3/8付

ワシントン DC開発フォーラムの皆様、

今回のご連絡(3/8付)は以下の10点です。

【1】 開発フォーラム新着情報チェック:

    「『ジェンダーと開発』イニシアティブ」
    「OECD、世銀、UNDP共催ハイレベル会議Joint
     Progress Toward Enhanced Development Aid
     Effectiveness」
    「英政府ペーパー Partnerships for poverty reduction」
    「ODIペーパー The Washington Consensus is dead!」
  
【2】 ワシントンDC開発フォーラムBBLのご案内

   米州開発銀行(IDB)沖縄総会に向けて(3/17)

   内戦のもとで人間の安全保障を如何に実現するか(3/24)

【3】 DC開発フォーラムHP新着情報「MDGs、PRSP、調和化と日本」、「G8サミット」他
   
【4】 教育ネットワーク:Good Education For All (GEFA)

【5】 パリ通信:「パリ援助効果ハイレベルフォーラム」

【6】 バングラデシュ・モデル(現地機能強化):
     ガバナンスに関するワシントン会合/初等教育セクタープログラム

【7】 GRIPS開発フォーラム:英国通信

【8】 UNSAJシンポジウム「アフリカにおける教育と伝統社会の共生」(3/12:東京)

【9】 「グローバリゼーションとアフリカ農村社会」(3/18:東京)

【10】 外務省国際協力インターンの募集(4/8:締め切り)

[編集後記] 「開発機関のリーダーシップ」 

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【1】 開発フォーラム新着情報チェック

Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を募集しています。
情報掲載を希望する場合は、info@developmentforum.orgまで
ご連絡ください。

−日本関連−

● ODAを通じた「ジェンダーと開発」イニシアティブが発表
されました。

概要http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/seisaku/bunya/gender/gad_initiative_g.html

本文
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/seisaku/bunya/gender/gad_initiative.html

●国連「北京+10」世界閣僚級会合(国連婦人の地位委員
会)における西銘日本政府代表演説(仮訳)が発表されまし
た。
http://www.un.int/japan/jp/statements/nishime050302.html

−バイ・ドナー関連−

●OECD/DAC、世銀、UNDP共催のハイレベル会議Joint
Progress Toward Enhanced Development Aid Effectiveness
が2月28日よりパリで開催されました。
http://www.aidharmonization.org/ah-wh/secondary-pages/Paris2005

●OECD/NEPAD共催の会議Alliances for Integrity –
Government and Business Roles in Enhancing African
Standards of Livingが3月7−8日にアディス・アベバで開
催されました。
http://www.oecd.org/document/5/0,2340,en_2649_37413_34306757_1_1_1_37413,00.html

●米国国務省から年次人権報告書”Country Reports on
Human Rights Practices”が発表されました。
http://www.state.gov/g/drl/rls/hrrpt/2004/index.htm

●英国アフリカ委員会の報告書が3月11日に発表されます。
http://www.commissionforafrica.org/index_english_french.asp

●英国政府政策ペーパーPartnerships for poverty
reduction: rethinking conditionalityが発表されました。
(PDFファイル)
http://www.dfid.gov.uk/pubs/files/conditionality.pdf

−開発銀行関連−

●世銀IDAのReplenishment交渉が終了しました。
http://web.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/EXTABOUTUS/IDA/0,,pagePK:118644~theSitePK:73154,00.html

−国連関連−

●3月8日は国際女性の日です。
http://www.un.org/events/women/iwd/2005/

−ワーキング・ペーパー、セミナー報告書−

●IMFからワーキング・ペーパーMeasuring Efficiency of
Macro Systems: An Application to Millennium
Development Goal Attainmentが発表されました。(PDFファ
イル)
http://www.adb.org/Documents/ERD/Working_Papers/WP066.pdf

●IMFからワーキング・ペーパーRegional Trade
Arrangements in Africa: Past Performance and the Way
Forwardが発表されました。
http://www.imf.org/external/pubs/cat/longres.cfm?sk=17971.0

●OECD/DACからレポートAnalysis of aid in support of
gender equalityが発表されました。
http://www.oecd.org/document/6/0,2340,en_2649_37413_34442502_1_1_1_37413,00.html

