2017年10月10日発行
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ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
-(dev-info)-
皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 ワシントンDC開発フォーラム新着情報チェック
「平成29年版外交青書(外交青書2017)発表」
「OECD:男女平等に関する報告書”The Pursuit of Gender Equality: An Uphill
Battle”を発表」
「世界銀行:教育をテーマにした”World
Development Rreport 2018”を発表」他
【2】GRIPS開発フォーラム
●日本経済史の英語教科書を出版
【3】東京発~世界銀行からのお知らせ
世界銀行東京事務所 第5回CV書き方セミナー(10月18日)
【4】国連フォーラム:
国連フォーラム:
(1)記事掲載:第167回「国連職員NOW!」須賀正義さん(国連広報局)
(2)イベント案内:国連フォーラム関西第8回勉強会「国際教育協力の最前線〜質の高い教育を問い直す〜」
10月21日開催(高校生/大学生/大学院生対象)
【5】ワシントンDC開発フォーラム:
Happy
Hourのご案内:11月7日(火)@ワシントンDC
【6】ワシントンDC開発フォーラム便り
タイトル:「宇宙からの帰還」(立花隆著 中公文庫 1985年)
グスタフソン栄(国連フォーラム幹事)
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev-Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘devinfo.mailmagazine@gmail.com までご連絡ください
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– 日本関連 –
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● 外務省は、平成29年版外交青書(外交青書2017)を発表しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/bluebook/2017/html/index.html
●平成28年度日本NGO連携無償資金協力及びジャパン・プラットフォーム事業実績が公開されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/files/000293514.pdf
●ジャマイカとの間で、総額1,500万ドルを限度額とする有償資金協力「エネルギー管理及び効率化計画」に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_005110.html
●国連世界食糧計画(WFP)との間で、ギニアに対するWFPを通じた食糧援助として供与額4億5,000万円の無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_005104.html
●カンボジアとの間で、39億4,200万円を限度とする無償資金協力「洪水多発地域における緊急橋梁架け替え計画」に関する交換公文の署名が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press3_000328.html
●ボリビアとの間で、供与限度額16億9,800万円の無償資金協力「国道7号線道路防災対策計画」に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_005096.html
●日本は、ミャンマー・ラカイン州北部において発生した治安部隊に対する襲撃事件及びその後の情勢不安定化の影響を受けた人々に対し、ミャンマー及びバングラデシュにおいて国際機関等を通じて、合計400万ドルの緊急無償資金協力を実施することを決定しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_005076.html
●外務省任期付き職員(戦略的対外発信拠点室広報文化分野、国際報道官室外国メディア招へい分野、在セネガル日本国大使館勤務経済・開発協力分野、儀典官室儀典官室、経済局経済連携課EPA/FTA交渉分野)を募集しています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/ninki/index.html
●国連機関合同アウトリーチ・ミッション訪日に合わせ、10月16日から19日の間に東京、名古屋、大阪において国連機関合同就職説明会が開催されます。
http://www.mofa-irc.go.jp/dl-data/20171016outreach.pdf
● 国際機関合同履歴書・面接ワークショップが10月17日大阪と東京で開始されます。
http://www.mofa-irc.go.jp/dl-data/20171017workshop.pdf
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– バイ・ドナー関連 –
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●USAIDは、ハリケーン「イルマ」及び「マリア」による被害を受けたカリブ海諸国に緊急支援物資を供与しました。
●USAIDは、ハリケーン「イルマ」及び「マリア」による被害を受けたカリブ海諸国に緊急支援物資を供与しました。
●USAIDは、食料供給及び治安が不安定なイエメン、南スーダン、ナイジェリア、ソマリアに対して、575百万米ドルの追加人道支援援助(2017年度で累計25億米ドル)の拠出を発表しました。
