2018年9月25日発行
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ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
-(dev-info)-
皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 ワシントンDC開発フォーラム新着情報チェック
「世界銀行は、急速な都市化と人口の増加により、世界の廃棄物年間発生量は、推定で2016年の20.1億トンから今後30年間で34億トンに達すると予測しています」
「国連が、国連総会に関して知っておくべき6つの事、という記事を出しました」
「Center for Global Development(CGD)は、開発貢献度指標2018を発表しました。対象となった27か国中、日本は24位となっています」他
【2】東京発~世界銀行からのお知らせ
(1) 世界銀行東京事務所WEBマスター募集
(2) セミナーのお知らせ
【3】ワシントンDC開発フォーラム:
1.【第54回ワークショップ】9月27日(木)戸田隆夫氏 (国際協力機構)「近未来の国際協力と人間の安全保障」
2.【第55回ワークショップ】10月4日(木)松永秀樹氏(世界銀行)「中東の紛争と東日本大震災からの復興における課題解決のアプローチ」
3. 【Happy
Hour】10月11日(木)@ワシントンDC
【4】国連フォーラム
(1)イベント開催告知:第2回国連フォーラムユース班 宿泊型セミナー10月7日
(2)イベント開催告知:ニューヨーク勉強会「国連制裁 理論と実際 対北朝鮮制裁を中心に」10月10日
【5】GRIPS開発フォーラム
①
第29回エチオピア出張報告
②
ケニア自動車政策調査報告
【6】ワシントンDC開発フォーラム便り
「自動車ディーラーにて」(山中瑞樹 世界銀行職員)
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev-Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘devinfo.mailmagazine@gmail.com までご連絡ください
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– 日本関連 –
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● ルワンダ共和国との間で、「第三次変電及び配電網整備計画」の無償資金協力の供与(供与限度額合計26億3,500万円)に関する交換公文の署名及び書簡の交換が行われました。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_006451.html
●国連世界食糧計画(WFP)との間で、南スーダンに対するWFPを通じた食糧援助として、総額2億円の無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_006449.html
●フィジー共和国との間で、供与額3億円の無償資金協力「経済社会開発計画」に関する書簡の交換が行われました。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_006434.html
●世界保健機関(WHO)より、「母子の健康に関わる家庭用記録に関するガイドライン(WHO
recommendations on home-based records for maternal, newborn and child health)」が公表されました。これは国際協力機構(JICA)がWHOに働きかけを行い、策定に協力してきたものです。
https://www.jica.go.jp/press/2018/20180913_01.html
●JICAは、ブラジル連邦共和国の穀物企業 Amaggi Exportação e
Importação Ltda.との間で、ブラジル北東部の農業開発に対して50百万ドルの融資契約を調印しました。
https://www.jica.go.jp/press/2018/20180918_02.html
●持続可能な開発目標(SDGs)推進本部は、第2回「ジャパンSDGsアワード」の候補となる案件の応募を受け付けています(9月30日締切)。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_006300.html
●外務省は、非常勤職員(経済局経済連携課経済連携協定(EPA)専門員、国際協力局国別開発協力第2課経済協力専門員、北米局北米第一課北米地域調査員)および、任期付き職員(外務報道官組織
戦略的対外発信拠点室広報文化分野、 経済局アジア太平洋経済協力室APEC関連業務、欧州局中・東欧課中・東欧諸国の外交・政治経済情勢に関する分野、
北米局北米第二課北米諸国との経済関係分野、経済局国際経済課日EU・EPA,Brexit及び対OECD外交)を募集しています。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/index.html
●開発に関する人材募集情報がPartnerページに掲載されています。
http://partner.jica.go.jp/RecruitSearchForPrsn
●国内最大級の国際協力イベント「グローバルフェスタ2018」が9月29・30日お台場で開催されます。
●外務省主催で「国連で働く方法説明会」が10月18日甲府市で開催されます。
https://www.mofa-irc.go.jp/dl-data/20181018kofu.pdf
