2016年8月2日発行
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ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
-(dev-info)-
皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 ワシントンDC開発フォーラム新着情報チェック
「国連平和大学がAsian Peacebuilders Scholarshipの応募を受付中」
「ユニセフThe New and Emerging Talent
Initiativeにて人材募集中」
「国連総会はIOMを国連システムの一機関とすることを決議」他
【2】 国連フォーラム
(1) イベント告知:関西支部第4回SDGsシリーズ勉強会 8月5日(金)
関西大学梅田キャンパス1408号教室
【3】 ワシントンDC開発フォーラム便り
「Challenging in Cultural Diversity」グスタフソン栄(世界銀行/ワシントンDC・国連フォーラム幹事)
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev-Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘devinfo.mailmagazine@gmail.com までご連絡ください
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– 日本関連 –
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● JICAボランティア事業の一部である青年海外協力隊がラモン・マグサイサイ賞を受賞しました。
http://www.jica.go.jp/press/2016/20160727_01.html
● JICAは2016年度第1回中小企業海外展開支援事業-普及・実証事業-で19件の採択を決定しました。
http://www.jica.go.jp/press/2016/20160720_01.html
●
岸田外務大臣が国連安保理公開討論に出席しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/unp/page3_001733.html
●
岸田外務大臣と潘基文国連事務総長との会談が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/unp_a/page3_001748.html
●
ラオス・ビエンチャンにおいて、ASEAN+3外相会議が開催されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/rp/page3_001746.html
●
外務省において、国際協力事業安全対策会議(第3回会合)及び「在外邦人の安全対策強化に係る検討チーム」の提言点検チーム(第3回会合)の合同会合が開催されました。8月1日に第4回会合が開催されます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_003554.html
●
ウズベキスタンとの間で、総額4億5,900万円を限度とする無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する2本の書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_003551.html
●
日本政府は、世界保健機関、国際移住機関及び国際赤十字・赤新月社連盟を通じて、アンゴラ共和国及びコンゴ民主共和国における黄熱流行に対応するため、350万ドルの緊急無償資金協力を実施することを決定しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_003549.html
●
エジプト・アラブ共和国との間で、供与限度額20億円の無償資金協力「エジプト日本科学技術大学教育・研究機材調達計画」に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_003538.html
●
モザンビークとの間で、署名済みの無償資金協力「イレ-クアンバ間道路橋梁整備計画」(38億500万円)につき、洪水による被災のため、贈与の限度額を50億4,100万円に変更することに関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_003517.html
●
マダガスカル共和国との間で、供与限度額1億600万円の無償資金協力「アロチャ湖南西地域灌漑施設改修計画(詳細設計)」に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_003536.html
●
イラクにおける深刻な人道危機への対応等のため、米国ワシントンDCにおいて、「イラク支援のためのプレッジ会合」が開催され、日本も参加しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/me_a/me2/iq/page3_001731.html
●
国内最大級の国際協力イベント「グローバルフェスタJAPAN2016」が10月1、2日に東京で開催されます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/gfjapan.html
● 8月19日東京で開催される「第2回NGOキャリアガイダンス(社会人向け)」の参加者を募集しています。
http://www.janic.org/event/careerguidance.php
● JICAは、国際協力中学生・高校生エッセイコンテストを開催中です(締切9月12日)。
http://www.jica.go.jp/hiroba/program/apply/essay/index.html
●
開発に関する人材募集情報がPartnerページに掲載されています。
http://partner.jica.go.jp/RecruitSearchForPrsn
● 9月6日東京に於いて外務省国際機関人事センター主催で「国際機関への応募書類書き方講座」が開催されます。その参加者を受け付けています(締切9月5日)。
http://www.mofa-irc.go.jp./dl-data/20160906CV_seminar.pdf
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– バイ・ドナー関連
–
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●
ホワイトハウスは、オバマ政権における途上国開発の成果等を議論するWhite House Summit on Global
Developmentを7月20日に開催しました。
https://www.whitehouse.gov/campaign/globaldevelopment
● USAIDは、アフリカ南部(マラウィ、ジンバブエ、モザンビーク、マダガスカル、レソト、スワジランド)の人道支援に127百万米ドルの拠出を発表しました。
●
カナダ政府は、東南アジアの安全保障強化のために17百万米ドルの支援を発表しました。
● DFIDは、イラクへの人道支援に新たに5千万ポンドを拠出することを発表しました。
https://www.gov.uk/government/news/uk-to-provide-new-help-to-iraqis-persecuted-by-daesh
