Dev-infoメールマガジン購読者の皆様
記事が漏れておりましたので、再送させて頂きます。大変失礼いたしました。(Dev-info編集担当)
2016年2月16日発行
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ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
-(dev-info)-
皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 ワシントンDC開発フォーラム新着情報チェック
「日本は台湾南部の地震被害に対し100万ドル規模の支援を決定」
「英政府はシリアの教育や人道支援に新たに12億ポンド拠出を発表」
「ブラジルの新聞記事『ジカ熱と中絶する権利』」他
【2】 GRIPS開発フォーラム
●セミナー開催のお知らせ:
「質の高い成長」のためのパートナーシップ
-ドイツと日本の途上国への産業開発協力・民間連携の経験、将来に向けて-
【3】 東京発~世界銀行からのお知らせ
(1) 世界銀行日本人採用(ミッドキャリア及びジュニア・プロフェッショナル・オフィサー)募集中
(2) セミナーのお知らせ
【4】 国連フォーラム
(1) 記事掲載のお知らせ: 第96回勉強会議事録「アフリカ経済の転換と産業政策」島田剛 さん 静岡県立大学准教授
(2) 記事掲載のお知らせ:国連でインターン・ボランティア第56回 波多野綾子さん
(3) 「国連でインターン・ボランティア班」より、体験記事寄稿募集
(4) ニューヨーク勉強会第99回開催 速報:「世界の開発援助の潮流と国連開発システムを考える」二瓶直樹さん UNDP/JICA
(5) ニューヨーク勉強会第100回開催速報:「国連と日本外交」杉山 晋輔外務審議官 外務省
【5】 ワシントンDC開発フォーラム
第250回BBL:2月10日(水)「JICAの公共財政管理 (PFM: Public Financial
Management)-その機能と事業実施」の議事録公開のお知らせ
【6】 ワシントンDC開発フォーラム便り
「間近となったペルー大統領選を占う」表将幸(ペルー・リマ在住)
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev-Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘devinfo.mailmagazine@gmail.com までご連絡ください
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– 日本関連 –
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●
バングラデシュとの間で、供与額4億9,000万円の無償資金協力「第三次初等教育開発計画」に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002944.html
●
ナイジェリアとの間で、供与限度額13億1,700万円の無償資金協力「アブジャ電力供給施設緊急改修計画」に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002951.html
●
イランとの間で、「投資の相互促進及び相互保護に関する日本国とイラン・イスラム共和国との間の協定」(日・イラン投資協定)の署名が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002921.html
●
台湾南部で発生した地震後の速やかな災害救助及び復旧・復興等のために、台湾赤十字社等に対し、100万ドル規模の支援を実施することを決定しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002938.html
●
特定非営利活動法人日本リザルツ及び一般社団法人平和と健康の会が主催する「GGG+フォーラム2016:G7サミットとグローバル・ヘルスの課題」が開催されました。外務省、グローバルファンド、Gavi、グローバルヘルス技術振興基金(GHIT)、WHO神戸センター等の保健関連機関や、JICA、民間セクター、市民社会、感染症と向き合う患者、在京外交団、学生等の約200名が出席しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/ghp/page24_000571.html
●
国際協力機構(JICA)は、「開発途上国の社会・経済開発のための民間技術普及促進事業」の2015年度第1回の採択案件の11件を発表しました。
http://www.jica.go.jp/press/2015/20160205_02.html
●
同じくJICAは、「協力準備調査(BOPビジネス連携促進)」の2015年度第1回の採択案件として8件を選定しました。
http://www.jica.go.jp/press/2015/20160205_01.html
●
国際協力銀行(JBIC)は、イラン経済財務省、日本国経済産業省及び独立行政法人日本貿易保険(NEXI)との間で、金融面での協力関係の強化を目的とする協力覚書を締結しました。
http://www.jbic.go.jp/ja/information/press/press-2015/0208-46243
●
日本政府は、ADB(アジア開発銀行)の支援プロジェクトに関する相談を受け付けるため、ADBの日本理事室とADB駐日代表事務所に日本企業向けの相談窓口を設置しました。
http://www.mof.go.jp/international_policy/mdbs/adb/160208.htm
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– バイ・ドナー関連
