2016年7月5日発行
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ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
-(dev-info)-
皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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バングラデシュにおけるテロ攻撃で犠牲になられた方々の御冥福を心からお祈りいたします。
【1】 ワシントンDC開発フォーラム新着情報チェック
「日本人学生のインターンシップ支援・日本人研究者育成支援事業(米国)募集中」
「ユニセフやSave the Childrenはイラクの人道危機に警鐘」
「アジ研ワールド・トレンド特集:イエメン—忘れ去られた「アラブの春」の落とし子—」他
【2】 国連フォーラム
第18回ネットワーク ワーキング・カンファレンス開催のご案内
(7月30日(土)政策研究大学院(東京・六本木)
【3】 東京発~世界銀行からのお知らせ
世界銀行東京事務所 第2回CV書き方セミナー
【4】 ワシントンDC開発フォーラム便り
「イタリア料理を食べながら感じたワシントンDC」安達健(DC開発フォーラム幹事/ワシントンDC駐在)
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev-Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘devinfo.mailmagazine@gmail.com までご連絡ください
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– 日本関連 –
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●ガンビアにおいてTICAD閣僚級準備会合が開催され、日本と他の共催者(国連、UNDP、世銀、AUC)、アフリカ48か国、ドナー国、国際機関及び市民社会から約400名が参加しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/af/af1/page24_000656.html
●外務省のHPに年表で見る日本の国際貢献が掲載されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000169419.pdf
●ネパールとの間で、供与限度額2億9,200万円の無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_003448.html
●スリランカとの間で、18億3,000万円の無償資金協力「海上安全能力向上計画」に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_003444.html
●コスタリカとの間で、日本の次世代自動車を活用した供与額3億円の無償資金協力(経済社会開発計画)に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_003413.html
●JICAは、国際協力中学生・高校生エッセイコンテストを開催中です(締切9月12日)。
http://www.jica.go.jp/hiroba/program/apply/essay/index.html
●7月20日開催予定のNGO・外務省定期協議会 2016年度第1回連携推進委員会の参加NGOを募集しています。
http://www.janic.org/event/722ngo_20161_ngo.php
●外務省では、今後の日米関係における主導的な役割を担う人材の育成を目指し、日米同盟関係の強化に繋げるため「日本人学生のインターンシップ支援・日本人研究者育成支援事業」の応募を受け付けています(応募締切7 月 8 日)。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/na/na1/us/page22_002631.html
●開発に関する人材募集情報がPartnerページに掲載されています。
http://partner.jica.go.jp/RecruitSearchForPrsn
●公益財団法人笹川平和財団は、国際協力、海洋政策研究分野の研究員を募集しています。
http://www.spf.org/profile/employment.html
●外務省任期付職員(南部アジア部南東アジア第一課メコン地域分野、国際法局国際法課在英国日本国大使館勤務国際公法分野、経済局国際貿易課国際貿易分野、在コートジボワール日本国大使館勤務経済・開発協力分野)を募集しています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/ninki/index.html
●外務省は7月23日JICA九州にて国際機関就職説明会を開催予定です(7月22日締切)。
http://www.mofa-irc.go.jp./dl-data/20160723JICA_Kyushu.pdf
●国際協力NGOセンター(JANIC)は、NGOキャリアガイダンスの参加者を募集しています。
http://www.janic.org/event/careerguidance.php
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– バイ・ドナー関連
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●USAIDは、2016年度版Acting on the Callを発表しました。2014年度の目標達成度やいかにUSAIDが最貧人口40%の貧困改善に取り組んでいるかにつき記しています。
●USAIDは、グローバル起業家支援に38百万米ドルを拠出すると発表しました。
●米国ミレニアム挑戦公社(MCC)は、ナイジェリアの農業セクター支援コンパクトに437百万米ドルを拠出すると発表しました。
●米国ミレニアム挑戦公社(MCC)は、モロッコの中等教育支援に100万米ドルを拠出すると発表しました。
●カナダ政府は、コロンビア政府と同国コロンビア革命軍(FARC)との間で停戦合意が締結されたことを称賛しています。
http://news.gc.ca/web/article-en.do?mthd=advSrch&crtr.page=2&crtr.dpt1D=6673&nid=1090129