●英国DFIDの報告書Why we need to work more 
effectively in fragile statesのダウンロードが可能です。
(PDFファイル)
http://www.dfid.gov.uk/pubs/files/fragilestates-paper.pdf

●英国シンクタンクODIのワーキング・ペーパーThe
Washington Consensus is dead!-Long live the meta-
narrative! のダウンロードが可能です。(PDFファイル)
http://www.odi.org.uk/publications/working_papers/wp243.pdf

●米国Bank Information CenterのレポートEngaging the
IFIs in Afghanistan: The Emergence of Afghan Civil
Society のダウンロードが可能です。
http://www.bicusa.org/bicusa/issues/afghanistan_project/1959.php

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【2】 ワシントンDC開発フォーラムBBLのご案内

【3月17日(木)】

米州開発銀行(IDB)沖縄総会に向けて
−日本が果たすべき役割は何か−

キックオフ:上田善久氏(米州開発銀行日本理事)

趣旨:
目前に迫ったIDB沖縄総会での主要なアジェンダや
会議の方向性、MDGsなど開発イニシアティブへのインパクト
などについて、上田氏にキックオフしていただきます。

【3月24日(木)】

内戦のもとで人間の安全保障を如何に実現するか
– ガテマラ先住民族支援を例に考える –

キックオフ:宿野部雅美氏(JICAガテマラ事務所所長)

趣旨:36年にわたる内戦で、最も深刻な影響を受けてきた
のは国民の4割以上を占める先住民族である。どのようなアプ
ローチが最も効果的インパクトをもたらすのか。人間の安全
保障の観点から、現場での取組みについて宿野部氏にキック
オフいただきます。

――――――

上記BBLの開催要領及び出席方法は以下の通りです。

開催要領

時刻: 12:15〜14:00
 (次第)12:15頃から 食事(各自持参)、適宜自己紹介
     12:30頃から キックオフ
     13:00頃から 自由討議(14:00終了)

出席方法: 会場準備等の関係上、開催前日正午までに、本
フォーラムBBL担当(江尻)に出席を希望される方は氏名・所
属先をご連絡ください。yumiejiridev@aol.com

場所: JICA米国事務所・会議室
1776 Eye Street, N.W. Suite 895, Washington, DC
Tel: 202-293-2334、Fax: 202-293-9200

【JICA米国事務所ビル管理方針の変更に伴うお願い】

この度のDC区域の警戒レベルの引き上げに伴い、JICA米国
事務所が入っているビルの管理方針が変更になりました。

今後、事務所は、予めビルのフロントに対して来客予定者リスト
を提出し、その上で来客者はフロントの係員にエスコートをして
もらうことが必要となります(エレベーターを動かすためには、
指定のカードキーが必要なため。)

以上を踏まえて、皆様には次についてお願いいたします。

1.事前登録を必ず行ってください。
2.事前登録なしに参加する場合は、11:30までに事務所の中村
次長か村田宛に連絡を入れてください。
(事務所代表電話番号 202-293-2334)
3.上記1もしくは2を行われた方は、フロントに申し出てくだ
さい。当面、12:00〜12:30間は事務所のインターンをフロ
ントに配置しエレベーターまでエスコートします。遅れてこ
られた方の場合は、フロントを通じて事務所にご連絡いただ
くこともあります(フロントの係員がエスコートすることも
ございます)。
4.念のため、身分証明書をお持ちください。
5.上記を行われていない方は、フロントを通じて事務所に
ご連絡ください。フロントにインターンがいる場合には、申
し出てください。

尚、上記の管理方針変更については期限未定とのことです。
皆様にはお手数をお掛けいたしますが、どうぞご協力お願い申し
上げます。

〈BBL担当 江尻由美〉

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【3】 DC開発フォーラムHP新着情報

1.2005年2月22日BBL
「国際開発イニシアティブを途上国現地での開発援助に どう生かすか
−MDGs、PRSP、調和化・整合化と日本の役割−」資料
http://www.developmentforum.org/records/material/050222kiya.doc

