【dev-info】2020年7月28日号(国連総会遠隔実施 他)

2020年7月28日発行
http://www.devforum.jp/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス

-(dev-info)-

皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】ワシントンDC開発フォーラム便り
タイトル:「旅行に思いを馳せるDCの真夏日」
伊藤友美(JICAアメリカ事務所)

【2】 ワシントンDC開発フォーラム新着情報チェック
「国連総会遠隔実施」他

【3】国連フォーラム
(1)イベント案内:国連フォーラムオフ会 2020年1月19日 東京

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】ワシントンDC開発フォーラム便り
タイトル:「旅行に思いを馳せるDCの真夏日」
伊藤友美(JICAアメリカ事務所)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

3月に在宅勤務が本格化してから約5か月。気づけば季節も移ろい、私の住むワシントンDCも35度を超える夏日が続いています。とはいえ、夏らしいのは窓から見える昼間の青空と、夕立くらいで、殆どがクーラーの効いた部屋でパソコンの画面に向かう日々ですが「2年前の今日はあなたがヨーロッパ周遊の旅を終えた日ですよ」と親切にFacebookがリマインドしてくれ、大好きな旅行のことを数か月考えないようにしていたことにふと気づきました。世界中で自粛モードの今、観光業への大打撃が報じられています。日本の報道で話題の「Go toトラベル」(英語として少し変?)で観光業保護の努力をしているようですが、その賛否はひとまず置いておいて、旅のできない今だからこそ、かつての旅とこれからの旅の形に思いを馳せてみようと思います。

~旅への禁忌症状が出ている方はお控えください~

2018年7月。ベルギーの大学院で修士論文のディフェンド後に卒業証書が出るまでの期間ヨーロッパ内を旅することにした。当時住んでいたアントワープからEurailパス(青春18切符のような欧州内の列車フリーパス)でスタートした学生電車の旅。コンセプトは、訪れたことない街に行くこと、なるべく大きく欧州を一周して20日以内にアントワープに戻ること。ルールは極力Eurailチケットの使える電車で時間等の制約上難しければ格安バスを使っても良し。宿代は一泊20ドル以下(平均)としていたと記憶している。仏・蘭・伊・西等の西欧は既に訪問済みだったことと、この旅行の後に北欧で行われる友人の結婚式に出席することになっていたため、必然的にベルギーから東へ東欧を目指す旅となり、結果として9か国20都市以上を回った一人旅になった。

ミュンヘンのヒトラー含む数々の政治家が演説したとされるビアガーデンでの焼きたてプリッツェルとビール、バッハの生地ライプツィヒの教会で聴いた美しいパイプオルガンの音色、プラハでたそがれたモルダウ川の河川敷、ポツンと光る提灯に目を惹かれて入ったスロバキアのラーメン屋、ブダペストで心打たれた美しい欧州最大のシナゴーグで祈る人々、日本語が話せるハンガリー女性と仲良くなったボスニアヘルツェゴビナ国境、屋根の色と青空のコントラストが美しいドゥブロブニク、不思議なキノコのような形をした白い漆喰の家々が可愛かったアルベルベッロ。旅を回顧するときに思い出すのはガイドブックの説明ではなく、その土地で感じた地元の人々の営みに関係することが多いように思う。

日記を読み返してみて、ヨーロッパ周遊旅行をルール通り完遂できたのには二つの要素が鍵となっていたことに気づく。まず一つ目は電車とバスをうまく組み合わせたこと。欧州内はFlixBusなど長距離の安価なバス交通網が張り巡らされている。そして二つ目は、安価なゲストハウスを活用すること。これも休暇文化が浸透している欧州では簡単に見つけることができる。東欧では相部屋で良ければ朝食付きで10ドルを切る値段で宿泊ができた。行き当たりばったり、結果オーライな性格の私は電車で出会った人のお勧めを聞いて下車などしていたため、その日進めた場所まで進んで、その日の宿を決めるなんてこともよくやっていた。

パンデミック中にある今になって考えてみると、電車もバスも、ゲストハウスも旅を経済的に行うためのボリュームディスカウントの賜物。一定数の乗客が見込まれるから安くなる。短期・中期的な自粛モードが解禁となったとしても、感染症のパンデミックを経験した今、密集への恐怖感を持つ人も当然増えるだろう。人との距離を保ち、旅路での会話や交流も歓迎されない可能性があるなか、かつてのようなバックパッカー旅はしづらくなるかもしれない。世界各地でお世話になったゲストハウスが今どのような状態にあるのか気になる。

