2015年3月3日発行
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ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
-(dev-info)-
皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 ワシントンDC開発フォーラム新着情報チェック
「第3回国連防災世界会議」
「外務省:日本の中東支援についての見解」
「EU:エボラ出血熱対策ハイレベル会合」
「WHO: エボラ出血熱の感染状況に関する最新情報」他
【2】 ワシントンDC開発フォーラム:
キャリアフォーラム2015日程のご案内(3月27日)
【3】東京発~世界銀行からのお知らせ
第3回国連防災世界会議でパブリック・フォーラムを開催
【4】 ワシントンDC開発フォーラム便り:
タイトル: 「味噌作り」
執筆: 土岐 彩佳
(世界銀行/ワシントンDC在住)
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev-Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘devinfo.mailmagazine@gmail.com までご連絡ください
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– 日本関連 –
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●第3回国連防災世界会議が、3月14日から18日までの5日間仙台市で開催されます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol124/index.html
●第3回国連防災世界会議開催の機会に、国連人間の安全保障ユニットと外務省の共催で「防災と人間の安全保障」をテーマとしたパブリック・フォーラムが開催されます。その参加者を募集しています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_001822.html
●2013年における日本の開発途上国に対する資金の流れ(確定値)が公表されました。
●日・ポーランド首脳会談、日・カタール首脳会談が開催されました。
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/actions/201502/27poland.html
http://www.mofa.go.jp/mofaj/me_a/me2/qa/page4_001011.html
●外務省は日本の中東支援についての見解をまとめました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/region/middle_e/201502_chuto_shien.html
●日本は、国境なき医師団に対し、エボラ出血熱流行3ヶ国を対象として、200万ドルを拠出します。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_001835.html
●カーボヴェルデ共和国との間で、供与額2億3,000万円の無償資金協力(食糧援助)に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h26/150226_2.html
●日本は、国連世界食糧計画(WFP)を含む国際機関等を通じて、シリア難民及び国内避難民等に対する600万ドルの緊急無償資金協力を実施することを決定しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/jisseki/keitai/kinkyu/150224_01.html
●「中小企業向けODAを活用した海外展開支援事業説明会」が3月13日JICAにて開催されます。
http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-59647.html
●国際協力機構(JICA)は国際通貨基金(IMF)と共催で、東京において「アジアの開発途上・フロンティア諸国:包摂的な高度成長の支援」と題するハイレベル会議を実施しました。
http://www.jica.go.jp/press/2014/20150218_01.html
●同じくJICAは、イラク政府との間でハルサ発電所改修事業を対象として202億2,400万円を限度とする円借款貸付契約に調印しました。
http://www.jica.go.jp/press/2014/20150223_01.html
●同じくJICAは、ニューデリーにおいてインド政府との間で、グワハティ下水道整備事業を対象として156億2,000万円を限度とする円借款貸付契約に調印しました。
http://www.jica.go.jp/press/2014/20150227_01.html
●外務省は、国連など国際機関で活躍する日本人を増やすため、人材育成と就職支援を一括して担う事業を2015年度から始めます。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS21H0C_W5A220C1MM0000/
●東北大学は、国連と共同で世界各地の災害統計を収集・分析する「災害統計グローバルセンター(仮称)」を設立すると発表しました。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG25H5G_V20C15A2CR8000/
●外務省任期付職員(宇宙政策分野、中・東欧諸国の外交・政治経済情勢に関する分野、国際保健分野、開発協力に関する政策企画立案、APEC関連業務)の臨時募集をしています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/ninki/index.html
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– バイ・ドナー関連
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●USAIDが主導するマラリア・イニシアティブは、マラリア対策の今後の6年計画を発表しました。
