[Devforum] 【DC開発フォーラム第44回ワークショップのご案内】9月20日(水):田中幸夫氏(世界銀行)「2015年 ネパール震災と復興へ向けた課題」

DC開発フォーラムMLの皆様
 
DC開発フォーラムでは、平日の夜を利用して、途上国の開発に関わる20代・30代の若手を中心にプレゼンと自由な議論を行い、知識を深めるとともに何らかの行動に結び付けていくことを狙いとしたワークショップを開催しています。(過去の議事録はhttp://www.devforum.jp/category/events/workshops をご覧ください)
 
第44回となる今回は、世界銀行 水グローバル・プラクティス上級灌漑専門官の田中幸夫氏をスピーカーにお迎えし、同氏が今年4月まで勤務されていたJICAネパール事務所での経験をもとに「2015年ネパール震災と復興へ向けた課題」についてお話し頂きます。職員から見たJICAと世界銀行の違いなどについてもお話を伺える貴重な機会となりますのでぜひご参加ください。

【テーマ】
「2015年ネパール震災と復興へ向けた課題」

2015年4月25日に発生したネパール震災及びその余震は50万戸以上の家屋を全壊し、約9,000の尊い命が犠牲になりました。その直前の3月に仙台にて第3回国連防災世界会議が開催されていたことも相俟って、本災害は国際社会の耳目を集め、数多くの支援の手が寄せられました。にもかかわらず、復興事業は必ずしも期待した通りに進んでいません。発災から2年以上経った現時点でも、住宅再建補助金の全額受給世帯は対象の1%に満たず、8割以上の世帯は再建に着手すらしていません。勉強会では発災から2周年までの軌跡を辿るとともに、復興事業・防災事業のあり方について議論できればと思います。

【略歴】
田中幸夫(たなか ゆきお)

兵庫県出身。大学院博士課程を中退し、東京大学助教・特任講師(新領域創成科学研究科国際協力学専攻、「水の知」(サントリー)総括寄付講座)。その後実務へ転身しJICAへ入構、地球環境部水資源・防災グループ、ネパール事務所にて勤務。2017年7月より世界銀行に入行し、現在に至る。
専門は流域水資源管理、灌漑、治水、GIS/リモートセンシング等。JICA本部ではフィリピン、インドネシア、大洋州島しょ国、アフガニスタン、イラン、チュニジアの流域開発、治水、上水案件に従事した他、第3回国連防災世界会議の開催にも携わる。同ネパール事務所では水資源・防災セクターを担当し、震災復興事業にも従事。農学博士。

【日時】
9月20日(水) 18:30-19:45
 
【参加費】
ワークショップ終了後、世銀会議室内でスナックを用意して交流の機会を提供いたします。参加される方からは、当日、実費一人当たり2ドル程度を申し受ける予定です。
 
【会場】
世界銀行本部 The World Bank, 1818 H Street, NW Washington DC 20433

入館方法や会議室の詳細などは、参加登録者に送付される会場案内にてお知らせ致します。会場案内をよくご確認の上ご来場ください。
 
【参加登録】 
参加ご希望の方は、下記登録フォームより9月19日(火)までに必ず参加登録をお願い致します。
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dDVmdGZjV2ZnQ2ctb1lUR1JhODBXZ3c6MQ#gid=0
 
登録にご不明の点がある場合、または、当日朝までに会場案内のメールが届かない場合は、ワークショップ担当(dev.forum.workshop@gmail.com)までご連絡ください。
 
皆様のご参加をお待ちしております。
 
DC開発フォーラム・ワークショップ企画担当
真鍋希代嗣

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