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●USAIDは、エチオピアに対して、97百万ドルの食料援助を追加供与します。
●オバマ米大統領は、ミレニアム挑戦公社(MCC)の2017年予算10億ドル(2016年度9.01億ドル)を議会に要請しました。
●カナダ外務大臣は、2月11日に岸田外務大臣と会談を行いました。
●カナダ政府は、中東危機に対するカナダの新戦略にかかる外務大臣のスピーチ内容を公開しています。
●
英政府は、シリアの教育や人道支援に新たに12億ポンドを拠出すると発表しました。
https://www.gov.uk/government/news/uk-to-invest-an-extra-12-billion-supporting-syria-and-the-region
●フランスの、小規模プロジェクトを支援する機構、Agency For Micro Projectsが二周年を迎えました。
http://www.afd.fr/lang/en/home/AFD/nospartenaires/ONG?actuCtnId=135859
●GIZは、ウェブサイトでアフリカ連合のサミットとGIZの支援について説明しています。
https://www.giz.de/en/mediacenter/37154.html
●スウェーデン国際開発協力庁は、ジェンダーの主流化を助けるツールとして、Gender Tool Boxを発表しました。
●欧州委員会(EC)のミミカ開発担当委員がブルキナファソを訪問し、新政権への支援を表明しました。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-16-283_en.htm
●韓国国際協力事業団(KOICA)は、JICAと第6回JICA-KOICA年次総会をソウルで開催しました。
http://www.koica.go.kr/english/board/press_releases/1321355_3534.html
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– 国際機関関連 –
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●ADBはオーストラリアとのパートナーシップ枠組みに調印しました。
http://www.adb.org/news/president-nakao-signs-partnership-framework-australia
●ADBとIFCは、ミャンマーのモバイルテレコム拡大支援のため、3億ドルの融資を行っています。
http://www.adb.org/news/adb-ifc-help-extend-mobile-telecom-services-across-myanmar
●3月23-27日アフリカ開発銀行年次総会がザンビアで開催されます。
● 4月7-10日の米州開発銀行の年次総会がバハマで開催されます。
●
世界銀行は、パレスチナのパブリックファイナンス強化を支援するための4000万ドルの贈与プロジェクトを承認しました。
●AIIB(アジアインフラ投資銀行)は、5人の副総裁を選任しました。
http://www.aiib.org/html/2016/NEWS_0205/91.html
●OECDは、レポート” Low Performing Students: Why they fall
behind and how to help them succeed”の仲で、成績の低い生徒にについての分析を行っています。
●OECD東京オフィスはインターンを募集しています。
http://www.oecd.org/tokyo/about/oecdtokyocentreinternships2016.htm
●国連人口基金(UNFPA)のヤング・イノベーター・フェローシップ・プログラムの応募を受け付けています(締切2月22日)。
http://www.unfpa.org/jobs/young-innovators-fellowship-programme-management-positions-new-york
●世界銀行グループは、ミッドキャリア及びジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)を募集しています(締切3月23日)
● 2016 年度JPO派遣候補者選考 試験の募集要項が3月上旬に発表されます。それに先立ち、募集期間、必要書類等の基本情報が公開されています。
http://www.mofa-irc.go.jp./jpo/dl-data/announcement_2016_JPO_selection.pdf
●リビアの紛争の影響を受けた130万人を救うため1億6600万ドルのアピールが出されていますが、現在その1%しか資金が集まっておらず危機的な状況にあります。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53143
●現在シリアで400万人の子どもたちが学校に行けておらず、失われた世代となることを防ぐため14億ドルの資金が必要です。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53145
●共同人道基金は、中央アフリカで支援を必要としている230万人を救うため、900万ドルの資金を拠出しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53144
●WHOは、ジカウィルスの拡大について国際的な公衆衛生の緊急事態であると宣言しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53141
