2016年3月1日発行
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ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
-(dev-info)-
皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 ワシントンDC開発フォーラム新着情報チェック
「G20財務大臣・中央銀行総裁会議」
「世界銀行グループ:ミッドキャリア及びJPO募集」
「Japan-IMFスカラシップ・プログラム応募受付」他
【2】 国連フォーラム
(1) 記事掲載のお知らせ: 第95回勉強会議事録「国連グローバル・グローバルコンパクトの仕組みと参画企業・団体事例」季村奈緒子さん(国連グローバル・コンパクト/アジア・オセアニア担当リレーションマネージャー)、小林涼さん(同アジア・オセアニア担当ローカルネットワークマネージャー)、三浦聡さん(名古屋大学教授)
(2) 記事掲載のお知らせ:国連職員NOW!第162回 橘星香さん(国連本部広報局 国連ツアーガイド)
(3) イベント告知:国連フォーラム関西スタートアップイベント 3月8日 大阪
【3】 東京発~世界銀行からのお知らせ
(1) 世界銀行グループ日本人職員募集中
(2) 「世界銀行キャリアセミナー:グローバル社会に求められる人材とは?」
(3) 日本/世界銀行 共同大学院奨学金制度日本人向け特別枠募集中
【4】 ワシントンDC開発フォーラム便り
「ザンビア、銅の地方都市から」大島かおり(世界銀行社会開発部・ワシントンDC在住)
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev-Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘devinfo.mailmagazine@gmail.com までご連絡ください
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– 日本関連 –
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● 日本も参加した20か国財務大臣・中央銀行総裁会議が中国で開催されました。
http://www.mof.go.jp/international_policy/convention/g20/g20_160227.htm
● 日本は、世界保健機関(WHO)、国連人口基金(UNFPA)、ユニセフ、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)を通じて、中南米地域におけるジカウィルス感染症被害に対応するための100万ドルの緊急無償資金協力を実施することを決定しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_003007.html
● 日本、サイクロンによる被害を受けたフィジー政府に対し、JICAを通じ緊急援助物資を供与することを決定しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002998.html
● アフガニスタンに対し、ユニセフとの間で、17億4,800万円の無償資金協力「小児感染症予防計画」に関する交換公文の署名式が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002972.html
● ミャンマーとの間で、12億円の無償資金協力「洪水被災学校再建計画」に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002966.html
● パレスチナとの間で、 7,400万円を限度とする一般文化無償資金協力「ジェリコ・ヒシャム宮殿遺跡大浴場保護シェルター建設及び展示計画(詳細設計)」に関する書簡の署名・交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002958.html
● 3月14日に、JICA研究所とUNDPは共同で、人間開発報告書2015「人間開発のための仕事」刊行記念シンポジウムを共催します。
http://jica-ri.jica.go.jp/ja/announce/post_269.html
● 国際協力銀行(JBIC)は、3月7日にベトナム投資セミナー(福岡商工会議所)を開催します。
http://www.jbic.go.jp/ja/information/event/event-2015/0222-46681
● 外務省は、エジプトにおける対日世論調査を行いました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_003011.html
● 4月8日及び11日に、外務省は東京において、日本企業を対象に、国連ビジネス・セミナーを開催いたします。国連ビジネスの概要、国連への企業登録、入札手順、入札書類の準備に至るまでの説明や国際機関の調達担当者との個別相談セッションが行われます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/unp_a/page3_001577.html
● 外務省任期付職員(在フィリピン日本国大使館勤務領事分野、在外公館課営繕室在外営繕業務、アフリカ地域外交分野、文化交流・海外広報課文化交流分野、在エジプト日本国大使館勤務広報文化分野、在米国日本国大使館勤務米国外政・内政分野、外交政策局国際組織犯罪対策分野、在パプアニューギニア日本国大使館勤務広報文化分野)を募集しています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/ninki/index.html
