2015年9月15日発行
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
-(dev-info)-
皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】 ワシントンDC開発フォーラム新着情報チェック
「JICA複数ポジション募集開始」
「国際機関合同アウトリーチ・ミッション訪日」
「OECDグリア事務総長、ドイツ/フランスの積極的難民支援を評価」他
【2】 ワシントンDC開発フォーラム
第34回ワークショップIFC瀬川さん「新興国における医療事業とその投資機会」の議事録掲載のお知らせ
【3】 GRIPS開発フォーラム
エチオピア出張報告
【4】 国連開発フォーラム
イベント告知:勉強会 in ニューヨーク(9月20日)
「人間の安全保障の実践とMY DREAMプロジェクト」原ゆかりさん
国連でインターン・ボランティア
UNOCHA ニューヨーク本部 小林綾子さん
【5】 ワシントンDC開発フォーラム便り
「2年ぶりの東ティモール訪問」高橋孝郎(IFC 国際金融公社/ジャカルタ在住)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】 開発フォーラム新着情報チェック
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌――┐Dev-Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘devinfo.mailmagazine@gmail.com までご連絡ください
┏━━━━━━━━━━━┓
– 日本関連 –
┗━━━━━━━━━━━┛
● APECエコノミーの財務大臣は、フィリピンにおいて第22回会合を開催しました。会合には、アジア開発銀行総裁、国際通貨基金及び世界銀行グループの幹部、OECD事務総長、東南アジア諸国連合(ASEAN)事務局長、APECビジネス諮問委員会(ABAC)金融・経済作業部会長も出席しました。
http://www.mof.go.jp/international_policy/convention/apec/20150911.htm
● 日・ウガンダ首脳会談が開催されました。また、会談に際し、ウガンダとの間で、「カンパラ立体交差建設・道路改良計画」につき、199億8,900万円を限度額とする円借款に関する書簡の交換が行われました。
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/actions/201509/10uganda.html
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002432.html
● 安倍総理大臣は、モーエンス・リュッケトフト第70回国連総会議長の表敬を受けました。総理大臣からは、開発アジェンダ、気候変動、軍縮・不拡散、平和構築等のグローバル課題の解決に向けて積極的に貢献していく旨述べ、また、国連安保理改革を実現することの重要性について指摘しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/unp_a/page4_001355.html
● アフリカ開発銀行(AfDB)との間で、総額358億8,000万円を限度とする円借款「アフリカの民間セクター開発のための共同イニシアティブの下での民間セクター支援融資(VI)」に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002425.html
● ハイチとの間で、36億7,200万円を限度とする無償資金協力「クロワ・デ・ミッション橋梁及び新線橋梁架け替え計画」に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002406.html
● グアテマラとの間で、日本の中小企業の製品を活用した供与額2億円の無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002404.html
● 安倍昭恵総理夫人は、「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム(WAW! 2015)」出席のため訪日したアフガニスタン大統領夫人、ケニア大統領夫人と懇談を行いました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/me_a/me2/af/page3_001359.html
http://www.mofa.go.jp/mofaj/afr/af2/ke/page3_001358.html
● 国際協力銀行(JBIC)は、海外展開支援融資ファシリティの一環として、日本企業の海洋資源分野事業及び国際競争力の強化支援を目的として、ブラジル連邦共和国Tartaruga
Verde及びTartaruga Mestica油田向けFPSO傭船事業に対するプロジェクトファイナンス を行います。
http://www.jbic.go.jp/ja/information/press/press-2015/0910-40814
● JICAは、2015年度中小企業海外展開支援事業の募集を開始しました。
http://www.jica.go.jp/information/info/2015/20150909_01.html
● JICAは、青年海外協力隊・シニア海外ボランティア2015年秋募集情報を公開しました。
http://www.jica.go.jp/volunteer/index.html
● JICAは、国際協力専門員を募集しています(締切10月1日)。
http://www.jica.go.jp/recruit/senmonin/index.html
● JICAは、海外長期研修の応募を受け付けています(締切10月14日)。
http://jica-partner.force.com/organizationdetail?id=a0O1000000fdVUaEAM