2.2005年2月16日BBL
「スコットランドG8サミットへむけた英国の開発援助政策
– その動向とダイナミズム -」資料
資料1 http://www.developmentforum.org/records/material/050216resume1.doc
資料2 http://www.developmentforum.org/records/material/050216resume2.doc
資料3 http://www.developmentforum.org/records/material/050216table.doc

3.2005年1月13日BBL
「途上国における民間投資は如何にあるべきか
-MIGAの役割と新たな挑戦-」記録
レター http://www.developmentforum.org/records/050113miga.doc
A4 http://www.developmentforum.org/records/050113miga_A4.doc

(ウェブ担当: 灘本)

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【4】 教育ネットワーク:Good Education For All (GEFA)

■Key Person’s Interview
江原裕美先生インタビュー!!
1月10日に江原裕美先生にインタビューを致しました。

『開発と教育−国際協力と子どもたちの未来−』(2001)『内
発的発展と教育−人間主体の社会変革とNGOの地平−』
(2003)の編者、著者である江原先生に、2冊の本について、ラ
テンアメリカの教育についてお聞きいたしました。また、日
本国際教育学会会長である江原先生から日本のアカデミアに
おける教育開発の位置付けもお聞きいたしました。
http://www.developmentforum.org/education/inteview-ehara.htm

■3月11日付ウェブ更新内容
Organization’s Educational Aidのページ
日本の教育援助の取り組みをまとめた以下のページを内川さ
んが新たにまとめなおしました。JICA, JBIC,外務省、文科
省、国際教育協力研究センター別に、プロジェクトや報告書
などを載せています。ご参照ください。
http://www.developmentforum.org/education/organizationsjapan.htm

GEFAのウェブサイトのURLは以下の通りです。
http://www.developmentforum.org/education/

以上です。ご意見ご感想お待ちしております。

GEFAフォーカルポイント 利根川佳子 (yoshikom55@yahoo.co.jp)
http://www.developmentforum.org/education/

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【5】 第31回パリ通信:「パリ援助効果ハイレベルフォーラム」

先日、紹介差し上げたパリ援助効果ハイレベルフォーラム(2
月28日〜3月2日)に関して簡単にご報告させて頂きます。

本フォーラムは、調和化・アラインメント、開発成果マネジ
メント、その他キャパシティビルディング、オーナーシップ
等援助効果向上のために必要な取組みに関し議論を行うこと
を主な目的に開催されました。会合には、OECD/DAC、世銀、
MDBs、UNに加え、パートナー国、新興ドナー、CSO等幅広い
国・組織から、ハイレベルの参加者を多く得ることができま
した。
http://www.developmentforum.org/paris/032.htm

(パリ通信担当 寺門雅代) 

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【6】 バングラデシュ・モデル(現地機能強化):
     ガバナンスに関するワシントン会合/初等教育セクタープログラム

●2月23〜24日、欧州委員会・米国務省・世銀の共催により、バングラデシュ
のガバナンスに関する会合がワシントンDCで開催されました。政治と開発の
ボーダーラインにある課題ということで、ドナー側も舵取りが難しくなってき
ています。
http://www.eudelbangladesh.org/en/newsroom/pressrelease/Joint%20Statement%20Final.doc

●初等教育セクタープログラム(PEDP-II)のもとで、日本は「教育の質の向
上」で大きな役割を果たすべく、理数科教育の技術協力プロジェクトを先般立
ち上げ、2月24日に政府・他ドナーの出席のもと、発足セミナーを開催しまし
た。堀口大使が日本を代表してスピーチを行っています。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/seminar_pedp2_240205.htm

(バングラデシュ・モデル運営委員会:紀谷昌彦)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/

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【7】GRIPS開発フォーラム:英国通信

英国通信No.33が届きました。「英国とTSUNAMI」と題された
今回は、昨年末に起きたスマトラ沖地震の被災地への支援行
動にみる英国人の援助活動を分析しています。

「援助活動」というと堅苦しい印象がありますが、「チャリ
ティ活動」というと個人の身近な場所で行われているような
響きがありますよね。普段から個人単位、コミュニティ単位
でチャリティ活動に慣れ親しんでいるがゆえにそれが集結し
た時、被災地支援を盛り上げる英国の大きなパワーになって
いるようです。
http://www.grips.ac.jp/forum/britain.html