●米国ミレニアム挑戦公社(MCC)は、コートジボアールに対して、524百万米ドルのコンパクト供与を決定しました。
●米国ミレニアム挑戦公社(MCC)は、コカコーラ・アフリカ基金との協定を締結しました。
●カナダ政府は、国連の呼びかけに応じ、ミャンマーとバングラディッシュに対して3百万ドルの人道支援援助を発表しました。
●USAIDは、食料供給及び治安が不安定なイエメン、南スーダン、ナイジェリア、ソマリアに対して、575百万米ドルの追加人道支援援助(2017年度で累計25億米ドル)の拠出を発表しました。
●米国ミレニアム挑戦公社(MCC)は、コートジボアールに対して、524百万米ドルのコンパクト供与を決定しました。
●米国ミレニアム挑戦公社(MCC)は、コカコーラ・アフリカ基金との協定を締結しました。
●カナダ政府は、国連の呼びかけに応じ、ミャンマーとバングラディッシュに対して3百万ドルの人道支援援助を発表しました。
●英国のパテル国際開発大臣は、DFIDのサプライヤー評価の結果を踏まえ、新たな行動規範などのルールを発表しました。
●英政府は、ミャンマーのロヒンギャ難民に対する市民の寄付と同額(上限300万ポンド)を拠出すると発表しました。
●2017年10月は、AFDがチュニジアでの活動を開始してから25周年です。25年間で、150件近いプロジェクトが実施されてきました。
https://www.afd.fr/fr/tunisie-25-ans-de-projets-et-de-partenariats
●GIZのHPで、ベトナムにおけるマングローブ林保全活動が紹介されています。
https://www.giz.de/en/workingwithgiz/35722.html
●欧州委員会(EC)は、途上国を旅して現地の人たちとの交流を記事にするブロガーを募集しています。アジア太平洋地域からは1名が選ばれる予定です。
https://ec.europa.eu/europeaid/news-and-events/faces2hearts-travel-far-get-closer_en
●11月に開催されるEU-AUサミットのプレイベントとして、10月9-11日にユースサミットが開催されます。
http://www.africa-eu-partnership.org/en/newsroom/all-news/4th-africa-europe-youth-summit
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– 国際機関関連 –
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● OECDは、男女平等に関する報告書”The Pursuit of Gender Equality: An Uphill Battle”を発表しました。
●世界銀行は、教育をテーマにした”World Development Rreport 2018”を発表しました。
http://www.worldbank.org/en/publication/wdr2018
●アジアインフラ投資銀行は、世界銀行との協調融資で総額5億ドルでマニラの洪水対策のためのインフラ整備プロジェクトを実施すると発表しました。
https://www.aiib.org/en/news-events/news/2017/20170929_001.html
●アジア開発銀行は、アジアインフラパートナーシップ信託基金(Leading Asia’s Private
Infrastructure Fund)の設立1年目にして、2件のプロジェクトに対し2億1,000万ドルを超える融資を承認しました。
https://www.adb.org/ja/news/adb-approves-over-210-million-leap-financing-first-year-operation
●アフリカ開発銀行は、アフリカ地域の貿易財政に関するレポート”Trade Finance in Africa: Overcoming
Challenges”を発表しました。
●アフリカ開発銀行はイスラム銀行とアフリカ地域の教育支援で協調していくことで合意し覚書に調印しました。
●米州開発銀行とLondon School of Economicsは、ラテンアメリカ・カリブ海地域の共通の調査研究で協調していくことで合意しました。
●WFPは、ケニアで約3000万ドルの資金不足に陥っており、食料供給を30%カットしました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=57789
●国連は、ハリケーン・マリアに襲われたドミニカの支援のために3100万ドルのアピールを発表しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=57777
●WHOは、定期的に大規模な虫下し薬の配布の必要性を訴えています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=57774
●ユニセフは、ボコハラムの影響を受けたナイジェリアの地域で、依然として半数以上の学校が閉まったままであると報告しています。http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=57773
●FAOと世界銀行は、イエメンで飢餓の影響を和らげるための新たなイニシアティブを開始しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=57800
●UNAIDSは、Confronting discriminationを出版し、HIVに関するスティグマや差別が人々を治療から遠ざけている現状に警鐘を鳴らしています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=57799
