2013年3月5日号(外交の基本方針、グローバル閣僚級環境フォーラム、DC開発フォーラム第233回BBLのご案内、他)

  2013年3月5日発行
http://www.devforum.jp/
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ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
-(dev-info)-
皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】  開発フォーラム新着情報チェック:
「外交の基本方針」
「グローバル閣僚級環境フォーラム」
「世界のチャリティの可能性と課題」

【2】 ワシントンDC開発フォーラム
第233回BBLのご案内:3月8日(金)「日本における評価のプロフェッショナリズム」
【3】 東京発~世界銀行からのお知らせ:
(1) セミナー・イベントのご案内
(2) 最近の活動から
【4】 JICAミャンマーセミナー
「ミャンマー経済の可能性とJICAの役割」
【5】 ワシントンDC開発フォーラム便り
「DCのホームレスたち」
執筆: 大島 かおり(世界銀行 社会開発部/ワシントンDC在住)
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev-Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください
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– 日本関連 –
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● 第183回国会において岸田外務大臣が外交の基本方針外交政策の三つの柱(日米同盟の強化、近隣諸国との協力関係の重視、日本経済再生に資する経済外交の強化)、多様な脅威に直面する日本人・日本企業の安全対策・外交的取組の強化、地球規模課題などへの取組、総合的な外交力及び対外発信の強化について演説を行いました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/25/eksd_0228.html
● 国会における平成24年度補正予算案の承認を受けて、中東北アフリカ地域に対する総額134億円の国際機関経由の支援が決定されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/25/2/0228_07.html
● アフガニスタンに対する総額70億円1,300万円の無償資金協力4案件(a: 紛争予防・平和構築無償資金協力「住民参加型の都市開発支援計画」UN-Habitat連携案件、b: コミュニティ開発支援無償資金協力「カブール県、バーミヤン県及びカピサ県における灌漑施設改修計画」FAO連携案件、c: コミュニティ開発支援無償資金協力「母子保健改善計画」UNICEF連携案件、d: コミュニティ開発支援無償資金協力「基礎教育環境改善計画」UNICEF連携案件)に関する交換公文の署名が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h24/130228_1.html
● ケニアに対する8,800万円の無償資金協力「ナロック給水拡張計画(詳細設計)」に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h24/130227_2.html
● 日本・キルギス首脳会談、外相会談が開催されました。また、キルギスに対する5200万円の一般プロジェクト無償資金協力「ビシュケク-オシュ道路クガルト川橋梁架け替え計画(詳細設計)」に関する交換公文の署名が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/25/2/0227_07.html
● 外務省任期付職員(在ボツワナ大使館経済協力及び広報分野、欧州局政策課総務関係業務、アジア青少年交流分野、在カラチ総領事館広報文化分野)を募集しています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/ninki/index.html
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– バイ・ドナー関連 –
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● USAIDは、GSMA’s Mobile World Congress 2013で、政府のモバイル開発に対する政府の政策で最優秀賞を受賞しました。
http://blog.usaid.gov/2013/02/usaid-wins-best-government-policy-for-mobile-development-award/
● DFIDは、最貧国の女性への支援を強化することを発表しました。
http://www.dfid.gov.uk/News/Latest-news/2013/women-girls-speech-mar13/
● USAIDとDFIDは、人道上の課題への費用に比べて成果の高い革新に投資するために、人道的革新イニシアチブを立ち上げることを発表しました。
http://usaid.gov/news-information/press-releases/disaster-technology-us-and-uk-fund-humanitarian-innovation