(GRIPS開発フォーラム:鈴木明日香)
http://www.grips.ac.jp/forum/

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【8】 UNSAJシンポジウム「アフリカにおける教育と伝統社会の共生」のお知らせ

普段、メディアからもほとんど情報が伝わってこないアフリ
カについて私たちはどのくらい知っているのだろうか?アフ
リカ大陸に潜んでいる複雑に入り組んだ問題群の中で特に、
イスラーム伝統社会へ「教育」がどのような影響を与えてき
たのかを、講師の先生方、学生の視点などさまざまな観点か
ら考察し考えていきたい。

■  企画概要

■ 講演会講師 ■
講演会講師 山田肖子氏
(政策研究大学院大学助教授、開発フォーラム・チーム)
■ パネリスト ■
千葉杲弘氏
(公文教育研究会顧問、元UNESCO職員、国際基督教大学COE客員教授)
増田知子氏(国際開発センター主任研究員)
伊藤加奈子(国際基督教大学教養学部二年)
◆ 日時:2005年3月12日(土)
◆ 場所:きゅりあん7Fイベントホール
◆ 定員:200名
◆ 参加費:500円
詳しくはホームページ(http://www.unsaj.org/)をご覧ください。
お問い合わせは general@unsaj.org までお願いします。

■  主催 共催 後援
◆主催:UNSAJシンポジウムプロジェクト
日本国際連合学生連盟(UNSAJ)
◆共催:(財)日本国際連合協会
◆後援:公文教育研究会
     日本ユネスコ協会連盟
◆連絡先:UNSAJ理事長:西村倫子(中央大学法学部二年)
president@unsaj.org

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【9】 「グローバリゼーションとアフリカ農村社会」
-アフリカ農業・農村開発と農産物貿易の関係に関する研究-

■日時: 2005年3月18日(金)14:00〜17:00
■主催: 独立行政法人 国際協力機構
■会場: 国際協力機構国際協力総合研修所 2階 国際会議場
■申し込み締め切り:2005年3月11日(金)
■申し込み方法: 
E-mailまたはFAX:
氏名、所属、E-mail/ファクス番号をご記入の上、 kawashima.s@idcj.or.jp
または、FAX No: 03-3630-8095(財)国際開発センター 担
当:川島あてにお送り下さい。
■定員: 200名
(定員に達しお断りする場合のみ、当方より連絡させていた
だきます。)

■内容
◆プレゼンテーション
・プロジェクト研究の主旨
嘉田 良平 UFJ総合研究所 顧問/女子栄養大学 教授
・貿易自由化の影響とドナー/国際機関の援助動向
  坂元 浩一 東洋大学 国際地域学科 教授
・アフリカ諸国の農業・貿易政策と農村開発:ケニア・エチオピアの事例 
池上 甲一 近畿大学 国際資源管理学科 教授
・グローバリゼーションとアフリカ農村社会:セネガルの事例
  勝俣  誠 明治学院大学 国際平和研究所 所長
・グローバリゼーションとアフリカ農村社会:ケニア・エチオピアの事例
高根  務 日本貿易振興機構アジア経済研究所 研究員
・アジア諸国における農業・貿易政策と農村開発:アフリカへの教訓
小山  修 国際農林水産業研究センター 情報部長
・アフリカにおける農産物貿易の問題と援助の方向性
  山田 健二 国際開発センター 研究主幹

◆パネルディスカッション   
・司会 嘉田 良平
・パネリスト
プレゼンテーター及び
中曽根勝重  東京農業大学助手
生江 明   日本福祉大学教授
半澤 和夫  日本大学教授
山田 三郎  国際開発センター主任研究員、東京大学名誉教授
山本 和子   農業マーケティング研究所所長