●国連中央緊急対応基金は、北朝鮮の栄養不良の危機に瀕する220万人を救うため800万ドルを拠出しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53153
●UNAMAは、2015年にアフガニスタンで3500人が死亡、7500人が負傷し、市民の被害が過去最大になってしまったと報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53229
●ユニセフとWHOは、ベナンで発生したラッサ熱の拡大を食い止めるべく緊急支援を行っています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53214
●WFP・UNICEF・UNHCRは、5万人のマリ難民が暮らすムベラキャンプへの継続的な支援を訴えています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53211
●UNISDRは、2015年は9860万人が災害の影響を受け、過去最大の人数となったと報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53208
●南スーダンで乾季が終わる5月までに2億2千万ドルが必要とされ、ドナーの支援を訴えています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53203
●WFPは、シリアのアレッポへの食糧支援を開始しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53189
●WFPは、干ばつによりハイチで360万人が食料安全保障の危機に瀕し、これに対処するため8400万ドルが必要だと警鐘を鳴らしています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53190
●エルニーニョ現象による干ばつで、ソマリアの全人口の40%にあたる470万人が飢餓の危機に瀕しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53182
●FAOは1月の食料価格を発表し、この7年間で最安値となったと報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53165
●ロンドンで開催されたシリア支援会合で、100億ドルに上る支援が約束されました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53162
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– シンクタンク・NGO関連 –
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●ブルッキングス研究所は、セミナー”The global refugee crisis: Moral dimensions
and practical solutions”を開催しました。
http://www.brookings.edu/events/2016/02/05-global-refugee-crisis
●ウッドロウ・ウィルソン・センターは、セミナー”Five Years In: The Legacy of the
Arab Spring”を開催し、発生から5年が経った「アラブの春」の遺産について議論しました。
https://www.wilsoncenter.org/event/five-years-the-legacy-the-arab-spring
●ウッドロウ・ウィルソン・センターは、フアン・マヌエル・サントス コロンビア大統領を迎えて、セミナー“Colombia: Its Transformation and
Future Challenges with President Juan Manuel”を開催し、コロンビアにおける左翼ゲリラ組織FARCとの和平交渉プロセスについて議論しました。
●ウッドロウ・ウィルソン・センターは、セミナー“Combatting Grand Corruption
Internationally”を開催し、ハイランクの公務員や組織レベルでの汚職問題について議論しました。
https://www.wilsoncenter.org/event/combatting-grand-corruption-internationally
●Center for Global Development(CGD)は、報告書”The New Role of the World Bank”に加えて、”The
World Bank Is Turning 70. Do We Still Need It?”という題目でブログ投稿し、創立70周年を迎えた世界銀行の意義について述べています。
http://www.cgdev.org/blog/world-bank-turning-70-do-we-still-need-it
http://www.cgdev.org/publication/new-role-world-bank-working-paper-421
●Inter-American Dialogueは、「ジカ熱と中絶する権利」と題したブラジルの新聞記事の英語翻訳を公開しています。
http://www.thedialogue.org/resources/zika-and-the-right-to-abortion/
●フリーダムハウスは、大統領就任10年を迎えたボリビアのエボ・モラレス大統領の4期目(2020年)再選の是非を問う国民投票が2月21日に行われることを受け、世界の首脳の任期年数を発表しています。1位は赤道ギニアとアンゴラの36年となっています。
https://freedomhouse.org/blog/ruling-their-own-terms