● GIZとDFIDは、バングラデシュの監獄での人権状況改善に向けた活動に共同出資することで合意しました。
http://www.giz.de/en/mediacenter/10964.html
● AFDは、アフリカでのマイクロファイナンス実施促進のため、グラミン・クレディ・アグリコル基金(Grameen Credit Agricole Foundation)との協力関係を強化すると発表しました。
http://www.afd.fr/home/presse-afd/communiques?actuCtnId=96475
http://www.grameen-credit-agricole.org/en/content/grameen-cr%C3%A9dit-agricole-foundation-and-agence-fran%C3%A7aise-de-d%C3%A9veloppement-french-development-
● The G7+ group of Fragile and Conflict Afflicted Countriesは、2月26-28日に会合を開き、2015年以降の開発アジェンダに与える影響について議論しました。
http://www.g7plus.org/
http://www.g7plus.org/conference-background/
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– 国際機関関連 –
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● IMF、世界銀行、米州開発銀行、アフリカ開発銀行、欧州復興開発銀行のリーダーが集まり、開発推進のため国際開発金融機関間の連携の必要性を確認しました。
http://www.imf.org/external/np/sec/pr/2013/pr1360.htm
● ケニアにおいて国連環境計画(UNEP)第27回管理理事会/グローバル閣僚級環境フォーラムが開催され、149か国の代表及び国際機関等が出席しました。国連持続可能な開発会議(リオ+20)の成果文書「我々の望む未来」を実行に移すため、UNEPの組織強化、持続可能な消費と生産、化学物質と廃棄物の適正管理等について決定を採択したほか、地球環境に関わる広範な分野について活発な議論が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/kikan/unep_gc27.html
● オーストリアで開かれていた第5回文明の同盟フォーラムがウィーン宣言を採択して閉幕しました。宣言は、異なる文明間、文化間、宗教間の相互尊重と協力の重要性を認識し、対話促進への取組みを謳っています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=44254&Cr=alliance+of+civilizations&Cr1=
● 国連ブロードバンド委員会の教育に関する作業部会は「Technology, Broadband and Education: Advancing the Education for All Agenda」と題する報告書を発表し、ブロードバンド接続は、教員と生徒に教材や技術へのアクセスを可能にし、教育を変える潜在的な力があると論じています。http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=44220&Cr=broadband&Cr1=
● 世界保健機関(WHO)はレポート「Health risk assessment from the nuclear accident after the 2011 Great East Japan earthquake and tsunami, based on a preliminary dose estimation」を発表し、福島原発事故による発がんリスクは全体的にみて低いとするとともに、被災地における健康、環境モニタリングを引き続き行うよう求めました。また、被災者の恐怖、不安、うつといった心理的影響にも焦点を当て、心身症や精神疾患に至る可能性を指摘しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=44248&Cr=nuclear&Cr1=
● 国連安保理は非公開会合を開催し、人道問題担当事務次長から人道状況の報告を聴取しました。会合後の記者会見で、人道援助の資金が不足しており、危機に対応するためには緊急に資金が必要となると訴えました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=44247&Cr=syria&Cr1=
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– シンクタンク・NGO関連 –
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● Charities Aid FundationはFuture World Giving projectを発表し、世界のチャリティの可能性と課題をまとめました。
https://www.cafonline.org/publications/2013-publications/future-world-giving.aspx
関連記事