●英政府は、7月7日に、女子教育フォーラムを開催します。
https://www.gov.uk/government/news/girls-education-forum-2016
●英国によるシリアへの人道支援状況のアップデートが公開されています。
●欧州連合 (EU) が設立したアフリカ平和機構 (Africa Peace Facility) の年次報告が公開されています。
http://ec.europa.eu/europeaid/news-and-events/2015-annual-report-african-peace-facility-0_en
●仏海外経済協力振興会社(PROPARCO)とIDBは、エルサルバドルの太陽光発電事業を共同で実施することに合意しました。
http://www.afd.fr/lang/en/home?engineName=search&requestedCategories=tech_news_home_site_afd#
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– 国際機関関連 –
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●国際通貨基金(IMF)は、世界経済のより力強くより安全な成長軌道への回帰を重視した今後12カ月間のワークプログラムを発表しました。
http://www.imf.org/external/japanese/pubs/ft/survey/so/2016/POL061616AJ.htm
●世界銀行は、開発知識を共有するため、日本政府と連携して都市間パートナーシッププログラム(CPP:City Partnership Program)を導入しました。この度横浜市、富山市、神戸市、北九州市が、本パートナーシッププログラム選定都市に指定されました。
●世界銀行は、物流と競争に関する報告書”Connecting to Compete 2016: Trade Logistics
in the Global Economy”を発表しました。
●アジア開発銀行総裁の次期任期の投票が始まりました。候補者に現総裁中尾氏がノミネートしています。
http://www.adb.org/ja/news/takehiko-nakao-nominated-voting-opens-next-term-adb-president
●アジア開発銀行と、BRICSが運営する新開発銀行は、持続的包括的成長に関して協調していくための覚書に調整しました。
http://www.adb.org/news/adb-ndb-sign-mou-cooperation-sustainable-inclusive-growth
●アフリカ開発銀行は、オンラインツールMapAfrica 2.0を発表しました。
●米州開発銀行はバハマ政府と共催で革新、透明性、サービスデリバリー向上に関するセミナーを開催しました。
http://www.iadb.org/en/news/news-releases/2016-06-29/the-bahamas-and-the-idb,11508.html
●米州開発銀行は、ニカラグアの母子死亡率削減を目的とした4,500万ドルの融資を承認しました。
http://www.iadb.org/en/news/news-releases/2016-06-23/health-coverage-in-nicaragua,11503.html
●アジアインフラ投資銀行は、初の年次総会を北京で開催しました。参加国は57ヶ国で資本金は1,000億ドル。今年は12億ドルの投資を計画しています。
http://euweb.aiib.org/html/2016/NEWS_0625/123.html
●海外でマクロ経済学博士号を取得し、IMFエコノミストを目指す日本人を対象とした 2年間の奨学金制度Japan-IMF スカラシップ・プログラム(2017-2019年度)の応募を受け付けています(締切2017年1月31日)
http://www.imf.org/external/np/ins/jpn/pdf/jisp2017-2019j.pdf
●コスタリカにある国連平和大学が、アジアに関する知識と平和構築の専門知識の両方を兼ね備えた人材を育成するための全額支給奨学金Asian Peacebuilders Scholarhip(APS)の応募を受け付けています(8月15日締切)。
https://www.upeace.org/academic/partnership-programmes/asia-peacebuilders-scholarship
●国連事務局はヤング・プロフェッショナル・プログラム(YPP)の応募を受け付けています(締切7月19日)。
http://www.mofa-irc.go.jp./apply/ypp.html
●国連リベリアミッション(UNMIL)は、その役割をリベリア政府へと引き渡しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54369
●ユニセフはイラクに関する新たなレポートを出版し、イラクで360万人の子供が危機にさらされていると報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54372
●WHOは、黄熱病が流行しているアンゴラとコンゴ民主共和国の国境でワクチン接種のキャンペーンを開始しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54361
●国連安全保障理事会は、ダルフール・マリ・ゴラン高原でのミッションを延長することを決議しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54357
●ユニセフは今年の世界子供白書を出版しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54340
●国連中央対応基金は北東部ナイジェリアの緊急支援のために、1300万ドルを拠出しましたが、以前として2億5千万ドルの資金を必要としています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54333
●国連中央対応基金は、イラクのファルージャから避難する人々を支援するために1500万ドルを拠出しましたが、ファルージャ支援のためにさらに6500万ドルが必要とされています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54267