●コレラに関するグローバルタスクフォースは、2030年までにコレラのケースを90%削減するためのロードマップを発表しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=57798
●UNHCRは、過去5年間でコンゴ民主共和国からザンビアに流出する難民の数が最大になっていると報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=57795
●UNCTADは、Information Economy Report2017を発表し、現在の勝者総取り方式が続くと経済格差が拡大する恐れがあると報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=57792
●国連諸機関は、急増するロヒンギャ難民支援のために4億3400万ドルを必要としています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=57831
●国連諸機関は、中央アフリカ支援のために約5億ドルを必要としていますが、そのうち30%しか集まっていない状況です。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=57829
●国連は、子供と紛争に関する報告書を発表し、15500人の子供が紛争の犠牲になったと報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=57823
●WHOは、ペストの感染が拡大しているマダガスカルに対する支援の拡大を急いでいます。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=57833
●WHOは、毎年2500万件の危険な中絶が行われ手織り対策が必要だと報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=57761
●UNEPは、大気汚染問題解決のためのガイドラインとなるTowards a pollution-free planetを出版しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=57768
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– シンクタンク・NGO関連 –
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● ブルッキングス研究所は、シンポジウム” Education and
Learning for a changing world”を開催しました。
●ブルッキングス研究所は、教育セクターにおけるPPPに関する報告書(CGDのリベリア、世界銀行のパキスタン)に関して、ブログを投稿しています。
New research on public private partnerships in education in Liberia and Pakistan
● ウッドロウ・ウィルソン・センターは、セミナー”Sixteen Years
and Counting in Afghanistan: What’s Next for America’s Longest War?”を開催し、米軍のアフガニスタン駐在16年を機に、米国の対アフガニスタン政策について議論しました。
● ウッドロウ・ウィルソン・センターは、セミナー”The Road to
2018: Looking Ahead to Next Year’s Presidential Elections in Brazil”を開催し、来年10月に大統領選を控えるブラジルの課題について議論しました。
●Center for Global Development(CGD)は、報告書”Advancing the Evidence Agenda at USAID”を発表し、USAID改革について議論しています。
https://www.cgdev.org/publication/advancing-evidence-agenda-usaid
●Center for Global Development(CGD)は、ロヒンギャ難民危機に対する米国の対応に関するブログ記事を投稿しています。
https://www.cgdev.org/blog/how-should-united-states-respond-rohingya-refugee-crisis
●ジェトロ・アジア経済研究所は、アジ研ワールド・トレンド2017年10月号(No.264)「特集:新興国における新しい農業経営」を公開しています。
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Periodicals/W_trend/201709.html
●ジェトロ・アジア経済研究所は、リサーチ・アソシエイト(RA)(非常勤嘱託員)の募集をしています(応募期間:2017年11月30日(木曜)まで)
http://www.ide.go.jp/Japanese/Recruit/RA.html
●英シンクタンクODIは、国際協力のトレンドと課題についての報告書を発表しました。
●英王立国際問題研究所(チャタムハウス)の専門家が、ロヒンギャ問題についてコメントしています。
https://www.chathamhouse.org/expert/comment/hard-truth-rohingya-refugees-are-not-going-home
●世界銀行のゲオルギエヴァCEOが、ロンドンLSEで行った講演の記録が公開されています。
●Save the Childrenは、火山が噴火したバヌアツに対する支援を急いでいます。
https://www.savethechildren.net/article/volcanic-eruption-sees-vanuatu-villages-evacuated
●Save the Childrenは、火山の噴火の恐れがあるバリに対して支援の準備をしています。
