2014年6月24日発行
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ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
-(dev-info)-
皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 ワシントンDC開発フォーラム新着情報チェック:
「富岡製糸場と絹産業遺産群の世界遺産登録決定」
「環境に関するOECDグローバル・フォーラム開催」他
【2】 国連フォーラム
国連職員NOW!UNDP駐日代表事務所 高須直子さん
【3】東京発~世界銀行からのお知らせ
(1) セミナー・イベントのご案内
(2) 最近の活動から
【4】GRIPS開発フォーラム:
特別企画【APIR/GRIPS共催セミナー】開催のお知らせ(7/8(火))
【5】 ワシントンDC開発フォーラム便り:
タイトル:「ポスト2015を踏まえた新たな援助機関の再定義:ドイツの例から」
執筆:寺門雅代(東京在住/JICA)
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev-Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘devinfo.mailmagazine@gmail.com までご連絡ください
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– 日本関連 –
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● 第38回ユネスコ世界遺産委員会において、日本が世界文化遺産に推薦していた「富岡製糸場と絹産業遺産群」の審議が行われ、世界遺産一覧表に「記載」することが決定されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press18_000078.html
● 外務省において、ODA大綱見直しに関する有識者懇談会の第4回会合が開催されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_000931.html
● グルジアとの間で、日本の優れた医療機材を活用するための5億円のノン・プロジェクト無償資金協力に関する交換公文の署名が行われました
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_000959.html
● タンザニアとの間で、15億円を限度とする円借款「第十一次貧困削減支援貸付」に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_000951.html
● パラグアイ共和国における洪水被害に対し、JICAを通じ、約1,900万円相当の緊急援助物資を供与することが決定しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_000948.html
● 日本は、UNICEF、国際労働機関(ILO)及び 国連人口基金(UNFPA)等を通じて、ナイジェリアにおける女子生徒集団拉致事案に対応するため、女性への暴力からの保護対応・心理社会的サポート・保健・医療等分野に対する85万5000ドルの緊急無償資金協力を実施することを決定しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_000939.html
● JICAは、バングラデシュ政府との間で、5件総額1,209億8,600万円を限度とする円借款貸付契約を調印しました。
http://www.jica.go.jp/press/2014/20140616_01.html
● 環境省は、OECDとともに、東京において「環境に関するOECDグローバル・フォーラム」を開催しました。
http://www.oecd.org/env/waste/gfenv-extendedproducerresponsibility-june2014.htm
● 9月12日開催予定の外務省セミナー「学生と語る」の参加者を募集しています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/p_pd/dpr/page23_000914.html
● 外務省は任期付外務省職員(会計分野、日EU・EPA関連分野、安全保障分野、NGO支援分野、日・ASEAN協力分野)の臨時募集を行っています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/index.html
● JANICでは、2014年度のインターンを募集しています。
http://www.janic.org/about/recruit/2014janic.php
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– バイ・ドナー関連 –
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● USAIDによる新しいイニシアティブ、Let Girls Learnでは、女子のための教育の質向上のためのプログラムです。USAIDは世界的に教育の向上をサポートするために$230 millionsの拠出を約束しました。
http://www.usaid.gov/letgirlslearn
● USAIDは、母子保健のハイレベルフォーラムに備え、ソーシャルメディアキャンペーン20 Days of Action for #MomAndBabyを立ち上げました。
http://www.usaid.gov/actingonthecall/take-action
● 英国のヘーグ外相は、性暴力被害を受けた途上国の女性への支援を拡大することを発表しました。
https://www.gov.uk/government/news/uk-pledges-more-support-for-victims-of-sexual-violence-in-war
● AFDは、3回目となる開発写真コンテストを開催します。
http://www.afd.fr/lang/en/home/presse-afd/communiques?actuCtnId=115162
● ドイツ政府は、毎年バルカン半島諸国の大学生および大学院生に奨学金を提供し、ドイツの民間部門でのインターンシップを推奨しています。