● 外務省非常勤職員(中央アジア・コーカサス専門員、人物交流室留学広報専門員、伊勢志摩サミット・広島外相会合準備事務局国際会議運営専門員、経済協力専門員アジア・大洋州開発分野、経済局政策課日本企業支援関連、経済協力専門員草の根・人間の安全保障無償資金協力)を募集しています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/kikan/index.html
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– バイ・ドナー関連 –
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● USAIDは、2,500万米ドルを供与して開発された避妊具によって、HIVウィルス感染が31%減少したと報告しています。
● ミレニアム挑戦公社(MCC)は、貧困削減のための新戦略NEXTを発表しました。
● カナダ外務大臣は、国連難民高等弁務官と会合を行いました。
● カナダ政府は、岸田外務大臣とカナダ外務大臣の会談内容につき公表しています。
http://news.gc.ca/web/article-en.do?mthd=advSrch&crtr.page=2&crtr.dpt1D=6673&nid=1034079
● DFIDは、シリアから逃れた二人の少女の事例をビデオで紹介しています。
https://www.gov.uk/government/case-studies/out-of-syria-back-into-school
● AFDは、途上国の農業セクターの課題やサステナビリティについてのビデオを公開しています。
● GIZは、ウェブサイトでコソボにおける支援内容を紹介しています。
https://www.giz.de/en/mediacenter/37382.html
● UNDPの設立50年を記念し、EUはウェブサイトでUNDPとの協力の成果を紹介しています。
http://ec.europa.eu/europeaid/news-and-events/50th-anniversary-undp_en
● 韓国国際協力事業団(KOICA)は、ペルーにおいてKOICA援助8件目となる病院の完工式典について報告しています。
http://www.koica.go.kr/english/board/press_releases/1321444_3534.html
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– 国際機関関連 –
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● 国際通貨基金(IMF)の理事会は、ラガルド氏をIMF専務理事に選出しました。同氏は2016年7月5日から2期目・5年間の任に就きます。
http://www.imf.org/external/japanese/NP/SEC/pr/2016/pr1663j.pdf
● 世界銀行グループは、ラテンアメリカ・カリブ海地域でのジカウイルス感染症への対策として1億5000万ドルの支援を発表しました。
● アフリカ開発銀行は、タンザニアに対する2016-2020年国別戦略文書を承認しました。
● アフリカ開発銀行とEnvironmental Law Institute は共同で、アフリカ脆弱・紛争国での天然資源管理に関するレポート” From Fragility to Resilience: Managing
Natural Resources in Fragile Situations in Africa”を発表しました。
● 米州開発銀行、米国国務省、Kiva.orgは共同で、女性企業家基金を設立しました。
● アジア開発銀行は、サイクロン被害を受けたフィジーに対し2百万ドルの緊急支援を行うと発表しました。
http://www.adb.org/news/adb-provide-2-million-emergency-assistance-fiji-after-cyclone-winston
● 同じくアジア開発銀行は、アジア・太平洋プロジェクト組成ファシリティに関する特別セミナーを3月8日東京で開催します。
http://www.mof.go.jp/international_policy/mdbs/adb/160224_1.htm
● アジア開発銀行は、エネルギー及び交通セクターの技術アドバイザーを迎え、案件開発のための民間企業との意見交換を目的としたフォーラムを3月9日東京で開催します。
http://www.mof.go.jp/international_policy/mdbs/adb/160224_2.htm
● パリのOECDにおいて、第50回経済協力開発機構(OECD)・開発援助委員会(DAC)ハイレベル会合が開催されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/about/doukou/page23_000910.html
● OECD東京オフィスはインターンを募集しています。
http://www.oecd.org/tokyo/about/oecdtokyocentreinternships2016.htm
● 世界銀行グループは、ミッドキャリア及びジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)を募集しています(締切3月23日)
● 2016 年度JPO派遣候補者選考 試験の募集要項が3月上旬に発表されます。それに先立ち、募集期間、必要書類、よくある質問等の情報が公開されています。