●JICAは、2018年度第二回インターンシップの応募を受け付けています(10月8日締切)。
https://www.jica.go.jp/recruit/intern/
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– バイ・ドナー関連 –
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●USAIDは、カリブ海諸国へのハリケーン事前対策追加支援を発表しました。
●米国ミレニアム挑戦公社は、9月四半期会議について報告しています。
Readout from MCC Board of Directors September 2018 Quarterly Meeting
●カナダ政府は、パレスチナ女性起業家支援の追加拠出を発表しました。
●DFIDは、インドネシアとリベリアで持続可能な雇用を創出し、野生動物の保護に取り組むことを発表しました。
●英政府は、現代の奴隷制度からソマリアやエチオピアの子供を保護するための新たな支援を発表しました。
https://www.gov.uk/government/news/uk-leads-the-charge-in-eradicating-scourge-of-modern-slavery
●欧州連合(EU)による調査で、国際協力における民間企業の役割への期待感が高まっていることが示されました。
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– 国際機関関連 –
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●世界銀行は、報告書「What a Waste 2.0: 世界の固形廃棄物処理・2050年までの将来予測」を発表し、その中で、急速な都市化と人口の増加により、世界の廃棄物年間発生量は、推定で2016年の20.1億トンから今後30年間で34億トンに達すると予測しています。
●世界銀行は、インドに対する優先分野・戦略を示した「国別パートナーシップ枠組みFY18-22」を承認しました。
●世界銀行グループ国際金融公社(IFC)は、ヤングプロフェッショナルプログラムの応募を受け付けています(締切10月2日)。
●アジア開発銀行(ADB)は、開発の遅れたモンゴル西部地域に、各種再生可能エネルギー技術を使って電気と暖房を供給する41メガワット分散型再生可能エネルギーシステムを開発するため、4,000万ドルの融資を承認しました。
https://www.adb.org/ja/news/adb-supports-first-distributed-renewable-energy-system-mongolia
●米州開発銀行は、ボリビアに対する5160万ドルの電力セクター支援融資を承認しました。これは初のプログラマティック政策融資です。
https://www.iadb.org/en/news/idb-approves-516-million-loan-boost-electricity-sector-bolivia
●アフリカ開発銀行は、リベリアの林業の民間企業支援のため、100万ドルの贈与を承認しました。
●国連が、国連総会に関して知っておくべき6つの事、という記事を出しました。
https://news.un.org/en/story/2018/09/1019842
●FAOは、紛争と気候変動により39カ国で食糧支援が必要とされていると、レポートで報告しています。
https://news.un.org/en/story/2018/09/1019932
●UNDPは、多次元貧困指数2018を発表し、35カ国で貧困者の半数は子供であると報告しています。
https://news.un.org/en/story/2018/09/1019952
●UNICEFは、世界で学校に行けていない子供の内、3人に1人は紛争の影響を受けているとレポートで報告しています。
https://news.un.org/en/story/2018/09/1019802
●国連諸機関は、1年間で630万人の子供が亡くなり、その大半が防止可能だったと報告しています。
https://news.un.org/en/story/2018/09/1019602
●WHOは、結核予防がSDGsの目標から遅れつつあると、レポートで報告しています。
https://news.un.org/en/story/2018/09/1019662
●安全保障理事会は、リビアとコロンビアでの平和維持活動の1年間の延長を決議しました。
https://news.un.org/en/story/2018/09/1019292
●WFPは、イエメンのホディダ港にある食糧倉庫が破壊されたことで食糧支援活動に支障が出ていると報告しています。
https://news.un.org/en/story/2018/09/1019322
●WHOとUNICEFは、コンゴ民主共和国で新たなエボラ出血熱の感染が確認されたため、対策を急いでいます。
https://news.un.org/en/story/2018/09/1019332
●UNDPは、HDI2018を発表し、世界全体での格差は改善がみられるものの一国内での格差が広がっていると報告しています。
https://news.un.org/en/story/2018/09/1019362
●UNCTADは、経済封鎖によりガザの経済と生活水準が低下していると報告しています。
https://news.un.org/en/story/2018/09/1019162
●国連諸機関は、食の安全保障に関するレポートの中で、過去10年間で世界の飢餓は最も危機的な状況にあると報告しています。
https://news.un.org/en/story/2018/09/1019002