http://www.giz.de/en/mediacenter/25876.html
● ドイツ政府は、ギリシャの保健システム改革に対する支援を始めました。
http://www.giz.de/en/mediacenter/25872.html
● オーストラリア政府は、自国の援助政策の方向転換を示しました。今後はより近隣諸国(Indo-Pacific region)への支援を強化し、経済成長と貧困撲滅に重点をおくとのことです。
http://aid.dfat.gov.au/aidpolicy/Pages/home.aspx
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– 国際機関関連 –
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● 世界銀行グループは、フィリピンに対する新たなパートナーシップ戦略書を承認しました。
● OECDは、2014年版Economic Survey of Koreaを発表し、韓国は現在の経済モデルから脱却し、よりクリエイティブな経済を発展できるような改革を進めていく必要があると論じています。
http://www.oecd.org/newsroom/korea-implement-reforms-to-develop-a-creative-economy.htm
● アジア開発銀行(ADB)において第9回アジア・クリーンエネルギー・フォーラムが開催されました。
http://www.adb.org/news/adb-host-new-hub-bring-investment-and-innovation-clean-energy-asia-jp
● 同じくADBは、カンボジア に対し、貧困削減日本基金 を財源とする無償援助200万ドルの供与を決定しました。
http://www.adb.org/news/cambodia/japan-funds-2-million-grant-boost-disaster-risk-management-cambodia-jp
● 米州開発銀行は報告書「Remittances to Latin America and the Caribbean in 2013: Still Below Pre-Crisis Levels」 を発表し、その中で、中央アメリカ、カリブ海地域への送金は増えたが、南米、メキシコへの送金は逆に減少したと指摘しています。
http://www.iadb.org/en/news/news-releases/2014-06-10/mif-2013-remittances-report,10838.html
● 国連総会は、人間の安全保障に関する非公式なテーマ別討論「21世紀の機会と課題に対応する:人間の安全保障とポスト2015開発アジェンダ」を開催しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=48081
● 国連事務局ヤング・プロフェッショナル・プログラム(YPP)への応募が始まっています。
http://www.mofa-irc.go.jp./apply/ypp.html
● 毎年6月20日は、世界難民の日です。国連難民高等弁務官(UNHCR)は、年次グローバル・トレンズ・レポートを発表し、世界の難民・避難民が5,120万人に達したと指摘しています。
http://www.unhcr.org/53a155bc6.html
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– シンクタンク・NGO関連 –
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● アライアンス・フォーラム財団でバングラデシュ事務所長を募集しています。
http://www.janic.org/janicboard/recruit/?itemid=14326
● 7月23日、東京の国連大学にてシンポジウム国際母子手帳シンポジウム(ミリアム・ウェレ博士来日記念講演)が開催されます。
http://www.janic.org/janicboard/event/?itemid=14625
● 開発教育をすすめるNGO、開発教育協会(DEAR)では、今夏開催するイベントの運営ボランティアを募集しています。
http://www.janic.org/janicboard/recruit/?itemid=14617
● 7月22日、横浜にてNPO法人開発教育協会(DEAR)と公益財団法人横浜YMCAの共済で、開発教育入門講座・特別編「ワークショップ版・世界がもし100人の村だったら」が開催されます。
http://www.janic.org/janicboard/event/?itemid=14624
● アジア経済研究所から、ポリシー・ブリーフ「経済統合時代の後発開発途上国開発戦略 カンボジアのグローバル・バリュー・チェーンへの参加と課題」が発刊されています。
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Download/PolicyBrief/Ajiken/050.html
● アジア経済研究所から、『アジア経済』第55巻第2号が発刊されています。
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Periodicals/Ajia/index.html
● 米国シンクタンクCenter for Global Development (CGD)のブログで、記事How Would a Chinese Slowdown Affect Latin America?が投稿されています。
http://www.cgdev.org/blog/how-would-chinese-slowdown-affect-latin-america
● 英シンクタンクODIから、ポスト2015年開発目標関連の報告書が2点発表されています。
http://www.odi.org/publications/8490-trade-post-2015-agenda-millennium-development-goals-sustainable-development-goals
● ラガルドIMF専務理事がエンパワメントをテーマにLSEで講演しました。アマルティア・セン教授も議論に参加しました。