●英シンクタンクODIは、女性と権力についての二年間の研究成果を発表しました。
http://www.odi.org/projects/2773-womens-voice-leadership-decision-making
●英王立国際問題研究所(チャタムハウス)の専門家が、ボコ・ハラムの脅威についてコメントしています。
https://www.chathamhouse.org/expert/comment/boko-haram-not-isis-its-still-threat
●Save the Childrenは、エルニーニョ現象による干ばつが直撃したエチオピアへの支援を訴えています。
https://www.savethechildren.net/article/time-roundtables-over-ethiopia-needs-action-now
●Save the Childrenは、イエメンの紛争により子どもたちが多大な影響を受けていると警鐘を鳴らしています。
https://www.savethechildren.net/article/yemen%E2%80%99s-forgotten-children
●Oxfamは、エルニーニョ現象による干ばつの影響を受けているジンバブエの状況を報告しています。
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【2】 GRIPS開発フォーラム
●セミナー開催のお知らせ:
「質の高い成長」のためのパートナーシップ
-ドイツと日本の途上国への産業開発協力・民間連携の経験、将来に向けて-
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●セミナー開催のお知らせ
質の高い成長」のためのパートナーシップ
-ドイツと日本の途上国への産業開発協力・民間連携の経験、将来に向けて-
主催:GRIPS開発フォーラム
後援:国際協力機構(JICA)、海外産業人材育成協会(HIDA)、駐日ドイツ連邦共和国大使館
本セミナーでは、ドイツ国際協力公社(GIZ)とドイツ手工業中央連盟(ZDH)の専門家を招聘して、ドイツの途上国への産業開発協力のアプローチと実践について理解を深めます。あわせて、日タイ経済協力協会(JTECS)、国際協力機構(JICA)、海外産業人材育成協会(HIDA)の代表からご報告・コメントいただき、ドイツと日本の経験を共有し、相互学習の機会をつくります。
ドイツと日本は「ものづくり立国」であり、長年、開発途上国支援において産業開発協力を重点課題のひとつとして取り組んでいます。また、両国には、現場志向、ものづくり技術・人材育成の重視などの共通点があります。セミナーでは、民間セクターや地方自治体、産業・経済協力団体などとの連携に焦点をあて、途上国の「質の高い成長」に向けた将来の協力を含めて議論します。これは、日本の開発協力、そして持続可能な開発目標(SDGs:2030アジェンダ)の実施においても重要と考えます。
ご興味ある方はぜひお申込みください。
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◆日時: 2016年3月1日(火) 14:00–17:15
◆場所: 政策研究大学院大学(GRIPS), 1階会議室1A・1B
東京都港区六本木7-22-1
(http://www.grips.ac.jp/about/access/)
◆プログラム(詳細は別紙参照):
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf16/1603_German_Japan_Seminar/160301_program.pdf
13:30 受付開始
14:00-14:15 大野泉(政策研究大学院大学(GRIPS)教授)
—本セミナーの趣旨、日本とドイツの産業開発協力の特徴
14:15-14:45 トーマス・ロルフ氏(ドイツ国際協力公社(GIZ)民間セクター連携担当・上級マネージャー
—民間セクターと開発におけるドイツの支援ポートフォリオ
14:45-15:15 マイケル・クレインバブ氏、ドイツ手工業中央連盟(ZDH)アドバイザー、EZスカウト
—ドイツの産業開発協力における経済団体や職業訓練機関の役割
15:15-15:45
米田裕之氏(日タイ経済協力協会(JTECS)専務理事)
—日本とタイのものづくりパートナーシップ構築におけるJTECSの経験
15:45-16:00 コーヒーブレイク
16:00-17:10 コメントとディスカッション(モデレーター:大野泉(GRIPS))
・コメント: 井倉義伸氏(国際協力機構(JICA)産業開発・公共政策部長)
・コメント: 下大澤祐二氏(海外産業人材育成協会(HIDA)理事)
・ディスカッション、質疑応答:GIZ、ZDH、JTECS、JICA、HIDAのご登壇者とともに
17:10-17:15 閉会のご挨拶
大石式部氏、駐日ドイツ連邦共和国大使館、経済・通商政策担当上級専門官
◆お申込み方法:
お名前、ご所属先、ご連絡先(メールアドレス)を明記の上、2月24日(水)までにGRIPS開発フォーラム・秋山(y-akiyama@grips.ac.jp)
まで、メールにてお申込みください。
※当日お車でお越しになる場合は、本学の警備の都合上、事前に車種・車輛の色・車輛ナンバーをお知らせください。
◆詳細は以下のURLもご参照ください。
http://www.grips.ac.jp/forum/newpage2008/event.htm(日本語HP)
http://www.grips.ac.jp/forum-e/events/eventinfo.htm(英語HP)
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GRIPS開発フォーラム・飯塚美恵子
http://www.grips.ac.jp/forum/index.htm
