2007年5月1日号(アジア・アフリカ開銀年次総会、世銀の新保健戦 略、他)

                      2007年5月1日発行
                     http://www.devforum.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス

          −(dev-info)−

    皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】 開発フォーラム新着情報チェック:

     「2005年G8サミット・レビュー」
     「アジア開銀年次総会」
     「アフリカ開銀年次総会」
     「世銀の新保健戦略」

【2】  環境ネットワーク: 中国とアメリカの二酸化炭素排出競争?

【3】  国連フォーラム:
「国連職員NOW!」第36〜37回

【4】 FASID国際開発研究センター最新情報
   第64回開発援助動向研究会議事録掲載
   第1回ODA評価研究会開催のご案内

【5】 GRIPS開発フォーラム:
   「戦略的な援助をどう実現するか」
   「Managing the Development Process and Aid」

【6】 平和構築分野の人材育成のためのパイロット事業のお知らせ

【7】 「アフリカン・フェスタ2007」開催(5月19日(土):日比谷公園)

[編集後記] 「週末のボランティア」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】 開発フォーラム新着情報チェック
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌――┐Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください。

┏━━━━━━━━━━━┓
 −日本関連−
┗━━━━━━━━━━━┛

●「世界中の子どもに教育を」キャンペーン参加の高校生等による麻生大臣
表敬訪問に関して発表されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/h19/4/1173209_802.html

●第8回海外経済協力会議「アフリカに対する海外経済協力について」の概要が
発表されています。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kaigai/kaisai.html

●NGO-JICA協議会議事録が発表されています。
http://www.jica.go.jp/partner/ngo/meeting/conference/h18_04/index.html

●NGO-JBIC定期協議会が5月16日に開催されます。
http://www.jbic.go.jp/japanese/ngo_jbic/oshirase_jbic/kaisai_21.html

┏━━━━━━━━━━━┓
 −バイ・ドナー関連−
┗━━━━━━━━━━━┛

●英国DFIDから2005年G8サミットのレビューが発表されています。
http://www.dfid.gov.uk/g8/default.asp

●OECD/DACの委員長のステートメントが発表されています。
http://www.oecd.org/dataoecd/29/3/38435815.pdf

┏━━━━━━━━━━━┓
 −マルチ・ドナー関連−
┗━━━━━━━━━━━┛

●今週からアジア開銀の年次総会が京都で開催されます。
http://www.adb.org/AnnualMeeting/2007/

●5月16日からアフリカ開銀の年次総会が上海で開催されます。
http://www.afdb.org/portal/page?_pageid=473,970835&_dad=portal&_schema=PORTAL

●世銀から新保健セクター戦略が発表されています。
http://web.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/NEWS/0,,contentMDK:21310960~pagePK:64257043~piPK:437376~theSitePK:4607,00.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  
【2】  環境ネットワーク: 中国とアメリカの二酸化炭素排出競争?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

IEAのチーフエコノミストが、早ければ今年中にも、
中国からの二酸化炭素排出量がアメリカを抜き、世界一になると警告している。
一方、中国側は、データには根拠がないとし、温暖化対策に関して
中国に不当な圧力をかける行為としてこれを非難している。

全文は、環境ネットワークHPでご覧ください。
http://www.devforum.jp/env/

(環境ネットワーク担当:小林隼人)
http://www.devforum.jp/env/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  
【3】  国連フォーラム:
「国連職員NOW!」第36〜37回
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●国連職員の方々の生の姿をインタビュー形式で
お伝えする「国連職員NOW!」第36回では、
国連テロ対策委員事務局法務官のクリスチャン・
マール(Christian Mahr)さんにお話を伺いました。
http://unforum.org/unstaff/36.html

第37回では、国連国際防災戦略事務局(UN/ISDR)
事務局長特別補佐官の松岡由季さんにお話を伺いました。
http://unforum.org/unstaff/37.html

