2015年12月8日発行
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ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
-(dev-info)-
皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 ワシントンDC開発フォーラム新着情報チェック
「COP21開催」
「IMF:博士号取得のJAPAN-IMFスカラシップ・プログラム(JISP)奨学金応募受付」
「人民元(RMB)、IMFの特別引出権(SDR)を構成する通貨バスケットに」他
【2】 ワシントンDC開発フォーラム
DC開発フォーラム第249回BBLのご案内:12月14日(月)「開発途上国における安全な水へのアクセス現状とJICAの取り組み」
第37回、38回議事録公開
【3】 国連開発フォーラム
(1)記事掲載:「国連とビジネス」インタビュー企画(UNICEF Terra Weikelさん)
(2)勉強会開催告知:「国連における精神保健政策および障害者の権利」(2015年12月9日 於 東京大学駒場キャンパス )
【4】東京発~世界銀行からのお知らせ
セミナーのご案内
【5】 ワシントンDC開発フォーラム便り
「シアトルで走ってきました」杉原ひろみ(ワシントン在住)
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev-Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘devinfo.mailmagazine@gmail.com までご連絡ください
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– 日本関連 –
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● 12月16日、東京プリンスホテルにおいて、財務省、外務省、厚生労働省、JICA、日本国際交流センター(JCIE)との共催で、国際会議「新たな開発目標の時代とユニバーサル・ヘルス・カバレッジ:強靱で持続可能な保健システムの構築を目指して」が開催されます。
http://www.mof.go.jp/international_policy/others/uhc_20151203.html
● 安倍首相は、第21回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)の首脳級会合で演説し、官民をあわせた途上国への資金援助を現在の年1兆円から2020年までに年1.3兆円に増やす方針を示しました。
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2015/1130speech.html
● ウクライナとの間で、総額369億6,900万円を限度とする円借款に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002743.html
● スーダンとの間で、供与限度額5,900万円の無償資金協力「コスティ市給浄水場施設改善計画位置図」に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002720.html
● コモロ連合との間で、2億3,000万円の無償資金協力(食糧援助)に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002698.html
● インドネシアとの間で、総額1,400億5,100万円を限度とする円借款3件(ジャカルタ都市高速鉄道東西線計画、ジャカルタ都市高速鉄道計画第二期、ジャワ・スマトラ連系送電線計画第二期)に関する交換公文の署名が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002703.html
● 外務省のHPに、事業・運営権対応型無償資金協力(民間企業が関与して施設建設から運営・維持管理までを包括的に実施する公共事業に対して実施する無償資金協力)についての解説がのっています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/about/kanmin/page23_000777.html
● JICAと国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、JAXAの陸域観測技術衛星2号「だいち2号」を用いて熱帯林の伐採・減少の状況をモニタリングする新たな「森林変化検出システム」の構築を中心とした、「森林ガバナンス改善イニシアティブ」をCOP21のジャパン・パビリオンにおいて発表しました。
http://www.jica.go.jp/press/2015/20151202_01.html
● JBICは、日本の製造業企業の海外事業展開に関する「2015年度海外直接投資アンケート(第27回)」の結果を公開しています。
http://www.jbic.go.jp/ja/information/press/press-2015/1203-44372
● 外務省非常勤職員(経済協力専門員NGO支援分野、ハーグ条約中央当局調査員、経済協力専門員アフリカ開発分野、経済協力専門員2016年伊勢志摩サミット関連、外務報道官・広報文化組織国際報道官室海外論調分析員)を募集しています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/kikan/index.html
