2007年2月20日号(日本の対アフリカ政策、G7会議、他)

                      2007年2月20日発行
                     http://www.devforum.jp/
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    ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス

          −(dev-info)−

    皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック:

     「日本の対アフリカ協力政策」
     「7か国財務大臣・中央銀行総裁会議」
     「Liberia Partners Forum」
     「Aid for Trade」

【2】  DC開発フォーラムBBLのご案内: 「新政権下の援助スタンス」 2月26日(月)

【3】  国連フォーラム:
     私の提言:「平和構築とビジネスについて」
 UNDPガーナからのフィールド・エッセイ
 「国連職員NOW!」第30回
  勉強会議事録掲載のお知らせ

【4】 国際開発研究センター最新情報
国際開発援助動向研究会「ODAと国際水準の開発研究のあり方」
「日英ODA比較論」の議事録掲載、Journal Express最近号、のご案内

[編集後記] 「開発キャリアの移動力」

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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください。

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 −日本関連−
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●日本の対アフリカ協力政策が発表されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/africa/pdfs/k_seisaku05.pdf

● 外務省主催シンポジウム「自由と繁栄の弧をめざして―日本の人権・
民主主義外交の新たな展開―」が2月24日土曜日に開催されます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/event/sy_070224.html

●北朝鮮の核問題をめぐる六者会合第三次会合の概要が発表されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/n_korea/6kaigo/6kaigo5_3g.html

●第4回 国際教育協力日本フォーラムにおける関口外務大臣政務官の
演説が発表されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/19/eskg_0207.html

●赤阪清隆氏の国際連合広報担当事務次長指名についての麻生
外務大臣の談話が発表されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/19/das_0209.html

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 −マルチ・ドナー関連−
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●7か国財務大臣・中央銀行総裁会議が開催されました。
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/frame.html
http://www.g-8.de/nn_92160/Content/EN/Artikel/2007/02/2007-02-12-g7-finanzminister-essen__en.html

●世銀から報告書South Asia: Growth and Regional Integrationが発表されました。
http://web.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/NEWS/0,,contentMDK:21224087~pagePK:34370~piPK:34424~theSitePK:4607,00.html

●世銀でLiberia Partners Forumが開催されました。
http://web.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/NEWS/0,,contentMDK:21219218~pagePK:64257043~piPK:437376~theSitePK:4607,00.html#morephoto

●同じく世銀でLegislators Forum on Climate Changeが開催されました。
http://web.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/NEWS/0,,contentMDK:21220244~pagePK:34370~piPK:34424~theSitePK:4607,00.html

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 −国連関連−
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●世界基金の新理事長が選出されました。
http://www.theglobalfund.org/en/media_center/press/pr_070208.asp

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 −ペーパー/セミナー報告書−
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●米国シンクタンクCGDからDemand Forecasting Consultation Reportが発表されています。
http://blogs.cgdev.org/globalhealth/2007/02/demand_forecasting_c.php

●同じくCDGからワーキング・ペーパーWhy Doesn’t Africa Get More Equity Investment? が発表されています。
http://www.cgdev.org/content/publications/detail/12773/

●英国シンクタンクODIからAid for Tradeウェブサイトが発表されています。
http://www.odi.org.uk/iedg/aid4trade.html

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【2】  DC開発フォーラムBBLのご案内: 「新政権下の援助スタンス」 2月26日(月)
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ワシントンDCには、多数の経済協力関係者が、政府、実施機関、
世銀グループ•米州開銀•IMF、企業、NGO、シンクタンク•
大学、メディア等で実務や研究に携わっています。その情報•知見
を活かして個人の資格で自由かつ率直な議論を行い開発戦略に関す
る政策論議を深める(かつ出席者間の親睦を深める)とともに、
記録を世界各地の関係者に発信して現実の政策立案•実施に反映
させるために、ブラウンバッグランチを開催することとなりました。
標記のテーマについては次の要領で開催しますので、ご関心とお時間
のある方は是非お気軽に参加いただければ幸いです。

1.日時: 2月26日(月)午後12時30分より

2.場所: JICA米国事務所•会議室
1776 Eye Street, N.W. Suite 895, Washington, DC
Tel: 202-293-2334、Fax: 202-293-9200