● JICAは、インターンシップ・プログラム(医療職型)、インターンシップ・プログラム(一般型/開発コンサルタント型)を募集しています(締切10月13日)。
● IMFは、博士号取得のためのJAPAN-IMFスカラシップ・プログラム(JISP)奨学金の応募を受け付けています(締切2016年1月31日)。
http://www.imf.org/external/np/ins/jpn/pdf/jisp2016-2018j.pdf
● グローバルフェスタJAPAN2015が10月3・4日お台場で開催されます。
● 国際機関キャリアガイダンスが10日7日武蔵大学で開催されます(応募締切10月6日)
http://www.mofa-irc.go.jp./dl-data/musashi_university.pdf
● 味の素「食と健康」国際協力支援プログラムの助成事業を募集しています。
http://www.janic.org/news/ngo_103.php
┏━━━━━━━━━━━┓
– バイ・ドナー関連 –
┗━━━━━━━━━━━┛
● USAIDは、対スーダン食糧援助を目的としてWFPに86百万米ドルの追加拠出(今年の累積170百万ドル)を発表しました。
● 米国ミレニアム挑戦公社(MCC)は、ベニンと375百万米ドル規模の電力案件コンパクトを締結したと発表しました。
● 同じくMCCは、Peace Corpsとの協力協定を更新しました。
● カナダ外務省は、シリア緊急救済基金を創設しました。
http://www.international.gc.ca/media/dev/news-communiques/2015/09/12a.aspx?lang=eng
● 英政府は、国連総会への政府代表団に若者を2名、参加させると発表しました。政府代表団に若者が参加するのは初めてのことです。
● 英政府は、ハリケーン エリカの被害を受けたドミニカ共和国への人道支援のため、海軍の補助艦隊 (Royal Fleet
Auxiliary)の一隻を派遣しました。
https://www.gov.uk/government/news/british-ship-en-route-to-dominica-in-tropical-storm-response
● AFDは、フランスの開発協力強化のため、フランス預金供託公庫(Caisse des Dépôts et Consignations)との協力を強化すると発表しました。
http://www.rfi.fr/france/20150826-aide-developpement-afd-adossee-caisse-depots-hollande
● 欧州委員会 (EC) は、アフリカからの移民、難民が生まれる原因の解決を目的とした基金の設立を提案しました。
┏━━━━━━━━━━━┓
– 国際機関関連 –
┗━━━━━━━━━━━┛
● アジアインフラ投資銀行(AIIB)の初代総裁に内定している金立群氏は、「現在57カ国の参加国はまもなく70カ国余りに増えるのではないか」との見通しを示した(アジア開発銀行の67カ国・地域)。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM09H70_Z00C15A9FF1000/
● OECDグリア事務総長は、ドイツとフランスの積極的難民支援の姿勢を評価し、OECDも支援する準備があると表明しました。
● 国際通貨基金(IMF)は、、IMF ワーキングペーパー「日本企業による海外生産と投資」
を発表し、日本国内の設備投資の回復が鈍い原因を、日本企業の海外における役割に焦点を当てて検証しています。
http://www.imf.org/external/japanese/np/blog/2015/091015j.pdf
● IMFは、”The Future of Asian Finance”を発表し、アジアの金融システムについて分析しています。
http://www.imf.org/external/japanese/pubs/ft/survey/so/2015/car090315aj.htm
●アジア開発銀行とUNウーマンは、アジア太平洋地域のジェンダー平等推進の進捗に関する追跡調査を共同で行うと発表しました。
http://www.adb.org/news/adb-un-women-partner-study-track-progress-gender-equality-asia
● アジア開発銀行は、” Asia Small-
and Medium-sized Enterprises (SME) Finance Monitor 2014”を発表し、アジアの中小企業のさらなる成長について論じています。
http://www.adb.org/news/asia-s-smes-need-growth-capital-become-more-competitive-adb-report
● 米州開発銀行は、300億ドルのボリビアの公共投資の質向上を目的とした戦略分野に関する研究への支援を承認しました。
● 米州開発銀行、韓国政府が支援し、ドミニカ共和国政府がホストとなり、ラテンアメリカ・カリブ海地域の閣僚級ブロードバンドフォーラムが開催されました。
● 世界銀行は、報告書「Women,
Business and the Law 2016」を発表し、女性の経済活動を制限する法律が世界各地に依然として存在することを指摘しています。
● 国際金融公社(IFC)は、ヤング・プロフェッショナル・プログラム(YPP)の応募を受け付けています(締切10月5日)。
● 国際機関合同アウトリーチ・ミッションが、10月13日から15日に訪日します(事前申込10月5日締切)。
http://www.mofa-irc.go.jp./dl-data/2015outreach.pdf
● UNCTADはパレスチナに関する新たな報告書の中で、パレスチナではマイナスの経済成長が発生しており、ドナーからの支援が不十分なままでは5年以内に人が住めなくなる可能性があると警告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51770