●UNHCRはGlobal Trend 2015を発表し、去年一年間で紛争によって6500万人が避難を余儀なくされたと報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54269
●Integrated Food Security Purchase Classificationが出版され、イエメンの人口の半数以上が深刻な食糧危機に瀕していると報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54277
●FAOは新たなレポートを発表し、カリブ海地域では今後干ばつの発生頻度の上昇が予想され、対策が必要であると論じています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54293
●ILOは新たなレポートを発表し、ラテンアメリカ・カリブ海地域で、労働生産性向上と失業対策に基づいた労働市場政策が導入される必要があると報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54303
●FAOはチャド湖盆地の約10万人に支援を行いましたが、残りの50万人への支援を届けるために1500万ドルを必要としています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54305
●WFPは、南スーダンの食糧事情が悪化しており、向こう半年間の支援のために7400万ドルが必要だとしています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54316
●ユニセフは、東南部アフリカでエルニーニョ現象の影響を受けた子供の数が2600万人に上り、さらに1億2700万ドルの資金が必要だと報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54330
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– シンクタンク・NGO関連 –
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●ブルッキングス研究所は、セミナー”How do we end energy poverty?”を開催し、英国のEU脱退の影響について議論しました。
http://www.brookings.edu/events/2016/06/29-brexit-eu-referendum
●ウッドロウ・ウィルソン・センターは、セミナー” Human Rights and the Environment:
How Do We Do Better”を開催し、環境団体と人権保護団体がよりよく連携できるかについて議論しました。
https://www.wilsoncenter.org/event/human-rights-and-the-environment-how-do-we-do-better
●ウッドロウ・ウィルソン・センターは、セミナー” A Good Diagnosis for Afghanistan:
Strengthening The Health Sector”を開催し、アフガニスタンのヘルスセクターについて議論しました。
https://www.wilsoncenter.org/event/good-diagnosis-for-afghanistan-strengthening-the-health-sector
●Center for Global Development(CGD)は、書籍”Millions Saved: New Cases of
Proven Success in Global Health”を発刊しました。
http://www.cgdev.org/publication/millions-saved-new-cases-proven-success-global-health
●Inter-American Dialogueは、コロンビア停戦合意について解説しています。
http://www.thedialogue.org/latin-america-advisor/
●英ODIは、西アフリカにおける違法漁業についての報告書を発表しました。
●英王立国際問題研究所(チャタムハウス)は、水やエネルギー分野における南アジアでの国境を越えた協力関係について報告しています。
●アジア経済研究所は、アジ研ワールド・トレンド6月号の特集で、「イエメン—忘れ去られた「アラブの春」の落とし子—」を掲載しています。
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Periodicals/W_trend/201605.html
●アジア経済研究所は、研究マネージメント職(任期付)を募集しています。
http://www.ide.go.jp/Japanese/Recruit/management.html
●2016年度NGOキャリアガイダンスが複数回にわたって開催されます。
http://www.janic.org/event/careerguidance.php
●Oxfamは、ボコハラムによってニジェール情勢が悪化していると警鐘を鳴らしています。
●Save the Childrenは、紛争下においても教育が中断されないことの必要性を訴えています。
https://www.savethechildren.net/article/children%E2%80%99s-education-too-important-be-casualty-war
●Save the Childrenは、さらなる支援が無いとこの夏のイラクが壊滅的な人道危機に陥ると警鐘を鳴らしています。
https://www.savethechildren.net/article/iraq-faces-catastrophic-humanitarian-crisis-summer
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【2】 国連フォーラム
(1) 第18回ネットワーク ワーキング・カンファレンス開催のご案内
(7月30日(土)政策研究大学院(東京・六本木)
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国連フォーラムは、毎年夏と冬の2回、DC開発フォーラムと合同でネットワーキングカンファレンスを開催しています。
今回は第18回目の開催となり、前回より国連フォーラム・ネットワーキング・カンファレンスという名称に変わりました。