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【3】 東京発~世界銀行からのお知らせ
(1) 世界銀行日本人採用(ミッドキャリア及びジュニア・プロフェッショナル・オフィサー)募集中
(2) セミナーのお知らせ
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(1) 世界銀行日本人採用(ミッドキャリア及びジュニア・プロフェッショナル・オフィサー)募集中
世界銀行では、32歳以下を対象としたジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)と、33歳以上のミッドキャリアの公募を行っております。
今回募集されるポジションは以下となります。募集締切は、2016年3月23日(水)です。
ミッドキャリア
1. 上級保健専門官(勤務地:タンザニア)
2. エコノミスト(貧困・公正グローバル・プラクティス)
3. 上級灌漑専門官(エンジニア)
4. 上級水力発電・ダム専門官
5. 地球環境ファシリティ(GEF)上級評価担当官
6. 上級教育専門官(勤務地:バングラデシュ)
ジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)
7. 社会的保護・労働システム専門官(防災関連)
8. マクロ経済・財政運営担当官
9. 都市専門家
10. 貧困・エクイティ担当官
11. 防災専門官
応募条件、採用スケジュール等は以下リンクよりご覧ください。
(2) セミナーのお知らせ
■「世界経済見通し(GEP):低成長の余波」
世界銀行、アジア開発銀行研究所共催セミナー
日時:2016年2月18日 (木) 午後4時30分から午後6時
場所:世界銀行東京開発ラーニングセンター http://ow.ly/Ok6kd
内容:アイハン・コーゼ開発経済総局(DEC)開発見通し局長から、2016年1月に発表された「世界経済見通し(GEP)」の概要をご紹介します。
言語:英語、日本語(同時通訳付)
詳細、参加お申込み:http://ow.ly/XYJPu
■「世界銀行キャリアセミナー:グローバル社会に求められる人材とは?」
世界銀行、政策研究大学院大学共催セミナー
日時:2016年3月8日 (火) 午後2時から午後3時30分
場所:政策研究大学院大学(GRIPS) 想海樓ホール http://www.grips.ac.jp/about/access/
内容:ショーン・マクグラス人事担当副総裁から、グローバル化が進む国際社会で求められる人材像、国際開発金融機関である世界銀行の職員に求められる資質や能力、専門分野と仕事内容、採用プロセスなどをご紹介します。
言語:英語、日本語(同時通訳付)
詳細、参加お申込み:http://ow.ly/YfgSx
■「世界銀行キャリアセミナー:国際機関で働く」
世界銀行、大学コンソーシアム京都共催セミナー
日時:2016年3月9日 (水) 午後1時から午後2時30分
場所:キャンパスプラザ京都 2階 ホール http://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access
内容:京都において、ショーン・マクグラス人事担当副総裁から、グローバル化が進む国際社会で求められる人材像、国際開発金融機関である世界銀行の職員に求められる資質や能力、専門分野と仕事内容、採用プロセスなどをご紹介します。
言語:英語、日本語(同時通訳付)
詳細、参加お申込み:http://ow.ly/YfhoG
(世界銀行東京事務所: 開裕香子)
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【4】 国連フォーラム
(1) 記事掲載のお知らせ: 第96回勉強会議事録「アフリカ経済の転換と産業政策」島田剛 さん 静岡県立大学准教授
(2) 記事掲載のお知らせ:国連でインターン・ボランティア第56回 波多野綾子さん
(3) 「国連でインターン・ボランティア班」より、体験記事寄稿募集
(4) ニューヨーク勉強会第99回開催 速報:「世界の開発援助の潮流と国連開発システムを考える」二瓶直樹さん UNDP/JICA
(5) ニューヨーク勉強会第100回開催速報:「国連と日本外交」杉山 晋輔外務審議官 外務省
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(1) 記事掲載 第96回勉強会議事録
「アフリカ経済の転換と産業政策」島田剛さん 静岡県立大学准教授
ニューヨークにて開催された第96回勉強会の議事録が国連フォーラムウェブサイトにて掲載されました。今回の勉強会では、島田剛・静岡県立大学准教授をお招きし、「アフリカ経済の転換と産業政策ーエチオピアにおけるJICAの政策対話とカイゼンから考える」というテーマでお話を伺いました。
記事掲載URL http://bit.ly/1ZZVaPt
(2) 記事掲載のお知らせ:国連でインターン・ボランティア第56回 波多野綾子さん
2013年の6月から10月までのおよそ4カ月間UNICEFシエラレオネ事務所でインターンを経験された波多野綾子さんに、業務内容(少年司法を主とする仕事)についてはもちろんのこと、インターン中に感じ取った国際機関の役割や勤務環境についても伺いました。
記事掲載URL http://unforum.org/internships/59.html
(3) 「国連でインターン・ボランティア班」より、体験記事寄稿募集
国連でインターン・ボランティア班では、各国連機関本部でインターンもしくはボランティアをされた方からの寄稿を募集しております。過去1、2年で国連本部はじめ各国連専門機関などの本部でインターンをされた方、もしくはこれからされる予定のある方で、ぜひ寄稿をしてくださる方がいらっしゃいましたら、下記アドレスまでご一報ください!
