2005年9月06日発行
http://www.developmentforum.org/
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ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
−(dev-info)−
皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】開発フォーラム新着情報チェック:
「ODA一般会計予算概算要求」
「ホワイトバンド・デー」
「2005年人間開発報告書」
「国連世界サミット開幕」
「2005年Commitment to Development Index」
【2】地球に乾杯!NGO:フィールドでのボランティア/国際協力とは
【3】パリ通信:9月国連総会(首脳会合:World Summit)とOECD/DAC
【4】ニューヨーク国連フォーラム:ニジェールの飢餓と教訓、他
【5】バングラデシュ・モデル(現地機能強化):
青年海外協力隊の連載エッセイ
日本トレードフェアでのODA共同ブース
【6】FASID 国際開発研究センター最新情報
(フォーラム「大学とNGOの連携の可能性」
セミナー「平和構築とNGO」、文献紹介)
【7】世界銀行関連情報:
写真パネル展『独立から3年〜東ティモールの現在』、他
【8】グローバルフェスタJAPAN2005 運営ボランティア募集
[編集後記] 「在米大使館での2年間を振り返って」
今回の担当は編集担当の野口 泰 です。
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を募集して
います。情報掲載を希望する場合は、
info@developmentforum.org までご連絡ください。
−日本関連−
●平成18年度外務省ODA一般会計予算概算要求概要がウェブ発
表されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/index/whats/050901_01.html
●平成17年度外務省政策評価書がウェブ発表されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/shocho/hyouka/h17.html
● 9月10日はホワイトバンド・デーです。
http://www.whiteband.org/
● ホワイトバンド・ウィークが始まっています。
http://www.millenniumcampaign.org/site/pp.asp?c=grKVL2NLE&b=992439
● ほっとけない世界のまずしさキャンペーンからホワイトバ
ンド・プロジェクトのウェブサイトが立ち上げられています。
http://whiteband.yahoo.co.jp/
http://blogs.yahoo.co.jp/whitebandproject
−バイ・ドナー関連−
●英国開発省からドナーコンディショナリティーに関する声
明が発表されています。
http://www.dfid.gov.uk/news/files/mph-conditionality.asp
−マルチ・ドナー関連−
●米州開銀主催の企業の社会責任に関する会議が9月25日か
らチリで開催されます。
http://www.iadb.org/NEWS/Display/PRView.cfm?PR_Num=186_05&Language=English
−国連関連−
● 2005年人間開発報告書が9月7日に発表されます。
http://hdr.undp.org/
● 国連世界サミットが9月14日から開催されます。
http://www.un.org/summit2005/
●世界エイズ・結核・マラリア対策基金リプレニッシュメン
ト会合がロンドンで開催されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/17/rls_0902c.html
http://www.theglobalfund.org/en/about/replenishment/london/
−ワーキング・ペーパー、セミナー報告書−
●米国コロンビア大学からミレニアム開発目標に関するサイ
トが発表されました。
http://www.earth.columbia.edu/audio_slideshows/mdgs/
●英国シンクタンクODIからミレニアムプロジェクト・ウ
ェブポータルが発表されました。
http://www.odi.org.uk/Millennium_Project_Portal/index.html
●米国シンクタンクCGDから2005年Commitment to
Development Indexが発表されました。
http://www.cgdev.org/section/initiatives/_active/cdi
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【2】地球に乾杯!NGO:フィールドでのボランティア/国際協力とは
新たに早川元貴さんがコラムを執筆しています。新着コラム
は下記のとおりです。
●9月5日/ケニア・タンザニアでのボランティア−その1 経緯編 (早川元貴)
→昨年7月からWHO本部に11ヶ月短期契約職員として勤務。コントラクト・ブレイ
クの1ヶ月の休暇を利用して、開発途上国のフィ−ルドでボランティアをすること
を希望した。理由として、途上国の現場には自分で努力しないと行けないこと、自
分の目で見て体験したことのないことを語ることに個人的な「罪悪感」を感じてい
たこと、将来のキャリアにも良いと思ったこと等である。そしてWHOで築いた人脈と
ネットワークを活用して、タンザニア・アルーシャに本部を置く東アフリカ共同体
(EAC)でのボランティア先を確保した。
http://mywebpages.comcast.net/NGOcolumn/050905mh.html
●8月29日/国際理解と国際協力 (松本麻美)
→世界の約80ヶ国から集まる全寮制の高校United World College(UWC)で2年を過
ごした。そこで学んだ国際理解とは、自分自身が属する世界の大きさを認識するこ
と、多文化が存在するのは当たり前で、各々違うものとして、ありのままを受け止
