ワシントン DC開発フォーラムの皆様、
今回のご連絡(8/24付)は以下の11点です。
【1】 開発フォーラム新着情報チェック:
「対パキスタン国別援助計画」
「日本の保健医療の経験」
「爆弾テロ犠牲者の追悼式」
「世銀の新融資戦略」
「フランシス・フクヤマ講演“State-
Building”」、他
【2】 ワシントンDC開発フォーラムBBL(9月9日)のご
案内:米国の対外援助政策について
わが国ODAへのインプリケーションも考えながら
【3】 世界銀行東京事務所
ビジネスセミナー(8月26日)
水力発電テクニカルワークショップ(9月3日)
のご案内
【4】 公開シンポジウム「インドネシアの母子保健」
(於神戸)(9月11日)のご案内
【5】 ワシントンDC開発フォーラムウェブ更新情報:
BBL資料「国際開発協力サポートセンタープロジェ
クト」
【6】 地球に乾杯!NGO:アドボカシーとは
【7】 アフリカ・ネットワーク:スーダン、ブルンジ、
他
【8】 バングラデシュ・モデル(現地機能強化):洪
水・爆発事件
【9】 GRIPS開発フォーラム:
「ベトナム・カントリーレポート」
【10】 FASID国際開発研究センター最新情報(公共財政管
理、国際協力NGO、アジア開発銀行、State-
Building、ILOと貧困問題、ドナー間協調)
【11】 開発質問箱:第9問「貧しい国の都会は、どうし
て汚いの?どうすればきれいになるの?」
[編集後記] 8・19
********************
【1】 開発フォーラム新着情報チェック
●外務省対パキスタン国別援助計画(案)が発表されまし
た。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/seisaku/kuni/enjyo/pakistan_y.html
(要約)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/seisaku/kuni/enjyo/pdfs/pakistan_mt.pdf
(目標体系図、PDFファイル)
●JICA調査研究報告書「日本の保健医療の経験:途上国の保
健医療改善を考える」のダウンロードが可能です。
http://www.jica.go.jp/activities/report/field/200403_02.html
●JICA調査研究報告書「日本の社会保障の経験:社会保障後発
国としての制度整備過程と途上国への教訓の観点から」のダ
ウンロードが可能です。
http://www.jica.go.jp/activities/report/field/200407_01.html
●日加フォーラム・シンポジウム(9月4日:札幌)が開催
されます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/event/sy_040904.html
●6月に開催された国際協力事業評価検討会(第2回労働分
野)の議事録が発表されました。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/06/txt/s0611-1.txt
●非同盟運動(Non-Aligned Movement)閣僚会議が8月17−19
日に開催されました。
http://www.nam.gov.za/media/040802.htm
●アテネ・オリンピック開幕を前に、Harnessing the Power
of Sport for Development and Peaceと題したラウンド・テーブルが行われました。
http://www.righttoplay.com/athens/roundtable.asp?target=home
●先週開幕したアテネ・オリンピックではスポーツ選手たち
を対象にしたエイズ予防キャンペーンが行われています。
http://www.unaids.org/en/events/campaigns/ioc_unaids+partnership.asp
●昨年8月19日にイラク・バクダットで起きた爆弾テロの犠牲
者の追悼式が世界各地で行われました。
http://www.un.org/events/memorial/19august/
●ミレニアム開発目標をテーマにした国連広報部とNGOの会議
が9月8日からニューヨークで開催されます。
http://www.un.org/dpi/ngosection/57conf.htm
●世界銀行の新融資戦略Development Policy Lendingが発表
されました。
http://lnweb18.worldbank.org/SCSL+Dev/OD+8.60/CW-OD-860.nsf/MenuDocIDLookup/E5740359969E938485256BDC004FCF1D?OpenDocument