(国連フォーラム担当:大槻佑子)
http://unforum.org/index.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【4】 FASID国際開発研究センター最新情報
   第64回開発援助動向研究会議事録掲載
   第1回ODA評価研究会開催のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●第64回開発援助動向研究会議事録・配布資料を掲載しました。
テーマ:Perspective of Global Development Network
報告者:Lyn Squire氏(GDN事務局長)
http://dakis.fasid.or.jp/report/minutes.html

●第1回ODA評価研究会のお知らせ
FASIDではODA評価研究会を開催しております。
ご都合のつく方は是非お気軽に参加いただけますと幸いです。
 日 時:平成19年5月8 日(火)14:00〜17:00
 場 所:FASID第一研修室(千代田会館5階)
 Session1(14:00-15:25)
 発表者:Dr.John Owen
 (Director, Centre for Program Evaluation, The University of Melbourne)
 議 題:”Evaluation design and implementation”
 モデレーター:湊直信(FASID 国際開発研究センター)
 Session2(15:35-17:00)
 発表者:Dr. Zenda Ofir
 (Evaluation Specialist, Scientech Evaluation (Pty) Ltd)
 議 題:”How to build developing country capacities to conduct
 evaluations that use sound evaluation methodology”
 モデレーター:長尾眞文氏(広島大学 教育開発国際協力研究センター)
出欠のご連絡は、FASID国際開発研究センター青柳
(aoyagi@fasid.or.jp/03-5226-0306)までよろしくお願い申し上げます。

(FASID国際開発研究センター担当:高篠仁奈)
http://www.fasid.or.jp

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【5】 GRIPS開発フォーラム:
   「戦略的な援助をどう実現するか」
   「Managing the Development Process and Aid」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

この度、GRIPS開発フォーラムから2種類の冊子を発行いたしましたのでご紹介しま
す。GWの計画を立てそびれたあなたに耳より情報です!

●「戦略的な援助をどう実現するか〜ベトナムにおける取り組み」は、現在、在アメ
リカ合衆国日本国大使館にて公使を務めていらっしゃる北野充氏が執筆されたもので
す。北野氏は2002年9月から2005年4月までの期間、在ベトナム大使館の公使としてベ
トナムで過ごし、現地ODAタスクフォース・チームのメンバーとともに「現地の開発
ニーズ」「他ドナーとの協調すべき課題」の理解を深めつつ日本の援助が貢献できる
ことは何か、またその最大限の活用方法はどうあるべきか、日々考え、取り組まれて
きました。本ペーパーはそうした経験を通じて得た知見・課題を紹介し、分析してい
ます。
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf07/kitano.pdf
(pdfファイル739KB)

●2005年度より取り組んできた「開発プロセス管理と援助」の最終報告書「Managing
the Development Process and Aid〜East Asian experiences in building central
economic agencies」が完成しました。タイ・マレーシアを中心に、それぞれの開発
の歴史を他国から流入してきた開発資金の流れと実施体制編成の歴史とあわせてレ
ビューしています。また、比較の観点からフィリピンの事例にも触れています。本報
告書をとりまとめるにあたり、調査チームは多くの現地の方に面談をお願いし、当時
の様子をヒアリングしました。是非ご一読くさい。
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf07/AidMgt.pdf
(pdfファイル、1.6MB)

(GRIPS開発フォーラム:鈴木明日香)
http://www.grips.ac.jp/forum/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【6】 平和構築分野の人材育成のためのパイロット事業のお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今般、本年度より開始予定の平和構築分野の人材育成のための
パイロット事業について、研修員の募集に向けてのお知らせが、
事業概要(素案)とともに、外務省ホームページに掲載されました。
[お知らせ]
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/event/heiwa_kenshu.html
[事業概要(素案)(参考資料含む)]
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/event/pdfs/heiwa_kenshu.pdf

具体的には、本年秋から、日本人及びアジア人の文民を対象に、
国内研修及び海外実務研修を実施する予定です。
国内研修は、平和構築分野の第一線で活躍する内外の講師陣による
講義や演習等を行います。

また、海外実務研修は、平和構築支援を行う国際機関やNGOの
現地事務所等で行い、習得した知識・スキルを実際に活用するのみならず、
関係者との人脈を築く機会を提供します。