3.テーマ: 「新政権下の援助スタンス~新JICAに向けた準備など~」

4.キックオフ:河内 祐典氏(財務省理財局課長補佐)

5.次第: 12:15頃から 食事(各自持参)、適宜自己紹介
12:30頃から キックオフ
13:15頃から 自由討議(14:00終了)

6.出席方法:会場準備等の関係上、出席をご希望される方は
2月25日(日)正午までに本フォーラムBBL担当
(江尻:yumiejiridev@aol.com)へご氏名•ご所属先をご連絡ください。

7.趣旨:8ヶ月前に本フォーラムにおいて、我が国援助のあり方に
ついて「経済」「安保」「ソフトパワー」等との距離感という視点から
お話しさせていただきました。世銀から日本に戻り、有償ODAの原資
でもある財政投融資を担当しつつ新JICAの制度設計にも関わる中で、
新政権下の援助スタンスはどうなっていくのか 、援助ともろもろの間の
「距離感」はどう変化していくのか、といった点について個人的に思う
ところをざっくばらんにお話しできればと思います。

河内氏による前回のBBL概要はこちらか
ら:http://groups.yahoo.co.jp/group/devforum/message/1848

【JICA米国事務所ビル管理方針の変更に伴うお願い】

事務所は、予めビルのフロントに対して来客予定者リストを提出し、
その上で来客者はフロントの係員にエスコートをしてもらうことが
必要となります(エレベーターを動かすためには、指定のカードキー
が必要なため。)

以上を踏まえて、皆様には次についてお願いいたします。

1.事前登録を必ず行ってください。
2.事前登録なしに参加する場合は、11:30までに事務所の小森宛に
連絡を入れてください。(事務所代表電話番号 202-293-2334)
3.上記を行われた方は、フロントに申し出てください。
4.遅れてこられた方の場合は、フロントを通じて事務所にご連絡
いただくこともあります(フロントの係員がエスコートすること
もございます)。
5.念のため、身分証明書をお持ちください。
6.上記を行われていない方は、フロントを通じて事務所に ご連絡
ください。フロントにインターンがいる場合には、申し出てください。
皆様にはお手数をお掛けいたしますが、どうぞご協力お願い申し上げます。

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【3】 国連フォーラム:
    私の提言:「平和構築とビジネスについて」
UNDPガーナからのフィールド・エッセイ
「国連職員NOW!」第30回
勉強会議事録掲載のお知らせ
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●「私の提言」シリーズ第2弾は、東大の佐藤安信さんと
三菱総研の水田愼一さんによる「平和構築とビジネス」に
ついての提言です。「平和構築」の分野では、パブリック・
アクター同士の関係の分析は多く見られますが、今回の提言は、
紛争とビジネスガイドラインの作成など、斬新なアイデアが
盛りだくさんの内容となっています。
http://unforum.org/teigen/2.html

●UNDPガーナ事務所プログラム・オフィサーの草苅康子さんに
北部ガーナにおける「持続可能な生計(Sustainable Livelihoods)」
をめぐる農村開発プロジェクトのマネジメントを通して、ガーナに
おけるUNDPの活動をエッセイとしてまとめていただきました。
発展途上国における能力育成の重要性が叫ばれる中、
UNDPにおけるコミュニティーの能力育成の実際、そして、
コミュニティーと国家の政策をつなぐ担当者の視点からみた
UNDPの強み、そしてチャレンジや提言など、示唆に富んだ
エッセイです。
http://unforum.org/field_essays/13.html

●国連職員の方々の生の姿をインタビュー形式で
お伝えする「国連職員NOW!」第30回では、
国連コソボ暫定統治機構 国連開発計画(UNDP)副代表の
近藤 哲生さんにお話を伺いました。外務省から国連に
入られたご経験をもとに、国連に入って感じたギャップ、
現在のお仕事内容、さらに国連を目指す若者への
アドバイス等についてお話いただきました。
http://unforum.org/unstaff/30.html

●2007年1月24日、国際協力機構(JICA)理事の
黒木雅文さんを講師にお招きし、国連邦人職員会/
国連日本政府代表部/国連フォーラム共催の合同勉強会
「新JICAの発足について」が開催されました。この勉強会では、
ODA改革全体についてのお話とともにJICA法改正のポイント、
新JICAの発足についてお話いただきました。
http://unforum.org/lectures/30.html