●USAIDは、エボラ出血熱で影響を受けたリベリアの教育環境改善のために、18.7百万米ドル規模のEducation Crisis Response Programを発表しました。
●カナダ国際開発大臣は世界銀行ジム・キム総裁と会談し、カナダ政府が出資しているMaternal, Newborn and Child Health (MNCH) 及びGlobal Financing Facility (GFF)について協議しました。
http://www.international.gc.ca/media/dev/news-communiques/2015/02/28a.aspx?lang=eng
● 欧州連合(EU)は、3月3日、ブリュッセルでエボラ出血熱対策ハイレベル会合を開催します。
http://europa.eu/rapid/press-release_AGENDA-15-4457_en.htm#5
● GIZの機関紙、'akzente'の最新号が公開されています。
http://www.giz.de/en/mediacenter/30675.html
● ソマリアでのFGM根絶に向けたスウェーデン国際開発協力庁(Sida)の取り組みが、同HPで紹介されています。
http://www.sida.se/English/where-we-work/Africa/Somalia/examples-of-results/female-genital-mutilation-in-somalia/
● 韓国国際協力団(KOICA)は、バングラディッシュにおける子供・女性の健康支援のため、UNICEFへの拠出を発表しました。
http://www.koica.go.kr/english/board/press_releases/1319260_3534.html
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– 国際機関関連 –
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●世界保健機関(WHO)は、エボラ出血熱の感染状況に関する最新情報を発表し、ギニアにおける新規感染の再発生、シエラレオネにおける拡散継続を報告しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=50195
●国連経済社会理事会(ESCAP)は、「アジア太平洋における自然災害:2014年を振り返る」と題する報告書を発表しました。
●国連安保理は、決議を全会一致で採択し、ウクライナ危機終結をめざす13項目協定を支持し、すべての紛争当事者に対し、停戦の完全実施を求めました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=50108
●国際通貨基金(IMF)とJICAが共催で「アジアの開発途上・フロンティア諸国:包摂的な高度成長の支援」ハイレベル会議を実施しました。
http://www.imf.org/external/np/sec/pr/2015/pr1556.htm
●世界銀行グループとリベリア政府とは、日本政府とのパートナーシップの下、リベリアでのエボラ危機による心理的影響に対応し、人々が健康な社会生活を送れるよう300万ドルの新規プロジェクトを立ち上げました。
●アジア開発銀行は(ADB)、日本の貧困削減信託基金を使ってミャンマーの都市運営スキル向上のためのトレーニングを開始しました。
http://www.adb.org/news/training-starts-project-improve-urban-management-skills
●アフリカ開発銀行(AfDB)は、報告書「Financing Change: AfDB and CIF
for a Climate-Smart Africa」の中で、気候投資基金を通したアフリカ27か国支援の状況を掲載しています。
●米州開発銀行(IDB)は、ラテンアメリカ・カリブ海地域の公共財促進のための活動を支援しています。現在そのプロポーザルを募集中です。
● OECDは、経団連および21世紀政策研究所と共同で、東京において、OECDと国際課税に関する会議を開催しました。
http://www.keidanren.or.jp/journal/times/2015/0219_04.html
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– シンクタンク・NGO関連 –
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●ブルッキングス研究所は、2月25日にセミナー“European financial regulation and
transatlantic collaboration”を開催し、欧州の金融市場規制とアメリカとの協力について議論しました。その様子が公開されています。
●同じくブルッキングス研究所は、2月27日にセミナー“China's security and foreign
policies: Comparing American and Japanese perspectives”を開催し、日本及び米国からみた中国の安全保障・外交政策につき議論しました。その様子が公開されています。
●ウッドロウ・ウィルソン・センターは、2月24日にセミナー”How Marijuana Regulation is Affecting Public Attitudes in Uruguay and
Elsewhere”を開催し、マリファナの生産、流通、消費を合法化したウルグアイにおける個々人の行動への影響につき議論しました。その様子が公開されています。
http://www.wilsoncenter.org/event/Uruguay-Marijuana-Regulation
●同じくウッドロウ・ウィルソン・センターは、2月27日に”The U.S. Rebalance to Asia: The Political
and Economic Roles of TPP In the Region”を開催し、アジア諸国にとってのTPPの意義について議論しました。その様子が公開されています。
●Center for Global Development (CGD)は、アフリカ開発銀行の近年の動向や5月に実施される次期総裁選挙に関して見解を述べています。
●Inter-American Dialogueは、2月19日にセミナー“Social Security in Latin America:
What Next?”を開催し、ラテンアメリカにおける社会保障について議論しました。その様子が公開されています。
http://www.thedialogue.org/page.cfm?pageID=32&pubID=3733
●同じくInter-American Dialogueは、2014年のラテンアメリカ・カリブ海地域への送金に係る報告書“Remittances to Latin America and
the Caribbean in 2014”を発表し、2月24日に関連するセミナーを開催しました。
http://www.thedialogue.org/page.cfm?pageID=32&pubID=3742
● 英王立国際問題研究所(チャタムハウス)が、ミャンマーの選挙についてのペーパーを発表しています。
http://www.chathamhouse.org/sites/files/chathamhouse/field/field_document/20150226Myanmar.pdf
● 英サセックス大学IDSは、エボラ出血熱と開発への教訓と題したペーパーを発表しました。
http://www.ids.ac.uk/publication/ebola-and-lessons-for-development
●国境なき医師団は、エボラ出血熱対策のために日本政府より総額200万米ドルの資金拠出を受け入れると発表しました。
http://www.msf.or.jp/information/detail/info_2033.html
●アジア経済研究所は、報告書「中東政治経済レポート:総論(1):2014年の中東地域」を発表し、2014年の中東情勢について概観しています。
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Periodicals/Me_review/1502_06.html
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【2】ワシントンDC開発フォーラム:
キャリアフォーラム2015日程のご案内(3月27日)
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ワシントンDC開発フォーラムでは、国際開発機関にてキャリア構築を目指す大学院生、学部生、若手プロフェッショナルを対象として、キャリアフォーラムを開催します。
日時:2015年3月27日(金)17~21時
場所:世界銀行内(ワシントンDC)
パネルメンバー、パネルテーマ、全体の構成については現在調整中ですが、確定次第発表します。
なお、過去のキャリアフォーラムの様子は以下からご覧になれます。
http://www.devforum.jp/category/events/career-seminar
(ワシントンDC開発フォーラム: 荘所)
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【3】東京発~世界銀行からのお知らせ
第3回国連防災世界会議でパブリック・フォーラムを開催
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防災・減災のための国際的な防災戦略の策定等を目的とした第3回国連防災世界会議開催まで、あと2週間となりました。
世界銀行は、国連防災世界会議に積極的に関わり、災害復興制度強化、災害リスク軽減等について、36を超えるパブリック・フォーラムを開催予定です。ぜひご参加ください。
主なパブリック・フォーラム:
■「島嶼国のレジリエンス強化に向けて」
第3回国連防災世界会議パブリック・フォーラム
世界銀行、外務省共催
日時:
2015年3月14日(土) 午後4時30分から午後6時
場所:
東北大学川内北キャンパス講義棟B棟104教室
内容:
気候変動と自然災害に対する強靭性を強化し、
島嶼国への援助の細分化をいかにして軽減するかを取り上げます。
言語:
英語
詳細、参加お申込み:http://bit.ly/1AON5nM
■「レジリエンス・ダイアログ」
第3回国連防災世界会議パブリック・フォーラム
世界銀行、防災グローバル・ファシリティ(GFDRR)、日本政府、欧州委員会、米国国際開発庁(USAID)共催
日時:
2015年3月16日(月) 午前10時から午前11時30分
場所:
ホテルメトロポリタン仙台
内容:
今後どのように防災・気候変動対応プログラムを
スケールアップし、持続的な資金調達と実施を行うべきかについて議論します。
言語:
英語、日本語(同時通訳付)
詳細、参加お申込み:http://bit.ly/1GaNLaz
(世界銀行東京事務所:開裕香子)
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【4】ワシントンDC開発フォーラム便り:
タイトル: 「味噌作り」
執筆: 土岐 彩佳
(世界銀行/ワシントンDC在住)
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昨日ひょんなことから、味噌を作ると友人から声がかかった。雪が降るワシントンDC市内を歩いて彼女の家に行くと、既に茹でられた5キロ近い大豆があった。私はもっぱら茹で上がった大豆を潰して丸めるという作業を手伝ったが、前日から大豆を洗い、水に浸すなど色々な作業が味噌作りには必要なようである。
調べてみると、1人当たりの味噌購入数量は全国平均で約2キロ(2010年)。そんなに沢山私は味噌を購入していないと思うが、最近近くのスーパーでBrown
Rice Misoを見つけた。いつもは日本食材店で購入する味噌であるが、このBrown Rice Misoも日本から輸入されているだけあって味は普通の味噌であった。
何気なく食べている味噌も、作る段階から関わるとなんだか見方が変わってくる。思えば、実家でも味噌を作っていた記憶もあるが、あまり気にしたこともなかった。味噌の仕込みは1月から3月に集中するとのこと。寒い時期に家族や友達と話しながら味噌を作るのも楽しいものかもしれない、と気付かせてくれた1日であった。
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ワシントンDC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
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2015年3月3日発行