●UNODCは、汚職により300兆円近いコストが発生しており、特に貧困者や弱者に大きな影響が出ていると報告しています。
https://news.un.org/en/story/2018/09/1018892
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– シンクタンク・NGO関連 –
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●ブルッキングス研究所は、セミナー”Urban violence in Latin America”を開催し、ラテンアメリカにおける治安問題について議論しました。
●ウッドロウ・ウィルソン・センターは、セミナー” Fears of the Fourth Estate: Current Challenges for the Pakistani
Press”を開催し、パキスタンにおける報道関係者の安全問題に関して議論しました。
●Center for Global Development(CGD)は、開発貢献度指標(The Commitment to Development Index )2018を発表しました。対象となった27か国中、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、ドイツが首位になる一方、韓国が最も低い順位、日本は24位となっています。
https://www.cgdev.org/publication/commitment-development-index-2018
●Center for Global Development(CGD)は、USAIDの効率性に関するブログ記事を投稿しています。
https://www.cgdev.org/blog/more-results-money-cash-benchmarking-usaid
●ジェトロ・アジア経済研究所は、アジア経済2018年9月 第59巻 第3号を公開しています。
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Periodicals/Ajia/201809.html
●10月22日にNPO向けの遺贈寄付研修が開催されます。
https://www.janic.org/blog/2018/09/10/training_bequest_npo_tokyo_2018/
●11月21日にNGO・外務省定期協議会 2018年度「第2回連携推進委員会」が開催されます。
●Oxfamは、台風の被害に見舞われたフィリピンの隔絶されたコミュニティに対し、水の支援を開始しました。
●Save the Childrenは、紛争地帯における飢餓により60万人の子供の命が奪われる危険があると報告しています。
https://www.savethechildren.net/article/extreme-hunger-could-kill-600000-children-war-zones-year
●Save the Childrenと、ウガンダ政府・国連諸機関は難民対策の教育計画を策定しました。
●英シンクタンクODIは、移民とSDGについての報告書を発表しました。
https://www.odi.org/publications/10913-migration-and-2030-agenda-sustainable-development
https://www.odi.org/publications/11193-decent-work-migration-and-2030-agenda-sustainable-development
https://www.odi.org/publications/11192-technology-migration-and-2030-agenda-sustainable-development
●同じくODIは、極度の貧困の撲滅についての報告書を発表しました。
https://www.odi.org/publications/11187-financing-end-extreme-poverty
●英サセックス大学IDSは、英政府による現代の奴隷制度撲滅に向けた取り組みを歓迎し、また関連した研究や参考資料をまとめて紹介しています。
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【2】東京発~世界銀行からのお知らせ
(1) 世界銀行東京事務所WEBマスター募集
(2) セミナーのお知らせ
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(1) 世界銀行東京事務所WEBマスター募集
世界銀行東京事務所および世界銀行防災ハブのWEBサイトとソーシャルメディアの管理と日々の更新業務を行うウェブマスターを募集しています。詳しくは、以下のリンクをご覧ください。
応募締切:2018年10月1日(月)日本時間正午
詳細・応募:http://wrld.bg/znq330lOyPf
(2) セミナーのお知らせ
■より賢く成長する:東アジア・大洋州地域における学びと公平な開発
世界銀行モーニングセミナー(第14回)
日時: 2018年9月25日(火)午前7時45分~午前8時45分
場所: 世界銀行東京事務所 http://ow.ly/Ok6kd
内容:世界銀行が3月15日に発表した新報告書「より賢く成長する:東アジア・大洋州地域における学びと公平な開発」(Growing Smarter: Learning and
Equitable Development in East Asia and the Pacific)の執筆チームのマイケル・クロフォード世界銀行教育グローバルプラクティス主任教育専門官が、同報告書の主なポイントをご紹介します。