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英国際開発大臣に就任したパテル氏のコメントが、DFIDのウェブサイトに掲載されています。
https://www.gov.uk/government/news/new-ministerial-team
● AFDの支援による、サヘル地域で最大となる太陽光発電施設の建設が、ブルキナファソで始まりました。
http://www.afd.fr/home/pays/afrique/geo-afr/burkina-faso?actuCtnId=138634
● GIZは、活動内容をを紹介するビデオをウェブサイトで公開しています。
https://www.giz.de/en/mediacenter/39894.html
● EUは、新たな国際協力フレームワークに基づく成果報告書を発表しました。
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米国とEUは、安全保障と開発についてのハイレベル会合を開催し、同分野での協力関係を確認しました。
http://ec.europa.eu/europeaid/news-and-events/us-eu-security-and-development-dialogue_en
● KOICAは、東ティモールの水産業案件について紹介しています。
http://www.koica.go.kr/english/board/press_releases/1322232_3534.html
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– 国際機関関連 –
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●
国際通貨基金(IMF)は、2016年と2017年の世界経済成長率予測を下方修正しました。企業及び消費者の心理が既に脆弱だったところに、予想に反した英国の欧州連合離脱を決定した国民投票が不確実性の波を生んでいることを指摘しています。
●
世界銀行は、第2四半期の計画外の原油供給停止や旺盛な需要を背景に、2016年の原油価格見通しを1バレルあたり41ドルから43ドルに上方修正しました。
http://www.worldbank.org/ja/news/press-release/2016/07/26/world-bank-raises-2016-oil-price-forecast
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世界銀行はスリランカの経済改革を支援する1億ドルの融資を承認しました。
●
アジア開発銀行はミャンマーの交通セクターに関する政策ノートを発表しました。
http://www.adb.org/ja/news/better-transport-policies-investments-boost-myanmar-s-growth
●
アジア開発銀行は、3月に公表した「アジア経済見通し2016」の補足版を公表し、2016年および2017年のアジア・太平洋地域の途上国経済は、南アジア、東アジア、および東南アジアの堅調な成長が、軟調な米国経済や英国のEU離脱への賛成票が目先の市場にもたらす影響を相殺するため、底堅いと指摘しています。
http://www.adb.org/ja/news/asian-growth-steady-despite-weak-global-prospects-brexit
●
アフリカ開発銀行は「アフリカ開発報告書2016」を発表しました。
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アフリカ開発銀行は、同銀行グループのアフリカ産業変革支援ロードマップ2016-2025を示した戦略書を承認しました。
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米州開発銀行は、ウルグアイの国家統合ケアシステムと、幼児教育ケアシステムを支援する5000万ドルの融資を承認しました。
●
海外でマクロ経済学博士号を取得し、IMFエコノミストを目指す日本人を対象とした 2年間の奨学金制度Japan-IMF スカラシップ・プログラム(2017-2019年度)の応募を受け付けています(締切2017年1月31日)
http://www.imf.org/external/np/ins/jpn/pdf/jisp2017-2019j.pdf
●
コスタリカにある国連平和大学が、アジアに関する知識と平和構築の専門知識の両方を兼ね備えた人材を育成するための全額支給奨学金Asian Peacebuilders Scholarship(APS)の応募を受け付けています(8月15日締切)。
https://www.upeace.org/academic/partnership-programmes/asia-peacebuilders-scholarship
●
ユニセフでは、能力開発するための研修等を受けられるプログラムNETI(The New and Emerging Talent
Initiative)を実施しており、様々な職種を募集しています(応募締切8月14日)。
http://www.unicef.org/about/employ/index_74609.html
●
安全保障理事会は南スーダンでの活動の2週間の延長を決議しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54598
●
安全保障理事会はキプロスでの活動の半年間の延長を決議しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54563
●
安全保障理事会はイラクでの活動の1年間の延長を決議しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54550
●
安全保障理事会は中央アフリカでの活動の1年間の延長を決議しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54564
●
安全保障理事会は、ブルンジへ最大228人の警官の派遣を決議しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54599
● FAOとWFPは、5600万人以上が深刻な食糧危機に直面しており、その多くが紛争国に住んでいると報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54587
● UNHCRは、南スーダンからウガンダへ毎日4000人の難民が流入していると報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54554
●
国連の輸送団が襲撃されたのをうけ、北東部ナイジェリアでの支援活動が一時中止されています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54594
● FAOは、2018年の半ばまでに南部アフリカの2300万人が食糧支援を必要とし、1億ドル以上の資金が必要とされています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54578
● UNHCRは、ダダーブの難民キャンプ閉鎖に伴い、1億1500万ドル以上の資金が必要になると報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54557