● グラスゴウで世界肝炎サミットが開催され、60カ国以上から代表団が参加しました。悪性肝炎を公衆衛生の問題と捉え、取り組みがなされることが期待されます。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51774
● FAOとマスターカードは提携を結び、小規模零細農家を支援するための包括的な支払いシステムの構築で協力していきます。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51779
● UNICEFはEducation under Fireというレポートの中で、1300万人の子どもが紛争によって学校に行けなくなっていると報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51786
● FAOは、ミャンマーでの洪水により農地が甚大な被害を受けたため、農民に対する迅速な支援が必要であると警告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51787
● WFPはスーダンでのオペレーションを継続するためには、UN Humanitarian Air Serviceに対する1000万US$の支援が必要であるとしています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51801
● OCHAは、UN Central Emergency Response Fundから1500US$をイエメンの支援のために拠出したと発表しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51799
● G20会議に先駆けILO、OECD、世界銀行が共同で発表したレポートの中で、G20の中で経済成長が鈍化し、失業率が高止まりしていると警鐘を鳴らしています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51798
● 持続可能な開発目標をPRするための、グローバルゴールキャンペーンが始まりました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51791
● インド政府は、UN Capital
Development Fundが推進するBetter Than Cash Allianceに参加し、万人のための金融アクセス実現に向けて取り組みを加速させています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51792
● UN人権モニタリングミッションは、ウクライナ東部で紛争による死者数が、昨年の4月から合計で8000名を超えたと報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51819
● 世界識字の日に先立ちUNESCOは、万人のための識字は持続可能な開発の中心となるべきものであると述べています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51818
● UNICEF、WHO、世界銀行、UNDESAは新たな報告書の中で、1990年から子どもの死亡率は半減以下となったが、さらなる努力が必要であると述べています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51829
● UNWTOは、世界中の旅行者の数は4%増加し、前年比で2100万人以上増えたと報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51845
● アフガニスタンで、人口の1/3が食糧の安全保障の危機に瀕していると報告されています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51839
● 世界森林会議が閉幕し、飢餓撲滅のために森林が重要な役割を果たすことが確認されました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51853
● オランダのBasic Water
NeedsがBusiness Call to Action (BCtA)に参加し、マラウイで54万人に衛生的な水を届ける活動を始めます。
┏━━━━━━━━━━━┓
– シンクタンク・NGO関連 –
┗━━━━━━━━━━━┛
● ブルッキングス研究所は、セミナー”Financing
education for the developing world through 2030 and beyond”を開催し、教育分野の目標を達成するための資金調達について議論しました。その音声とスクリプト、および関連報告書が公開されています。
http://www.brookings.edu/events/2015/09/08-financing-education-developing-world
● 同じくブルッキングス研究所は、OECDを招いて、セミナー”Implementing
the SDGs with local priorities in mind: The 2015 Development Cooperation Report
and the role of partnerships”を開催し、各国の優先事項を考慮しつつSDGsを達成する点について議論しました。その様子とOECD発行の関連報告書が公開されています。
http://www.brookings.edu/events/2015/09/09-sustainable-development-goals
● ウッドロウ・ウィルソン・センターは、セミナー” Help or
Hinder? The AIIB and Outlook for Asian Development”を開催し、AIIBがアジア太平洋地域の経済・政治秩序を変える可能性につきアメリカ、日本、インド、中国の視点から議論しました。その様子が公開されています。