詳細・参加お申込み: http://wrld.bg/IFD030lMApF
■世界銀行報告書「地方自治体の廃棄物管理: 政策改変ロードマップ」出版記念セミナー
日時: 2018年9月25日(火) 午後4時30分~午後6時 レセプション(無料)午後6時~午後7時
場所: 北九州市 ステーションホテル小倉 http://ow.ly/HsbU30lKzgn
内容:日本政府の協力により、世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)が作成した報告書「地方自治体の廃棄物管理:政策改変ロードマップ」の出版記念セミナーおよびレセプションを開催します。
詳細・参加お申込み: http://wrld.bg/Y3io30lKzdv
■世界銀行廃棄物に関する報告書「What a Waste 2.0」出版記念セミナー
日時: 2018年9月27日(木)午後5時~午後6時30分
場所: 世界銀行東京開発ラーニングセンター http://ow.ly/Ok6kd
内容:世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)が作成した廃棄物管理に関する報告書「What a Waste 2.0」の初の出版記念イベントとなる本セミナーでは、同報告書の概要、および主要セクションに関する所見をご紹介します。
詳細・参加お申込み:http://wrld.bg/vXGg30lKzeK
■SDG7を追跡する:エネルギー進捗報告
世界銀行モーニングセミナー(第15回)
日時:2018年10月2日(火)午前7時45分~午前8時45分
場所: 世界銀行東京事務所 http://ow.ly/Ok6kd
内容: 6月2日発表の共同報告書「SDG7を追跡する:エネルギー進捗報告」(Tracking SDG7: The Energy
Progress Report) の執筆チームのヴィヴィアン・フォスター世界銀行エネルギー・採取グローバルプラクティス シニアアドバイザーとエリサ・ポータル同上級エネルギー専門官が、同報告書の主なポイントをご紹介します。
詳細・参加お申込み: http://wrld.bg/HrXx30lMAyZ
(世界銀行東京事務所 開 裕香子)
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【3】ワシントンDC開発フォーラム:
1.【第54回ワークショップ】9月27日(木)戸田隆夫氏 (国際協力機構)「近未来の国際協力と人間の安全保障」
2.【第55回ワークショップ】10月4日(木)松永秀樹氏(世界銀行)「中東の紛争と東日本大震災からの復興における課題解決のアプローチ」
3. 【Happy
Hour】10月11日(木)@ワシントンDC
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DC開発フォーラムでは、9月27日(参加申し込み締切26日)及び、10月4日(参加申し込み締切10月3日)にワークショップを開催します。
また、10月11日には、ワシントンDCにおいて、Happy Hourを開催いたします。今年もぜひ多くの皆さまにご参加いただき、DC開発フォーラムを通じて交流を深めて頂ければ幸いです。特に参加資格はございませんのでお気軽にご参加ください。
イベントの詳細は、以下のサイトをご覧ください。
http://www.devforum.jp/category/notice
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【4】 国連フォーラム
(1)イベント開催告知:第2回国連フォーラムユース班 宿泊型セミナー10月7日
(2)イベント開催告知:ニューヨーク勉強会「国連制裁 理論と実際 対北朝鮮制裁を中心に」10月10日
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(1)イベント開催告知:第2回国連フォーラムユース班 宿泊型セミナー10月7日
宿泊しなくても参加可!? 第2回 国連フォーラムユース班 宿泊型セミナー
国際協力キャリアを考える~「今」の自分に何が出来るか~
好評につき、今年も開催いたします!
国際協力や開発課題、SDGs等に関心があり、今後国際協力に関するキャリアを考えている方を対象に以下の宿泊型のセミナーを開催いたします。
※10/7(日)午後開催の第一部のみ、
宿泊されない方でもご参加いただけるようになっておりますので、ぜひご検討ください。
様々なご経験をお持ちのゲストの方々と共に2日間じっくりと学びつつ、
同じ価値観や悩み・課題を持つ人達と出会う貴重な機会です。
是非ご参加ください。
◆お申込み
以下の参加申込みフォームよりお申込みください。
https://10532.typeform.com/to/vLijDI
◆日時
2018年10月7日(日)13:30~8日(月・祝)12:00
(10月7日13:15受付開始)
※第一部のみ参加者は 10月7日(日)14:30~17:15
◆場所
国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟511号室
最寄り駅:小田急参宮橋駅(徒歩約7分)、JR代々木公園駅(徒歩約10分)
〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3-1
◆定員
<全日程参加者> 30名
<第一部のみ参加者>10名程度
※全日程参加者を優先にご案内させていただきます
◆対象者
国際協力や開発課題、SDGs等に関心があり、今後国際協力に関するキャリアを考えている方(はっきりとしたビジョンのない方でも大歓迎!)