■背景と目的■

 多くのアフリカ諸国では1980年代の世銀/IMF主導の構造調
整政策により市場経済化・貿易自由化が進展を見せており、
その影響は農村部にも及んでいます。国際協力機構では、市
場経済化・貿易自由化が進むサブサハラ・アフリカ諸国にお
いて、農産物貿易および農業・農村社会がいかなる変化を遂
げてきたのか、また、農村開発を進めていくための今後の開
発援助のあり方を探るためにプロジェクト研究「アフリカの
農業・農村開発と農産物貿易の関係に関する研究」を2003年
度から2年間にわたって実施しました。

 本セミナーでは、アフリカの農業・農村開発に関心を有す
る方々と調査の結果を共有し、今後広くご活用いただきたい
と考え開催するものです。
http://www.idcj.or.jp/10PPR/seminar_global050318.html

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【10】 外務省国際協力インターンの募集(4/8:締め切り)

外務省では、国際開発協力関連業務を担当するインターンを
募集しています。

各途上国における我が国のODAタスフォースの活動の現状把握
と支援にかかる業務等の補佐、国別援助計画策定取り纏めに
かかる業務を補佐する仕事を、また、援助協調に関しては、
各途上国が作成する貧困削減戦略書(PRSP)及び関連文書に
ついて、各国別比較・分析等の業務を補佐する仕事を予定し
ています。

詳細はこちらのサイトをご覧下さい。http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/keikyo/index_0503.html

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[編集後記] 開発機関のリーダーシップ

ご存知のようにUNDP、WTO、OECDといった開発系の国際機関の
トップ・ポジションの入れ替わりが相次いで起こるようで
す。そんな中、一際注目を集めているのは、やはり世界銀行
総裁の選出であるかもしれません。

歴代の世銀総裁はアメリカ政府の「任命」によるものです
が、現在のウォルフェンソン総裁の5月末の引退を前に候補
者の名前がいくつか挙げられております。米国国防省副長官
のポール・ウォルフォウィツ氏、財務省のジョン・テーラー
氏、国務省のランデル・トビアス氏などの名前がメディアを
賑あわせているようです。

最近、ヒューレット・パッカード社のCEOを解雇されたカーリ
ー・フィオリナ女史なども候補者として噂されております。
面白いところではU2のボノ氏の名前が挙げられたりしている
ようです。

候補者名と同時に盛り上がるのはトップの資質に関する議論
ではないでしょうか。リーダーシップ、マネージメント能
力、開発の専門知識、途上国経験など、トップに求められる
要素がいくつか挙げられています。

とは言っても、やはり一番大きな決まり手というのは、世銀
総裁はアメリカ人という暗黙の国籍ルールであるかもしれま
せん。そのような国籍ルールが必然的に候補者のプールを狭
めてしまっていると感じている方は決して少なくないような
気がいたします。しかしながら、その既存のルールを壊して
新しいルールを打ち立てようとする人というのはまだまだ少
ないのかも知れません。(早川)

***DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
「メーリングリスト(devforum)」***

ワシントンDC開発フォーラムのBBL関連情報(案内・レ
ジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加え、グローバ
ルな開発戦略と日本の関わりに関する主要な情報を、「ワシ
ントンDC開発フォーラム・情報サービス(dev-info)」と
して、電子メールにて2週間に1回を目途に送付しています。
本情報サービスに記事掲載をご希望の方は、ニュース・トピ
ック・人材募集などを簡潔にまとめ
info@developmentforum.org まで連絡いただければ幸いで
す。また、本サービスにご意見やご示唆等ありましたら、お
気軽に御連絡下さい。dev-infoバックナンバーはこちらです。
http://groups.yahoo.co.jp/group/dev-info/

また、「ワシントンDC開発フォーラム・メーリングリスト
(devforum)」では、毎回のBBLについての意見交換の他、
以前取り上げたテーマを含め、より広くグローバルな開発戦
略と日本の関わりに関する意見交換や情報交換を行っており
ます。相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確
保するため、メーリングリスト参加者は氏名・所属を明らか
にするとともに、発言者の了承がない限りメディア等での引
用がされないようご配慮いただきます。本メーリングリスト
への加入をご希望の方は、info@developmentforum.org まで
御連絡下さい。

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編集担当:野口 泰
編集担当補佐:早川 元貴
編集後記:早川 元貴
発行:ワシントンDC開発フォーラム