https://www.wilsoncenter.org/event/help-or-hinder-the-aiib-and-outlook-for-asian-development
● Center for Global Development(CGD)は、報告書”The Politics of Priority Setting in Health: A
Political Economy Perspective”を発表し、健康分野の政策を、政策決定に影響力を持つアクターの視点から分析しています。
● 英シンクタンクODIは、人道支援を現金で行う効果を分析した報告書を発表しました。
http://www.odi.org/humanitarian-cash-transfers-panel
● 英王立国際問題研究所(チャタムハウス)の専門家が、G20が難民問題を取り上げない理由について論説しています。
https://www.chathamhouse.org/expert/comment/why-wont-g20-address-refugee-crisis
● International Budget Partnershipsは、予算の透明性を予算書類公開、参加型予算、予算分野における議会の機能度などから測定するOpen Budget
Surveyの最新版を発表しました。調査対象となった102ヶ国のうち、上位5か国はニュージーランド、スウェーデン、南アフリカ、ノルウェー、米国となっています。
http://internationalbudget.org/opening-budgets/open-budget-initiative/open-budget-survey/
● フリーダムハウスは、南米ベネズエラの反政府デモで暴力を扇動したとして、今年2月より身柄を拘束された野党指導者レオポルド・ロペス(Leopoldo Lopez)氏に対し、禁錮13年9月7日の判決が下されたことを批判しています。
https://freedomhouse.org/article/venezuelan-court-convicts-imprisons-opposition-leader-lopez
● World Visionが、児童婚の状況が最もひどい10カ国を発表しました。
http://www.worldvision.org/news-stories-videos/ten-worst-places-child-marriage
● 味の素が「食と健康」国際協力支援プログラムで助成事業を募集しています。
http://www.janic.org/news/ngo_103.php
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2】ワシントンDC開発フォーラム
第34回ワークショップIFC瀬川さん「新興国における医療事業とその投資機会」の議事録掲載のお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
8月25日(火)IFC(国際金融公社)でAssociate Investment Officerとして活躍されている瀬川さんをプレゼンターに迎え、「新興国における医療事業とその投資機会」をテーマに第34回ワークショップが開催されました。
その議事録がワシントンDC開発フォーラムのHPにアップされています。
http://www.devforum.jp/events/workshops/0034-minutes
(DC開発フォーラム 荘所)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】GRIPS開発フォーラム
エチオピア出張報告
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●エチオピア出張報告
GRIPS開発フォーラムの大野健一は、9月1日にエチオピアのアジスアベバ
で開催された「アフリカ日本ビジネス投資フォーラム」で発表しました。同時に
エチオピア政府がオファーしようとしている日系企業用工業団地エリアの詳細
情報を入手しました。現地調査報告書をぜひご一読ください。
大野健一講演資料(日本企業の遅さVSメリットについて)
調査報告書
GRIPS開発フォーラム
飯塚美恵子
http://www.grips.ac.jp/forum/index.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【4】国連フォーラム
イベント告知:勉強会 in ニューヨーク(9月20日)
「人間の安全保障の実践とMY DREAMプロジェクト」原ゆかりさん
国連でインターン・ボランティア
UNOCHA ニューヨーク本部 小林綾子さん
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・イベント告知:勉強会 in ニューヨーク(9月20日)
「人間の安全保障の実践とMY DREAMプロジェクト」原ゆかりさん
国連フォーラムでは、9月20日(日)17時00分より、
元外交官でガーナのNGO「MY DREAM .org」の設立者である原ゆかりさんをお招きし、
「人間の安全保障の実践とMY DREAMプロジェクト」と題し勉強会を開催致します。
原ゆかりさんは09年に外務省入省、国連政策課勤務を経てコロンビア大学大学院にて
人間の安全保障と国際保健を中心に研究、その後ガーナにて外交官と「MY DREAM .org」設立者としての
二足のわらじを2年半続けたのち、15年に外務省を退職、
現在は日本企業のアフリカ進出をコンサルタントとして支援しながら
MY
DREAM .org代表としての活動に専念されています。
この度は、原さんより人間の安全保障を現場で実践するにあたって重要なことを、
ガーナでのご経験を中心にお話しを伺います。
参加をご希望の方は、9月17日(木)正午までに参加登録フォーム(goo.gl/9UFt23)よりご登録をお願いします。
皆様のご登録をお待ちしております!