● 外務省任期付職員(総合外交政策局国連政策課国連分野、国際法局国際法課国際法分野、儀典官室プロトコール駐日外国公館支援分野、在ノルウェー日本国大使館勤務広報文化担当分野、国際協力局国別開発協力第二課経済協力分野、監察査察室公認会計士、国際情報統括官組織第四国際情報官室米州地域情勢分析分野)を募集しています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/ninki/index.html
● IMFは、博士号取得のためのJAPAN-IMFスカラシップ・プログラム(JISP)奨学金の応募を受け付けています(応募締切2016年1月31日)。
http://www.imf.org/external/np/ins/jpn/pdf/jisp2016-2018j.pdf
● 内閣府国際平和協力本部事務局が、平成28年度国際平和協力研究員を募集しています(1月29日締切)。
http://www.pko.go.jp/pko_j/news/__icsFiles/afieldfile/2015/11/20/201604researcher-bosyu.pdf
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– バイ・ドナー関連 –
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● 米国務省は、パリで開催されているCOP21の特設チャンネルを公開しています。
http://www.state.gov/e/oes/climate/cop21/video/
● USAIDラテンアメリカ局長は、ラテンアメリカの治安対策会議のためにペルー・グアテマラを訪問しました。
● 米国ミレニアム挑戦公社(MCC)は、世界エイズデーを機に、エイズ対策案件等について紹介しています。
https://www.mcc.gov/news-and-events/feature/world-aids-day
● カナダ政府は、シリア及び周辺国における人道支援のためにUNHCRに100百万ドルの拠出を発表しました。
http://news.gc.ca/web/article-en.do?mthd=tp&crtr.page=1&nid=1022199&crtr.tp1D=930
● DFIDは、国際障害者デー (12月9日) にあわせて同機関の取組を紹介しています。
● AFDは、パリで開催されているCOP21にあわせ、AFDの気候変動への取組をまとめたペーパーを発表しました。
http://www.afd.fr/webdav/site/afd/shared/PORTAILS/SECTEURS/CLIMAT/pdf/AFD_bilan_climat_2014.pdf
● GIZは、ウェブサイトで気候変動によって生じる難民の問題を紹介しています。
https://www.giz.de/en/mediacenter/36343.html
● 欧州連合(EU)は、開発協力分野の年次報告書を発表しました。
● 同じくEUは、エネルギーおよび気候変動分野で、アフリカの6カ国およびインド洋委員会との協力を深めることを発表しました。
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– 国際機関関連 –
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● 地球温暖化対策を話し合う第21回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)がパリで開幕しました。
● 国際開発金融機関(MDBs)を構成する、アフリカ開発銀行、アジア開発銀行、欧州復興開発銀行、欧州投資銀行、米州開発銀行、世界銀行グループは、COP21の場で共同声明を発表し、温室効果ガス排出削減と気候変動への適応に向けた各国の取組みを支援するため、公的資金と民間資金をさらに動員していくと表明しました。
● アフリカ開発銀行は、COP21に際し、2030年までにアフリカの全て人々が普遍的エネルギーアクセスを達成することを目標とする、「アフリカ再生可能エネルギーイニシアティブ」を立ち上げました。
● IMFは、中国の人民元(RMB)が、IMFの特別引出権(SDR)を構成する通貨バスケットに含まれることになったと発表しました。人民元はドルやユーロ、円、英ポンドに次ぐ5番目の構成通貨となります。
http://www.imf.org/external/mmedia/view.aspx?vid=4637927003001
● アジア開発銀行(ADB)は、”2015 Asian Development Outlook Update”を発表しました。
http://www.adb.org/news/asian-growth-match-forecasts-remain-steady-2015-2016-adb
● 同じくADBは、東チモールの国営道路ネットワーク支援のための7,600万ドルの追加融資を承認しました。
http://www.adb.org/news/adb-approves-additional-76-million-road-upgrade-project
● 米州開発銀行は、コロンビアの財政管理の質と効率性の向上支援のための3,000万ドルの融資を実施します。
http://www.iadb.org/en/news/news-releases/2015-12-03/colombia-improve-fiscal-controls,11341.html
● 世界銀行グループは、アフリカ諸国や人々の気候変動への適応と、気候の影響に対するアフリカの強靭性向上を図るため、160億ドルに上る新たな対アフリカ支援計画を発表しました。
● アジアインフラ投資銀行(AIIB)の初代総裁に就く金氏は、発足当初5-6年の年間の融資規模は100-150億ドルになるとの見通しを示した。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM01H8A_R01C15A2FF2000/