● FAOとUNHCRは、難民の燃料問題のためのハンドブックを出版しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54531
●
国連は、現場での性的搾取に対処するためのeラーニングコースを立ち上げました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54535
● UNCTAD14が終了し、向こう4年間の活動の指針となる活動枠組みが採択されました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54536
● UNAMAは、この半年でアフガニスタンで負傷者と死亡者が5166名となり、半年間の人数としては2009年以降最大となったと報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54543
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国連総会はIOMを国連システムの一機関とすることを決議しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54545
● WHOはB型肝炎の新型テストガイドラインを発表しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54546
● ILOは新たなレポートの中で、労働協定を含んだ貿易条約が近年増加しつつあり、かつこれが条約の価値を向上させていると報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54481
● FAOは新たなレポートの中で、農業と森林保全の関係を上手く保つことが、食料の安全保障につながることを強調しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54482
●
シリアのダマスカス郊外で、国連は2月以来となる支援物資を15000人に対して届けました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54499
● WFPはマラウイで650万人に対する食糧支援を開始しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54508
● OCHAは、イラクでの軍事活動に伴い2億8400万ドル規模の人道支援が必要になると報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54506
● SDGsの最初のプログレスレポートが発表されました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=54511
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– シンクタンク・NGO関連 –
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●
ブルッキングス研究所は、セミナー"President Obama’s role
in African security and development"を開催し、アフリカの安全保障・開発へのオバマ政権の貢献について議論しました。
http://www.brookings.edu/events/2016/07/19-president-obama-africa
●
ウッドロウ・ウィルソン・センターは、セミナー"UNEP's GEO-6 North American
Report: Informing the 2030 Development Agenda"を開催し、UNEPが発表した世界6地域の環境問題について議論しました。
●
ウッドロウ・ウィルソン・センターは、セミナー"Turkey's Failed Coup"を開催し、トルコで起こった未遂クーデタについて議論しました。
https://www.wilsoncenter.org/event/turkeys-failed-coup
● Center for Global Development(CGD)は、White House Summit on Global
Developmentに関するブログ記事を投稿しています。
http://www.cgdev.org/blog/my-three-takeaways-white-house-summit-global-development
http://www.cgdev.org/blog/what-was-missing-white-house-global-development-summit
●
フリーダムハウスは、報告書" Citizens' Perception Toward Civil
Society:
A Public
Opinion Poll in Ethiopia" を発表し、エチオピアの市民社会の世論調査結果について発表しています。
● Inter-American Dialogueは、9月7・8日にラテンアメリカ開発銀行(CAF)と共催で、第20回CAF年次フォーラムを開催します。
http://www.thedialogue.org/event/caf20/
● Inter-American Dialogueは、7月28日に就任したペドロ・パブロ・クチンスキー大統領の課題について述べています。
http://www.thedialogue.org/blogs/2016/07/kuczynski-must-get-political/
●
英シンクタンクODIは、年次報告書を発表しました。
https://www.odi.org/publications/10506-odi-annual-report-2015-2016-global-reach-global-presence
●
同じくODIは、キャッシュトランスファーの効果についての報告書を発表しました。
● New Economics Foundationは、2016年度版のHappy Planet Indexを発表しました。
http://happyplanetindex.org/about
http://www.neweconomics.org/blog/entry/this-is-the-most-efficient-economy-in-the-world
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アジア経済研究所は、報告書「アジアインフラ投資銀行(AIIB)の比較研究」を発刊しました。
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Download/PolicyBrief/Ajiken/073.html
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第2回NGOキャリアガイダンス(社会人向け)が8月19日に開催されます。
http://www.janic.org/event/careerguidance.php
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NGO組織強化の知恵セミナー~PLASの「働き方改善」に学ぶ~、が9月8日に開催されます。
http://www.janic.org/event/98ngoplas.php
●
Oxfamは、世界で最も豊かな6か国が世界の難民のわずか9%しか受け入れていないとして非難しています。
