2016年6月21日発行
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ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
-(dev-info)-
皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 ワシントンDC開発フォーラム新着情報チェック
「米国務省:Country Reports on Terrorism
2015発表」
「世界銀行:2016年の世界経済見通し下方修正」
「Japan-IMF スカラシップ・プログラム(2017-2019年度)応募受付」他
【2】 東京発~世界銀行からのお知らせ
セミナーのご案内
【3】 国連フォーラム
(1) 記事掲載のお知らせ:国連でインターン第63回
(ILOジュネーブ本部 斉藤由美さん)
【4】ワシントンDC開発フォーラム便り
タイトル:「時間の使い方」
安元彩佳 JICA/日本
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev-Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘devinfo.mailmagazine@gmail.com までご連絡ください
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– 日本関連 –
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●フィリピンとの間で、3,820万円を限度とする一般文化無償資金協力「国民テレビ放送網番組ソフト整備計画」に関する交換公文の署名が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_003399.html
●日本は、ユニセフ、国際移住機関(IOM)、国連開発計画(UNDP)を通じて、エクアドルにおける地震被害に対する135万ドルの緊急無償資金協力を実施することを決定しました。
http://www.fao.org/employment/vacancies/junior-professional-programme/en/
●外務省は、草の根・人間の安全保障無償資金協力を活用して、企業がNGO等と協力して行うCSR活動との連携などの官民連携を推進しています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/about/kanmin/page23_001057.html
●国際協力銀行(JBIC)総裁 は、日本経済新聞社が主催する第22回国際交流会議「アジアの未来」に参加し、「アジアのインフラ整備-商機と課題」をテーマにアジア各国の閣僚や有識者とディスカッションを行いました。
http://www.jbic.go.jp/ja/information/topics/topics-2016/0614-48875
●7月20日開催予定のNGO・外務省定期協議会 2016年度第1回連携推進委員会の参加NGOを募集しています。
http://www.janic.org/event/722ngo_20161_ngo.php
●外務省は非常勤職員(総合外交政策局国際平和協力室国際平和協力調査員、アフリカ部第六回アフリカ開発会議事務局国際会議運営専門員、軍縮不拡散・科学部国際原子力協力室原子力協力専門員)を募集しています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/kikan/index.html
●外務省は任期付職員(国際法局国際法課(在英国日本国大使館勤務国際公法分野、在コートジボワール日本国大使館勤務経済・開発協力分野、国際協力局国際保健政策室国際保健分野)を募集しています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/ninki/index.html
●平成28年度平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業「ミッドキャリア・コース」の参加者を募集しています(締切6月27日)。
http://www.peacebuilderscenter.jp
●開発に関する人材募集情報がPartnerページに掲載されています。
http://partner.jica.go.jp/RecruitSearchForPrsn
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– バイ・ドナー関連 –
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● 米国務省は、世界各国におけるテロ・ゲリラ組織の活動状況をまとめた年次報告書Country
Reports on Terrorism 2015を発表しました。
http://www.state.gov/j/ct/rls/crt/2015/index.htm
● USAIDは、ウクライナに対するエネルギー・司法改革案件について公表しています。
● カナダ貿易大臣は、太平洋同盟諸国(メキシコ、コロンビア、チリ、ペルー)とのビジネス拡大について表明しています。
● グリーニング英国際開発大臣は、シリアへの食糧援助が再開したことについてコメントしています。
https://www.gov.uk/government/news/greening-syrian-regime-must-make-good-on-aid-promises
● GIZのHPで、モロッコとチュニジアにおける雇用創出支援活動の様子が紹介されています。
https://www.giz.de/en/mediacenter/39144.html
● 欧州委員会(EC)は、EUの国際協力における環境および気候変動対策の主流化についてのガイドラインを発表しました。
● ヨーロッパ開発デー(6/15-16)のアジェンダと、各イベントの概要がウェブサイトで公開されています。
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– 国際機関関連 –