● OECDは、”Pensions at a Glance 2015”を発表し、今後多くの国では年金受給者が貧困に直面する深刻なリスクが予測されると指摘しています。
http://www.oecd.org/pensions/oecd-pensions-at-a-glance-19991363.htm
● OECDは、”Education at a Glance 2015”を発表しました。
http://www.oecd.org/education/education-at-a-glance-19991487.htm
● ソマリア南部・中部での洪水によって6万人が国内避難民となっています
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=52635
● IKEA財団はUNHCRと共同で、「難民キャンプに明かりを届けよう」キャンペーンを再開しました
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=52628
● UNISDRは新たなレポートを発表し、過去20年間の災害の90%は天候によるもので、これにより60万人が命を失ったと報告しています
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=52627
● UNAIDSは新たなレポートを発表し、Fast-Track Strategyを多くの国が採用したことにより、数多くのHIV患者が治療を受けられるようになったと報告しています
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=52639
● OCHAは、イエメンの全人口の82%にあたる2120万人が何らかの人道支援を必要としていると報告しています
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=52638
● UNICEFはCOP21に先駆けたレポートの中で、世界の子どものうち5億人が洪水のリスクに、1億6千万人が干ばつのリスクにさらされていると報告しています
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=52637
● UNICEは新たなレポートを発表し、急激な人口増加に対して改善の速度が緩慢であるために、アフリカでの児童婚の件数が現在の1億2500万件から2050年には3億1千万件に到達すると報告しています
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=52660
● FAOは気候変動の農業セクターに対する影響によって、より多くの途上国の農民が食糧危機にさらされていると報告しています
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=52664
● ユニクロはUNHCRに対して1千万ドルの難民に対する衣料支援と、ヨーロッパに来る難民に対してインターンシップの機会を提供すると発表しました
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=52651
● UNWMOは、2015年は歴史上最も暑い年で、2011-2015年についても5年区切りで見た場合歴史上最も暑い期間だったと報告しています
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=52652
● WFPは東部ウクライナの政府の支配が及ばない地域の10万人に支援を行いましたが、この地域では依然として500万人が支援を必要としています
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=52657
● UNICEFは、10代後半のAIDS死者数は2000年と比べて3倍に増加しており、確かに母子感染は以前よりも防げているものの、さらなる対処が必要だと報告しています
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=52668
● UNICEFは、今年の初めと比べて南スーダンの子どもたちが置かれている状況がさらに悪化していると警鐘を鳴らしています
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=52670
● UNICEFは中央アフリカで120万人の子どもが支援を必要としているが、必要な資金の半分程度しか集まっていないと警鐘を鳴らしています
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=52684
● UNICEFは、ネパールでの深刻な物資不足によって300万人以上の子どもがこの冬命の危機にさらされると警鐘を鳴らしています
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=52685
● UNITUは新たなレポートを発表し、全人口の43%に当たる32億人がオンライン状態にあるが、2020年までに60%に達するという目標から遅れていると報告しています
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=52690
● FAOは11月の食糧価格を発表し、先月よりも食糧価格が下落したと報告しています
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=52723
● UNRWAは、パレスチナ難民の子どもが厳しい冬を越すために必要な200万$のAPPEALを出しました
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=52698