これからの旅や宿泊先はどのように変わっていくのか。濃厚接触が致し方ない家族と個室で完結する旅行が「Go to」では提唱されているようだが、これでは旅の醍醐味が半減してしまう。パンデミックが収まった暁には、より密を避けつつ、個人的な旅行をしたいとすれば、乗り合いタクシー(Uberのライドシェア的なものの中距離版)やカーシェア、レンタカーを移動手段として、宿泊先には客室数や人数の多い都市部のホテルやゲストハウスよりも、地方部での民泊やAirbnb、キャンプなどの人気が高まるのではないか。地方部の活性化やエコツーリズムなどに上手く繋げられると良いなと思う。友人が営むゲストハウスではかつて旅をともにした仲間の同窓会的な会をオンラインで行うオンライン宿泊なるものを始めたそうだ。ホテルではテレワーク場所としてのサービス提供を始めているところも多いと聞く。旅や宿の形も移り行く。みなさんは今どんな旅がしたいでしょうか?
今はまだもう少し辛抱の時だけれど、こんな時だからこそ、これからの旅の形を考えてみるのも悪くない。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2】 開発フォーラム新着情報チェック
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┌――┐Dev-Info 新着情報チェックでは掲載情報を

|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、

└――┘devinfo.mailmagazine@gmail.com までご連絡ください

┏━━━━━━━━━━━┓
– 日本関連 –
┗━━━━━━━━━━━┛
●国際協力機構(JICA)は、政府系の8機関と連携して、本邦スタートアップ企業の支援を行うことを目的とした「スタートアップ・エコシステムの形成に向けた支援に関する協定書」を締結しました。
https://www.jica.go.jp/press/2020/20200716_10.html

●ネパールとの間で、無償資金協力「学校セクター開発計画」(総額3億円)に関する交換公文の署名及び書簡の交換が行われました。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_008615.html

●マラウイ共和国との間で、供与額3.0億円の保健・医療関連機材のための無償資金協力(「経済社会開発計画」)に関する書簡の交換が行われました。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_008610.html

●ラオス人民民主共和国のとの間で、ラオスに対する人材育成支援にかかる無償資金協力(「人材育成奨学計画」(供与限度額:3.17億円))に関する書簡の交換が行われました
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_008597.html

●JICAは、ザンビア共和国政府との間で、「コッパーベルト州における保健センターの郡病院への改善計画」を対象として26億5,400万円を限度とする無償資金協力の贈与契約を締結しました。
https://www.jica.go.jp/press/2020/20200715_41.html

●2022年に予定されている第8回アフリカ開発会議(TICAD8)をチュニジアで開催することについて、TICAD共催者間の協議を経て、正式に決定しました。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_008594.html

●JICAでは、中学生・高校生を対象に開発途上国の現状や途上国と日本のつながりについて理解を深め、国際社会の中で日本、そして自分たち一人ひとりがどのように行動するべきかを考えるエッセイを募集しています。
募集テーマ:「世界とつながる自分 私たちが考えること できること」
募集期間:2020年6月7日~9月11日
https://www.jica.go.jp/hiroba/program/apply/essay/

●国際機関人事センター主催のwebexキャリアセミナーを7月31日、8月28日に実施します。
https://www.mofa-irc.go.jp/dl-data/202007310828%20jinse%20sommer%20seminar.pdf

●外務省は「国際機関で働こう」パンフレットの電子book版を公開しました。
https://www.mofa-irc.go.jp/dl-data/ebook/index.html

●外務省は、各種分野の任期付き職員、非常勤職員を募集しています。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/index.html

●開発に関する人材募集情報がPartnerページに掲載されています。
http://partner.jica.go.jp/RecruitSearchForPrsn

┏━━━━━━━━━━━┓
– バイ・ドナー関連 –
┗━━━━━━━━━━━┛
●米国ミレニアム挑戦公社副長官は,CCAアフリカファイナンスフォーラムのウェブ会合「ブレンドファイナンス:アフリカにおけるCOVID-19危機後の経済回復に向けた誘因」に参加しました。