●低所得国でのIMFのオペレーションに関する抗議文がヨーロ
ッパのNGOネットワークEurodadから提出されました。
http://www.eurodad.org/articles/default.aspx?id=548
●米国シンクタンクICGからスーダン情勢に関するレポー
ト“Darfur Deadline: A New International Action Plan”
が発表されました。
http://www.icg.org/home/index.cfm?l=1&id=2920
●米国大統領選挙では、外交問題、国家安全保障が国民の大
きな関心となっているという世論調査の結果が発表されまし
た。
http://www.cfr.org/pub7255/press_release/foreign_affairs_more_important_than_domestic_issues_in_us_presidential_election_shows_new_pewcfr_poll.php
(プレスリリース)
http://www.cfr.org/pdf/CFRPEW.pdf
(レポート本文、PDFファイル)
●先月ボストンで行われた全米民主党大会ではミレニアム開
発目標達成と万人のための教育を目指す党宣言“Strong at
Home, Respected in the World”が採択されました。
http://www.dems2004.org/site/pp.asp?c=luI2LaPYG&b=97933
●米国シンクタンクUSIPからイラク復興におけるドナー
とNGOの動向に関する報告書が発表されました。
http://www.usip.org/pubs/specialreports/sr124.html
http://www.usip.org/pubs/specialreports/sr124.pdf
(レポート本文、PDFファイル)
●“ State-Building: Governance and World Order in the
21st Century”の著者フランシス・フクヤマのニューヨー
ク、Carnegie Councilでの講演のトランス
クリプトがご覧になれます。著書は 【11】FASID国際開発
研究センター最新情報でも詳しく紹介されております。
http://www.cceia.org/viewMedia.php/prmTemplateID/8/prmID/4977
********************
【2】 ワシントンDC開発フォーラムBBL(9月9日)のご案内:
米国の対外援助政策について
〜わが国ODAへのインプリケーションも考えながら
ワシントンDCには、多数の経済協力関係者が、政府、実施機
関、世銀グループ・米州開銀・IMF、企業、NGO、シンクタン
ク・大学、メディア等で実務や研究に携わっています。その
情報・知見を活かして個人の資格で自由かつ率直な議論を行
い開発戦略に関する政策論議を深める(かつ出席者間の親睦
を深める)とともに、記録を世界各地の関係者に発信して現
実の政策立案・実施に反映させるために、ブラウンバッグラ
ンチを開催しています。標記のテーマについては次の要領で
開催しますので、ご関心とお時間のある方は是非お気軽に参
加いただければ幸いです。
1.日時: 9月9日(木)午後12時30分より
2.場所: JICA米国事務所・会議室
1776 Eye Street, N.W. Suite895, Washington, DC
Tel: 202-293-2334、Fax: 202-293-9200
3.テーマ: 米国の対外援助政策について〜わが国ODAへのインプリ
ケーションも考えながら
4.キックオフ: 野口 泰(在米日本大使館・一等書記官)
5.次第: 12:15頃から 食事(各自持参)、適宜自己紹介
12:30頃から キックオフ
13:15頃から 自由討議(14:00終了)
6.出席方法: 会場準備等の関係上、出席をご希望される方は
9月8日(水)正午までに本フォーラムBBL担当
(早川、hayakawam@who.int)へご氏名・ご所属
先をご連絡ください。
7.趣旨:
米国の対外援助政策は、ブッシュ政権成立後、9.11を経て
大きく転換してきています。 特に9.11を受けて、開発
問題が安全保障と密接な関係にあることが国家安全保障戦略
ペーパーにおいて明確に位置付けられると共に、ミレニアム
挑戦会計(MCA)の発足、大統領緊急エイズ救済計画
(PEPFAR)の発表等を通じて、米国の対外援助が劇的に増大
しています。また、イラク・アフガニスタンをはじめとする
ポストコンフリクトにおける復興支援においても国際社会に