◆参加費
<全日程参加者> 7000円(1泊夕食・朝食付、資料代の実費)
※キャンセルとなった場合、オリンピックセンターの規定に従ってキャンセル料をお支払いいただきます。何卒ご了承ください。
<第一部のみ参加者> 300円(会場費、資料代)
◆お申込み
以下の参加申込みフォームよりお申込みください。
https://10532.typeform.com/to/vLijDI
<全日程参加者>
お申込みいただいた方に、参加費用の振込先をご連絡いたします。
なお参加費のお振り込みが確認出来た方から先着順に申し込み完了となります。何卒ご了承ください。
<第一部のみ参加者>
当日参加費をご持参ください。
プログラム:
◆オープニング<10/7(日)13:30~14:20>
◆第一部:国際協力の世界を覗いてみよう!<10/7(日)14:30~17:15>
以下のいずれかのセッションの中から1つお選びいただけます。
※人数の関係上、ご希望に沿えない場合もございます。予めご了承ください。
(セッション1)ヒューマンライツ・ナウ事務局長 伊藤和子氏
国際協力の現場(フィールドだけでなく、事務局内も含む)においても、
人権に配慮しながらプロジェクトを実施することは重要な視点のひとつ。
人権の専門家である伊藤和子さんのお話を聞き、さらにケーススタディで理解を深めます。
(セッション2)三菱UFJリサーチ&コンサルティング講師陣 矢野麻美子氏・有岡太一氏・渡邉恵子氏・岡本昻氏
国際協力のキャリアに悩める方向けの書籍、
『世界で活躍する仕事100: 10代からの国際協力キャリアナビ』の編集者・著者が大集結!
ゲストの方のご経験を交えながら、様々なキャリアの選択肢について考えてみます。
◆第二部:ネットワーキング<10/7(日)18:30~21:30>
国際機関、企業、NGOなど、様々なキャリアを歩む先輩方との懇親会です。
ゲスト:面白い方々にお声がけ中
◆第三部:キャリアパス<10/8(月・祝)9:00~10:30>
ゲストにご自身のキャリアパスや、国際機関で求められる資質、国際協力・国際開発の道で働いてきたからこそわかる裏話等を話してもらい、その後全体での質疑応答やオープンディスカッションをします。
ゲスト:
(1)外務省国連人事センター所長 本田誠氏
(2)SDGパートナーズ有限会社 田瀬和夫氏
◆クロージング<10/8(月・祝)10:30~11:40>
◆お申込み
以下の参加申込みフォームよりお申込みください。
https://10532.typeform.com/to/vLijDI
ゲスト:
★第一部★
(セッション1)
弁護士 国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ 事務局長 伊藤和子(いとう かずこ)氏
1994年弁護士登録、以後、女性、子どもの権利、えん罪事件、環境訴訟など
、国内外の人権問題に関わって活動。2004年に日弁連の推薦で、
ニューヨーク大学ロースクールに客員研究員として留学。帰国後の2006年、
国境を越えて世界の人権問題に対処する日本発の国際人権NGO・ヒューマンライツ・ナウ(Human Rights Now)の発足に関わり、
以後事務局長として国内外の深刻な人権問題の解決を求め、日々活動している。
同団体の主な活動範囲は、女性や子どもの権利擁護、ビジネスと人権に関する問題、
アジア地域の人々の人権擁護、紛争下の人権問題など。弁護士活動では特に女性の権利を焦点に置いて活動。
(セッション2)
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 講師陣
矢野 麻美子(やの まみこ)氏
民間銀行、NGO 事業、国連人権高等弁務官事務所(在キルギス)、内閣府(国際平和協力研究員)を経て2016 年6 月MURC 入社、国際研究室研究員(現職)。
専門は法学全般(日本法)、国際人権・人道法、不動産法務。JICA や官公庁案件を担当。国際基督教大学卒業、
ロンドン大(UCL 校)大学院修了(都市経済開発修士・ロータリー財団国際親善奨学生)、