**************************************
【概要】
1. 日時: 2015年9月20日(日)17時00分~19時00分
2. 場所:コロンビア大学 IAB building, Room 413
420
West 118th Street (Between Amsterdam and Broadway) )New York, NY 10027
※入館の際の諸注意:入館のため、オフィシャルID(運転免許証、パスポート等)をご持参ください。
警備の都合上、IDなしでは入館できない場合がございますので、ご注意ください。
3.使用言語: 日本語
4. 事前問い合わせ先: unforum.benkyoukai@gmail.com
5. 当日の問い合せ先: 参加申し込みを頂いた方に別途連絡いたします。
**************************************
・国連でインターン・ボランティア UNOCHA ニューヨーク本部 小林綾子さん
国連でインターン・ボランティア第55回は、
国連人道問題調整事務所(UNOCHA)ニューヨーク本部でインターンをされた小林綾子(こばやし あやこ)さんです。
アフガニスタンにおける文民保護政策に関する業務を担当する傍ら、
人道支援機関ならではの緊急対応の仕事もされた小林さん。
インターンの機会を獲得するまでの選考書類の書き方、先方とのメールでのやりとり、
面接でのポイントなどにも詳しく触れていただきました。
記事へのリンク:http://www.unforum.org/internships/55.html
http://www.unforum.org/index.html
(国連フォーラム:グスタフソン栄)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【5】ワシントンDC開発フォーラム便り
タイトル:「2年ぶりの東ティモール訪問」
執筆:高橋孝郎(IFC 国際金融公社/ジャカルタ在住)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2年前、出張で東ティモールを訪問したことを当時この欄で書きました。
目的は、TRMというマイクロファイナンス機関への投資を検討するためでした。小規模のNGOとして、財務の健全性やオペレーション管理等に改善すべき点が多く見られたため、当初はIFCにとってリスクが高すぎるのではないかという懸念もありました。しかし、最終的に投資を決めたひとつの大きな理由は、CEOのリーダーシップ。
2006年から2007年にかけての内戦で10以上のマイクロファイナンス機関が東ティモールから撤退、閉鎖する中、CEOは困難にも負けず顧客のためにサービスを存続させました。その類まれなるリーダーシップの下であればTRMも組織として改善を続けるだろうと見越し、最終的に社内の承認が下り、IFCとして東ティモールでの初めての投資案件となりました。
2年経って、先週新たな融資の要請に応えるために訪れたTRMは、見違えるような改善を遂げていました。資産・ローン残高の成長速度も予想以上で、近年の成果を発表するCEOは非常に誇らしげにTRMのことを語ってくれました。私自身、自分が進めた案件の投資先が成長した姿を見るのは感慨深いものがあり、開発に携わる醍醐味を感じました。新規融資の話も社内での承認プロセスは一筋縄では行きませんが、少しでもTRM、そしてTRMの顧客である零細起業家の女性たちのサポートができればと思っています。
高橋孝郎(IFC 国際金融公社/ジャカルタ在住)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ワシントンDC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
「メーリングリスト(devforum)」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムの開催する勉強会等のイベント関連情報 (案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加え、グローバルな途上国の開発関連情報と日本の取り組みに関する最新の情報を、「DC開発フォーラム 情報サービスメールマガジンDev-info」として、電子メールにて隔週で配信しています。
[バックナンバー] 2002年7月以降の全てのバックナンバーは下記のリンクからご覧いただけます。
http://www.devforum.jp/devinfo-list
[メール配信登録] 本情報サービスの配信をご希望の方は、下記リンクよりご登録ください。
https://groups.google.com/forum/#!forum/dev-info-mailmagazine/join
[記事掲載依頼] 本情報サービスへの記事掲載をご希望の方は、下記編集担当アドレスまでご相談ください。
<devinfo.mailmagazine@gmail.com>
[登録解除] 本サービスの登録解除をご希望の方は下記の解除専用アドレスに空メールを送り自動解除いただきますようお願い致します。
<dev-info-mailmagazine+unsubscribe@googlegroups.com>
[情報交換メーリングリスト]
また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の他、より広くグローバルな開発戦略と日本の関わりに関する 意見交換や情報交換を行うために、「ワシントンDC開発フォーラム・メーリングリスト(devforum)」を運営しています。参加をご希望の方は、下記リンクのフォームより参加申請を行ってください。
https://docs.google.com/forms/d/1FOHL-u1NrbvWbKG7CqWd2arqBpQhH5O8O-7LXFjmf1c/viewform
[DC開発フォーラム全般に関するお問い合わせ]
登録に際するエラーや、dev-infoやdevforumをはじめ、DC開発フォーラムの活動についてご質問・ご意見等ございましたら、お気軽に下記アドレスまでご連絡いただけますと幸いです。
<dc.development.forum@gmail.com>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
編集担当:小林隼人/荘所真理/畠山勝太/表将幸/神田匡/浅海誠
発行:ワシントンDC開発フォーラム
DC開発フォーラムHP: http://www.devforum.jp/
Facebookページ: http://on.fb.me/rtR9Le
twitterアカウント: @DC_dev_forum
2015年9月15日発行