CCA Webinar

●豪州政府は,米国,英国,カナダ合同によるサイバーセキュリティー勧告を公表しました。本勧告は,COVID-19ワクチン開発従事者を標的とするロシアのサイバー攻撃について,詳述されています。
https://www.dfat.gov.au/news/media-release/uk-us-canada-joint-advisory-russia

●カナダ政府は,APEC貿易大臣会合において,APECとカナダのビジネスパートナーシップの拡大を発表しました。
https://www.canada.ca/en/global-affairs/news/2020/07/minister-ng-participates-in-apec-trade-ministers-meeting-and-announces-expansion-of-apec-canada-growing-business-partnership.html

●USAIDは,グローバルヘルスセキュリティーアジェンダに関するステートメントを公表しました。
https://www.usaid.gov/news-information/press-releases/jul-23-2020-acting-usaid-administrator-john-barsa-global-health-security-agenda

●英政府は、難民の子供の教育支援のために530万ポンドを拠出することを発表しました。
https://www.gov.uk/government/news/angelina-jolie-and-uk-call-for-support-to-protect-education-for-refugee-children

●英政府は、Covid-19対策募金に対するマッチング寄付の金額を倍増し、1000万ポンドとすることを発表しました。
https://www.gov.uk/government/news/uk-government-matches-another-5-million-of-donations-for-coronavirus-appeal-after-huge-public-response

●GIZは、シエラレオネにおける新型コロナ検査能力強化のため、50万ユーロを提供します。
https://reliefweb.int/report/sierra-leone/who-strengthens-partnership-giz-scale-covid-19-testing-sierra-leone

●欧州委員会(EC)は、2020年のロレンツィオ・ナタリ賞の受賞者を発表しました。
https://ec.europa.eu/international-partnerships/news/lorenzo-natali-media-prize-2020-winners-announced_en

●同じくECは、タジキスタンのCovid-19対応支援のため、1億1220万ユーロを拠出すると発表しました。
https://ec.europa.eu/international-partnerships/news/coronavirus-european-commission-strengthens-health-and-other-key-services-tajikistan-eu112_en

┏━━━━━━━━━━━┓
– 国際機関関連 –
┗━━━━━━━━━━━┛
●IMFは同ページでCOVID-19による男女格差の拡大について論じたブログを公開しています。
https://www.imf.org/ja/News/Articles/2020/07/20/blog-the-covid-19-gender-gap

●OECDとFAOは共同で” Agricultural Outlook 2020-2029”を発表し、そのなかで、COVID-19のパンデミックとの闘いは、労働市場や投入産業、農業生産、食品加工、交通、物流、さらに食料と食品サービスへの需要の変化などの弱点と相まって、世界の食糧供給網において空前の不確実性の原因となっていると論じています。
http://www.oecd.org/tokyo/newsroom/rising-uncertainties-from-covid-19-cloud-medium-term-agricultural-prospects-japanese-version.htm

●ネパール政府と世界銀行は共同で若者の雇用と変革イニシアティブを立ち上げました。
https://www.worldbank.org/en/news/press-release/2020/07/20/government-of-nepal-and-the-world-bank-launch-youth-employment-and-transformation-initiative-project

●世界銀行はウガンダのCOVID-19対策支援を目的とした1520万ドルのプロジェクトを承認しました。
https://www.worldbank.org/en/news/press-release/2020/07/16/world-bank-group-provides-152-million-in-support-of-coronavirus-response-in-uganda

●アフリカ開発銀行は、ガンビア、リベリア、シエラレオネのCOVID-19支援を目的とした5300万ドルのプロジェクトを承認しました。
https://www.afdb.org/en/news-and-events/press-releases/african-development-bank-approves-53-million-multi-country-grant-covid-19-response-gambia-liberia-and-sierra-leone-37029

●米州開発銀行は、HundrED.orgと共同で21世紀スキルを促進するプロポーザルを募集しています。
https://www.iadb.org/en/news/idb-launches-call-proposals-innovations-promoting-21st-century-skills

●米州開発銀行は、ホンジュラスのCOVID-19被害を受けた中小企業支援を目的とした1996万ドルのプロジェクトを承認しました。
https://www.iadb.org/en/news/idb-supports-sustainability-msmes-honduras-face-covid-19-crisis