http://vulnerabilityandpoverty.blogspot.com/2013/02/charity-chalk-and-cheese.html
● Oxfamは世界10大食品・飲料メーカーの社会環境に対する取り組みを採点してまとめたウェブページを発表しました。
http://policy-practice.oxfam.org.uk/publications/behind-the-brands-food-justice-and-the-big-10-food-and-beverage-companies-270393
● 英シンクタンクODIは、アフリカの成長と貧困、雇用についてのペーパーを2本発表しました。
Growth, employment and poverty in Africa: tales of lions and cheetahs
http://www.odi.org.uk/publications/7294-growth-employment-poverty-africa-tales-lions-cheetahs
Unearthing productive employment: a diagnostic tool for sub-Saharan Africa
http://www.developmentprogress.org/unearthing-productive-employment-diagnostic-tool-sub-saharan-africa
● 英王立国際問題研究所(チャタムハウス)は、アフリカの成長についての報告書を発表しました。
http://www.chathamhouse.org/publications/papers/view/189613
● また同研究所は、ジンバブエのテンダイ財務相、クリントン前国務長官、コロンビアのサントス大統領を今年のチャタムハウス賞の候補としました。
http://www.chathamhouse.org/events/chatham-house-prize/2013/prize-nominees
● 英サセックス大学IDSのブログが、ケニアの選挙を取り上げています。
http://vulnerabilityandpoverty.blogspot.co.uk/2013/03/a-rich-mans-game-elections-violence-and.html
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【2】 ワシントンDC開発フォーラム
第233回BBLのご案内:3月8日(金)「日本における評価のプロフェッショナリズム」
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ワシントンDCでは、多数の途上国開発援助関係者が、政府、実施機関、
世銀グループ・米州開銀・IMF、企業、NGO、シンクタンク・大学、メディア等で
実務や研究に携わっています。DC開発フォーラムでは、その情報・知見を活か
して個人の資格で自由かつ率直な議論を行い開発戦略に関する政策論議を
深める(かつ出席者間の親睦を深める)とともに、記録を世界各地の関係者に
発信して現実の政策立案・実施に反映させるために、ブラウンバッグランチを
開催しています。
過去のBBLについては、下記のリンクをご参照ください。(http://www.devforum.jp/bbl/)
3月8日(金)、牟田博光氏(一般財団法人国際開発センター理事、株式会社
国際開発センター主席研究員、日本評価学会顧問)、石田洋子氏(一般財団
法人国際開発センター理事、株式会社国際開発センター評価事業部長、東京大学
工学部非常勤講師、日本評価学会理事)のお二方をお迎えして、「日本における
評価のプロフェッショナリズム」のテーマのもとBBLを開催致します。ご関心とお時間の
ある方は是非お気軽に参加いただければ幸いです。
1.日時: 3月8日(金)午後12時15分より
2.場所: JICA米国事務所・会議室
1776 Eye Street, N.W. Suite 895,
Washington, DC
Tel: 202-293-2334
3.テーマ: 「日本における評価のプロフェッショナリズム」
4.キックオフ:
牟田博光氏(一般財団法人国際開発センター理事、株式会社国際開発センター
主席研究員、日本評価学会顧問)、石田洋子氏(一般財団法人国際開発センター理事、
株式会社国際開発センター評価事業部長、東京大学工学部非常勤講師、日本評価学会理事)
5.次第:
12:15頃から 食事(各自持参)、適宜自己紹介
12:30頃から キックオフ
13:10頃から 自由討議(13:45終了)
6. 趣旨:
日本では、中央省庁による政策評価、ODA評価、自治体評価、教育評価、
学校評価など、様々な場面で評価の重要性が指摘され、実際に評価が実施され
、その結果が広く公開されるようになった。ODAでは、1990年代初めから外務省、
JICA、JBICによって国際的潮流も取り入れつつ強化が進められてきた。日本の
ODA評価をレビューしたり、他ドナーのODA評価体制と比較してさらなる改善が
進められる一方、ネパールやタンザニアでは政府の評価システム強化のための技術
協力なども実施している。こうした動きの一方で、評価のプロフェッショナルを育成する
ために、日本評価学会では2008年から評価士養成講座を実施し、すでに300名近くの
評価士を生み出している。評価そのものが目的化するのではなく、評価結果を次の
政策や計画づくりに生かせるよう評価のプロフェッショナリズムを重視し、評価の質を