研修後も、内外の平和構築分野の関係機関等と協力しつつ、
就職等に関する情報を迅速に入手・提供するとともに、
卒業生のネットワークを築くなど、平和構築の現場で活躍するために、
きめ細かな支援を行う体制を整える予定です。

研修員の募集時期・募集要項や研修内容等の詳細は、本年5月(予定)に
受託者が決定した後に具体化し(受託者は競争手続を通じて選定中)、
追って外務省ホームページ等でお知らせする予定です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【7】 「アフリカン・フェスタ2007」開催(5月19日(土):日比谷公園)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「アフリカン・フェスタ2007」は、日本とアフリカの相互理解・交流を促進し、
アフリカへの親近感を醸成することを目的におこなわれるもので、首都圏
の野外イベントとしては7回目の開催になります。アフリカの音楽やダンス
のステージ、駐日アフリカ各国大使館やNGOによる出展コーナー、さらには
アフリカンフード・コーナーやレクチャー、ワークショップ等の多彩なプログラム
を用意しています。http://www.africanfesta.com/

● 名称
アフリカン・フェスタ2007/AFRICAN FESTA 2007
● 開催日時
2007年 ■5月19日(土)12:00〜17:00 ■5月20日(日)10:00〜17:00
● 開催会場
日比谷公園 大噴水広場・小音楽堂・第二花壇 周辺
● 入場料
無料
● 主催
外務省
● 後援
駐日アフリカ各国大使館、東京都、千代田区
● 事務局
アフリカン・フェスタ2007運営事務局
Tel. 03-3468-5562 Fax. 03-5790-0308
E-mail : 2007@africanfesta.com ※お手数ですが「@」を半角に置き換えてください

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
編集後記     週末のボランティア
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

先週の土曜日に職場の同僚とボランティア活動に行ってきました。
足の不自由な年配の女性の家の修繕をするというものです。10名
ほどのグループで、キッチンの壁のペンキの
塗り替え、洗面所・シャワー室のペンキの塗り替え、リビングの壁の
補修、玄関のドアの修理、などの作業を丸一日かけて行いました。
同僚とぺチャぺチャおしゃべりをしながら、楽しく作業をしていましたが、
慣れない仕事のためか、やはり夕方までにはぐったり疲れてしまいました。
ボランティア活動の重要さと同時に、家の修繕の大変さが身にしみて
理解できたような気がいたします。(早川)

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
         「メーリングリスト(devforum)」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報
(案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加
え、グローバルな開発戦略と日本の関わりに関する主要な情
報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
(dev-info)」として、電子メールにて2週間に1回を目途
に送付しています(メルマガと同じです)。バックナンバー
はこちらです。http://groups.yahoo.co.jp/group/dev-info/

本情報サービスの配信をご希望の方は、連絡担当(
info@devforum.jp )まで電子メールアドレスをご
連絡いただくか、上記ウェブサイトの「このグループに参
加」をクリックしてご登録ください。

本情報サービスへの記事掲載をご希望の方は、上記連絡担当
まで相談いただければ幸いです。

また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の
他、より広くグローバルな開発戦略と日本の関わりに関する
意見交換や情報交換を行うために、「ワシントンDC開発フォ
ーラム・メーリングリスト(devforum)」を運営しています。
相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する
ため、本メーリングリスト参加者は氏名・所属を明らかにす
るとともに、発言者の了承がない限りメディア等での引用が
されないようご配慮いただきます。本メーリングリストへの
参加をご希望の方は、次のウェブサイトに掲載している
「devforum参加者の共通理解」に目を通していただいた上
で、上記連絡担当まで氏名・所属・電子メールアドレス・問
題関心をご連絡ください。
http://www.devforum.jp/mail/index.htm

dev-infoやdevforumをはじめ、DC開発フォーラムの活動につ
いてご意見・ご示唆等ありましたら、お気軽に上記連絡担当
(info@devforum.jp)までお寄せいただければ幸いです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
編集担当:早川 元貴
編集後記:早川 元貴
発行:ワシントンDC開発フォーラム