(14:00終了)
6.出席方法:会場準備等の関係上、出席をご希望される方は11月
13日(火)正午までに本フォーラムBBL担当
(江尻:yumiejiridev@aol.com)へご氏名・ご所属先をご連絡ください。
【JICA米国事務所ビル管理方針に伴うお願い】
JICA米国 事務所は、予めビルのフロントに対して来客予定者
リスト を提出し、その上で来客者はフロントの係員にエスコート
をして もらうことが必要です(エレベーターを動かすためには、
指定のカードキーが必要なため。)
以上を踏まえて、皆様には次についてお願いいたします。
1.事前登録を必ず行ってください。
2.事前登録なしに参加する場合は、11:30までに事務所小森宛
に連絡を入れてください。(事務所代表電話番号:202-293-2334)
3.上記を行われた方は、フロントに申し出てください。
遅れてこられた方の場合は、フロントを通じて事務所にご連絡
いただくこともあります(フロントの係員がエスコートすることもご
ざいます)念のため、身分証明書をお持ちください。
4.上記を行われていない方は、フロントを通じて事務所にご連絡
ください。フロントにインターンがいる場合には、申し出てください。
(BBL担当:江尻由美)
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【3】 第2回YPGPラウンドテーブル: 11月17日(土)
「ワシントンから中東情勢を読むには」
「国際協力銀行における本邦企業海外進出支援
―リミテッドリコースファイナンスの活用」
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DC開発フォーラム・ヤングライオンズ・DC勉強会共催
第2回 YPGPラウンドテーブル―Roundtable with YP in Global Policy
●日時:2007年11月17日(土) 3:00-6:00 pm
●会場:McDonough School of Business, Georgetown University, 2F,
RM 201号室
3520 Prospect Street, NW, Washington, DC 20007
●参加料:$8(レセプション費用として、当日会場受付にてお支払い下さい)
●出席登録:氏名・所属を明記の上、以下のアドレスへ前日までに連絡下さい。
dcyounglions@gmail.com
3:00-4:00 PM: 第一セッション
「ワシントンから中東情勢を読むには」
スピーカー: 池内 恵(国際日本文化研究センター准教授)
アメリカ政治において対中東政策は外交安全保障政策、エネルギー政策と
いった重大な問題と関わるため、中東情勢について判断能力と見解を持ち
合わせておくことは、中東専門家に限らずワシントンに身を置くものであ
れば誰にとってであれ、有益なことではないだろうか。中東研究を進める
上でも、中東地域の現地からの情報よりも、ワシントン発の中東をめぐる
様々な情報が、より重大な意味を持つことがしばしばある。そのためワシ
ントンでの中東をめぐる情報や中東政策論の展開から、中東専門家も目を
放せない。しかし同時に、ワシントンにおける中東情報には特有のバイア
スがかかる場合が見受けられる。ワシントンにおいては、中東をめぐる最
先端の情報が得られる可能性があると同時に、情報の出所や含意、帰結に
関して、それらがきわめて慎重な扱いを要するということになるだろう。
それはまた「ワシントンから中東を読む」ことの醍醐味でもあるだろう。
本年9月のイスラエルによるシリア攻撃の事例を題材に、「ワシントンから
中東を読む」ことの可能性と危険性を、参加者の皆様と議論しながら考え
てみたい。
4:00-5:00 PM: 第二セッション
「国際協力銀行における本邦企業海外進出支援―リミテッドリコースファイナンスの活用」
スピーカー:丸嶋 崇人(世界銀行日本理事室理事補佐)
増加する本邦企業の海外進出を支援するため国際協力銀行が行なっている
リミテッドリコースファイナンス(プロジェクトファイナンス)の取組に
ついて具体的案件を参照しながら紹介させて頂きます。
5:00-6:00 PM: レセプション
ラウンドテーブル会場にコーヒー・リフレッシュメントをご用意します。
スピーカーを囲んでくつろいだ雰囲気での懇親会です。
【略歴】
●池内 恵(国際日本文化研究センター准教授)
1973年生まれ。東京大学文学部イスラム学科卒業、同大学院総合文化研究科
修了。中東地域研究とイスラーム政治思想史が専攻。アジア経済研究所研究
員を経て、2004年より国際日本文化研究センター准教授。著書に『現代アラ
ブの社会思想』(講談社、2002年)、『アラブ政治の今を読む』(中央公論
新社、2004年)、『書物の運命』(文藝春秋、2006年)等がある。
●丸嶋 崇人(世界銀行日本理事室理事補佐)
2002年国際協力銀行入行、2005年まで財務部市場資金課、2007年までプロジェ