おいて強力なリーダーシップを発揮しており、開発問題につ
いてのこうした米国の積極的な取り組みにつき国際社会の関
心が高まっています。
こうした転換点にある米国の対外援助の中で、伝統的な米国
の開発援助の実施機関であるUSAIDは如何に対応してき
ているのか、米政府の打ち出すイニシアティヴに対し議会は
どのように受け止めているのか、シンクタンクやNGOは対
外援助政策にどのような影響を与えているのか、政権交代の
場合には対外援助政策はどのように変わるのか等についても
興味があるところです。
本BBLでは米国の対外援助政策を1年にわたりフォローしてい
らしゃる在米日本大使館野口泰書記官に、これまでの経験を
踏まえ、米国の対外援助政策について日頃考えてきたことを
皆さんに紹介していただきます。わが国ODAへのインプリケー
ションも含めた率直な意見交換を行いたいと思います。皆さ
んの積極的なご参加を期待しております。
【JICA米国事務所ビル管理方針の変更に伴うお願い】
この度のDC区域の警戒レベルの引き上げに伴い、JICA米国
事務所が入っているビルの管理方針が変更になりました。
今後、事務所は、予めビルのフロントに対して来客予定者リストを
提出し、その上で来客者はフロントの係員にエスコートをしてもらう
ことが必要となります(エレベーターを動かすためには、指定の
カードキーが必要なため。)
以上を踏まえて、皆様には次についてお願いいたします。
事前登録を必ず行ってください。
事前登録なしに参加する場合は、11:30までに事務所の
中村次長か村田宛に連絡を入れてください。
(事務所代表電話番号 202-293-2334)
上記もしくはを行われた方は、フロントに申し出てください。
当面、12:00〜12:30間は事務所のインターンをフロントに配置し
エレベーターまでエスコートします。遅れてこられた方の場合は、
フロントを通じて事務所にご連絡いただくこともあります(フロントの
係員がエスコートすることもございます)。
念のため、身分証明書をお持ちください。
上記を行われていない方は、フロントを通じて事務所に
ご連絡ください。フロントにインターンがいる場合には、申し出てください。
尚、上記の管理方針変更については期限未定とのことです。
皆様にはお手数をお掛けいたしますが、どうぞご協力お願い申し上げます。
DC開発フォーラム・BBL担当
江尻由美
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【3】 世界銀行東京事務所ビジネスセミナー(8月26
日)、水力発電テクニカルワークショップ(9月
3日)のご案内
http://www.worldbank.or.jp/top.html
●8月26日:月例ビジネスセミナー
世界銀行東京事務所では、世界銀行業務関連ビジネス情報サ
ービスの一環として、「世界銀行のプロジェクト・やプログ
ラム等の事業機会について」と題し月例ビジネスセミナーを
開催しています。
このセミナーでは、世界銀行案件受注に必要な基礎的な情報
として、各種案件の事業機会およびビジネス情報へのアクセ
スの仕方を中心にご説明するとともに、また調達に関連した
最近の話題、ニュースに特に重点をおいてご説明します。
企業、コンサルタント会社(NGO、大学含む) 及び個人コンサ
ルタントの実務担当者を対象として計画しています。
日時
2004年8月26日(木)午後2時〜午後3時30分
場所
世界銀行東京事務所 小会議室
(東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル10階)
http://www.worldbank.or.jp/01tokyo/02tokyo_office/tokyo_office_location.html
主な内容
世界融資とビジネス機会
ビジネス機会の情報
各種資料について
最近のトピックス
世銀会計年度2004のPrior Review Contracts について
世界銀行東京事務所情報センター(PIC東京)のご案内
使用言語 日本語
月例ビジネスセミナーのご案内申し込み方法
http://www.worldbank.or.jp/02event/01seminar/seminar_top.html
問合せ 世界銀行東京事務所
片岡滋 (skataoka@worldbank.org)
縫部敦子 (anuibe@worldbank.org)
●9月3日:ナムトゥン2水力発電プロジェクトテクニカル
ワークショップ
世界銀行は9月3日(金)、ラオス人民民主共和国政府及び
Nam Theun 2Power Company (NTPC)の要請により、ナム トゥ
ン2水力発電プロジェクト・テクニカルワークショップを開
催することとなりました。