● Save the Childrenは、イエメンの子供の3人に1人に当たる130万人が急性の栄養不良に陥っているとして警鐘を鳴らしています。
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【2】 国連フォーラム
(1) イベント告知:関西支部第4回SDGsシリーズ勉強会 8月5日(金)
関西大学梅田キャンパス1408号教室
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(1) イベント告知:関西支部SDGsシリーズ第4回 8月5日(金)
関西大学梅田キャンパス 1408号教室
21世紀の国際社会の目標として貧困削減などを目指すMDGs(ミレニアム開発目標)に代わり、2015年、国連加盟国はSDGs(持続可能な開発目標)を採択しました。今回、国連フォーラム関西では、「人道の時代をどう生きる?」というテーマでSDGsシリーズ勉強会を開催します。人道問題は、保健や貧困、教育、飢餓等、数々の持続可能な開発目標と密接に結びついています。SDGsの分野を跨ぎ、専門家の方々と一緒に、日本や世界の未来を共に考えてみませんか。
ゲスト
久木田 純
氏:関西学院大学教授(学長直属SGU招聘客員教員)、国連フォーラム共同代表。
渡部 正樹 氏:国連人道問題調整事務所 神戸事務所長
赤星 聖
氏:日本学術振興会特別研究員(PD)。博士(政治学、神戸大学、2016年)。専門は、人道支援、国際関係論、グローバル・ガバナンス論。
日程:8月5日(金)
時間:18:00~20:30
場所:関西学院大学梅田キャンパス1408教室
人数:90人
参加費:無料
タイムテーブル
第1部
18:00-18:15 渡部氏「世界人道サミットの概要」
18:15-18:35 赤星氏「国際的な人道システムについて」
18:35-18:50 久木田氏「UNICEFでの支援現場の体験談 」
第2部
19:00-19:30 パネルディスカッション①“人道支援のジレンマについて”
19:30-20:20 パネルディスカッション②“日本の立場から、人道危機の解決にむけてどう貢献するか”
20:20-20:30 世界人道デーイベントの広報
主催:国連フォーラム関西支部(https://www.facebook.com/groups/469602869892180/)
協力:国連人道問題調整事務所(OCHA)神戸事務所(http://www.unocha.org/japan/ocha)
関西学院大学国際機関人事センター(http://gap.kwansei.ac.jp/gap_m_001617.html)
お申し込みは下記フォームを記入・送信してください。
http://goo.gl/forms/x1i9Z8rPD2gB0BsF3
今後とも国連フォーラムをよろしくお願い致します。
国連フォーラムトップページ:
http://www.unforum.org/index.html
国連フォーラムFacebookグループページ:
http://www.facebook.com/pages/国連フォーラム-UN-FORUM/160270550675925
(国連フォーラム幹事 グスタフソン栄)
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【3】 ワシントンDC開発フォーラム便り
タイトル:「Challenging in Cultural Diversity」
執筆:(グスタフソン栄 世界銀行/ワシントンDC・国連フォーラム幹事)
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最近、”Challenging in Cultural Diversity”と題したワークショップに参加する機会がありました。世界の様々な国で仕事をし、生活をし、試行錯誤しながらも、都度新しいことを学びながら切り抜けてきた自負はあったのですが、このようなワークショップではどんなアドバイスを得られるのだろうと興味があったのです。
ワークショッップが始まってすぐ、講師が文化的な違いを表しやすい、いくつかの指標を提示しました。その中の一つ「direct / indirect」を例に挙げて、講師が具体的な説明をし始めました。受講者の中に日本人がいることを知ってか知らずか、講師は”most indirect”な文化として日本人を挙げ、数十年も前の日本の政治家と他国の政治家のやり取りを面白おかしく説明したのです。受講者の中からは笑いが起こり、講師は「日本人と接するときは注意するように」と付け加えました。
ワークショップへの参加を決めるときに、この講義の目的は、「互いの文化を尊重しつつ、ときにフレキシブルに、自分の文化、また個性への誇りも失わずに、先入観から離れ、共通の使命であるWorld Peaceに向かって、互いの中での最大公約数を見つけていくこと」にあるのだろうと想像していました。そしてその中でも”
先入観から離れる”ことは自分の経験からもとても難しく、個性と文化的傾向を同一視するのは非常に危険で、是非その点について知見を得られればと思ったのです。
受講者の笑いが収まったところで、私は手を挙げ、「この国はこうだと画一的先入観を植えつけることの危険性、個人と国民的な傾向は必ずしも一致しない、国民的な傾向も時代とともに変化し、今の日本人の国民的傾向を表すのに、数十年も前の、しかも外交などの特殊な例を挙げることは適切ではないこと」等、自分の感想をdirectに伝えました。すると、受講者の中のフランス人が手を挙げ、自分も「フランス人はこうだ」と決めつけられて困ることが多いし、フランス人としての尊厳がある以上とても不愉快だと言い、次々と受講者が手を挙げ、
ステレオタイプ的な画一的先入観から不快な思いをし、困ったケースを話し始めました。
自分も含めて受講者の多くは、自国を離れて他国で生活をしてきた経験の多い人たちで、ある意味またそれは特殊な集団ですが、それぞれの話を聞きながら、今まで自分はどんな文化的背景の人たちとも、それなりにうまくやってこれたと思っていた浅はかさを思い知り、また確かに、ある一定の文化的傾向は存在することは事実である以上、今後より一層の鍛錬が必要だと実感しました。
DC開発フォーラムや国連フォーラムのような組織が、各々の可能性を広げ、真の国際人を作り上げていくことに寄与していることは疑いなく、そのような組織に関わる機会を人生で得られたことに、心から感謝しています。
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ワシントンDC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
「メーリングリスト(devforum)」
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ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムの開催する勉強会等のイベント関連情報 (案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加え、グローバルな途上国の開発関連情報と日本の取り組みに関する最新の情報を、「DC開発フォーラム 情報サービスメールマガジンDev-info」として、電子メールにて隔週で配信しています。
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発行:ワシントンDC開発フォーラム
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2016年8月2日発行