引き続き、皆様のネットワーク構築や情報交換の場となるよう、努めてまいります。
【7月30日(土)】に政策研究大学院大学(東京・六本木)にて開催致します。
内容は、午後は各種セッション、夕刻からは立食懇親会という内容で検討しております。
詳細につきましては、今月中を目途に改めてご案内致します。
本イベントにご関心のある方(特に一時帰国を予定している方)は、是非ご検討ください。
詳細が決定次第、MLでご案内するとともに、国連フォーラムウェブサイトにも掲載いたします。
今後とも国連フォーラムをよろしくお願い致します。
国連フォーラムトップページ:
http://www.unforum.org/index.html
国連フォーラムFacebookグループページ:
http://www.facebook.com/pages/国連フォーラム-UN-FORUM/160270550675925
(国連フォーラム幹事 グスタフソン栄)
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【3】 東京発~世界銀行からのお知らせ
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■「世界銀行東京事務所 第2回CV書き方セミナー」
日時:2016年7月26日 (火) 午後6時30分から午後8時
場所:世界銀行東京事務所 http://ow.ly/Ok6kd
内容:国際開発金融機関での仕事に就くためのCVの書き方指導の他、キャリアアドバイスを行います。
言語:日本語
詳細、参加お申込み:http://wrld.bg/FWja301PSLX
(世界銀行東京事務所: 開裕香子)
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【4】 ワシントンDC開発フォーラム便り
タイトル:「イタリア料理を食べながら感じたワシントンDC」
執筆:(安達健 DC開発フォーラム幹事/ワシントンDC駐在)
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ワシントンDCのワシントンハーバー内に、フィオラ・マーレというポトマック川に面したイタリアンレストランがある。このお店は、キャピトルの近くにあるフィオラという名のDC内で3本の指に入る美味しいイタリアンの姉妹店である。天気の良い日の昼間にフィオラ・マーレの窓側の席に座れば、陽の光が反射してキラキラと輝く川面を眺めつつ、味も見た目も素晴らしいランチを楽しむことができる。川向こうに目を向ければ、河畔にある芸術施設のケネディセンターと共にDCとヴァージニアを繋ぐセオドアルーズベルト橋も見える。
このレストランにおける私のお勧めは、少し値が張るが「海老が載ったウニのソースのブカティーニ」パスタである。以前上司をこのお店に連れて行った時にお勧めを聞かれ、胸を張ってこのパスタを勧めたところ、「ブカティーニってどんなパスタ?」と聞かれて、答えられずに恥をかいた。ウィキペディアによれば、「スパゲッティよりもやや太い直径5-6mm程で、中心に穴のあいた細長いパスタである。名前はイタリア語で『穴』を意味する「ブーコ」(buco) に由来する。様々なソースと相性が良く、特にこってりした『重い』ソースと良く合う」と説明されている。確かに、こってりとしたウニのソースとの相性はとても良い。メニューに載っていなくても、店員に頼めば作ってくれることもある。
このレストランで、ホワイトハウス元職員の友人と窓に近い席で夕食を食べていた時である。急に黒服の男たちが何人も店内に入ってきて、窓側のテーブルと我々のテーブルの間の狭い通路に立ち始めた。ただならぬ雰囲気に友人と顔を見合わせていると、上品そうな紳士と淑女が目の前の席に座った。この2人と我々の間に立つ男たちはシークレットサービスである。紳士は見覚えのある顔であるが、誰なのか思い出せない。すると友人が「ネタニヤフだ」と言った。言われて気が付いた。確かに、そこにいるのはイスラエルのネタニヤフ首相である。2、3歩前に出れば手が届く距離である。後に、ネタニヤフ首相はイタリア料理が好きであることと、一緒に居た女性はサラ婦人であったことが判明した。
友人が帰り際に、他にも店内に要人が居ることに気が付いた。レバノン系米国人であるレイ・ラフード前運輸長官と元駐レバノン米国大使である。レバノンとイスラエルとの間には、レバノン内の過激派組織ヒズボラの活動もあって緊張関係が存在する。地政学的に少し不思議な空間を共有した夜であった。
別の日に他の友人とフィオラ・マーレで食事をしていると、友人がイタリアと言えばと言って話し始めた。「何年か前の話であるが、戦闘機の訓練機の海外輸出に定評のある某国が、イスラエル政府が実施した訓練機の入札に応札したが、結果としてイタリアが受注した。当時のイタリアのベルルスコーニ首相とネタニヤフ首相は大変親しい間柄であり、この2人の個人的な関係が入札に大きく影響したとも言われている」。この話の後に、まさにこのレストランでネタニヤフ首相を見た話をした。首相はそんなにイタリアが好きなのかと互いに笑ったが、美味しいイタリア料理を食べていると、イタリア贔屓になるのも納得してくる。レストランで料理を食べながらも、世界の情勢に思いを馳せる。ワシントンDCはそんな街である。
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ワシントンDC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
「メーリングリスト(devforum)」
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ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムの開催する勉強会等のイベント関連情報 (案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加え、グローバルな途上国の開発関連情報と日本の取り組みに関する最新の情報を、「DC開発フォーラム 情報サービスメールマガジンDev-info」として、電子メールにて隔週で配信しています。
[バックナンバー]
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編集担当:小林隼人/荘所真理/畠山勝太/表将幸/神田匡/浅海誠
発行:ワシントンDC開発フォーラム
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2016年7月5日発行