●アジア開発銀行は、第53回年次総会の第2ステージを9月17日~18日にバーチャルイベントとして開催すると発表しました。
https://www.adb.org/ja/news/adb-hold-second-stage-2020-annual-meeting-virtual-event

●アジア開発銀行は、フィジーの民間セクター支援を目的とした2億ドルのプロジェクトを承認しました。
https://www.adb.org/news/adb-approves-200-million-loan-boost-private-sector-fiji

●次回の国連総会は、史上初めて遠隔で実施される事が決まりました。
https://news.un.org/en/story/2020/07/1068921

●UNDPは、新型コロナに対応するための一時的なベーシックインカムの実施に関する試算をまとめました。
https://news.un.org/en/story/2020/07/1068871

●FAOは、森林破壊のペースは緩やかになっているものの、依然として大きな脅威であると報告しています。
https://news.un.org/en/story/2020/07/1068761

●UNICEFは、新型コロナにより4千万人以上の子供が幼児教育を受けられなっていると報告しています。
https://news.un.org/en/story/2020/07/1068811

●WHOは、コンゴ民主共和国の北西部でエボラ出血熱が拡大している事に懸念を示しています。
https://news.un.org/en/story/2020/07/1068521

●WFPとFAOは、新型コロナの影響により向こう数カ月で25カ国の1億3800万人に飢餓の恐れがあると報告しています。
https://news.un.org/en/story/2020/07/1068601

┏━━━━━━━━━━━┓
– シンクタンク・NGO関連 –
┗━━━━━━━━━━━┛
●ウッドロウ・ウィルソンセンターは,カナダと米国における希少鉱物の確保に関する共同行動計画と題したウェブ会合を開催しました。
https://www.wilsoncenter.org/event/joint-action-plan-critical-minerals-supplies-securing-critical-minerals-canada-and-united

●Center for Global Developmentは,COVID-19後,2020年までの10年間で,いかに現実的にSDGsを達成するかについて分析した記事を公表しました。
https://www.cgdev.org/blog/after-covid-19-how-pull-sdg-hat-trick

●Go Digital ASEANイニシアチブがブルネイで開始されました。
https://asiafoundation.org/2020/07/20/go-digital-asean-launches-in-brunei/

●ブルッキングス研究所は,①アフリカにおける選挙の最新情報,②大エチオピア再生ダムの貯水,③スーダン民政移管の前進に関する進捗状況を公表しました。

Africa in the news: Election updates, Ethiopia begins to fill the GERD, and Sudan’s democratic transition moves forward

●JETROアジア経済研究所は,2021年度採用研究職員(地域研究・修士号取得者)の募集要項を公表しました(応募締切は2020年9月14日(月曜)17時00分まで)
https://www.ide.go.jp/Japanese/Recruit/Researcher/Recruit_info_Master.html

●Save the ChildrenとPlan Internationalは、新型コロナがアジア太平洋地域の女子に与える影響をまとめた報告書を発表しました。
https://www.savethechildren.net/news/girls-asia-pacific-face-increasing-risk-violence-abuse-and-exploitation-following-covid-19

●Save the Childrenは、ソマリアで洪水が発生し15万人の子供が避難を余儀なくされていると報告しています。
https://www.savethechildren.net/news/150000-children-flee-their-families-floods-hit-parts-somalia

●Save the Childrenは、新型コロナによりニジェールで120万人の子供が教育を受けられなくなっていると報告しています。
https://www.savethechildren.net/news/niger-%E2%80%93-12-million-children-and-young-people-were-out-school-because-covid-19

●Save the Childrenは、新型コロナにより1千万人の子供が学校に戻ってこなくなると予想しています。
https://www.savethechildren.net/news/almost-10-million-children-may-never-return-school-following-covid-19-lockdown

●Oxfamは、バングラデシュにおける洪水で220万人が影響を受けていると報告しています。
https://www.oxfam.org/en/press-releases/severe-flooding-hits-bangladesh-midst-coronavirus-crisis

●英ODIは、国際開発金融機関によるコロナ対応についての報告書を発表しました。
https://www.odi.org/publications/17139-how-can-multilateral-banks-most-effectively-help-lower-income-countries-covid-19-crisis