同ワークショップでは、世界銀行、アジア開発銀行、及びそ
の他の国際開発金融機関の環境・社会的セーフガード遵守要
件に対するナム トゥン2水力発電プロジェクトの適正評価プ
ロセス、またより包括的な開発フレームワークやプロジェク
ト情報(経済性、歳入マネージメント)などについて、関係
者の皆様との意見交換を行います。
今回の東京におけるワークショップは、本年8月及び9月に世
界数ヶ所で開催されるテクニカルワークショップの一環であ
り、ナム トゥン2水力発電プロジェクトの目的、便益及び影
響を、ラオス国内だけでなく国際社会においても、より明白
にし、議論を尽くし、より理解を深めて頂く事を趣旨として
おります。
またこのワークショップでは、ラオス政府及びNTPCが同プロ
ジェクトのセーフガード文書を最終策定するにあたり、皆様
への情報提供とフィードバックのためにご意見を頂戴する事
を趣旨としております。セーフガード文書のドラフト並びに
英語版の「環境・社会的影響評価サマリー(邦題仮、
SESIA)」をご覧になりたい方は、以下のURLをご覧くださ
い。
詳細、ドラフト版のセーフガード文書は以下のURLをご覧くだ
さい。
http://www.namtheun2.com
英語版 SESIA
http://www.namtheun2.com/gallery/lib_sesia/SESIA%20Advanced%20Draft%20July%2004.pdf
日本語(仮訳) SESIA
http://www.namtheun2.com/gallery/lib_sesia/SESIA_Draft_v8%20_wth_pics_JPN.pdf
または、以下のURLから Library and Gallery をクリック
http://www.namtheun2.com
SESIAの日本語仮訳版につきましては、現在第1版が掲載され
ており、8月23日以降に第2版(改訂版)を掲載いたします。
また、SESIAのハードコピーをご希望の方は、世界銀行東京事
務所にて配布いたしますので、下記連絡先まで別途ご連絡下
さい。
お忙しい折、大変恐縮ですが、皆様奮ってご参加頂きますよ
うご案内申し上げます。
日時
2004年9月3日(金) 午前10時00分〜午後4時30分
場所
国連大学 5階 エリザベス・ローズ会議場
(東京都渋谷区神宮前5-53-70)
http://www.unu.edu/hq/japanese/access/index.html
使用言語
日本語・英語(同時通訳あり)
参加費 無料
<参加申込み方法>
参加ご希望の方は、以下のフォーマットにて komori@worldbank.org
宛にEメールでお申込みください。
http://www.worldbank.or.jp/02event/01seminar/seminar_top.html
―――(宛先 komroi@worldbank.org)―――
9月3日ワークショップに参加します。
お名前
(和)
(英)
お役職・肩書き
(和)
(英)
ご所属・団体
(和)
(英)
ご連絡先
(住所)
(電話)
(FAX)
(EMAIL)
<問合せ先>
世界銀行東京事務所 担当: 大森・鬼柳
Tel: 03-3597-6650 Fax: 03-3597-6695
E-mail: komori@worldbank.org, skiyanagi@worldbank.org
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【4】 公開シンポジウム「インドネシアの母子保健」
(於神戸)(9月11日)のご案内
「妊婦さんと赤ちゃんは、母子健康手帳を持って健診に行く。」
日本では当たり前に見られる風景ですが、インドネシアでは
“今”母子健康手帳の利用が広がっています。
インドネシアの母子健康手帳は、10年前に日本に研修に来た
インドネシア人医師が「インドネシアでも母子健康手帳を使
いたい」と考えた事が始まりでした。その後、国際協力機構
(JICA)の支援によってインドネシア版母子健康手帳の開
発・普及が進められてきました。
本シンポジウムでは、日本の母子保健を学ぶために来日して
いるインドネシア人医師、助産師達と、日本で子育てを経験
したインドネシア人留学生達を講師に迎え、母子健康手帳を
含む、日本とインドネシアの母子保健の現状と今後の課題に
ついて楽しく議論したいと考えています。
皆様のご参加をお待ちしています。
日時:2003年9月11日(土) 14:30〜17:00
場所:神戸大学医学部 神緑会館(神戸大学医学部附属病院 正面玄関横)
兵庫県神戸市中央区楠町7-5-1
(URL:http://www.hosp.kobe-u.ac.jp/acc/index.html)
参加費:無料