●Save the Childrenは、紛争が激化するシリアで数百校の学校が閉鎖されたと報告しています。
https://www.savethechildren.net/article/syria-fighting-forces-hundreds-schools-close
●Oxfamは、ブラジルで格差に対する取り組みが進んでいなことに対して警鐘を鳴らしています。
●味の素ファンデーションのAINプログラム「食と栄養支援事業」が応募を受け付けています、締め切りは10月末。
●NGOの「今」を伝える WEBマガジン 「シナジー」が公開されました。
●NGO組織強化大賞2017が募集を開始しました、締め切りは10月末。
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【2】GRIPS開発フォーラム
●日本経済史の英語教科書を出版
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●日本経済史の英語教科書を出版
GRIPS教授、大野健一の教科書、“The History of Japanese Economic Development: Origins of Private Dynamism
and Policy Competence”がルートリッジ社より出版されました。本書は、2006年に講義用に編集された英語教科書を全面的に改訂し、商業出版したものです。旧版は英語のほか6か国語に翻訳されました。江戸時代からアベノミクスまでの日本経済の歩みを官民関係、外国要素の輸入・修正、政治社会的条件を重要視点として、学術研究や論争も取り入れながら、できるだけ平易につづっています。専門家にも日本をまだあまり知らない留学生にも満足できる内容になっています。
ルートリッジ社のサイト
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【3】東京発~世界銀行からのお知らせ
世界銀行東京事務所 第5回CV書き方セミナー(10月18日)
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■世界銀行東京事務所 第5回CV書き方セミナー
日時:2017年10月18日(水)午後6時30分から午後8時
場所:世界銀行東京事務所 http://ow.ly/Ok6kd
内容: 国際開発金融機関で将来働くことを希望する方を対象に、これまで培ってきた専門性が面接官に理解・評価されるCVの書き方指導の他、キャリアアドバイスを行います。
言語:日本語
詳細・参加お申込み: http://wrld.bg/ByaO30fltxV
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【4】国連フォーラム:
(1)記事掲載:第167回「国連職員NOW!」須賀正義さん(国連広報局)
(2)イベント案内:国連フォーラム関西第8回勉強会「国際教育協力の最前線〜質の高い教育を問い直す〜」
10月21日開催(高校生/大学生/大学院生対象)
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(1)記事掲載:第167回「国連職員NOW!」須賀正義さん(国連広報局)
「国連職員NOW!」では、国連職員の方々が日々どのような思いで、
どのようなお仕事をされているのか、国連職員の方々の生の姿をインタビュー形式でお伝えしております。
この度、第167回の新記事が掲載されましたので、お知らせさせて頂きます。
今回は、国連広報局(Department of Public Information:DPI)で
マルチメディア プロデューサーとして働いていらっしゃる須賀正義さんにお話を伺いました。
国連職員の広報というと、紛争地での紛争状況説明というイメージがあるかもしれませんが
、須賀さんは広報局の中でもニュース・メディア部 (News and Media Division)に所属しており、
メディアでの職務経験を活かして毎日記事を書いていらっしゃいます。
探究心が強く勉強熱心な須賀さんが、
自身の強みを活かして今後も世界平和への貢献を続けていきたいという姿は、静かなる戦士でした。
人生の危機的状況にも落ち着いて前進していく、そんな須賀さんのインタビューをお楽しみください。
記事掲載リンク:http://www.unforum.org/unstaff/167.html
(2)イベント案内:10月21日開催 国連フォーラム関西第8回勉強会「国際教育協力の最前線〜質の高い教育を問い直す〜」(高校生/大学院生対象)
今回の勉強会は「国際教育協力」と「教育の質」がテーマです。
「教育は基本的人権であり、質の高い教育は個人および社会全体の発展と豊かな暮らしのために必要不可欠です。」(UNICEF)
人を作り、社会を作り、政治や産業などあらゆる分野に影響を与える「教育」について考えてみませんか?
今回は国連フォーラム関西の運営メンバーによるプレゼンテーションをもとに、
皆さんと熱い議論を展開していきたいと考えています。
教育分野は各国政府や国際機関、企業などによって、時代に応じて様々な形で議論され、
協力や援助、交流が行われてきました。
本勉強会では、その中で国際教育協力はどう行われてきたかを皆さんと学び、
教育の質を改めて問い直します。そして私たちが今後国際教育協力にどう関わっていけるかを考えていきます。
【本勉強会の見どころ】
①国際教育協力の歴史・最前線を知る!
国連がこれまで行ってきた教育協力に関する動きや考え方の変遷を概観した後、
諸外国や日本の動きの最前線を見ていきます。
②様々な人と議論やネットワーキングができる!
本勉強会は参加型のワークショップに重きをおいており、
皆様の考えやアイデアを広く共有できる場を提供したいと考えています。
また、勉強会終了後にはネットワーキングの為の懇親会を行います。
軽食を交えて自由に歓談して頂ければと思います。
③自分らしい国際教育協力を考える!