●同じくODIは、低炭素社会への移行についての報告書を発表しました。
https://www.odi.org/publications/17199-migration-and-skills-low-carbon-transition

●英王立国際問題研究所(チャタムハウス)は、WHO事務局長に立候補したナイジェリアのオコンジョイウェアラ氏のインタビュー動画を公開しました。
https://www.chathamhouse.org/file/conversation-dr-ngozi-okonjo-iweala-candidate-director-general-world-trade-organization

●チャタムハウスの専門家が、サヘル地域に対する英国の政策についてコメントしています。
https://www.chathamhouse.org/expert/comment/uk-should-focus-better-defining-objectives-sahel

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】国連フォーラム
(1)国連フォーラムネットワークカンファレンス開催 8月2日(online)
(2)イベント告知:国際開発に興味のあるユース対象イベント 8月8日(online)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(1)国連フォーラムネットワークカンファレンス開催 8月2日(online)
開催概要

1.プログラム
◇開会のご挨拶 13:00~13:05(5分)田瀬 和夫(国連フォーラム共同代表)

◇セッション1:with/postコロナ時代の新しい国際協力 〜ウガンダを事例に〜 13:05~14:35(1時間30分)
・パネリスト
杉下 智彦 さん(東京女子医科大学 国際環境・熱帯医学講座 教授/講座主任)
三関 理沙 さん(エイズ孤児支援NGO・PLAS 海外事業マネージャー)
仲本 千津 さん(RICCI EVERYDAY 代表取締役COO兼Rebeccakello Ltdマネージングディレクター)
・ファシリテーター
藤﨑 優香(津田塾大学学芸学部3年)、安藤 秀雄(公文教育研究会)
・ウガンダ・スタディ・プログラム側発表者
飯野 明花(大和大学保健医療学部4年)、平尾 莉夏(Tout Autour de Nous ONG)

◇セッション2:「ポストコロナの時代に向けて、世界の大きな変化の中でいま国連と私たちが考えるべきことは何か」 14:40~16:10(1時間半)
・パネリスト
渋澤 健 さん(シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役、コモンズ投信株式会社取締役会長)
酒向 萌美 さん(株式会社GoodMorning 代表取締役社長)
・ファシリテーター
田瀬 和夫 (国連フォーラム 共同代表、SDGパートナーズ有限会社CEO)、平井 采花(国連フォーラム幹事)

◇閉会のご挨拶 16:10~16:15(5分)国連フォーラム幹事 平井采花

2.参加費
無料

3.参加方法
下記Google Formよりお申込み下さい。
https://forms.gle/xojZWF5UQEp1QGAt9
申込期限:8月1日(土)23:55

4.お問い合わせ先
国連フォーラム ネットワーキング・カンファレンス班
offkai.2forum@gmail.com

(2)イベント告知:国際開発に興味のあるユース対象イベント 8月8日(online)

【概要】
日時:2020年 8月 8日(土)16:00~18:00
場所:オンライン開催(zoom)
定員:50名 ※定員に達し次第応募終了となる可能性がございます。
参加費:無料
参加対象:国連や国際協力に関心のあるユース層、又は本イベントに関心をお持ちのすべての方。
公式ページ: https://www.facebook.com/events/366016887713514/
公式ページでは、勉強会の情報を配信する予定です。ぜひ「興味あり」や「参加予定」を押して、最新情報を見逃さないようにしてみてください

【プログラム詳細】
(15:45 ~ 15:59:開場 Zoomへの参加可能時間)
16:00 ~ 16:10:オープニング
16:10 ~ 17:10:ディスカッション・セッション
(パネルディスカッション及びオープンディスカッション)
17:10 ~ 17:20:クロージング
17:30 ~ 18:00:ネットワーキングタイム ※希望者のみ。要事前申し込み

※ネットワークタイムは、参加者とゲストが自由にお話する時間です。
今回はZoom開催のため、ゲストごとに部屋を割り振って実施いたします。
参加を希望される方は、カメラをオンにして頂きます。

【ゲスト】(順不同)
★赤星聖さん(関西学院大学法学部准教授)
★井上良子さん(Impact Hub Kyoto・プロジェクトマネージャー 及び 京都市ソーシャルイノベーション研究所・イノベーションコーディネータ)
★久木田純さん(関西学院大学教授 及び 国連フォーラム共同代表)