めることである。そして、他の価値観を認めつつ自分の信じる価値観を実践してい
くこと、つまりお互いが向き合い、違いを認め合いながら、この地球という大きな
共通スペースを共有することこそが「国際協力」だと考えるようになった。
http://mywebpages.comcast.net/NGOcolumn/050829am.html
(「地球に乾杯!NGO」コラム発起人:杉原ひろみ)
http://e-NGO.net
http://e-ngo.cocolog-nifty.com/blog/
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【3】 パリ通信: 9月国連総会(首脳会合:World Summit)とOECD/DAC
9月14-16日、NYの国連本部で国連総会「World Summit」
(http://www.un.org/ga/59/hl60_plenarymeeting.html)が
開催される予定です。本会合には、170以上の政府等代表者が
集まり、開発(MDGsレビュー含む)、安全、人権、国連改革
の4つの議題について議論が行われる予定です。現在、会合
で採択予定の「成果文書」の第三次案
(http://www.un.org/ga/59/hlpm_rev.2.pdf)の交渉等、
様々な準備が進んでいます。今回は本会合へのOECD・DACの貢
献等に関するご紹介です。
http://www.developmentforum.org/paris/index.htm
(パリ通信担当:寺門雅代)
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【4】ニューヨーク国連フォーラム:ニジェールの飢餓と教訓、他
●以下の投稿がウェブサイト(URL下記)のBlogに掲載されて
います。
(1)ニジェールの飢餓と教訓
(2)外務省政策評価書の公表
(3)(JICA募集)技術協力専門家養成個人研修(9月27日締
切)/一般国内長期研修(11月21日締切) /NGO国内長期研修
(10月11日締切)
(NY国連フォーラム担当:粒良麻知子)
http://www.unforum.org/
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【5】バングラデシュ・モデル(現地機能強化):
青年海外協力隊の連載エッセイ
日本トレードフェアでのODA共同ブース
●日本・バングラデシュ交流メールマガジンでは、新たに青年海外協力隊員に
よる連載を始めました。現場感覚豊かなエッセイですので、是非ご一読くださ
い。
第4回「熱いベンガル人求む!」(理数科教師 井上貞行)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/mailmagazine40.htm
第3回「バングラデシュの蛇使い」(ポリオ対策 須田ミチル)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/mailmagazine39.htm
第2回「村のオバチャン奮闘記」(村落開発普及員 角岡知津)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/mailmagazine38.htm
第1回「国際協力のあり方」(理数科教師 麻生有香)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/mailmagazine37.htm
●9月8〜10日、ダッカ・シェラトンホテルで日本トレードフェアが開催され
る予定です。
http://www.jetro.go.jp/bangladesh/eng/link_files/upcoming_events.html
昨年は大使館・JICA・JBICがそれぞれブースを出しましたが、今年は大使館の
ブース(文化紹介・留学等が中心)に加え、大使館・JICA・JBIC・JETROが共
同でJapan’s ODAブースを新設します。現地ODAタスクフォースの動きは更に進
展しています。
(バングラデシュ・モデル運営委員会担当:紀谷昌彦)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/
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【6】 FASID 国際開発研究センター最新情報
(フォーラム「大学とNGOの連携の可能性」
セミナー「平和構築とNGO」、文献紹介)
●フォーラム「大学とNGOの連携の可能性」のご案内
(平成17年9月29日(木)午後開催)
FASIDは文部科学省との共催で、国際協力分野における大
学とNGOの連携の可能性について討議するフォーラムを開
催いたします。
皆様のご参加をお待ちしております。
詳細は下記ウェブサイトをご覧下さい。
http://www.fasid.or.jp/kaisai/050929.html
●NGOセミナー「平和構築とNGO」のご案内
(平成17年9月29日(木)午前開催)
上記フォーラムと同日開催で、立教大学教授の伊勢?賢治
氏をお招きし、平和構築におけるNGOの役割を中心にお話頂
きます。
皆様のご参加をお待ちしております。
詳細は下記ウェブサイトをご覧下さい。
http://www.fasid.or.jp/kaisai/050929am.html
●開発援助の新しい潮流:文献紹介掲載
今井あい( FASIDジュニア・プログラム・オフィサー)に よる
No.54:”2004 Annual Review of Development Effectiveness
- The Bank’s Contributions to Poverty Reduction -”
の文献紹介を掲載しました。
下記ウェブサイトをご覧下さい。
http://dakis.fasid.or.jp/report/pdf/BriefingReviewNo54.pdf
(FASID国際開発研究センター担当:今井あい)
http://www.fasid.or.jp/
http://dakis.fasid.or.jp/index.html
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【7】世界銀行関連情報:
写真パネル展『独立から3年〜東ティモールの現在』、他
世界銀行情報センター(PIC東京)パネル展・コーヒーアワー
10月3日から7日まで、農業・農村開発NGO協議会(JANARD)と
の共催で、写真パネル展『独立から3年 〜東ティモールの現
在』を開催します。また10月4日には、パネルの内容について
のコーヒーアワーも開催します。どうぞご参加ください。詳
細は以下のURLをご覧ください。
http://www.worldbank.or.jp/02event/01seminar/seminar_top.html
世銀東京事務所ウェブサイト英語版
世界銀行東京事務所の英語版ウェブサイトを充実させる作業
を進めておりましたが、この度公開を開始しましたのでご覧
ください。
(英語版)
http://www.worldbank.or.jp/english/top.html
(日本語版)
http://www.worldbank.or.jp/top.html
(世界銀行東京事務所:大森功一)
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【8】グローバルフェスタJAPAN2005 運営ボランティア募集
今年で15回目になる日本最大の国際協力イベント、グローバ
ルフェスタJAPAN2005 (旧称:国際協力フェスティバル)が
10月1日、2日に東京日比谷公園で開催されます。
日時 : 2005年10月1日(土)・2日(日) 10:00〜17:00
会場 : 日比谷公園(東京都千代田区)
http://www.jbic.go.jp/autocontents/japanese/news/2005/000106/index.htm
現在、当日の運営を手伝っていただけるボランティアの方を
募集しております。詳しくはこちらのサイトをご覧下さい。
http://www1.jca.apc.org/icf/2005p/05apply.html
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[編集後記] 「在米大使館での2年間を振り返って」
在米大経済班の野口です。これまで、約2年間、dev-infoの
編集担当を務めてまいりましたが、9月中旬に在ペルー大に
赴任することとなり、編集担当から退任させていただくこと
になりました。この間、DC開発フォーラムの皆様には大変お
世話になりました。本当にありがとうございます。
DC開発フォーラムでは、民間企業、学生、NGO、国際機関、政
府等いろいろなバックグラウンドをもたれている方々による
自由な意見交換が行われており、私自身とても勉強させてい
ただいたとともに、開発に携わる日本人の層の厚さに強い印
象を受けたところです。
私は、在米大経済班で約2年間、日米の援助協調、米国の援
助政策のフォロー等を担当させていただきました。この間、
米国は開発援助分野においてダイナミックな動きを見せまし
た。イラク・アフガニスタン等に対する復興支援、構想段階
にとどまっていたミレニアム挑戦会計(MCA)の具体化、5年間
で150億ドルに上る大統領エイズ救済緊急計画(PEPFAR)、
津波復興支援、アフリカ支援強化等国際社会においてリーダ
ーシップを発揮しています。
最近では、国連大使にジョン・ボルトン氏を、また、世界銀
行総裁にポール・ウォルフォビッツ氏を配置する人事も行っ
ていますが、こうした人事は、私には、「テロとの戦い」に
最大のプライオリティを置く米国が、国連や世界銀行等の国
際機関も米国の「テロとの戦い」に協力してほしいというメ
ッセージを発しているように思われてなりません。
こうした中で、わが国ODAも変化を遂げています。ODA大綱の
改定、新中期政策の発表、TICAD?の開催、津波復興支援、イ
ラク・アフガニスタンに対する支援、ODA予算減少に歯止めを
かける努力等の様々な動きがあります。日米両国は国際社会
における2大ドナーとして今後ともますます国際社会の平和
と安定に協力できる余地は大きいと思います。
最後に、DC開発フォーラムのますますの発展をお祈りしつ
つ、ご挨拶とさせていただきたいと思います。(野口)
***DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
「メーリングリスト(devforum)」***
ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報
(案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加
え、グローバルな開発戦略と日本の関わりに関する主要な情
報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
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に送付しています(メルマガと同じです)。バックナンバー
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他、より広くグローバルな開発戦略と日本の関わりに関する
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相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する
ため、本メーリングリスト参加者は氏名・所属を明らかにす
るとともに、発言者の了承がない限りメディア等での引用が
されないようご配慮いただきます。本メーリングリストへの
参加をご希望の方は、次のウェブサイトに掲載している
「devforum参加者の共通理解」に目を通していただいた上
で、上記連絡担当まで氏名・所属・電子メールアドレス・問
題関心をご連絡ください。
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dev-infoやdevforumをはじめ、DC開発フォーラムの活動につ
いてご意見・ご示唆等ありましたら、お気軽に上記連絡担当
までお寄せいただければ幸いです。
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編集担当:野口 泰
編集担当補佐:早川 元貴
編集後記:野口 泰
発行:ワシントンDC開発フォーラム