クトファイナンス部、現在世銀理事室出向中。
【YPGPラウンドテーブル – Roundtable with YP in Global Policy】
YPGPラウンドテーブルとは、ワシントンDCを拠点に国際開発業務に
携わる日本人実務家のネットワークであるDC開発フォーラムと、東京
とワシントンDCを拠点とする政策関連分野を専門にするYP及び学生の
ネットワークであるヤングライオンズが、2007年秋に開始した共同企画
プロジェクト。
>>プログラムの全文: http://www.younglions.jp/2007/11/04/151126.php
>>プロジェクトの詳細: http://www.younglions.jp/2007/10/11/191054.php
>>DCヤングライオンズ: http://www.younglions.jp
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
YPGPラウンドテーブル
共同ディレクター (中嶋・遠藤・江尻)
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【4】 国連フォーラム:
「国連職員NOW!」第56回
「『難民救援』から『平和構築』へ」勉強会議事録掲載
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●国連職員の方々の生の姿をインタビュー形式で
お伝えする「国連職員NOW!」第56回では、
国連開発計画(UNDP)駐日代表の村田俊一さんに
お話を伺いました。UNDP現リード・プログラムの
日本人第一号として世界各地で活躍されたご経験をもとに、
国際機関で働く醍醐味について語っていただきました。
http://unforum.org/unstaff/56.html
●8月31日、ニューヨークにて、朝日新聞ニューヨーク支局長の
水野孝昭さんを講師にお迎えした勉強会「『難民救援』から
『平和構築』へ – 国連取材の現場から」が開催されました。
ジャーナリストとして25年間国連に接してこられた水野さんに
国連の役割や日本と国連の関わりについて時代を追って
詳しくお話しいただいています。勉強会の議事録は
以下のリンクからご覧いただけます。
http://unforum.org/lectures/41.html
(国連フォーラム担当:大槻佑子)
http://unforum.org/index.html
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【5】FASID 国際開発研究センター最新情報:
「11/15(木)国際開発プログラム説明会・キャンパスツアー」
「Journal Express:2006年海外出稼ぎ労働者の送金」他
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●11/15(木)「国際開発プログラム」説明会・キャンパスツアーのご案内
FASIDと政策研究大学院大学(GRIPS)が共同で実施する修士課程「国際開発プロ
グラム」では、平成20年度学生募集にともない、「プログラム説明会・キャンパ
スツアー」を開催します。
説明会の詳細:http://www.fasid.or.jp/daigakuin/fa_gr/setsumeikai.html
【日時】2007年11月15日(木)14:00〜16:00
【場所】政策研究大学院大学 5階L教室
http://www.fasid.or.jp/daigakuin/fa_gr/shozaichi.html#1
●Journal Express最新号のご紹介
Journal Expressは、最新の海外主要ニュースメディア・シンクタンク・雑誌情
報などを抜粋・編集した週刊国際開発情報誌(和要約付)で、昨年5月からDAKIS
(開発援助情報システム)に加わったサービスです。ここでは、最新号の主な見
出しとURLをご紹介します。
○JX 2:28 (07.10.31) http://dakis.fasid.or.jp/report/jxpdf/jx2-28.pdf
2006年海外出稼労働者の送金額3000億ドル/中国、北朝鮮への貨車運行を中断/
モザンビーク前大統領、Mo Ibrahim賞を受賞/アフリカの経済成長を維持する投
資/【出版】世銀「2008年世界開発報告」;OECDの非形式的制度の重要性報告/
【焦点】IMFと世銀、そして今後の課題
(FASID国際開発研究センター担当:大村玲子)
http://www.fasid.or.jp
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【6】 GRIPS開発フォーラム:
ベトナム開発フォーラム主催ワークショップへのご案内、
『アメリカ援助事情』
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●第38回VDF-Tokyo ワークショップのご案内