高めるための試みをODA評価を中心に紹介しつつ、評価のあり方、人材の育て方に
ついて皆様と議論をさせていただきたい。
7.参加登録:
下記URLの登録フォームよりご登録ください。会場準備等の都合にり3月7日(木)までに
ご登録いただきますようお願い申し上げます。
https://spreadsheets.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dDNLNFl1bDFvTFFrRzF1UUNDV0tCU2c6MQ
ご不明の点は、<dev.forum.workshop@gmail.com>までお問い合わせ下さい。
【JICA米国事務所ビル管理方針に伴うお願い】
JICA事務所では、予めビルのフロントに対して来客予定者リストを提出し、
その上で来客者はフロントの係員にエスコートをしてもらうことが必要となります
(エレベーターを動かすためには、 指定のカードキーが必要なため。)
以上を踏まえて、皆様には下記についてお願いいたします。
1.事前登録を必ず行ってください。
2.事前登録なしに参加する場合は、11:30までに事務所に連絡を入れてください。
(事務所代表電話番号:202-293-2334)
3.当日は、フロントに訪問先(JICA事務所)を申し出てください。(フロントの係員が
エレベーターを動かすための指定キーを持ってエレベーターまでエスコートします。)
なお、フロントを通じて事務所にご連絡いただくこともあります。また、念のため、
身分証明書をお持ちください。
4.上記1または2を行われていない方は、必要に応じてフロントを通じて事務所に ご連絡ください。
(DC開発フォーラム企画担当班)
http://dcdevforum.blog.fc2.com/
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【3】 東京発~世界銀行からのお知らせ:
(1) セミナー・イベントのご案内
(2) 最近の活動から
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(1) セミナー・イベントのご案内
■ 「世界銀行で働く~吉野裕・アフリカ地域総局貧困削減・経済管理局シニア・エコノミスト~」
世界銀行東京事務所コーヒーアワー キャリアシリーズ第53回
日時: 2013年3月7日(木)午後6時30分から午後8時
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京)
http://bit.ly/e348Bt02
内容: TICAD Vを控え、対タンザニア政府・開発政策融資プログラム
(財政支援)に従事するエコノミストから、
世銀のアフリカに対する支援概要とキャリアパスを紹介します。
言語: 日本語
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/102VxPG
■ 「ブータン・国民総幸福(GNH)の今~ブータン伝統住居から見る人々の暮らし~」
日本ブータン友好協会・世界銀行東京事務所ブータンシリーズ第3回コーヒーアワー
日時: 2013年3月8日(金)午後6時から午後7時30分
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京)
http://bit.ly/e348Bt02
内容: 近代化・都市化によって伝統的住居、コミュニティ形態、
人々の暮らしがどう変わっているかについて、
千葉工業大学の先生方からご紹介いただきます。
言語: 日本語
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/WdUvih
■ 「駐日タンザニア大使とのコーヒーアワー」
TICAD V NGOコンタクトグループ・TICAD V 学生プロジェクト・世界銀行東京事務所 共催コーヒーアワー第2回
日時: 2013年3月12日(火)午後6時30分から午後8時
場所: 世界銀行東京開発ラーニングセンター
http://bit.ly/VcZrBy
内容: シジャオナ駐日タンザニア大使やパネリストの方々から、
タンザニアの社会・経済、リプロダクティブ・ヘルス関連の取組み、
民営化プロセスのインフラ整備への影響など、
様々な角度からタンザニアをご紹介いただきます。
言語: 英語・日本語(同時通訳付)
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/12nVizW
■ 「開発ラーニング・シリーズ2013:農村開発 第3回セッション森林再生・植林」
韓国開発研究院 (KDI) 主催
日時: 2013年3月13日(水)午前11時30から午後2時
場所: 世界銀行東京開発ラーニングセンター
http://bit.ly/ZwOeLZ
内容: 韓国および世界銀行の専門家がケーススタディを通じて
森林再生・植林プロジェクトによる持続的発展の成果を共有します。
言語: 英語
詳細・参加お申込み: http://bit.ly/ZwOs5P
■ 「持続可能な発展のための天然資源管理」
ブレンデッド・ラーニング・コース
日時: 2013年3月14日(木)から5月31日(金)
場所: 世界銀行東京開発ラーニングセンター
http://bit.ly/ZwOeLZ
内容: 天然資源管理にかかる問題や課題を解決していくための
政策や実務に対して理解を深める為にインドの環境・エネルギーを
専門とする国際研究機関TERIが開発した