今回は民間セクターの教育協力へのアプローチとして、
特に教育関連企業の取り組みに焦点を当てます。
自分たちの身近な企業が国際教育協力にどのように取り組んでいるかを知り、
これから国際教育協力にどう関わっていくかを皆で考えていきます。
【開催概要】
日程:2017年10月21日(土)
時間:14:00-16:30 終了予定
(13:30 開演)
※会場の利用登録のため、13:50までのご来場をよろしくお願いいたします。
場所:賢者屋大阪梅田
人数:30名
対象:高校生・大学生・大学院生
懇親会:大学生・大学院生(2000円)・高校生(1000円)
※途中入退場自由
【プログラム詳細】
第1部 プレゼンテーション
登壇者:矢野泰雅(神戸大学大学院国際協力研究科修士1年)
内容:「国際教育協力の潮流と変遷 ~教育の『量』と『質』~」
登壇者:浅川裕子(京都大学教育学部3年)
内容:「『教育の質』のもう1つの視点~紛争後社会と教育から考える~」
登壇者:安藤秀雄(神戸大学大学院国際協力研究科修士2年)
内容:「国際教育協力を誰が行うか?〜民間企業の役割〜」
※各プレゼンテーションの後には、質疑応答の時間を設けております。
第2部 参加型ワークショップ
ケースをもとに議論し、「質の高い教育」についての様々な視点を得る場を提供する
※詳細は開催が近づくにつれてFacebookにてお知らせします。
【申し込み】
下記申し込みフォームに必要事項を記入し、送信して下さい。
https://goo.gl/forms/vCphIEoMZMMwaUSg2
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【5】ワシントンDC開発フォーラム:
Happy
Hourのご案内:11月7日(火)@ワシントンDC
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DC開発フォーラムは今年も下記の要領にてHappy Hourを開催いたします。毎年ご好評をいただいており、昨年は50名ほどの方々にご参加頂きました。今年もぜひ多くの皆さまにご参加いただき、DC開発フォーラムを通じて交流を深めて頂ければ幸いです。特に参加資格はございませんのでお気軽にご参加ください。
■日時:2017年11月7日(火)18:30~21:00
■会場: VAPIANO
1800
M Street, NW, Washington D.C. 20036
http://www.yelp.com/biz/vapiano-washington-2
■参加費:入店時に各自に渡されるチャージカードで飲み物や食事を注文いただき、各自で清算を済ませていただきます。
■参加方法:参加をご希望の方は11月6日(月)までに、以下のFacebookのEvent
pageで「参加予定(Going)」をクリックするか、もしくはdev.forum.workshop@gmail.com
までメールにてご連絡ください。
https://www.facebook.com/events/232847100579574/
もし出席をキャンセルされる場合は11月6日(月)までに上記FacebookのEvent
pageで「参加しない(Can't Go)」をクリックするか、上記メールアドレスにご連絡ください。
ご不明の点は、dev.forum.workshop@gmail.com までお問い合わせ下さい。
それでは、幹事一同、皆様のご参加をお待ちしています。
ワシントンDC開発フォーラム
幹事一同
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【6】ワシントンDC開発フォーラム便り
タイトル:「宇宙からの帰還」(立花隆著 中公文庫 1985年)
グスタフソン栄(国連フォーラム幹事)
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とうとう、長年気になっていた本を読んだ。
立花隆氏による、1960年代から1970年代にかけてアポロ計画によって宇宙飛行や月面着陸を体験した宇宙飛行士たちへのインタビュー集である。名著と言われて久しいこの本は、いつも、いつも気になりながら、なかなか読むに至らなかった。物心ついた頃には、この本の存在は知っていた。当時、ルポルタージュ冊子に連載されていたものを、後日まとめたものらしい。