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● OECDは、” Business and Finance Outlook 2016”を発表しました。
http://www.oecd.org/finance/oecd-business-and-finance-outlook-2016-9789264257573-en.htm
●世界銀行は、”Private Participation in Infrastructure Database”最新版を公開しています。
●世界銀行は、2016年の世界経済見通しを、今年1月時に予測した2.9%から2.4%へと下方修正しました。
●アジア開発銀行は、スリランカとの間で洪水と地すべり被害に対し、200万ドルの贈与に調印しました。
http://www.adb.org/news/adb-sri-lanka-sign-2-million-grant-flood-and-landslide-relief
●アジア開発銀行は、アジアインフラ投資銀行(AIIB)との最初の協調融資となるパキスタンの高速道路建設プロジェクトに対する1億ドルの融資を承認しました。
http://www.adb.org/ja/news/adb-approves-first-cofinancing-aiib-pakistan-road-project
●アフリカ開発銀行は、7月1日東京において、アフリカビジネス投資セミナー2016 を
開催します(申込締切6月24日)。
●米州開発銀行は、パナマに対する物流分野の競争力向上のための2億ドルのポリシーベースローンを承認しました。
●海外でマクロ経済学博士号を取得し、IMFエコノミストを目指す日本人を対象とした 2年間の奨学金制度Japan-IMF スカラシップ・プログラム(2017-2019年度)の応募を受け付けています(締切2017年1月31日)
http://www.imf.org/external/np/ins/jpn/pdf/jisp2017-2019j.pdf
●コスタリカにある国連平和大学が、アジアに関する知識と平和構築の専門知識の両方を兼ね備えた人材を育成するための全額支給奨学金Asian
Peacebuilders Scholarhip(APS)の応募を受け付けています(8月15日締切)。
https://www.upeace.org/academic/partnership-programmes/asia-peacebuilders-scholarship
●国連事務局はヤング・プロフェッショナル・プログラム(YPP)の応募を受け付けています(締切7月19日)。
http://www.mofa-irc.go.jp./apply/ypp.html
●ILOは様々な部門で人材を募集しています(6月30日締切:国際労働基準 、労働法 、 雇用政策 、統計 、調査、多国籍企業開発、 IT・ 資金調達、ジェンダー、経済、マクロ経済、労働経済、財務、 図書サービス)。
●IMFアジア太平洋事務所(東京)は、2名のサマーインターンを募集中です(締切6月24日)。
http://www.imf.org/external/oap/pdf/si16.pdf
●UNHCRは、緊急対応ハンドブック第4版を発行しました。
http://www.unhcr.or.jp/html/2016/06/info-160616.html
●アンゴラ、コンゴ民主共和国、ウガンダで起こった黄熱病の流行により、世界的に黄熱病ワクチンが不足気味になっています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54256
●シリアで包囲されている街々の85000人に対して支援が届けられました、近日中に追加で75000人分の支援が届けられる予定です。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54258
●WFPは、ボコハラムによって状況が悪化しているニジェールのDaffa地域への食糧支援を倍増しますが、6か月間で2千万ドルの資金が必要とされています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54233
●WHOは、ジカ熱に対する戦略的対応計画を発表しましたが、これの効果的な実施のためには1億2190万ドルが必要です。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54259
●OCHAは、ミャンマーでモンスーンによる豪雨の影響を26000人が受けていると報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54245
●OCHA、5月に南スーダンで人道支援者に対する襲撃が78件あり、人道支援に対する暴力が増加傾向にあると報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54232
●UNHCRは、#WithRefugeesキャンペーンを開始しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54248
●イエメンの国連常駐コーディネーターは、イエメンで1300万人以上が緊急支援を必要としていると報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54252
●安全保障理事会は、リビアでの活動を半年間延長することを決議しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54209
●FAOは漁業に関する新たなレポートを発表し、小型魚がアフリカの乾燥地帯での食料供給で重要な役割を果たすと報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54222
●イラクでは今年一年間の支援のために8億6100万ドルが必要にも拘らず、その31%しか資金が集まっておらず、活動資金が底をつきかけています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54182
●ハイチで、コレラ対策のために実施された飲料可能な水に関する活動が3万人の人々にこのような水へのアクセスを可能にしました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54199