また引き続き、本部以外でのインターンやボランティアをされた方からの寄稿もお待ちしております。
連絡先 unforum.intern[アット]gmail.com
(4) ニューヨーク勉強会開催速報:「世界の開発援助の潮流と国連開発システムを考える」二瓶直樹さん UNDP/JICA
今回は「世界の開発援助の潮流と国連開発システムを考える」と題し、二瓶直樹(にへいなおき)さんより、3年半の国連開発計画(UNDP)でのご経験と今後の開発援助の潮流についてお話を伺いました。最初にUNDPの組織・対応課題・近年の動きなどをご説明いただいたあと、3年半の間に二瓶さんがUNDP本部対外関係・アドボカシー局ジャパンユニットでご担当された多岐にわたる業務についてご紹介いただきました。その中で国連常駐調整官システム、南南協力・三角協力、人間の安全保障基金など、UNDPと国連開発システムによる開発援助の仕組みについて、板書も交えながら分かりやすくご説明いただきました。さらに国際協力機構(JICA)とUNDPの比較、日本政府の国際協力政策上での重点分野についてご共有いただき、今後の世界・日本の開発援助の潮流について、分野・アクター・資金源・ニーズの変化に触れながらご説明いただきました。最後に参加者に向けてグローバル人材となるためのキャリア形成についてアドバイスをいただきました。質疑応答では、ジャパンユニットについて、危機対応・緊急人道支援でのUNDPの役割、今後の途上国の発展予測、開発援助政策と国内政治との関連など、多岐にわたる活発な議論がなされました。
今回の勉強会は吹雪の中にもかかわらず、20名の方にご参加いただきました。ご参加いただいた皆様、有難うございました。勉強会の詳細につきましては、後日国連フォーラムのウェブサイトhttp://www.unforum.org/ に議事録を掲載する予定です。是非ご覧ください。
(5) ニューヨーク勉強会第100回開催速報:「国連と日本外交」杉山 晋輔 外務審議官 外務省
記念すべき第100回の勉強会は、「国連と日本外交」のテーマで外務省の杉山 晋輔 外務審議官をお迎えし 、国連代表部との共催にて開催されました。地球規模課題審議官、アジア大洋州局長などをご歴任され、現在は外務審議官として安倍総理や岸田外務大臣の下で重要な外交課題に取り組まれている杉山外務審議官に、日本外交の最前線と今後目指す方向等についてお話しいただきました。国連フォーラム共同代表の田瀬和夫さんもファシリテーターとして参加しました。
「地球儀を俯瞰する外交と積極的平和主義」を推進している日本にとって、 2016年はG7の議長国、安保理の非常任理事国(7月は安保理議長国)等を務める外交上大きな意味のある年であり、各国の首相と個人的な関係を構築し、自分の言葉で交渉して、国際社会において日本の存在感を示すことができるリーダーの重要性をお話しいただきました。
また、安全保障理事会の役割、国連が直面する課題、意思決定への関与など、外交の現場での取組についてお話しいただきました。さらにご講演内容は、日本が常任理事国入りを実現するために必要な戦略や、国際社会において活躍できる人材の育成の必要性へと広がりました。
質疑応答では、国連への貢献と意思決定への関与のあり方、日本が世界のリーダーとなることでもたらすことのできる付加価値、日本外交におけるアカデミアや市民社会の関わり方についてなど、多岐にわたる議論がなされました。
今回の勉強会は60名の方にご参加いただきました。ご参加いただいた皆様、有難うございました。勉強会の詳細につきましては、後日国連フォーラムのウェブサイトhttp://www.unforum.org/ に議事録を掲載する予定です。是非ご覧ください。
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【5】 ワシントンDC開発フォーラム
第250回BBL:2月10日(水)「JICAの公共財政管理 (PFM: Public Financial