http://www.mofa-irc.go.jp./jpo/dl-data/announcement_2016_JPO_selection.pdf
http://www.mofa-irc.go.jp./jpo/dl-data/2016JPOFAQ.pdf
● 海外でマクロ経済学博士号を取得し、IMFエコノミストを目指す日本人を対象とした 2年間の奨学金制度Japan-IMF スカラシップ・プログラム(2017-2019年度)の応募を受け付けています(締切2017年1月31日)
http://www.imf.org/external/np/ins/jpn/pdf/jisp2017-2019j.pdf
● ユニセフは、エルニーニョ現象によって南東部アフリカで栄養不良の子供が大量に発生しているが、必要な資金の15%しか集まっていないと報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53251
● シリアの包囲された5つの街に10万人分の支援が届けられました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53259
● IFADは年次総会を開催し、農村部開発の重要性を改めて強調しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53268
● ユニセフは、ウクライナの政府の支配が及ばない地域で58万人の子供たちが紛争の影響を受けていると報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53271
● FAOは新たなレポートの中で、農業生産性改善のためにミツバチが重要であると報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53274
● FAOは漁業に関する国際会議の席で、急速に拡大する漁業を持続可能なものにすることが途上国にとって重要であることを強調しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53286
● サイクロン・ウィンストンに襲われ14000人が避難するフィジーに支援物資が届けられました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53297
● 北部ダルフールで発生した紛争で、新たに87000人以上の国内避難民が発生しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53311
● UNDPは設立50周年を迎えました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53312
● WHOは、エルニーニョ現象による気候変動がジカ熱の拡大を招いているとして警鐘を鳴らしています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53316
● 安全保障理事会はギニアビザウでのUNIOGBISの活動を一年間延長することを決議しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53328
● UNICEFとUNHCRは、欧州へ流入する難民に対処するためにBlue Dotsと呼ばれる支援ハブを設立することに合意しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53319
● WFPは、チャドとカメルーンでボコハラムによって発生した国内避難民に食用支援を届けました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=53247
● WFPは、イエメンのタイズ州の紛争によって包囲された都市に3000世帯分の食糧支援を届けました。
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– シンクタンク・NGO関連 –
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● ブルッキングス研究所は、セミナー”Africa on the move: Unlocking
the potential of small middle-income states”を開催し、サブサハラアフリカ諸国の小中所得国の課題について議論しました。
http://www.brookings.edu/events/2016/02/22-africa-small-middle-income-states
● ウッドロウ・ウィルソン・センターは、セミナー” Competing or Complementing
Economic Visions? Regionalism and the Pacific Alliance, TPP, RCEP, and the AIIB”を開催し、アジア太平洋とラテンアメリカの関係を中心に、TPP, AIIB, RCEP (東アジア地域包括的経済連携), 太平洋同盟(コロンビア、チリ、メキシコ、ペルーによるラ米経済統合同盟)等の経済地域統合同盟の意義について議論しました。
● ウッドロウ・ウィルソン・センターは、セミナー“Confronting Corruption and
Impunity in Central America: Examining the CICIG and other Models for the
Region”を開催し、中米における反汚職政策について議論しました。
● ウッドロウ・ウィルソン・センターは、セミナー”Trajectories of Inequality in
Brazil”を開催し、ブラジルの不平等問題の変遷について議論しました。