http://www.lse.ac.uk/newsAndMedia/videoAndAudio/channels/publicLecturesAndEvents/player.aspx?id=2505
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【2】 国連フォーラム
国連職員NOW!UNDP駐日代表事務所 高須直子さん
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●国連職員の生の声をインタビュー形式でお伝えする
「国連職員NOW!」第157回では、国連開発計画(UNDP)
駐日代表事務所の高須直子さんにお話を伺いました。
UNDPを日本政府に売り込む「企画・営業」で幅広く
活躍される高須さんのお話から、貧困削減への熱い思いが
伝わってきました。「Today is the first day of the rest of
my life」をモットーとされる高須さんへのインタビュー記事は
下記のリンクからご覧いただけます。
http://www.unforum.org/unstaff/157.html
http://www.unforum.org/index.html
(国連フォーラム:大槻佑子)
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【3】東京発~世界銀行からのお知らせ
(1) セミナー・イベントのご案内
(2) 最近の活動から
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(1) セミナー・イベントのご案内
■ 世界銀行で働く:池田洋一郎 業務政策・借入国サービス総局業務担当官
世界銀行東京事務所キャリアシリーズ第62回
日時: 2014年6月26日(木) 午後7時30分から午後9時
場所: 世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)
http://bit.ly/1dZZrth
内容: 池田洋一郎 業務政策・借入国サービス総局業務担当官から、
バングラデシュ事務所、世銀本部での3年間の経験をもとに、
「開発成果を出せる世銀を創るには?」についてお話します。
言語: 日本語
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/1okXBPs
(2) 最近の活動から
■ 5月22日、途上国・新興国への質の高いインフラ投資に向け、
投資環境をどのように整備していくかについて紹介するセミナー
「インフラ・ファイナンスとPPP – 途上国・新興国インフラ整備における官民連携」を開催しました。
当日の資料はこちら: http://bit.ly/1l7Zmgz
■ 6月9日、パブリックセミナー「オープンデータ × 地域課題解決」を開催しました。
世界銀行による途上国支援でのオープンデータ活用事例、日本のオープンデータ最新動向、
オープンデータを使った公共サービスの開発事例を紹介し、
日本の地域の課題を解決するための可能性を議論しました。
当日の資料はこちら: http://bit.ly/1lWR46g
(世界銀行東京事務所: 開裕香子)
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【4】GRIPS開発フォーラム:
特別企画【APIR/GRIPS共催セミナー】開催のお知らせ(7/8(火))
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●特別企画【APIR/GRIPS共催セミナー】開催のお知らせ(7/8(火))
”新段階に入った中小企業の海外展開支援
―「つながり力」を高める支援策・グッドプラクティス・提言―”
来る7月8日(火)、GRIPS開発フォーラムは、(一財)アジア太平洋研究所
(APIR)と共催で 、先進自治体による中小企業の海外展開支援の取り組み
をテーマに、特別企画のセミナーを開催します。今回のセミナーでは大阪府、
神戸市、北九州市、横浜市の自治体や支援機関の代表をお招きし、各機関の
取り組みについてご報告いただきます。中小企業の海外展開支援が新段階に
入り、今後は支援策の「量」の拡大より「質」の充実が一層求められています。
本セミナーが参加者の皆様とご一緒に考える機会になればと願っております。
ご関心のある方はぜひお申し込みください。
セミナー詳細ページ↓
http://www.grips.ac.jp/forum/newpage2008/SME.htm
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■日時: 2014年7月8日(火) 14:00~17:30 (13:30受付開始)
■プログラム:
<ご挨拶・冒頭報告>
・ 主催者ご挨拶
・ 本研究の問題意識と主なメッセージ
――大野泉(GRIPS/APIRリサーチリーダー)
<地域に根ざした海外進出支援のあり方>
・ 報告①: ものづくり中小企業の海外進出と地方自治体の役割
――領家誠氏(大阪府商工労働部中小企業室ものづくり支援課参事)
・ 報告②: 神戸市の取組、「寄り添い型」による中小企業の海外進出支援
――檀特竜王氏(神戸市アジア進出支援センター所長)
<相手国との共創プロセスを通じた海外展開>
・ 報告③: 横浜の資源・技術を活用した公民連携による国際技術協力(Y-PORT)
――橋本徹氏(横浜市政策局共創推進室国際技術協力担当部長)
・ 報告④: 北九州の経験にもとづく環境国際協力と地域産業発展
――麻原伴治氏(公財・北九州国際技術協力協会(KITA)技術協力部長)
~休憩~
<ディスカッション> (モデレーター:大野泉GRIPS)
・ コメンテーター:
木ノ本知弘氏(中小企業庁経営支援部新事業促進課 課長補佐)、及び江種利文氏
(JICA国内事業部中小企業支援調査課長)、報告者とともにパネルディスカッション
~終了~
■定員: 80名(先着順)
■会場: 政策研究大学院大学(GRIPS) 1階会議室 1A, 1B
アクセス
〒106-8677 東京都港区六本木7-22-1
a. 都営大江戸線 六本木駅 徒歩5分
b. 東京メトロ日比谷線 六本木駅 徒歩10分
c. 東京メトロ千代田線 乃木坂駅 徒歩6分
http://www.grips.ac.jp/jp/about/access/
■お申し込み方法:
ご参加希望の方は、お名前、ご所属先、ご連絡先(メールアドレス)を明記のうえ、