Management)-その機能と事業実施」の議事録公開のお知らせ
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2016年2月10日、DC開発フォーラムでは馬杉学治、渡邉竜介両氏(JICA行財政・金融チーム)をお迎えして「JICAの公共財政管理 (PFM: Public Financial Management), その機能と事業実施」をテーマにBBLを開催しました。主なプレゼンの内容は以下のサイトからご覧いただけます。
第250回BBL開催報告:2月10日(水)「JICAの公共財政管理 (PFM: Public Financial Management), その機能と事業実施」
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【6】 ワシントンDC開発フォーラム便り
タイトル:「間近となったペルー大統領選を占う」
執筆:(表将幸 ペルー・リマ在住)
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現在、南米を中心にジカ熱が猛威を振るっていますが、ここペルーでは2月11日に2 件目の感染例が公表されました。しかしながら、いずれも国外で感染したいわゆる輸入型感染で、純粋な国内での発症例はまだ報告されていません。1件目はコロンビア経由で入国したリマ在住のベネズエラ人(1月23日)、2件目はベネズエラ旅行中に感染したリマ在住の方(2月11日)のようです。そのためか、ペルー国内でのニュースの中心は、ジカ熱はたまた2月のカーニバルでもなく、4月に行われる大統領選が中心となっています。
アルベルト・フジモリ政権以降、ペルーの大統領選では、「前回の決選投票で負けた候補者が次回の大統領選で勝つ」というジンクスがあります。(決選投票は、4月の第一ラウンドで1候補者が過半数票を獲得できなかった場合のみ、上位2名で6月に行われます)これは、民主主義が後退したフジモリ政権期の反省を踏まえて、ペルーでは大統領の2期連続再選が憲法で禁止されていることも一因と思われます。
この長年のジンクスの通り、前回の2011年大統領選決選投票では、2006年大統領選の決選投票で敗れた現大統領のオジャンタ・ウマラ氏が、アルベルト・フジモリ元大統領の長女であるケイコ・フジモリ氏に僅差で勝利しました。このため、このジンクスに基づくと、今回の2016年大統領戦ではケイコ氏が勝利するということになります。実際、現時点でケイコ氏は優勢とされています。ドイツのグローバル市場調査企業GfKが2月に発表した世論調査でも32.6%と、2位以下に大差をつけて一番の支持を集めており、最低でも決戦投票への進出はほぼ確実視されています。
一方、2位には、国際開発機関でエコノミストを10年間務めたフリオ・グスマン氏が、12月のGfkの世論調査では2%だったにも関わらず、1月のIpsos(フランスの調査企業)の世論調査では5位(2%)から今回の2月のGfk調査では2位(10.4%)に急浮上しています。1990年の大統領選でアルベルト・フジモリ氏がそうであったように、「アウトサイダー」や「津波」(急上昇ぶりを波に例えて)と早速もてはやされています。
とはいっても、2位以下はかなりの接戦であり、現在のところ、大統領選第一ラウンドにおけるケイコ氏の1強に変わりはありません。2014年にワシントンDCで行われたCAF(ラテンアメリカ開発銀行)の年次会議にケイコ氏がパネリストとして参加した際、最後のメッセージとして「ペルーは初の女性大統領を迎える準備ができている」と自信満々に語っていたのを思い出します。
今年の6月(もしくは4月)に「南米ペルーで日系人大統領再び誕生」という見出しを日本の新聞で見ることになるのか、それとも、他の候補者が長年のペルー大統領選のジンクスを破ることになるのか、その行く先を見届けたいと思います。
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2016年2月16日発行