アジア太平洋地域向けのブレンデッド・ラーニングコースです。全8週間コース。
言語: 英語
申し込み期限: 3月7日(木)
詳細・参加お申込み: http://bit.ly/YUgdo1
■ 「自然災害復興に関わる教訓と知見の共有」
ILO 駐日事務所 / 世界銀行 TDLC ジョイント・セミナー
日時: 2013年3月15日(金)午後3時から午後5時
場所: 世界銀行東京開発ラーニングセンター
http://bit.ly/ZwOeLZ
内容: 国際機関であるILO及び世界銀行が日本政府と協力して実施する
災害対応・復興支援活動に焦点をあて、雇用労働教訓発信プロジェクトや、
「東日本大震災からの教訓集」についての報告、
また海外からの専門家の来日を捉えて、
日本及び各国の取組み事例をご紹介します。
言語: 英語・日本語(同時通訳付)
詳細・参加お申込み: http://bit.ly/YxV44V
■ 【ZHNJメンバー活動紹介vol.4】「貧困解消」活動~(特活)サパ=西アフリカの人達を支援する会
ゼロ・ハンガー・ネットワーク・ジャパン、世界銀行東京事務所共催コーヒーアワー
日時: 2013年3月21日(木)午後6時30分から午後8時
場所: 世界銀行東京開発ラーニングセンター
http://bit.ly/VcZrBy
内容: ギニアとギニアビサウでの「貧困解消活動」をご紹介するとともに、
テレビ放映された番組DVDを視聴しながら
ギニアビサウの状況をお伝えします。
言語:  日本語
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/ZuBuFI
(2) 最近の活動から
■ 2月6日から10日、世界銀行アフリカ地域総局コリン・ブルース戦略業務担当局長が、
本年6月に横浜で開催される第5回アフリカ開発会議(TICAD V)共催者会合、
世界銀行と日本政府による対アフリカ支援の政策対話等のために来日しました。
詳細:
http://bit.ly/WdUBGG
■ 2月14日、世界銀行ビジネスセミナー「アフリカ交通運輸セクターの主要課題」で、
アフリカ地域総局スピー・テラバニンソルン交通セクター担当マネージャーが、
日本企業の世銀案件参加への期待を説明しました。
詳細:
http://bit.ly/WdUBGG
■ 2月19日、世界銀行東京事務所、TICAD V NGOコンタクトグループ、
TICAD V 学生プロジェクトが、駐日エチオピア大使とのコーヒーアワーを開催しました。
詳細:
http://bit.ly/WGg5KN
■ 2月25から26日、世界銀行東アジア・大洋州地域総局アクセル・ヴァン・トロッツェンバーグ副総裁が
国、セクター担当局長など7名の幹部とともに来日し、当該地域に対する支援に関して
日本政府との年次政策協議を実施しました。
詳細:
http://bit.ly/WEQO5S
(世界銀行東京事務所: 開裕香子)
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【4】 JICAミャンマーセミナー
「ミャンマー経済の可能性とJICAの役割」
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2010年の新憲法に基づく総選挙の実施以降、急速な民主化と経済改革が進み、
同国の経済発展に国際社会の関心が高まっているミャンマー。そのミャンマーに
おいて、JICAは2000年から2004年にかけて、「ミャンマー経済構造調整支援
プロジェクト」を実施し、社会経済発展のための政策提言を行ってきました。
そのプロジェクトメンバーが中心となり、JICA研究所設立時の2008年に立ち上げた
研究プロジェクト「ミャンマー経済の現実と課題」の最終成果が、昨年『ミャンマー
経済の新しい光』として勁草書房より出版されました。本セミナーでは、研究プロ
ジェクトの成果に触れつつ、今後のミャンマーを巡る情勢やJICAの対ミャンマー支援の
動向について議論します。

【日時】:2013年3月27日(水)13:30-15:45
(受付:13:00より)
【場所】:JICA市ヶ谷2階 国際会議場
【主催者】:JICA
【言語】:日本語
【参加費】:無料
【定員】 :100名
【申込方法】:こちらのURLよりお申込みください。
研究所イベント案内Webページ:
http://jica-ri.jica.go.jp/ja/announce/jica_1.html
【申込締切】:3月20日
※定員に達し次第締め切りとさせていただきます。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
【プログラム】
13:30-13:40 開会挨拶
細野昭雄 JICA研究所長
13:40-14:10 基調講演
尾高煌之助 一橋・法政大学名誉教授/研究プロジェクト代表
14:10-15:10 パネル・ディスカッション
モデレーター:北野尚宏 JICA研究所副所長
(14:10-14:25) パネリストによる発表?:
工藤年博 アジア経済研究所主任研究調査員/研究メンバー
(14:25-14:40)  パネリストによる発表?:
和田義郎 JICA東南アジア・大洋州部次長
(14:40-15:10)  パネル・ディスカッション
ディスカッサント:
尾高煌之助 一橋・法政大学名誉教授/研究プロジェクト代表者
嶋田晴行 前JICA研究所企画課職員
(現JICA南アジア部企画役)/研究メンバー
15:10-15:40 質疑応答
15:40-15:45 閉会
以上
JICA研究所ニューズレターもぜひご覧ください!