東京大学法科大学院修了(法務博士)、司法試験合格者。
代表著作「平和構築と「適切な居住の権利」保障:国連平和維持活動の可能性」『国連研究』17 号、国際書院、149-178 頁、2016 年。
有岡 太一(ありおか たいち)氏
ドイツ国際協力公社(GIZ)カイロ事務所(インターン)、在カラチ総領事館(専門調査員(経済))、
三菱商事を経て2017 年3 月MURC 入社、国際ビジネスコンサルティング部コンサルタント(現職)。
専門はパキスタン政治経済、国別戦略、地域戦略、拠点管理、カントリーリスク分析、企業提携支援など。
2018 年3 月時点で40 か国以上の訪問経験あり。文化服装学院スタイリスト科卒業、
独ゲッティンゲン大学哲学部卒業(歴史学・文化人類学学士)、英マンチェスター大学大学院修了(開発学修士)。
渡邉 恵子(わたなべ けいこ)氏
UNICEF レソト事務所(モニタリング・計画オフィサー)、在タイ大使館(専門調査員)、
JICA タイおよびミャンマー事務所(企画調査員)、国連プロジェクトサービス機関(東京事務所渉外担当)、
JICA スーダン専門家(ODA
アドバイザー)、一般財団法人国際開発機構(FASID)等を経て2013 年5 月MURC 入社
。国際研究室主任研究員(現職)。一貫して開発途上国における開発問題、援助政策に関する調査研究、
ODA 評価および対外発信やODA
改革に向けた分析・提言に取り組んでいる。名古屋大学大学院国際開発研究科にて博士号取得。
岡本 昻(おかもと たかし)氏
NTT ドコモ(通信エンジニア)を経て2016 年8 月MURC 入社、
国際ビジネスコンサルティング部アソシエイト(現職)。
専門は東南アジア、民間企業の海外進出支援、海外市場調査、情報通信、科学技術など。
東京工業大学理学部卒業(物理学科総代)、東京工業大学大学院修了(物性物理学)。
国連フォーラム「国連職員NOW!」編集長兼カメラマン。
グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン会員。日本国際平和構築協会会員。
★矢野麻美子・有岡太一・渡邉恵子・岡本昻ほか13名著、
三菱UFJリサーチ&コンサルティング編『世界で活躍する仕事100: 10代からの国際協力キャリアナビ』(東洋経済新報社、2018年)のご紹介★
三菱UFJリサーチ&コンサルティングの研究員・コンサルタント12名及び外部専門家5名が総力をあげて次世代のために執筆。
国際協力キャリアを目指す学生、社会人必読の書。
国連、JICA、NGOといった従来の「国際協力」の仕事のみならず、民間企業(メーカー、商社、銀行)や、
士師業(弁護士、建築士、看護師、薬剤師)など多方面から国際協力に携わる100の仕事をわかりやすく解説しています。
人生100年時代のいま、学び直しや経験の積み重ねを繰り返し、自分の道を探す学生、社会人にとって、指針となる一冊です。
(参考URL) http://www.murc.jp/publicity/publication/book_180706
★第三部★
外務省国際機関人事センター室長 本田誠(ほんだ まこと)氏
1965年神戸市生まれ。1992年国際基督教大学大学院行政研究科修士過程修了後,民間企業勤務や外務省専門調査員を経て
1999年経験者採用にて外務省入省。以降,ケニア,イラク,英国,アフガニスタン,タンザニア,南スーダンでの勤務等を経て,
2012年に対パレスチナ日本政府代表事務所副代表。2014年より欧州復興開発銀行(EBRD)の日本理事代理を3年間務めた後,
2017年11月より現職。専門分野はマルチ・バイ開発支援,平和構築,紛争地域における危機管理。
SDGパートナーズ有限会社 CEO 田瀬和夫 (たせ かずお)氏
1967年福岡県福岡市生まれ。東京大学工学部原子力工学科卒、同経済学部中退、
ニューヨーク大学法学院客員研究員。92年外務省に入省し、国連政策課、人権難民課、
アフリカ二課、国連行政課、国連日本政府代表部一等書記官等を歴任。2001年より2年間は、
緒方貞子氏の補佐官として「人間の安全保障委員会」事務局勤務。2005年11月外務省を退職