7月1日(火)中までに、GRIPS開発フォーラム・中道(m-nakamichi@grips.ac.jp)
までご連絡ください。
※お車でお越しの際は、本学の駐車場の関係上、車種、ナンバー及びお車の色も
事前にご連絡ください。
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【5】ワシントンDC開発フォーラム便り
タイトル:「ポスト2015を踏まえた新たな援助機関の再定義:ドイツの例から」
執筆:寺門雅代(東京在住/JICA)
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東京ではどんより空の下、アジサイがきれいな花を咲かせています。今回は、ポスト2015を踏まえた新たな援助機関の役割を再定義する動きとして、ドイツの例を紹介します。
多くの途上国のODA卒業見込み(OECDは2030年までに28カ国がODA対象国リストから外れると予測)、開発課題の複雑化、地球公共財に対する脅威拡大、開発アクター・資金の多様化とODA・DACドナーの位置づけの相対的低下。これら開発を取り巻く様々な環境の変化を捉え、国際社会は、ポスト2015における開発目標やODAの定義、資金動員方法を新たに定義する議論を行っており、同時に、一部のドナーは、援助機関の役割の見直しに係る対応を進めています。ドイツ政府は、ポスト2015開発目標の交渉において、開発目標と持続可能な開発目標(SDGs)の統合、新興国・途上国にも応分の責任を持たせる新たな方向性を示唆していますが、国内援助機関では、少し前から「変化」を見越した対応を進めています。例えばGIZでは、以下のような取り組みが行われています
(1)官民連携の強化を通じた開発課題への対応:ドイツ国際協力省は15年ほど前からDeveloPPPといった官民連携の枠組みを設立し、民間リソースを開発に活用している。GIZでは、全案件形成時に、民間リソースの活用可能性を必ず検討する仕組みが作られ、案件の持続性強化やスケールアップを図る体制が整いつつある。
(2)ナレッジ共有促進を通じた新たな開発課題への対応力強化:複雑化する開発課題は、これまでの先進国⇒途上国への知識移転では対応し得ず、両者がパートナーとして協働し、新たな知を想像する必要があるとの認識から、先進国、新興国、途上国が集まりナレッジを共有するための枠組み(例 防災対策に関するアジア地域ネットワークの設立)を後押し。
(3)ODA事業を超えたビジネスチャンス: GIZが抱える専門的人材を活用して、ODA事業とは別会計のInternational Service部門を設立。ドイツ政府各省、国際機関や、民間企業、途上国政府自身から、開発事業を受注。有料でコンサルティングや技術移転を行っている。また、ポスト2015では、開発目標と持続可能な開発目標(SDGs)が統合されることを想定し、後者、すなわち地球公共財に対するGIZの役割を強化すべく、気候変動対策分野での活動を拡大。例えば緑の開発基金(GCF)における途上国レディネス支援の強化などを図っている。
(4)新興国・ODA卒業国との関係性維持:上記(1)への参加や、(2)の開発事業の受注を通じた新興国・ODA卒業国との関係性維持が図られている。例えば、中国は、GIZのODA活動対象からは外れているが、(1)や(2)のため、GIZ人材の駐在・事業が継続している。
今年、日本ではODA大綱の見直しが予定されています。このような他ドナーの動向も参考にしつつ、途上国に寄り添った援助を行える日本の強みを更に強め、変化する開発課題に有効な回答を提供し得る体制が引き続き整備されていくことを期待します。
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DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
「メーリングリスト(devforum)」
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ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムの開催する勉強会等の
イベント関連情報 (案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報
に加え、グローバルな途上国の開発関連情報と日本の取り組みに関する
最新の情報を、「DC開発フォーラム 情報サービスメールマガジン
Dev-info」として、電子メールにて隔週で配信しています。
[バックナンバー] 2014年5月以降のバックナンバーは下記のリンクから
ご覧いただけます。
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[情報交換メーリングリスト]
また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の 他、より広く
グローバルな開発戦略と日本の関わりに関する 意見交換や情報交換を行う
ために、「ワシントンDC開発フォーラム・メーリングリスト(devforum)」を
運営しています。参加をご希望の方は、下記リンクのフォームより参加申請を
行ってください。
https://docs.google.com/forms/d/1FOHL-u1NrbvWbKG7CqWd2arqBpQhH5O8O-7LXFjmf1c/viewform
[お問い合わせ]
登録に際するエラーや、dev-infoやdevforumをはじめ、DC開発フォーラムの
活動についてご質問・ご意見等ございましたら、ありましたら、お気軽に
下記アドレスまでご連絡いただけますと幸いです。
<dc.development.forum@gmail.com>
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編集担当:小林隼人/荘所真理/春木由美/杉原ひろみ
発行:ワシントンDC開発フォーラム
DC開発フォーラムHP: http://www.devforum.jp/
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ブログ: http://dcdevforum.blog.fc2.com/
twitterアカウント: @DC_dev_forum
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