https://www.wilsoncenter.org/event/trajectories-inequality-brazil
● Center for Global Development(CGD)は、開発における身分証明(登録)の役割や重要性に関するエッセーを公表しています。
http://www.cgdev.org/publication/using-identification-development-some-guiding-principles
● Center for Global Development(CGD)は、中産階級の台頭が民主主義定着に寄与する旨のエッセーを公表しています。
http://www.cgdev.org/publication/ft/middle-class-heroes-best-guarantee-good-governance
● Inter-American Dialogueは、報告書”Latin American & Caribbean Remittances, 2015”を発表しました。ラテンアメリカ・カリブ海諸国への家計送金は2015年に6%増加し、治安・紛争悪化や脆弱なガバナンスが送金額増加の要因としています。
http://www.thedialogue.org/resources/latin-american-caribbean-remittances-2015/
● アジア経済研究所は、「アフリカの障害と開発——SDGsに向けて——」を発刊しました。
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Books/Sousho/622.html
● アジア経済研究所は、「チャベス政権下のベネズエラ」を発刊しました。
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Books/Sensho/043.html
● 3月13日に東北学院大学で「Humanitarian Innovation Forum Japan 2016」が開催されます。
http://www.janic.org/pressroom/pressrelease/presslerease_hifjapan2016.php
● Save the Childrenは、サイクロンに襲われたフィジーで子供たちが学校へのアクセスを失っていると警鐘を鳴らしています。
● Save the Childrenは、干ばつによりソマリアとソマリランドの状況が悪化し混乱に陥っていると報告しています。
● Careは、エチオピアでの現在の資金不足が8週間続くと、1020万人が必要な食糧支援を受けられなくなると報告しています。
● Planは、トーゴにおける髄膜炎の流行で子供たちが危機にさらされていると報告しています。
https://plan-international.org/news/2016-02-25-meningitis-outbreak-togo-puts-children-risk
● Oxfamは、持続可能な経済成長のためには先進国の税制改革が必要だと訴えています。
● 英シンクタンクODIから、ニジェールについての報告書が2点発表されています。
http://www.odi.org/publications/10333-political-economy-voter-engagement-niger
http://www.odi.org/publications/10327-niger-collective-action-education-teachers-political-economy
● 英王立国際問題研究所(チャタムハウス)は、ASEANの役割と日本との関係についての報告書を発表しました。
● 英王立協会のブログが、パリ協定とジオエンジニアリング(Geo-Engineering)の関係を取り上げています。
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【2】国連フォーラム
(1) 記事掲載のお知らせ: 第95回勉強会議事録「国連グローバル・グローバルコンパクトの仕組みと参画企業・団体事例」
季村奈緒子さん(国連グローバル・コンパクト/アジア・オセアニア担当リレーションマネージャー)、小林涼さん(同アジア・オセアニア担当ローカルネットワークマネージャー)、三浦聡さん(名古屋大学教授)
(2) 記事掲載のお知らせ:国連職員NOW!第162回 橘星香さん(国連本部広報局 国連ツアーガイド)
(3) イベント告知:国連フォーラム関西スタートアップイベント 3月8日 大阪
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(1) 記事掲載のお知らせ: 第95回勉強会議事録「国連グローバル・グローバルコンパクトの仕組みと参画企業・団体事例」
ニューヨークにて開催された第95回勉強会の議事録を国連フォーラムウェブサイトにて掲載致しました。
、季村奈緒子国連グローバルコンパクト/アジア・オセアニア担当リレーションシップマネジャー、
小林涼同アジア・オセアニア担当ローカルネットワークマネジャー、三浦聡名古屋大学教授、PRME事務局の元研究員を講師にお招きし、
「国連グローバル・コンパクト (以下UNGC) の仕組みと参画企業・団体の事例」をテーマにした勉強会を開催致しました。
季村氏からは、UNGC設立の経緯・概要、CSRの進化、最新動向とリーダー企業の取組についてお話しいただき、
小林氏からはグローバルレベルのイニシアティブを、ローカルレベルでどう広めていくかという話をしていただきました。
また三浦氏からは、UNGCの姉妹イニシアチブであるPrinciples for Responsible Management Education(PRME、責任ある経営教育原則)が、
