2006年6月27日発行
http://www.devforum.jp/
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ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
−(dev-info)−
皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック:
「中国に対する円借款の供与」
「G8外相会合」
「人権理事会の初会合」
「Security by Other Means: Foreign Assistance, Global Poverty,
and American Leadership」
【2】 ワシントンDC開発フォーラムBBLのご案内:
「移民送金のマイクロファイナンスへの活用」(7/5)
【3】 保健ネットワーク最新情報:
投資家W. Buffett氏の献金、世界の疾病と環境
【4】 国連フォーラム:
第3回「国連職員NOW! 」
「国連でインターン」
[編集後記] 「学術論文と援助実務の調査研究」
今回は「地球に乾杯!NGO」の杉原 ひろみさんです。
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘info@devforum.jp までご連絡ください。
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−日本関連−
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●中国に対する円借款の供与(2005年度分)が取りまとめられています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/index/whats/060623_05.html
●「ODA総合戦略会議」第26回会合が先週開催されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/index/news/index.html
●2006年外交青書が発表されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/bluebook/2006/html/index.html
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−バイ・ドナー関連−
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●今週木曜日からモスクワ(ロシア)でG8外相会合が開催されます。
http://en.g8russia.ru/
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−国連関連−
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● 国連事務総長の報告書 “Implementation of the Programme
of Action for the Least Developed Countries for the Decade
2001-2010”が発表されました。
http://www.un.org/docs/ecosoc/documents.asp?id=1124
● 6月20日は世界難民の日でした。
http://www.unhcr.org/cgi-bin/texis/vtx/events?id=3e7f46e04
●人権理事会の初会合が開催されています。
http://www.ohchr.org/english/bodies/hrcouncil/
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−ペーパー/セミナー報告書−
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●米国シンクタンクCGDからワーキング・ペーパー“Competitive
Proliferation of Aid Projects: A Model”が発表されています。
http://www.cgdev.org/content/publications/detail/8488/
●米国シンクタンク ブルッキングス研究所とCSISから報告書
“Security by Other Means: Foreign Assistance, Global Poverty,
and American Leadership” が発表されています。
http://www.brookings.edu/comm/news/20060622.htm
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【2】 ワシントンDC開発フォーラムBBLのご案内:
「移民送金のマイクロファイナンスへの活用」(7/5)
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【7月5日(水)】
「移民送金のマイクロファイナンスへの活用」
キックオフ:清水正治(Global Partnership, LLC 社長)および
亀澤卓利(Investment Officer, MIF/IDB
マイクロファイナンス金融機関の融資資金の調達に関して、これまで
多くのドナー、国際金融機関が公的資金の提供を行ってきたが、今後
マイクロファイナンスセクターがスケールアップを果たすためには、
援助資金だけではなく、マイクロファイナンス金融機関の様々な資金
ニーズに応じてリスク選好性の異なる様々な民間資金が当該セクターに
流入してくることが必要であり、実際にそのような動きが欧米諸国を
中心に強まってきている。
マイクロファイナンスを巡る国際社会の動向について整理を行う一環で、
最近実施した「マイクロファイナンスに関する米国における官民の動向
調査」報告では、米国における民間資金の動員促進の現状把握等と共に、
移民送金のマイクロファイナンスへの活用の事例もカバーした。
本BBLでは、この移民送金の関連に焦点を当て、日本人の元銀行員により
始められた民間金融サービス会社Microfinance International Corporation
(MFIC) 自体の活動とMIF/IDBの移民送金のキャッシュフローを担保と
した金融機関向け融資活動の2種類の先駆的事例を紹介する。
その際、このような動きの背景として、移民送金(特に米国および日本から
の送金)の実態、IDBグループ(MIFを含む)の移民送金への取組み戦略、
および移民送金受取人家族等に裨益するマイクロファイナンスプログラムの
試みの事例についてもカバーする。
参加者からの関連する最近の他の事例紹介も歓迎し、移民送金の開発へ
の係わり合いについて、認識を深め共有したい。
――――――
上記BBLの開催要領及び出席方法は以下の通りです。
開催要領
時刻: 12:15〜14:00
(次第)12:15頃から 食事(各自持参)、適宜自己紹介
12:30頃から キックオフ
13:00頃から 自由討議(14:00終了)
出席方法: 会場準備等の関係上、開催前日正午までに、本
フォーラムBBL担当(江尻)に出席を希望される方は氏名・所
属先をご連絡ください。yumiejiridev@aol.com
場所: JICA米国事務所・会議室
1776 Eye Street, N.W. Suite 895, Washington, DC
Tel: 202-293-2334、Fax: 202-293-9200
【JICA米国事務所ビル管理方針の変更に伴うお願い】
この度のDC区域の警戒レベルの引き上げに伴い、JICA米国
事務所が入っているビルの管理方針が変更になりました。
今後、事務所は、予めビルのフロントに対して来客予定者リスト
を提出し、その上で来客者はフロントの係員にエスコートをして