● UNHCRは、南スーダンでの新たな紛争の発生で、4000人の難民がコンゴ民主共和国の東部に流入していると報告しています
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=52733
● エルニーニョ現象による異常気象で、エチオピアの820万人が緊急支援を必要としており、WHOは緊急医療支援チームを派遣しました
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=52735
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– シンクタンク・NGO関連 –
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● ブルッキングス研究所は、アフリカで都市化が進んでいると指摘し、早い段階で環境に配慮した都市計画を進めることが重要と指摘しています。
http://www.brookings.edu/blogs/africa-in-focus/posts/2015/12/02-africa-climate-urbanization-sy-goyal
● ブルッキングス研究所は、セミナー” France and Europe after the terrorist
attacks”を開催しました。
http://www.brookings.edu/events/2015/11/23-france-europe-terrorist-attacks
● ウッドロウ・ウィルソン・センターは、イベント” State of World Population 2015 – Shelter
from the Storm: A transformative agenda for women and girls in a crisis-prone
world”を開催し、人道支援対象者が1億人以上と戦後最大の中、今後いかに脆弱性の問題に取り組んでいくべきかについて議論しました。
● Inter-American Dialogueは、中米の経済社会開発に関する課題について分析しています。
http://www.thedialogue.org/blogs/2015/11/central-american-economies-development-concerns/
● Center for Global Development(CGD)は、世界の先進国27カ国の政策が途上国の50億人以上の人々に与える影響を測定するCommitment
to Development Index 2015を発表しました。デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドの北欧が上位4か国となった一方、韓国26位、日本は27位となっています。
http://www.cgdev.org/publication/commitment-development-index-2015
● CGDは、パリで開催されているCOP21の特設サイトを公開しています。
http://www.cgdev.org/topics/climate-change-paris-cop21
● Save the Childrenは、タンザニアにブルンジ難民が11万人流入し、対応能力の限界を超えつつあると報告しています
● Oxfamは新たなレポートを発表し、世界の最も豊かな10%の人口が二酸化炭素排出の50%を占める一方、最も貧しい50%の人口は排出量のわずか10%にも満たないと報告しています
● 英シンクタンクODIが、来年中国がG20の議長国となることの影響について分析しています。
http://www.odi.org/publications/10156-g20-presidency-china-development-agenda
● 同じくODIは、気候ファイナンスについて知っておくべきことをまとめたペーパーを発表しています。
http://www.odi.org/publications/9607-10-ten-things-know-about-climate-finance-2015
● 英王立国際問題研究所(チャタムハウス)は、ナイジェリアの国境で行われている非正規の貿易の影響を分析しています。
● JANICでは冬の募金キャンペーンを実施しています
http://www.janic.org/news/fuyubokin2015.php
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【2】ワシントンDC開発フォーラム
DC開発フォーラム第249回BBLのご案内:12月14日(月)「開発途上国における安全な水へのアクセス現状とJICAの取り組み」
第37回、38回議事録公開
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ワシントンDCでは、多数の途上国開発援助関係者が、政府、実施機関、世銀グループ・米州開銀・IMF、企業、NGO、シンクタンク・大学、メディア等で実務や研究に携わっています。DC開発フォーラムでは、その情報・知見を活かして個人の資格で自由かつ率直な議論を行い開発戦略に関する政策論議を深める(かつ出席者間の親睦を深める)とともに、記録を世界各地の関係者に発信して現実の政策立案・ 実施に反映させるために、ブラウンバッグランチを開催しています。
過去のBBLについては、下記のリンクをご参照ください。
標記のテーマについては次の要領でワシントンDCにて開催いたしますので、ご関心とお時間のある方は是非お気軽に参加いただければ幸いです。
1.日時: 12月14日(月)午後12時15分より
2.場所: JICA米国事務所・会議室
1776 Eye Street, N.W.
Suite 895, Washington, DC