、同月より国際連合事務局・人間の安全保障ユニット課長を務めた。2014年5月に国連を退職、
同6月よりデロイトトーマツコンサルティングの執行役員に就任。同社CSR・SDGs推進室長を務める。
2017年9月に独立し、新会社SDGパートナーズを設立して現在、同社代表取締役CEO。
◆お申込み
以下の参加申込みフォームよりお申込みください。
https://10532.typeform.com/to/vLijDI
【お問い合わせ/当日連絡先】
国連フォーラムユース班(unforumyouth@gmail.com)
(2)イベント開催告知:ニューヨーク勉強会「国連制裁 理論と実際 対北朝鮮制裁を中心に」10月10日
ニューヨーク勉強会では10月10日(水)に「国連の経済制裁 理論と実際ー対北朝鮮制裁を中心にー」と題した勉強会を開催します。
国際機関でご活躍されている方、興味がある方や国際機関での勤務を目指しておられる方など、多くの皆様のご参加をお待ちしております!
日時 : 2018年10月10日(水)19:00ー20:30
会場 :
米国ニューヨーク コロンビア大学 SIPA IAB914
(1130
Amsterdam Ave, New York, NY 10027)
**会場のセキュリティのため、念のため当日Photo IDをお持ちください**
言語 :
日本語
参加費 :
無料。なお、勉強会後、会場付近のレストランで懇親会を予定しております(費用別途、おひとり様あたり$25前後を予定)。
申込 : 10月8日(月)正午までに応募フォーム(http://goo.gl/9UFt23)にご記入をお願い致します。
事前問い合わせ先 : unforum.benkyoukai@gmail.com
当日問い合せ先 :
参加申し込みを頂いた方に別途連絡いたします。遅刻・欠席の場合は必ず事前にご連絡をお願いいたします。
講師ご経歴:
吉村祥子(よしむら さちこ)氏
関西学院大学国際学部教授(国際法・国際機構論)、ニューヨーク市立大学ラルフ・バンチ国際問題研究所客員研究員。
国際基督教大学教養学部卒、国際基督教大学行政学研究科博士前期・後期過程修了。博士(学術)。
広島修道大学講師、助教授・准教授、オックスフォード大学客員研究員、広島修道大学教授を経て2010年より現職。
アジア国際法学会日本協会理事。『国連非軍事的制裁の法的問題』(単著、国際書院)、『国連の金融制裁』(編著書、東信堂)、
『入門 国際機構』(編著書、法律文化社)、『国際機構論 総合編』(共著、国際書院)、『国際法』(共著、弘文堂)
、『国際人権入門』(共著、国際書院)など、著書、論文多数
竹内舞子(たけうちまいこ)氏
国連安全保障理事会対北朝鮮制裁委員専門家パネル委員(核問題担当)。東京大学法学部卒、
ハーバード大学大学院(東アジア地域研究)修了。防衛庁(当時)入庁後、官房文書課、
情報通信課等での勤務に加え、経済産業省において安全保障貿易管理のための調査・情報分析業務、
在韓国日本大使館において政治部一等書記官及びシビル・アタッシェとして情報収集に携わった後、2016年より現職。
今後とも国連フォーラムを宜しくお願い申し上げます。
国連フォーラムウェブサイト:http://www.unforum.org/
Twitterアカウント:https://twitter.com/unforum
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【5】 GRIPS開発フォーラム
① 第29回エチオピア出張報告
② ケニア自動車政策調査報告
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①
第29回エチオピア出張報告
第29回エチオピア出張報告
(2018年9月) GRIPS開発フォーラムは、