幼い頃、一瞬、宇宙飛行士になりたいと思ったことがあった。宇宙はいつも壮大すぎる憧れで、誰も解き明かしたことのない謎に満ちていて、さらにどんな謎が存在するかさえ計り知れないことが、とても魅力的に思えた。“ブラックホール”という何でも吸い込んでしまって、二度と帰れない無限の恐怖をかかえるものが存在するらしいと、子供たちのなかで話題になっていた時期だと思う。考えるだけで畏怖すら感じる存在である宇宙に、勇気をもって正面から立ち向かう宇宙飛行士は、物語の中のヒーロー&ヒロインそのもので、そんな人たちが実在の人間として存在することが信じられないくらい眩しすぎた。どうやって宇宙飛行士になったのだろう、どこに行けばなれるだろうと、幼い頭で考えているうちに、自分もなってみたいという気持ちが湧いてきた。 意を決して、学校の先生たちに聞き始めると、どうやら「強い人」じゃないとなれないことがわかってきた。無重力という、当時の私にはまるで想像もつかない環境に耐えなければならないことに、「強い体」が必要なのだという。そして何よりも先に身体検査で「強い体」をもっていることが証明されなければ、宇宙飛行士を目指すことはできないのだと言われた。その「身体検査でパーフェクト」であることが、実際の宇宙飛行士選抜の過程においても、第一段階の必須要件であるかどうかは当時の私には調べるすべもなく、また疑う知恵もなく、「身体検査でパーフェクト」は当時の私の淡い夢を打ち砕くのに十分すぎた。先天性の内臓疾患を抱えていて、発熱することなく1ヶ月間休まず学校に行くことが課題だった当時の私には、「身体検査でパーフェクト」は、疑いの余地なく「あなたは宇宙飛行士にはなれません。」と宣告されたに等しかった。
それ以来、宇宙へ掻き立てられる衝動は急速にしぼんでいったが、それでもなお、宇宙関係の科学雑誌を購読したり、民間宇宙飛行計画に賛同してサポーターになったりと、遠巻きに宇宙への興味は継続していた。仕事を通じて宇宙エレベーターの建設計画を身近に聞かせてもらう機会もあった。そんな中ででも、一つだけ無意識に避けていたことは、宇宙飛行士自身の体験談や回顧録、インタビュー集などを読むことだった。これだけ日本人の宇宙飛行士も増え、宇宙飛行士が以前よりもっと身近なヒーロー&ヒロインになった時代になっても、なぜか積極的に宇宙飛行士自身に焦点をあてたものを手に取ることができなかった。幼い頃に打ち砕かれた、いや打ち砕かれたと思い込んだ淡い夢は、意外と奥深かったのかもしれない 。
今回偶然、「19歳の本棚」という若者に薦める本を集めた書評の中で、『宇宙からの帰還』を見つけた。読んでよかった。避けて封印してきた呪縛から、いとも簡単に解き放たれた気がした。そこに同じ人間として、ただ「強い人」なだけではないものを、宇宙飛行士たちへのインタビューから垣間見ることができたからかもしれない。封印がとけたから、読む本がたくさんできてしまった。読書の秋だし良いかもしれない。1冊の本が簡単に自分を解放することを改めて実感したら、わくわくしてきた。「19歳の本棚」で見つけた本は、まさに19歳の無限の知への探求を思い出させてくれた。
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ワシントンDC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
「メーリングリスト(devforum)」
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ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムの開催する勉強会等のイベント関連情報 (案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加え、グローバルな途上国の開発関連情報と日本の取り組みに関する最新の情報を、「DC開発フォーラム 情報サービスメールマガジンDev-info」として、電子メールにて隔週で配信しています。
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また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の他、より広くグローバルな開発戦略と日本の関わりに関する 意見交換や情報交換を行うために、「ワシントンDC開発フォーラム・メーリングリスト(devforum)」を運営しています。参加をご希望の方は、下記リンクのフォームより参加申請を行ってください。
https://docs.google.com/forms/d/1FOHL-u1NrbvWbKG7CqWd2arqBpQhH5O8O-7LXFjmf1c/viewform
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登録に際するエラーや、dev-infoやdevforumをはじめ、DC開発フォーラムの活動についてご質問・ご意見等ございましたら、お気軽に下記アドレスまでご連絡いただけますと幸いです。
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編集担当:小林隼人/荘所真理/畠山勝太/表将幸/神田匡/浅海誠
発行:ワシントンDC開発フォーラム
DC開発フォーラムHP: http://www.devforum.jp/
Facebookページ: http://on.fb.me/rtR9Le
twitterアカウント: @DC_dev_forum
2017年10月10日発行