ビジネススクールを始めとする世界の高等教育機関(大学・大学院)で将来の経営者や企業人を対象に活動を行っていることをご説明いただき、
UNGCが企業・団体に対して重層的にアプローチしている状況について理解を深めることができました。
記事掲載URL: http://unforum.org/lectures/95.html
(2) 記事掲載のお知らせ:国連職員NOW!第162回 橘星香さん(国連本部広報局 国連ツアーガイド)
「国連職員NOW!」第162回目となる記事掲載をお知らせいたします。
今回は、国連本部広報局 国連ツアーガイドの橘星香さんにお話をお伺いしました。
幼少期をシンガポールで過ごされ、近隣諸国を訪れる中で、「貧困」を直接目の当たりにされたことをきっかけに、国連職員になることを目指された橘さん。
その目標へ少しでも近づくため、様々なことに取り組まれ、また、あらゆる困難をも自らの糧にし、現在のお仕事に就かれています。
また、国際的な問題に関わりたいと思っている次の世代の読者の皆さまへは、「目標があれば人間は何でもできる、目指す道は必ず拓ける」というメッセージを頂きました。
「人生はアドベンチャー的なほうが面白い」、と仰っていた、前向きなエネルギー溢れる橘さんのインタビューを、是非ご覧いただけますと幸いです。
記事掲載URL: http://www.unforum.org/unstaff/162.html
(3) イベント告知:国連フォーラム関西スタートアップイベント 3月8日 大阪
国連フォーラム関西支部の「国連フォーラム関西スタートアップイベント~ウチらが主役のSDGs~」大阪開催のお知らせです。
国連フォーラム関西は昨年の11月に九州支部に次ぎ、全国で2つ目の国連フォーラム支部として設立されました。
国連フォーラム関西は、関西の高校生、大学生、社会人といった若者と国連・JICA・NGO・NPO職員を始めとする実務者、
研究者、そして国連や国際協力に関心を持つ全ての人のための包括的なネットワークです。
今後のイベントやFacebookグループでの日々のやり取りを通して、国連や国際協力について情報交換し、
議論を深めていけるような場を提供していきたいと考えています。
今回のイベントでは、国連フォーラム関西についての説明と、SDGs(持続可能な開発目標)についての講演とワークショップを行います。
SDGsについての講演では、国連フォーラム共同代表で元UNICEF職員、現関西学院大学教授の久木田 純さんをお招きし、
2015年以降の国際目標であるSDGsについてわかりやすく解説していただきます。
ワークショップではSDGsを現在と未来の視点から、私達が主体的に考えることを目指します。
また国連フォーラム関西では、今後もSDGsを中心に様々な国際問題につい考えていけるような勉強会を予定しています。
今後の国際社会においてますます注目されるSDGsについて共に考えてみませんか?
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✓イベントへの参加方法
イベント名:「国連フォーラム関西スタートアップイベント~ウチらが主役のSDGs~」
・大阪説明会:
2016年3月8日(火) 15:30~17:30 関西学院大学梅田キャンパス 中教室
(アクセス http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/access/)
(イベントページ
https://www.facebook.com/events/201646063521375/)
(申し込みURL http://goo.gl/forms/JFsurKoe59r)
・参加費:無料
・定員:40(先着順)
・問い合わせ先:unforumkansai@gmail.com
・主催:国連フォーラム関西
今後とも国連フォーラムをよろしくお願い致します。
国連フォーラムウェブサイト:
http://www.unforum.org/index.html
国連フォーラムFacebook:
http://www.facebook.com/pages/国連フォーラム-UN-FORUM/160270550675925
(国連フォーラム幹事 グスタフソン栄)
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【3】東京発~世界銀行からのお知らせ
(1) 世界銀行グループ日本人職員募集中
(2)「世界銀行キャリアセミナー:グローバル社会に求められる人材とは?」
(3)日本/世界銀行 共同大学院奨学金制度日本人向け特別枠募集中
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(1) 世界銀行グループ日本人職員募集中
世界銀行では、現在、32歳以下を対象としたジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)と、ミッドキャリア職を募集中です。
関連する分野で修士号または博士号を保有され、かつ関連分野での実務経験を有し、英語で職務遂行可能な、日本国籍を持つ方のご応募をお待ちしております。
募集職種、応募方法等はこちらからご覧ください。
http://www.worldbank.org/ja/news/feature/2016/01/20/recruitment-mid-career-jpo-2016
(2)「世界銀行キャリアセミナー:グローバル社会に求められる人材とは?」
世界銀行、政策研究大学院大学共催セミナー
日時:2016年3月8日 (火) 午後2時から午後3時30分
場所:政策研究大学院大学(GRIPS) 想海樓ホール http://www.grips.ac.jp/about/access/