使用言語:英語、インドネシア語(日本語の通訳がつきま
す)
主催:国際協力機構大阪国際センター、特定非営利活動法人
Health and Development Service (HANDS)
後援:厚生労働省、大阪大学、神戸大学
問い合わせ先
特定非営利活動法人 Health and Development Service
(HANDS)
担当者 桑原 詩央
〒113-0033 東京都文京区本郷3-20-7 山の手ビル2F
TEL 03-5805-8565 FAX 03-5805-8667
E-mail: skuwabara@hands.or.jp URL:http://www.hands.or.jp/
********************
【5】 ワシントンDC開発フォーラムウェブ更新情報
●2004年8月10日ブラウンバッグランチ「国際開発協
力サポートセンタープロジェクト(SCP)による大学支援活動
の現状と今後」の資料を2点掲載しました。
http://www.developmentforum.org/records/material/040810scp.ppt
http://www.developmentforum.org/records/material/040810evaluation.ppt
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【6】 地球に乾杯!NGO: アドボカシーとは
新たに次のコラムを掲載しています。
●8月23日/あるアドボカシー担当者との出会い (松尾 沢子)
→アドボカシー担当の中には、世間の関心を集め、メディア
露出度や目標集金額達成に一喜一憂する人もいるが、アドボ
カシー活動の過程は、実は自らの活動をより精査し、最終的
には彼らの活動の正当性を高めることである。そして相手に
活動の意義、また関わった団体のスタッフやボランティアに
は自分たち個々人ができることを確信させてくれる。この
「確信」を得ることで、アドボカシー活動の次の目的である
行動変容(或いは参加)への道が開ける。
http://mywebpages.comcast.net/NGOcolumn/
●8月16日/第3回キーワード 「アドボカシーとは」
アメリカNGOのアドボカシー活動 (杉原 ひろみ)
→アドボカシーとは、政府に働きかけて市民の声を政策に反
映させることで、NGOは市民と政府の仲介者である。政治の街
ワシントンでは、開発NGOにとって「アドボカシー」の本拠地
を意味している。
http://mywebpages.comcast.net/NGOcolumn/
(「地球に乾杯!NGO」コラム発起人:杉原ひろみ)
http://e-NGO.net
********************
【7】 アフリカ・ネットワーク:スーダン、ブルンジ、
他
8月9日〜14日:スーダンで、政府支持者らによる国連安保理
での決議案に対する反発がある一方で、国連は空からの食糧
援助を開始し、アフリカ連合(AU)が平和維持軍の派遣を発
表しました。
http://www.developmentforum.org/africa/Weekly%20Updates/Aug9-14_04.htm
8月16日〜21日:13日にブルンジ・コンゴ国境の難民キャンプ
でツチ族150人以上が殺害され、大湖地域の地域紛争に発展す
るのではないかという懸念が出ています。
http://www.developmentforum.org/africa/Weekly%20Updates/Aug16-21_04.htm
(アフリカ・ネットワーク・フォーカルポイント:粒良麻知子)
********************
【8】 バングラデシュ・モデル(現地機能強化):洪
水・爆発事件
●バングラデシュでは、引き続き洪水被害への対応が課題に
なっています。8月12日に国連はフラッシュアピールを発出
しました。国連OCHA/ReliefWebは各方面からの最新情報を掲
載しています。是非一度ご覧ください。
http://www.reliefweb.int/
日本は、青年海外協力隊を通じた支援や、JICAとNGOの協力に
よる緊急援助物資の供与などを始めており、関係情報を日
本・バングラデシュ交流メールマガジン(8月19日号)に掲
載しています。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/mailmagazine14.htm
●8月21日には、首都ダッカ市内の、野党アワミ連盟が集会
を開催していたアワミ連盟本部事務所前で、爆発事件が発生
しました。これを受けて、24〜25日には全土でハルタル(ゼ
ネスト)が実施されるなど、国民生活や経済活動にも影響が
出ています。