http://jica-ri.jica.go.jp/ja/mailmagazine/melmagaform.html
JICA研究所ニューズレターは、毎月1回発行するメールサービスです。
JICA研究所の最新情報や、研究員による現地調査レポートなどをお送りします。
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【5】 ワシントンDC開発フォーラム便り
「DCのホームレスたち」
執筆: 大島 かおり(世界銀行 社会開発部/ワシントンDC在住)
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徒歩通勤している私は、小さな広場の角に座っている一人の男性ホームレスと
挨拶を交わすのが日課です。というのも、白髪頭の彼、地下鉄出口から足早に
オフィスへ向かう人々の流れに向けて、毎朝欠かさず大きな声で 「グッドモーニング!
レディース アンド ジェントルメン!!」と繰り返し言い続けているのです。それが
とにかくポジティブで迷いのないパワーを放っているので、まだ目覚めきっていない人々も
思わず笑顔になって、通りの向こうから大きく手を振り返します。私もその内の一人。
先週末、別の場所で座っている彼に遭遇しました。少し立ち止まっておしゃべりを
したところ、もう6年もこの「日課」を続けているそうです。「毎朝元気にしてもらってるよ」と
言うと、「だろ?自分もハッピーになるし、みんなのこともハッピーにしたいんだ」とのこと。
仕事があるお兄さんがくれたというバッグまで見せてくれました。
でももちろん、彼のような例は稀です。「ハングリー」とだけ書かれたサインを前にじっと
うずくまっている、もしくは、寒空の下、汚れた素足は覆いきれぬまま薄い毛布にくる
まって横になっているホームレスの人たちの前を通るたび、なんとも表現できない思いに
かられます。あるレポートでは、昨年3月現在、人口約550万のDC市内に1,3250人の
ホームレスがいると報告されていました。
(National Alliance to End Homelessness)
http://www.endhomelessness.org/library/entry/the-state-of-homelessness-in-america-2012
先月、DCに初出張中だったシエラレオネ事務所の同僚たちと、市内を歩く機会がありました。
街に出て彼らがすぐに気づいたのがやはり、ホームレスの人たちの数と現状。「先進国」
アメリカの首都に当然のように存在する格差と「貧困」を目前に、「知ってはいたけれど」と
ショックを受けていました。
職場で毎年行われる、DCで活動する市民団体支援キャンペーンには、多くの同僚と
一緒に参加しています。それでも、「貧困のない世界」を目指す組織のオフィスへ通う
道すがら、自分の身近にある貧困と、本当に暮らしやすい社会について、考えさせられ
ずにはいられません。
(大島)
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DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
「メーリングリスト(devforum)」
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ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報 (案内・レジュメ・
議事録)をはじめとする活動情報に加 え、グローバルな開発戦略と日本の
関わりに関する主要な情 報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
(dev-info)」として、電子メールにて2週間に1回を目途 に送付しています
(メルマガと同じです)。バックナンバー はこちらです。
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また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の 他、より広くグロー
バルな開発戦略と日本の関わりに関する 意見交換や情報交換を行うために、
「ワシントンDC開発フォ ーラム・メーリングリスト(devforum)」を運営しています。
相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する ため、本メー
リングリスト参加者は氏名・所属を明らかにす るとともに、発言者の了承がない
限りメディア等での引用が されないようご配慮いただきます。本メーリングリストへ
の 参加をご希望の方は、次のウェブサイトに掲載している 「devforum参加者の
共通理解」に目を通していただいた上で、上記連絡担当まで氏名・所属・電子
メールアドレス・問題関心をご連絡ください。
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dev-infoやdevforumをはじめ、DC開発フォーラムの活動につ いてご意見・ご示唆
等ありましたら、お気軽に上記連絡担当 (info@devforum.jp)までお寄せいただ
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編集担当:小林隼人/荘所真理/杉原ひろみ/春木由美
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