内容:ショーン・マクグラス人事担当副総裁から、グローバル化が進む国際社会で求められる人材像、
国際開発金融機関である世界銀行の職員に求められる資質や能力、専門分野と仕事内容、採用プロセスなどをご紹介します。
言語:英語、日本語(同時通訳付)
詳細、参加お申込み:http://ow.ly/YfgSx
(3) 日本/世界銀行 共同大学院奨学金制度日本人向け特別枠募集中
日本/世界銀行共同大学院奨学金制度 (JJ/WBGSP) の2016年度募集を行っております。
JJ/WBGSPは、将来国際開発機関に就職することを目標とし、現在大学院に在籍している、もしくは入学許可を受けている日本国籍を持つ方に対して、在学中の最大2年間に渡り学費・生活費・渡航費・医療保険を支給するプログラムです。
オンラインアプリケーションの締切日は、2016年3月10日、必要書類の郵送締切日は、2016年3月20日です。
2016年度募集概要はこちらからご覧ください。
(世界銀行東京事務所: 開裕香子)
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【4】ワシントンDC開発フォーラム便り
タイトル:「ザンビア、銅の地方都市から」
大島 かおり(世界銀行社会開発部・ワシントンDC在住)
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出張で一ヶ月ほど、ザンビアに滞在しています。住むように過ごせているとはとてもいえませんが、本部からの仕事を5年以上続けている身からすると新鮮です。ザンビアというと、鉱物、特に、日本の十円玉にも使われているという銅の産地として知られています。いくつか訪ねた地方都市では、鉄柱の並ぶ大きなプラントの影、金属のかたまりを載せたトラック、ヘルメットをつけたまま道端で休憩している労働者たちの姿が、鉱業を中心に機能している街を印象づけていました。しかし、産業の多角化があまり進めれらてこなかったため、依存する鉱物の価格にも左右されて、経済は不安定になりがちのようです。
これを書いているカブエ(Kabwe)という地方都市でも、1900年代前半には盛んだった鉱業が90年代に衰退し、多くの人が職を失いました。残念なことに、深刻な環境問題も露呈しています。収入源のない人たちが汚染された廃坑から金属片を拾って売ったりしているのですが、連れている子どもたちも一緒に、知らないうちに有害な土や埃に触れて生活しています。また、仕事のない若者たちが、街のいたるところで何をするでもなく集まって時間をやり過ごしているのも目にしました。
こうした環境問題や就職難が深刻な4つの市で、先週、中央の関係省庁と地方自治体共催のワークショップが行われました。地域住民も参加して、鉱害に関する注意喚起と、住民主導で環境改善や安全な収入源の確保を計画、実施していくための話し合いです。データや情報を共有した後には、参加者がグループに分かれて、具体的な改善案を出し合いました。集まったたくさんのアイディアはもちろん、異なる立場にある参加者たちが、徐々に打ちとけて活発に話し合いを進めていく過程そのものが収穫となりました。個人的には、一見クール(!?)な印象の中央省庁のオフィサーたちが、プログラム終了後も地元の若者たちと熱く語り合っていたのが印象的でした。
地元に根ざした知識や手法が求められる地域開発の現場に居合わせると、違う土地からやってきた自分に何ができるのだろうかと考えてしまうことがあります。でも、外部者が提供する新しい視点や情報がきっかけとなって、それまで交流のなかった人々が平らにつながり、より役立つ対話が始まることもあります。ちなみに、カブエを含むザンビア鉱業都市の環境改善へむけた活動には、日本の大学や専門家の方々も重要な貢献をなさっています。わたしも、これらの街に暮らす人たちとその地域開発の軌道を、自分にできることを務めつつ追っていきたいと思います。
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ワシントンDC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
「メーリングリスト(devforum)」
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ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムの開催する勉強会等のイベント関連情報 (案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加え、グローバルな途上国の開発関連情報と日本の取り組みに関する最新の情報を、「DC開発フォーラム 情報サービスメールマガジンDev-info」として、電子メールにて隔週で配信しています。
[バックナンバー] 2002年7月以降の全てのバックナンバーは下記のリンクからご覧いただけます。
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また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の他、より広くグローバルな開発戦略と日本の関わりに関する 意見交換や情報交換を行うために、「ワシントンDC開発フォーラム・メーリングリスト(devforum)」を運営しています。参加をご希望の方は、下記リンクのフォームより参加申請を行ってください。
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編集担当:小林隼人/荘所真理/畠山勝太/表将幸/神田匡/浅海誠
発行:ワシントンDC開発フォーラム
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2016年3月1日発行