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2004C356
http://www.bd.emb-japan.go.jp/hortal220804.htm
(バングラデシュ・モデル運営委員会:紀谷昌彦)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/
*********************
【9】 GRIPS開発フォーラム: 「ベトナム・カントリーレ
ポート」
『国際開発ジャーナル』に連載中の「ベトナム・カントリ
ー・レポート」第6回と第7回をまとめて寄稿して頂きました
ので、ウェブに掲載しました。7月号の「ベトナムから見たメ
コン地域開発」では日本のメコン地域への経済協力の意義に
ついて国益の観点から説明しています。そして8月号の「日本
の「声」をPRSCへ:ベトナムにおける結実」ではベトナム現
地で活躍する日本チームのPRSC取り組みについて特集してい
ます。
「ベトナムから見たメコン地域開発」
(在越日本大使館・北野充、
外務省南東アジア第1課長・山之内勘二)
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf04/kaihatsuJ0407.pdf
(PDFファイル28KB)
「日本の「声」をPRSCへ:ベトナムにおける結実」
(在越日本大使館・北野充、
財務省開発機関課長・石井菜穂子、
国際協力銀行ハノイ首席駐在員・唐沢雅幸)
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf04/kaihatsuJ0408.pdf
(PDFファイル24KB)
(GRIPS開発フォーラム:鈴木明日香)
http://www.grips.ac.jp/forum/
*********************
【10】 FASID国際開発研究センター最新情報(公共財政管
理、国際協力NGO、アジア開発銀行、State-
Building、ILOと貧困問題、ドナー間協調
●DAKIS国際開発援助動向研究会会合の議事録ページに、7月
16日開催第32回会合「対LDC援助モダリティと公共部門改革
-公共財政管理を中心に-」(講師:大塚二郎国際協力機構
国際協力専門員)の議事録・関連資料を掲載しましたので、
下記ウェブサイトをご覧下さい。
http://dakis.fasid.or.jp/report/minutes.html
●第121回Brown Bag Lunch「アメリカとイギリスの事例から
視る国際協力NGOの現状と課題 〜日本のNGOのあり方への視
座(講師:黒田かをり氏、今田克司氏/CSOネットワーク共同
事業責任者)」の報告書を掲載しましたので、下記ウェブサ
イトをご覧下さい。
http://www.fasid.or.jp/chosa/forum/bbl/bbl_16.html
●DAKIS課題別基礎情報に「アジア開発銀行と開発」を新たに
掲載しましたので、是非ご覧ください。
http://dakis.fasid.or.jp/report/information/adb.html
●DAKIS開発援助の新しい潮流:文献紹介に「No.40 Francis
Fukuyama, State-Building Governance and World Order
in the Twenty-First Century (2004)」、「No.41
International Labour Office, “Working Out of
Poverty” Report of the Director General (2003)」、
「No.42 Bellanet International, Harmonization of
Shared Development Activity Information:
Lessons Learned (2003)」を新たに掲載しましたので、是非
ご覧ください。
http://dakis.fasid.or.jp/report/reference.html
(FASID国際開発研究センター 中村 玲)
http://www.fasid.or.jp/
http://dakis.fasid.or.jp/index.html
*********************
【11】 開発質問箱:第9問「貧しい国の都会は、どうし
て汚いの?どうすればきれいになるの?」
いつも開発質問箱への回答をいただきありがとうございま
す。慶応大学C-fa(Chances for All)では、本年4月、DC開
発フォーラムと連携して「開発質問箱」を立ち上げました。
http://www1.c3-net.ne.jp/ikuma/
第8問は、「貧しい国でエイズにかかるとどうなるの?世界