もらうことが必要となります(エレベーターを動かすためには、
指定のカードキーが必要なため。)
以上を踏まえて、皆様には次についてお願いいたします。
1・事前登録を必ず行ってください。
2.事前登録なしに参加する場合は、11:30までに事務所の
次長中村に連絡を入れてください。
(事務所代表電話番号 202-293-2334)
3.上記もしくはを行われた方は、フロントに申し出てくだ
さい。当面、12:00〜12:30間は事務所のインターンをフロ
ントに配置しエレベーターまでエスコートします。遅れてこ
られた方の場合は、フロントを通じて事務所にご連絡いただ
くこともあります(フロントの係員がエスコートすることも
ございます)。
念のため、身分証明書をお持ちください。
4.上記を行われていない方は、フロントを通じて事務所に
ご連絡ください。フロントにインターンがいる場合には、申
し出てください。
尚、上記の管理方針変更については期限未定とのことです。
皆様にはお手数をお掛けいたしますが、どうぞご協力お願い申し
上げます。
〈BBL担当:江尻由美〉
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【3】 保健ネットワーク最新情報:
投資家W. Buffett氏の献金、世界の疾病と環境
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以下の投稿がウェブサイトのBlogに掲載されています。
●投資家のWarren Buffett氏が米国のゲイツ財団に370億ドル
あまりの寄付するとの報道がされていました。現在でも、ゲイツ財
団は世界で一番大きな民間財団として知られていますが、この寄
付により財団の規模は2倍近くになるそうです。
http://dev-health.jugem.jp/?eid=180
●先日WHOから発表されえた報告によると、世界の疾病の4分の
1は環境的な要因によって発生するそうです。子供に限ってみると、
割合は3分の1以上になるそうです。
http://dev-health.jugem.jp/?eid=179
(保健ネットワーク担当:大野尚子・早川元貴・吉田友哉)
http://dev-health.jugem.jp/
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【4】 国連フォーラム:
第3回「国連職員NOW! 」
「国連でインターン」
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●国連職員の方々の生の姿をインタビュー形式で
お伝えする「国連職員NOW! 」第3回では、
国連人口基金広報渉外局で世界の国会議員や
NGOとの窓口として人口問題に取り組まれている
児玉治美さんにお話を伺いました。
http://unforum.org/unstaff/3.html
●現在Plan(子供のための国際NGO)中国事務所に
お勤めの菅野文美さんから、UNICEF事業資金部での
インターンから現職に就かれるまでの経験が
投稿されています。
http://unforum.org/internships/8.html
●Save the Children Myanmarでインターン中の
亀井温子さんから、国連人道問題調整局、UNICEF
バングラデシュ事務所、そして現在の国際NGOと
三つの異なる機関でのインターン経験が投稿されています。
http://unforum.org/internships/9.html
(国連フォーラム担当:大槻佑子)
http://unforum.org/index.html
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編集後記 「学術論文と援助実務の調査研究」
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現在、1年半ぶりにワシントンDCより一時帰国を
している。私は昨年4月から名古屋大の博士課程に在
籍し、育児の合間をぬってワシントンDCの自宅で
細々と論文を執筆するための予備調査を行っている。
この夏は、その経過報告も兼ねて帰国したのだ。
先日、久しぶりに名古屋大に足を運び、ゼミで自分の
研究内容を発表してきた。「○○ちゃんのお母さん」
という役から離れ、自分自身だけで純粋に勝負できる。
ただそれだけのことだけで私はとても興奮し、嬉しくなっ
た。更に、ゼミに来た仲間も皆、仕事を持って苦労しなが
ら時間のやりくりをして、論文を書いていたことに大い
に励まされた。ゼミの後、みんなで「ちょっと一杯」と、
場所を移動してビール片手に本音を話し合うことも新鮮
であった。
当たり前のことだが、学術論文を書くことと、開発援助
実務の調査研究とでは、脳みそを使う部分も、行き着く
結論も全く違う。
学術論文の場合、全ての雑念を振り払い、自分の支持す
る理論やアプローチにとことんこだわり続け、緻密な検
証作業を経て、初めて論文を書き上げることができる。
一方、実務の調査研究の場合、最初から締切日が指定され、
その期間内に出来る限り情報収集を行って整理し、結論
を導き提言を行う。
普段、どうしても細切れの研究時間しか捻出できない中、
一つの理論やアプローチにこだわり続け、どうやって
緻密な検証作業をやり遂げるか。全ての欲を捨て、
修行僧のようになって、ほとんど執念でやるしかないの
だろうと思う。
えらいことを始めてしまったと、今更ながら驚いている
私は、まだまだ考えが甘いのだろう。先は長い。(杉原)
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DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
「メーリングリスト(devforum)」
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ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報
(案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加
え、グローバルな開発戦略と日本の関わりに関する主要な情
報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
(dev-info)」として、電子メールにて2週間に1回を目途
に送付しています(メルマガと同じです)。バックナンバー
はこちらです。http://groups.yahoo.co.jp/group/dev-info/
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意見交換や情報交換を行うために、「ワシントンDC開発フォ
ーラム・メーリングリスト(devforum)」を運営しています。
相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する
ため、本メーリングリスト参加者は氏名・所属を明らかにす
るとともに、発言者の了承がない限りメディア等での引用が
されないようご配慮いただきます。本メーリングリストへの
参加をご希望の方は、次のウェブサイトに掲載している
「devforum参加者の共通理解」に目を通していただいた上
で、上記連絡担当まで氏名・所属・電子メールアドレス・問
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いてご意見・ご示唆等ありましたら、お気軽に上記連絡担当
(info@devforum.jp )までお寄せいただければ幸いです。
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編集担当:早川 元貴
編集後記:杉原 ひろみ
発行:ワシントンDC開発フォーラム