●UNHCRは、2017年に第三国定住を必要とする難民の数が1190万人に上ると推計しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54207
●ILOとFAOは、農業分野での児童労働問題に取り組むためのE-learningのコースを開設しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54166
●国連総会は、HIV/AIDS終焉のためのファストトラックについて政治的宣言を採択しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54172
●WFPなどは、学校給食プログラムについて分析した報告書を発表しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54181
●「世界で活躍する日本のNGOガイドブック」(NGOガイド第9版)が発行されました。
http://www.janic.org/news/ngoguide9.php
●NGO・外務省定期協議会 2016年度第1回連携推進委員会が7月20日に開催されます。
http://www.janic.org/event/722ngo_20161_ngo.php
●World Visionは、女子教育に対する資金が緊急でもっと必要とされていると訴えています。
●Save the Childrenは、紛争や危機的状況にあるアフリカ諸国で子供の人権が守られなければならないと訴えています。
https://www.savethechildren.net/article/protecting-childrens-rights-conflicts-and-crisis-africa
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【2】東京発~世界銀行からのお知らせ
セミナーのご案内
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■第11回防災セミナー「リスクとリターン:持続可能な開発のための防災」
世界銀行東京事務所、世界銀行東京防災ハブ共催
日時:2016年6月27日 (月) 午後4時30分から午後6時
場所:世界銀行東京事務所 http://ow.ly/Ok6kd
内容:ジョン・ルーム世界銀行グループ 気候変動担当シニアディレクターの来日にあたり、世界銀行グループによる今後の防災と気候変動支援計画についてご紹介するとともに、日本の知識と経験を活用した取り組みの可能性について議論します。
言語:英語・日本語(同時通訳付)
詳細、参加お申込み:http://wrld.bg/ie9a301m915
(世界銀行東京事務所: 開裕香子)
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【3】国連フォーラム
(1) 記事掲載のお知らせ:国連でインターン第63回
(ILOジュネーブ本部 斉藤由美さん)
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(1)
記事掲載のお知らせ:国連でインターン第63回
ILOジュネーブ本部でインターンをされた斉藤由美(さいとうゆみ)さんです。
留学先で経営学を専攻し、ILOジュネーブ本部では人事部に所属し、職員健康保険基金の問題の分析をはじめ、
本部で行われる理事会やハイレベルミーティングの聴講、またほかのインターンとの活動にも積極的に携わった斉藤さん。
留学とインターンと、2つを見据えたときの選択肢のアドバイスも書いてくださいました。
記事掲載URL:
http://www.unforum.org/internships/63.html
今後とも国連フォーラムをよろしくお願い致します。
国連フォーラムトップページ:
http://www.unforum.org/index.html
国連フォーラムFacebookグループページ:
http://www.facebook.com/pages/国連フォーラム-UN-FORUM/160270550675925
(国連フォーラム幹事 グスタフソン栄)
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【4】ワシントンDC開発フォーラム便り
タイトル:「時間の使い方」
安元彩佳 JICA/日本
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米国から日本に戻って早1年が過ぎた。引越し、転職、それまで離れて暮らしていた夫との共同生活など色々なことが同時に起こり、振り返ってみるとあっという間の1年間だった。日々目の前のことをこなすことに必死になり、帰国前に考えていたやりたいことが出来ていない状況である。また、まとまった時間で物事を考えるということも十分に出来ていない。
そこで、時間を捻出するために幾つか新たな取り組みを始めてみた。
その1つ目は時差出勤である。午前8時から業務を開始し、定時は午後4時15分。だいたい午前7時半には会社に到着するが、まだ出社している人が少なく業務に集中できる。定時ぴったりに帰宅できることは少ないが、それでも午後5時には会社を出るようにしている。電車もたいがい座れるので、本や資料を読んだりするための時間を作ることができる。
2つ目は週末の食材買い込みと仕込みである。週末に近所の大型スーパーで食材を1週間分買い込み、1週間の予定に合わせてだいたいの夕食メニューを決める。そして野菜や肉などを切ってしまい、味付けをした上で冷凍庫に保存する。まだレシピを見ながらメニューを開拓中であるが、平日の帰宅後に食材を切ったり味付けをする手間が省けかなり楽である。
この2つをすることで意外と平日の夜に自由な時間ができることが分かった。もちろんこれ以外の方法やより有効な時間の使い方もあるのだろうとは思うが、まずは出来るところから続けていきたい。そして仕事もプライベートも充実させることが当面の目標である。
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2016年6月21日発行