ベトナム開発フォーラム東京事務所(VDF-Tokyo)は、ベトナム経済発展に関する知見
の交換と議論の促進を目的に2004年に設立されました。毎月さまざまなテーマでワー
クショップを 開催しています。今月のテーマは下記のとおりです。
事前の予約は不要ですので、ご興味がありましたらお気軽にご参加ください。
日時: 11月17日(土) 14:00〜17:00
テーマ: “The Impact of the Components of Trade Costs on Export Growth:
An Empirical Measurement”
発表者: Mr. Imran Ullah Khan (PhD candidate, GRIPS)
場所:: 政策研究大学院大学(GRIPS) 教室G (5階)
地図: http://www.grips.ac.jp/vietnam/VDFTokyo/aboutus.html
使用言語: 英語のみ
参加費: 無料
関連Web:http://www.grips.ac.jp/vietnam/VDFTokyo/workshop.html
●JICA米国事務所長の山本愛一郎氏からの米国現地リポート「アメリカ援助事情」、
第2弾が届きました。今回のテーマは「妊娠中絶と援助」。米国国内では、国内問題
に比べ、それ程大きな論争を呼ばない外国援助予算の中、例外とも言える程、大きく
論議となっている「妊娠中絶問題」。国内では合法化されているこの問題が、海外援
助分野においてはなぜこれ程大きな論争となるのか。常に冷静な姿勢で、アメリカの
海外援助に対する現状を見つめておられる同氏のコラムをぜひご覧下さい。
http://www.grips.ac.jp/forum/USA/2.htm
(GRIPS開発フォーラム:岩橋 美智子)
http://www.grips.ac.jp/forum/
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【7】 パリ通信:
「急速に存在感を増しつつある「新興のドナー」
(OECDの拡大とハイリゲンダム・プロセス)」
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急速に存在感を増しつつある「新興ドナー」へのアウトリーチの
必要性は、様々な国際会議で重要性が指摘されています。
その1:OECDの拡大と関与強化
その2:ハイリゲンダム・プロセス
その3:DACにおける取り組み
今回は、新興のドナーへのアウトリーチ活動について、上記の諸点から、
DACでの取り組みは、OECDの拡大と関与強化の動き及びハイリゲンダム・
プロセスと整合性をとった形で進められるとともに、その成果に注目が
集まっているというお話です。
http://www.devforum.jp/paris/060.htm
(パリ通信担当:吉田 徹)
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【8】 環境ネットワーク: ブログを更新しました
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環境ネットワークのブログを更新しました。
「Road to Bali」
今年の4月、連邦最高裁が、二酸化炭素を含む温室効果ガスは
大気汚染防止法 (The Clean Air Act)が規定する「大気汚染物質」に
該当するという判断を下した。 脱炭素は、アメリカだけでなく
世界中でトレンドとなっている。 来月バリで開催されるCOP13にちなみ、
Road to Baliと題して、脱炭素をめぐる環境・開発のトレンドを紹介したい。
全文は、環境ネットワークHPでご覧ください。
(環境ネットワーク担当:小林)
http://www.devforum.jp/env/
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【9】 『国連ウォッチング』第3号
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東京財団の国連プロジェクト(リーダー:北岡伸一主任研究員、
東大教授、前国連次席大使)では、メールマガジン『国連ウォッ
チング』第2号を9月26日に発行いたしました。毎月1回の発行で、
国連に関心のある方々に有益で質の高い情報を発信しています。
配信登録、バックナンバー閲覧へのリンクはこちらからどうぞ。
http://www.tkfd.or.jp/ml/?PHPSESSID=c98aabffbed1084ad461ec0ee2256615
第3号の目次は次の通りです。
1.創刊趣意 北岡伸一(東京財団主任研究員、東京大学教授)
2.「地球温暖化への対応策のあり方と展望」
/ 三村信男(茨城大学教授・地球変動適応科学研究機関 機関長、
IPCC第2作業部会総括執筆責任者)
3.第4回国連研究会から −スーダン情勢と日本の対応
4.国連関係「新刊・記事・書評」案内