8月12日~18日及び24日~30日にかけて、エチオピア産業政策対話(フェーズ3)の一環として、JICA本部の産業開発部・公共政策部とともに現地調査を実施しました。本年4月に発足したアビイ新政権の政府高官との対話、政策調査研究センター(PSRC)でのアジアの開発政策シンクタンクに関する講義、「生産性研究」に関するエチオピア側との協議、伊藤忠商事チームとの連携による工業省での繊維縫製セミナー開催、金属分野のハンドホールディング支援に関する情報収集などを行いました。詳細は出張報告をご覧ください。
詳しくは、ホームページ内の出張報告をご覧ください。
リンク:http://www.grips.ac.jp/forum/
② ケニア自動車政策調査報告
(2018年9月) GRIPS開発フォーラムは、2018年8月20~23日にかけてナイロビを訪問し、ケニアの自動車政策調査を行いました。これはエチオピアとの政策対話の一環で実施したもので、エチオピアのベンチマークとなりうる、ケニアの自動車市場と政策および日系メーカー・現地サプライヤの状況や課題について具体的な情報収集を行いました。現地では、JICAやJETRO関係者に加え、産業化省や投資庁、組立・部品生産を行う企業、業界団体(KAM)、また官民の人材育成機関(KIRDI、KIBT、NPCC、トヨタケニアアカデミー)と面談しました。詳細は出張報告をご覧ください。
詳しくは、ホームページ内の出張報告をご覧ください。
リンク:http://www.grips.ac.jp/forum/
今後ともGRIPS開発フォーラムをよろしくお願い申し上げます。
GRIPS開発フォーラムウェブサイト: http://www.grips.ac.jp/forum/
エチオピアとの産業政策対話のページ:http://www.grips.ac.jp/forum/af-growth/support_ethiopia/support_ethiopia2_phase3.htm
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【6】 ワシントンDC開発フォーラム便り
タイトル:自動車ディーラーにて
執筆:山中瑞樹(世界銀行職員)
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自分はアメリカで教育を受けたから、国に帰ってもよそ者扱いされることも少なくないんだよ、と悲しい顔。どこかでみたことのある表情だった。
先日、メリーランド州の某日系自動車会社のディーラーを訪ねた時のこと。担当マネージャーが中部アフリカの出身で、車の話はそっちのけで彼の国のことで話がはずんだ。なぜ日本人が私の国のことを知っているんだ?と訝るので、世界銀行で働いていると伝えると、話が止まらない。実は幼少時に父親が世銀に勤めていたことがあり、彼はその時に父と一緒にアメリカに来たのだという。父親はその後帰国し、母国の民主制への移行の混乱期に首相を務め、大統領になるはずだったけれど、結局叶わなかった。自身も帰国して市議会議員を務めたこともあったけれど、民主主義が機能しているとは言い難く、結局アメリカに戻ったそうだ。
私がその国のことを多少とも知っていたのは、私の世銀での最初の上司が、その国の出身者だったからだ。元上司はとても優秀で、人懐っこくて、情熱とリーダーシップのある人だったが、やはり母国へ複雑な思いがあるようだった。彼もまたヨーロッパで高等教育を受けており、そのために、あいつはアフリカ人の皮をかぶったヨーロッパ人だ、と批判されたこともある、と寂しげに話していたことがある。母国の発展への想いと、先進国で教育を受けたゆえの疎外感。あの表情の裏にある複雑な気持ち、なかなか私などには理解しきれないものかもしれない。
元上司は五年ほど前に定年退職しアメリカを離れたが、今もコンサルタント/アドバイザーとして、アフリカの統計整備に情熱を燃やしている。時々専門的な相談をさせてもらうこともあり、先日メールした際に、上記の人物と出会った旨伝えると、当人は知らないが、その首相は知り合いだったと。ちょうど来週、その元上司が会議のためワシントンDCに来る予定。約一年ぶりの再会は、色々話が弾みそうだ。
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2018年9月25日発行