【申し込みフォーム】
以下のフォームより、必要事項をご記入の上、8月7日夜7時までにお申込みください。
https://forms.gle/KysVX2eC2tdwHrJbA
※定員に達し次第、申込を終了させて頂きます。参加をご希望の方は早めにご応募ください。
※定員が限られているため、無断キャンセルはおやめください。参加が出来なくなった場合は、すぐに以下連絡先にキャンセルの旨をお伝えください。

【連絡先】
unforumkansai[アット]gmail.com
※ [アット] を記号に変換して送信してください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】DC開発フォーラム
(1)DC開発フォーラム第68回ワークショップ「New Normalにおける途上国開発実務家のマインドセット」(米国東部7月31日 (金) 20時、日本時間8月1日 (土) 午前9時)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

DC開発フォーラムでは、途上国の開発に関わる実務家や学生を中心にプレゼンと自由な議論を行い、知識を深めるとともに何らかの行動に結び付けていくことを狙いとしたワークショップを開催しています。

第68回となる今回は、若くして実務家として大活躍されている3人のパネルを迎え、新時代の開発実務家が持つべきマインドセットや視座について議論を深めます。既に途上国開発支援に従事している方や、これから国際協力の世界に飛び込もうとしている方、必見必聴です!

【テーマ】

近年、伝統的な思考やシステムの範疇では途上国に暮らす人々のニーズを丁寧に汲み取り、真に必要とされる提言やソリューションをタイムリーに提供することが難しくなってきていると言われています。さらに昨今の新型コロナウィルスの影響により社会が急激に変化しこれまでの常識が更に霞んでいく中で、実務家は改めて自らのマインドセットをUpdateして “新しい途上国開発支援の日常” に適応していく必要があるのではないでしょうか?

そこで今回のワークショップでは若くして実務家として大活躍されている佐々木萌さん、下里夢美さん、田才諒哉さんをパネルにお呼びします。パネルの皆さんの実体験や大事にされている考え方、そして想いについてお話いただき、『共感力』・『動員力』・『編集力』・『継続力』といったNew Normalにおける開発実務家が持つべきマインドセットや視座について議論を深めます。あわせて、参加者からのご質問も適宜ご回答いただく予定です。

【パネル】

佐々木 萌(ささき もえ): アイ・シー・ネット株式会社 グローバル教育推進室 平和構築専門

1992年生まれ。NGO東北アジア平和構築インスティチュート(NARPI、韓国)でコーディネーターとしてキャリアを始める。現在は開発コンサルティング会社IC Net株式会社にて、平和構築研修プログラムのファシリテーターとして活動。ルワンダ等のポストコンフリクト地域での研修等を展開。その他、UNOY平和構築トレーナーを始め、各種国際機関・NGO等と若手の平和活動参画にも従事。幼少期をエチオピア、ルワンダ、ケニアで過ごす。国際基督教大学開発学部学士、東洋アフリカ研究学院、開発学部(留学予定2020年)。

下里 夢美(しもさと ゆめみ): 特定非営利活動法人Alazi Dream Project 代表理事

1991年生まれ。世界最貧国、西アフリカのシエラレオネ共和国にて「子どもには教育を、大人には仕事を」をテーマに活動するNPO法人アラジ代表理事。桜美林大学LA/国際協力専攻を卒業後、2014年から活動を開始し、17年にNPOを起業、法人化。テーラー(仕立て屋)生活向上支援・災害孤児支援・小学校支援などに従事する。2018年5月より現地法人Africa Lion登記。首都・フリータウンにゲストハウス「CHAMELEON」をOPEN。また、日本におけるシエラレオネの貧困に関する諸問題の啓発活動を行う。インタビューやテレビなど多数のメディア出演をする傍ら、小学校や大学での講演会も務める。二児の母。

田才 諒哉(たさい りょうや): ササカワ・アフリカ財団 ジュニアプログラムオフィサー

1992年生まれ。新潟県出身。サセックス大学 Institute of Development Studies修了(開発学修士)。ササカワ・アフリカ財団のジュニアプログラムオフィサーとして主にウガンダ、エチオピア、ナイジェリア、マリの農業支援に携わっている。これまでに青年海外協力隊としてザンビアでコミュニティ開発、NGOの駐在員としてパラグアイやスーダンでJICAや国連WFPとの協働プロジェクトの実施、国連WFPマラウイ事務所で人道支援に従事。また国際協力の現場での活動だけでなく、ファンドレイザーとして国内NPOや海外NGOを中心にファンドレイジングキャンペーンの企画立案・実行のサポートなども経験。ニュージーランドにバリスタ留学経験もあり。