(国連フォーラム担当:大槻佑子)
http://unforum.org/index.html

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【4】 国際開発研究センター最新情報
国際開発援助動向研究会「ODAと国際水準の開発研究のあり方」
「日英ODA比較論」の議事録掲載、Journal Express最近号、のご案内
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●第61回、第62回国際開発援助動向研究会議事録・配布資料を掲載しました。
<第61回>
テーマ:「ODAと国際水準の開発研究のあり方」
報告者:朽木昭文氏(日本貿易振興機構アジア経済研究所理事)
<第62回>
テーマ:「日英ODA比較論」
報告者:山本愛一郎氏(国際協力機構アフリカ部調査役)
http://dakis.fasid.or.jp/report/minutes.html

●Journal Express最近号のご紹介
Journal Expressは、英語新聞・雑誌・シンクタンク情報などを抜粋・編集した
週刊国際開発情報誌(和要約付)で、昨年5月から始めたDAKIS(開発援助情報システム)
の新しいサービスです。最近2号分の見出しとURLをご紹介します。

○JX #34 (07.2.7) http://dakis.fasid.or.jp/report/jxpdf/jx34.pdf
貧困削減のための家畜衛生/ASEAN経済共同体実現への障害/
パン国連事務総長の1ヶ月/ドーハ最新情報/ノルウェーの債務削減論/
【焦点】援助と効果:援助効果の「ブラック・ボックス」を開けて;援助の変遷

○JX #35 (07.2.14) http://dakis.fasid.or.jp/report/jxpdf/jx35.pdf
ジンバブエの崩壊/世銀、カンボジア支援を再開/中国の対アフリカ支援論/
フード・マイレージ/IMF救援/アフリカでの科学研究/アフリカとドーハ/
援助の分配/身分登録の権利/公衆衛生/【出版】世銀インテグリティ報告

(FASID国際開発研究センター担当:村田あす香)
http://www.fasid.or.jp

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編集後記     開発キャリアの移動力
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国際開発の仕事で成功するには移動力がカギだ、というようなことをよく
耳にします。要は、機会を求めてどこにでも短期間で引越し、仕事を始め
られることが必要ということです。これは、20代、30代の単身のうちは別に
特に問題もないかもしれませんが、家族ができてくるとやはり少し辛いかな、
という印象を受けます。

そもそも、危険地などには単身でしか赴任できないわけですが、家族と離れて
までも、そのような仕事を40代、50代になってからもバリバリとこなせるかどうか、
なかなか難しい問題であるように思えます。

そんなことをぼんやり考えている一方で、自分よりもずいぶん先輩、しかも
家庭のある方が途上国勤務に元気に飛び出し、活躍されている話を聞くと
大変元気づけられる気がいたします。(早川) 

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    DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
         「メーリングリスト(devforum)」
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ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報
(案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加
え、グローバルな開発戦略と日本の関わりに関する主要な情
報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
(dev-info)」として、電子メールにて2週間に1回を目途
に送付しています(メルマガと同じです)。バックナンバー
はこちらです。http://groups.yahoo.co.jp/group/dev-info/

本情報サービスの配信をご希望の方は、連絡担当(
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連絡いただくか、上記ウェブサイトの「このグループに参
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また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の
他、より広くグローバルな開発戦略と日本の関わりに関する
意見交換や情報交換を行うために、「ワシントンDC開発フォ
ーラム・メーリングリスト(devforum)」を運営しています。
相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する
ため、本メーリングリスト参加者は氏名・所属を明らかにす
るとともに、発言者の了承がない限りメディア等での引用が
されないようご配慮いただきます。本メーリングリストへの
参加をご希望の方は、次のウェブサイトに掲載している
「devforum参加者の共通理解」に目を通していただいた上
で、上記連絡担当まで氏名・所属・電子メールアドレス・問
題関心をご連絡ください。
http://www.devforum.jp/mail/index.htm

dev-infoやdevforumをはじめ、DC開発フォーラムの活動につ
いてご意見・ご示唆等ありましたら、お気軽に上記連絡担当
(info@devforum.jp)までお寄せいただければ幸いです。
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編集担当:早川 元貴
編集後記:早川 元貴
発行:ワシントンDC開発フォーラム