からエイズをなくすにはどうしたらいいの?」というもので
した。豊かな国と貧しい国の双方で、現状を正しく把握し
て、十分な危機感を持って取り組むむことや、多くの人がエ
イズに関する知識をきちんと持つことが大事といった回答を
頂きました。
http://www1.c3-net.ne.jp/ikuma/q&a8.html
第9問は「貧しい国の都会は、どうして汚いの?どうすれば
きれいになるの?」というものにさせて頂きました。今回も
多くの方から、devforum MLまたは当方まで回答を頂けると幸
いです。
またこれまで以下のような質問について、回答を頂いてきま
した。上記の第8問、第9問だけでなく以下の第1問〜第7
問の回答も引き続き募集しておりますので、興味を持たれた
質問がありましたら、ぜひ回答をお寄せください。よろしく
お願いします。
第1問「どのような職業につけば貧困問題の解決にかかわれ
るのですか?」
第2問「日本にいて募金以外に何ができるのですか?」
第3問「途上国にいる知らない人たちを助ける義務・必要が
あるのですか?」
第4問「NGOって何ですか?会社や政府とどこが違うのです
か?どのように役に立っているのですか?」
第5問「どうして僕と同じ年で働いている子どもがいるの?」
第6問「貧しい国にもお金持ちはいるの?なぜお金持ちは同
じ国にいる貧しい人を助けないの?」
第7問「なぜ戦争が起こるのですか?貧しい人がいるからですか?」
(開発質問箱:紀谷・木村・野宮・六人部・福島)
http://www1.c3-net.ne.jp/ikuma/
*********************
[編集後記] 8・19
国連イラク事務所が爆弾テロにあってから一年になります。
爆弾テロの起こった8月19日は国連関係者の9・11だ、とい
うようなことをよく耳にします。先日、ジュネーブ、ニュー
ヨーク、ヨルダンで同時に行われた一周年の追悼式に参加す
る機会がありました。私の参加したジュネーブ会場にはテロ
で亡くなった22人の遺族、同僚、生存者などを含め、多くの
国連関係者が哀悼の意を表して集まっていました。国連職員
に限らず、国際協力という仕事についている方で殉職される
方は年間決して少なくないようです。特に、人道・復興支援
の分野では、過去十年の間に、殉職された方の数は世界中で
何百人にもなるといわれています。「そんな危険を冒してま
で」とふと疑問に感じてしまうのが人間の心情でしょうか。
その一方で、「そんな危険を乗り越えてこそ」と、使命感に
燃え、現場に飛び込んでゆく勇敢な援助プロフェッショナル
が世界には沢山いることも事実のような気がいたします。
「世界の繁栄と平和という理想の実現に向けこれからも頑張
ってください」という遺族代表者の方の力強いスピーチが特
に印象的でした。(早川)
**DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
「メーリングリスト(Devforum)」**
ワシントンDC開発フォーラムのBBL関連情報(案内・レ
ジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加え、グローバ
ルな開発戦略と日本の関わりに関する主要な情報を、「ワシ
ントンDC開発フォーラム・情報サービス(dev-info)」と
して、電子メールにて2週間に1回を目途に送付しています。
本情報サービスに記事掲載をご希望の方は、ニュース・トピ
ック・人材募集などを簡潔にまとめ
info@developmentforum.org まで連絡いただければ幸いで
す。また、本サービスにご意見やご示唆等ありましたら、お
気軽に御連絡下さい。
dev-infoバックナンバーはこちらです。
http://www.developmentforum.org/mail/
また、「ワシントンDC開発フォーラム・メーリングリスト
(devforum)」では、毎回のBBLについての意見交換の他、
以前取り上げたテーマを含め、より広くグローバルな開発戦
略と日本の関わりに関する意見交換や情報交換を行っており
ます。相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確
保するため、メーリングリスト参加者は氏名・所属を明らか
にするとともに、発言者の了承がない限りメディア等での引
用がされないようご配慮いただきます。本メーリングリスト
への加入をご希望の方は、info@developmentforum.org まで
御連絡下さい。
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編集担当:野口 泰
編集担当補佐:早川 元貴
編集後記:早川 元貴
発行:ワシントンDC開発フォーラム