Tel: 202-293-2334
3.テーマ: 「開発途上国における安全な水へのアクセス現状とJICAの取り組み」
4.スピーカー:
宮崎 明博氏 (JICA地球環境部水資源第二チーム課長)
略歴:国際協力機構(JICA)地球環境部水資源第二チーム課長。1996年JICA入構、社会開発調査部、メキシコ事務所、北海道国際センター、企画部、審査部、モザンビーク事務所を経て現在に至る。モザンビークでは、インフラ、農業、社会開発と複合的な事業を回廊沿いで統合的に進め、マラウイ、ザンビアへと繋がるナカラ回廊開発プログラムを構築、調整し、民間連携等にも従事。東京理科大学理工学部土木学科(都市計画研究室)卒業、デューク大学国際開発(環境専攻)修了
5.次第:
12:00頃から 食事(各自持参)、適宜自己紹介
12:15頃から プレゼンテーション
12:55頃から 自由討議(13:20終了)
6.参加登録: 下記URLの登録フォームよりご登録ください。会場準備等の都合により、12月13日(日)までにご登録いただきますようお願い申し上げます。
ご不明の点は、<dev.forum.workshop@gmail.com>までお問い合わせ下さい。
【JICA米国事務所ビル管理方針に伴うお願い】
JICA事務所では、予めビルのフロントに対して来客予定者リストを提出し、その上で来客者はフロントの係員にエスコートをしてもらうことが必要となります(エレベーターを動かすためには、 指定のカードキーが必要なため)。
以上を踏まえて、皆様には下記についてお願いいたします。
1.事前登録を必ず行ってください。
2.事前登録なしに参加する場合は、11:30までに事務所に連絡を入れてください。(事務所代表電話番号:202-293-2334)
3.当日は、フロントに訪問先(JICA事務所)を申し出てください。(フロントの係員がエレベーターを動かすための指定キーを持ってエレベーターまでエスコートします。)
なお、フロントを通じて事務所にご連絡いただくこともあります。また、念のため、身分証明書をお持ちください。
4.上記1または2を行われていない方は、必要に応じてフロントを通じて事務所に ご連絡ください。
どうぞご協力お願い申し上げます。
また、以下のイベントの議事録が公開されました。
第37回ワークショップ:11月24日(火) 敦賀一平氏(JICA)「事例で振り返るJICA の「非」メインストリーム事業:調査・研究を通しての国際貢献」
http://www.devforum.jp/events/workshops/0038-minutes
第38回ワークショップ:12月1日(火)荘所真理氏(世界銀行)「教育開発アジェンダと世界銀行の役割:スリランカにおける教育支援を例に」
http://www.devforum.jp/events/workshops/0038-minutes-2
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【3】国連フォーラム
(1)記事掲載:「国連とビジネス」インタビュー企画
(UNICEF Terra Weikelさん)
(2)勉強会開催告知:「国連における精神保健政策および障害者の権利」
(2015年12月9日 於 東京大学駒場キャンパス )
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(1)「国連とビジネス」班インタビュー企画
ユニセフイノベーションチームのサンフランシスコオフィスで勤務する
イノベーション・パートナーシップ・スペシャリストの
Terra Weikelさんの英語インタビューを、日本語で掲載いたしました。
世界の子供たちの生活改善・向上を目的としてテクノロジーを活用し、
民間企業と連携しながらどのような画期的な取り組みをされているのかについてお話を伺いました。
記事掲載URL:
http://unforum.org/business/case1.html
(2)勉強会開催告知:「国連における精神保健政策および障害者の権利」
(国連大学グローバルヘルス研究所 堤敦朗さん)
国連フォーラムでは、東京大学KOMEXと合同で、
2015年12月9日(水)19時より東京大学駒場キャンパスにて、
国連大学グローバルヘルス研究所(クアラルンプール)コーディネータである堤敦朗さんをお招きし、
「国連における精神保健政策および障害者の権利」と題した勉強会を開催致します。
堤さんは、精神保健の分野の専門家として
WHOやJICAで心のケアに関するプロジェクトに従事され、
また仙台防災会議では精神保健や障害者の権利等に関して
国連のフレームワークづくりを行われました。
今回は、「仙台防災枠組」や「SDGs」に精神保健と障害が含まれるにいたった
歴史的な達成における国連のプロセスや、
12月3日に国連本部で行われる国際障害者デーに、
パネルとして参加された経験についてお話しを伺います。
参加をご希望の方は、
12月8日(火)正午までに参加登録フォーム
(http://bit.ly/unf-tokyo-seminar)よりご登録をお願いします。
皆様のご登録をお待ちしております。
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【概要】
1.日時:
2015年12月9日(水)19時から20時30分
2. 場所:
東京大学駒場Iキャンパス 国際教育研究棟(旧6号館)3F会議室(314号室)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_05_j.html
3.使用言語:日本語
4. 講師紹介
堤 敦朗氏(つつみ あつろう)
略歴:WHOで災害時の心のケア等を担当、その後JICAで初めての精神保健に関する長期専門家として、
中国・四川大地震後の心のケアプロジェクトを統括。
UNUでは、仙台防災会議はじめ様々な機会に国連専門家会議等を開き、