第3号: http://blog.mag2.com/m/log/0000242665/
編集責任者:蓮生 郁代 (国連大学コンサルタント、大阪大学
大学院客員准教授)
編集担当:相原 清(東京財団研究部 プログラムオフィサー)
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編集後記 「音楽から始まる人作り」
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先日ボストンで公演を行ったシモン・ボリバル・ユース・
オーケストラとその指揮者グスターボ・ドゥダメルが注目
を集めています。
シモン・ボリバル・ユース・オーケストラはベネズエラの
ユースオーケストラ。「ベネズエラ青少年・児童オーケスト
ラ全国制度財団」が組織する200を超えるオーケストラの中
から選ばれた精鋭メンバーで構成されています。
この財団は巨大な貧困層を抱えるベネズエラで青少年教育の
ために作られた、オーケストラ活動を通して善良な市民を
育成することを目指している組織です。貧困層出身者に楽器
を無償で貸与して音楽教育を施すというシステムは素晴らし
いの一言に尽きます。
指揮を行ったドゥダメルもこの財団から教育を受けた一人で
すが、今や国際的に活躍する指揮者となりました。2009−2010
年シーズンからは若干28歳でロサンゼルス・フィルの音楽監督
に就任する予定。子供達の憧れの的となっているのは想像に
難くありません。ベネズエラでの成功を受けてか、中南米諸国
で同様の取り組みも広がりを見せています。
このような青少年に対する音楽を通じた教育は中東でのウェス
ト・イースタン・ディヴァン・オーケストラ等にも見られ、一定の
成果を上げているように思えます。文化活動による次代の人作
りに可能性を感じさせる事業ではないでしょうか。
※なお、ベネズエラ青少年・児童オーケストラ全国制度財団、
ウェスト・イースタン・ディヴァン・オーケストラはそれぞれ2006、
2007年の高松宮殿下記念世界文化賞の若手芸術家奨励制度に
選出されています。
(白井)
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DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
メーリングリスト(devforum)」
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ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報
(案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加
え、グローバルな開発戦略と日本の関わりに関する主要な情
報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
(dev-info)」として、電子メールにて2週間に1回を目途
に送付しています(メルマガと同じです)。バックナンバー
はこちらです。http://groups.yahoo.co.jp/group/dev-info/
本情報サービスの配信をご希望の方は、連絡担当
(info@devforum.jp )まで電子メールアドレスをご 連絡い
ただくか、上記ウェブサイトの「このグループに参 加」を
クリックしてご登録ください。
本情報サービスへの記事掲載をご希望の方は、上記連絡担当
まで相談いただければ幸いです。
また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の
他、より広くグローバルな開発戦略と日本の関わりに関する
意見交換や情報交換を行うために、「ワシントンDC開発フォ
ーラム・メーリングリスト(devforum)」を運営しています。
相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する
ため、本メーリングリスト参加者は氏名・所属を明らかにす
るとともに、発言者の了承がない限りメディア等での引用が
されないようご配慮いただきます。本メーリングリストへの
参加をご希望の方は、次のウェブサイトに掲載している
「devforum参加者の共通理解」に目を通していただいた上
で、上記連絡担当まで氏名・所属・電子メールアドレス・問
題関心をご連絡ください。
http://www.devforum.jp/mail/index.htm
dev-infoやdevforumをはじめ、DC開発フォーラムの活動につ
いてご意見・ご示唆等ありましたら、お気軽に上記連絡担当
(info@devforum.jp)までお寄せいただければ幸いです。
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編集担当:早川元貴/江尻由美
編集後記:白井大介
発行:ワシントンDC開発フォーラム