【モデレーター兼司会】

瀬山 奏(せやま そう):世界銀行 公共セクター専門官

2018年1月、世界銀行入行。主に南アジア地域とカンボジアにおける税務歳入向上や公共サービス・公共財政管理改善等のプログラムを担当。入行前は開発コンサルタント企業にて国内外の中央・地方政府、MDBsから発注される開発プロジェクトに従事。

【日時】米国東部時間:2020年7月31日(金)午後20:00-21:30 日本時間:2020年8月1日(土)午前 9:00-10:30

【会場】Zoom等のビデオ会議システムを活用して開催します。詳細は事前に参加登録者にメールにてお送りいたします。

【会費】1ドル(Zoom利用料及びサーバ維持費としてカンパを募っています。振込方法については参加登録者への案内メールにてお伝えします)

【参加登録】
参加ご希望の方は、下記登録フォームより7月29日(水)までに参加登録をお願い致します。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScLXa1bmpIz3B9Jn3avn6CLpm4qXsnVNv632m6teHfaOW-npA/viewform?formkey=dDVmdGZjV2ZnQ2ctb1lUR1JhODBXZ3c6MQ#gid=0 [docs.google.com]

登録にご不明の点がある場合、または、当日朝までにオンライン会議の案内メールが届かない場合は、ワークショップ担当(dev.forum.workshop@gmail.com)までご連絡下さい。案内メールがスパムフォルダに入ってしまう事例が多発しておりますのでスパムフォルダもご確認下さい。

過去のワークショップの内容はこちらでご覧いただけます。

http://www.devforum.jp/category/events/workshops [devforum.jp]

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

DC開発フォーラム・勉強会担当 瀬山奏

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ワシントンDC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と

「メーリングリスト(devforum)」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムの開催する勉強会等のイベント関連情報 (案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加え、グローバルな途上国の開発関連情報と日本の取り組みに関する最新の情報を、「DC開発フォーラム 情報サービスメールマガジンDev-info」として、電子メールにて隔週で配信しています。

[バックナンバー] 2002年7月以降の全てのバックナンバーは下記のリンクからご覧いただけます。

DevInfoバックナンバー

[メール配信登録] 本情報サービスの配信をご希望の方は、下記リンクよりご登録ください。
https://groups.google.com/forum/#!forum/dev-info-mailmagazine/join

[記事掲載依頼] 本情報サービスへの記事掲載をご希望の方は、下記編集担当アドレスまでご相談ください。
<devinfo.mailmagazine@gmail.com>

[登録解除] 本サービスの登録解除をご希望の方は下記の解除専用アドレスに空メールを送り自動解除いただきますようお願い致します。
<dev-info-mailmagazine+unsubscribe@googlegroups.com>

[情報交換メーリングリスト]
また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の他、より広くグローバルな開発戦略と日本の関わりに関する 意見交換や情報交換を行うために、「ワシントンDC開発フォーラム・メーリングリスト(devforum)」を運営しています。参加をご希望の方は、下記リンクのフォームより参加申請を行ってください。
https://docs.google.com/forms/d/1FOHL-u1NrbvWbKG7CqWd2arqBpQhH5O8O-7LXFjmf1c/viewform

[DC開発フォーラム全般に関するお問い合わせ]
登録に際するエラーや、dev-infoやdevforumをはじめ、DC開発フォーラムの活動についてご質問・ご意見等ございましたら、お気軽に下記アドレスまでご連絡いただけますと幸いです。
<dc.development.forum@gmail.com>

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

編集担当:小林隼人/荘所真理/畠山勝太/表将幸/砂原遵平/神田匡/浅海誠
発行:ワシントンDC開発フォーラム
DC開発フォーラムHP: http://www.devforum.jp/
Facebookページ: http://on.fb.me/rtR9Le
twitterアカウント: @DC_dev_forum
2020年7月28日発行