精神保健や障害者の権利等に関して国連のフレームワークづくりに従事。
日本政府による長崎原爆体験者の精神保健に関する研究にも携わる。
5. 当日の問い合せ先: 参加申し込みを頂いた方に別途連絡いたします。
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今後とも国連フォーラムをよろしくお願いいたします。
Facebook: http://on.fb.me/1NpVEhg
Twitter: https://twitter.com/unforum
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【4】東京発~世界銀行からのお知らせ
セミナーのご案内
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■「中東・北アフリカ地域の平和と安定のための世界銀行グループの新戦略」
世界銀行セミナー
日時:2015年12月18日 (金) 午後4時から午後5時30分
場所:世界銀行東京開発ラーニングセンター http://ow.ly/Ok6kd
内容:ハフェーズ・ガネム世界銀行中東・北アフリカ地域担当副総裁の来日に当たり、
中東・北アフリカ地域の現況と課題、同新戦略の概要を中心に同地域における世界銀行の活動をご紹介します。
言語:英語、日本語(同時通訳付)
詳細、参加お申込み:http://ow.ly/VyH16
■「世界銀行で働く:石原 聡 世界銀行上級社会開発専門官」
世界銀行キャリアセミナー
日時:2015年12月21日 (月) 午後6時30分から午後8時
場所:世界銀行東京開発ラーニングセンター http://ow.ly/Ok6kd
内容:社会開発のための道路、インフラ案件に携わる石原聡上級社会開発専門官から、入行するまでの経験、
世銀での業務、将来世銀での勤務を希望される方へのメッセージをご紹介します。
言語:日本語
詳細、参加お申込み:http://ow.ly/VyIYb
(世界銀行東京事務所: 開裕香子)
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【5】ワシントンDC開発フォーラム便り
タイトル:「シアトルで走ってきました」
杉原ひろみ(ワシントン在住)
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私は、ワシントンDCに移り住んで15年になります。ステイタスは外国人ですが、移民が次々やって来るアメリカでは、日常生活において、かなり年季の入った移民者だと思われることが多いです。
これだけ長く暮らすと、国内社会の奥深いところが見えて来るようになります。多くの白人アメリカ人の保守的な行動様式、例えば表面的には愛想がいいけれど、いつまでたっても本音を言うことがなく、親友と思える人がいないことに淋しさを感じます。口を開ければ家族や親戚のことしか話さず、彼らから心躍るようなワクワクする話は聞けません。
そんな中、アメリカの西海岸は日系人も多く、気候も温暖で、人々もフレンドリーで良い所らしいという噂を聞くようになってきました。そして、シアトルでフルマラソン大会があると知り、42.195キロを走りながら、西海岸の街を探訪しようと思いついたのです。シアトルと言えば、マイクロソフト社やボーイング社、アマゾンほか、会員制の大型スーパー・コストコ本社やスターバックス発祥の地があります。日本のガイドブックには「おしゃれなカフェの街」とありました。きっと街全体が潤い、活気があるのだろうと、勝手に想像を膨らませていました。
ところが、実際にシアトルを訪ねてみると、おしゃれなカフェと言われる所には、白人ホームレスがうろうろし、感謝祭だったからか、炊き出しをしていました。スタバのフラグシップ店でもある焙煎工場自体は、重厚な木の作りからなり、モダンでした。しかし、一歩外に出ると、それとは対照的に、ちょっと治安が悪そうな印象を受けました。
肝心のマラソン大会ですが、当日、道路が凍結するほど寒く、スタートを待つ間、大型ビニル袋に穴を開けて頭からかぶって暖をとるランナーが沢山いました。その中に荷物の多い小汚いランナーがいると思ったら、それはホームレスのおじさんでした。
世界最大の慈善団体『ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団』のおしゃれな建物前からスタートしたフルマラソンは、後半から急な上り下りが続き、私を含め多くのランナーが脚を痛めていました。レース途中、日本だったら地方の名物料理が振る舞われることが多いのですが、ここシアトルは、スタバのコーヒーどころか、バナナ一本すら出ませんでした。私が夢に描いていたシアトルはどこにあるのでしょうか。心身ともに疲れ切ってワシントンDCに戻り、ほっとしています。
杉原ひろみ(ワシントン在)
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ワシントンDC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
「メーリングリスト(devforum)」
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ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムの開催する勉強会等のイベント関連情報 (案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加え、グローバルな途上国の開発関連情報と日本の取り組みに関する最新の情報を、「DC開発フォーラム 情報サービスメールマガジンDev-info」として、電子メールにて隔週で配信しています。
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2015年12月8日発行