2014年9月30日発行
http://www.devforum.jp/
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ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
-(dev-info)-
皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】新ウェブサイト公開のお知らせ
【2】 ワシントンDC開発フォーラム新着情報チェック
「第69回国連総会」
「国連気候変動首脳会合(気候サミット)」
「世銀、エボラ出血熱に関する報告書発表」他
【3】 国連フォーラム
(1) 国連フォーラム九州支部の立ち上げ
(2) 国連でインターン
UNESCOサンティアゴ事務所 岡本啓史さん
UNICEFデリー事務所 鶴岡英幸さん
【4】FASIDからのご案内
(1)【受講者募集】「国際開発入門コース」
(2)【参加者募集】特別ワークショップ・FASID「国際開発入門コース」:
「国際開発協力」を考えて、行動するために~「援助」する前に考えよう~
(10/15夜・東京)
【5】東京発~世界銀行からのお知らせ
セミナー・イベントのご案内
【6】GRIPS開発フォーラム
GRIPS Discussion Paper by Izumi Ohno
"Japanese Development Cooperation in a New Era:
Recommendations for Network-Based Cooperation"
【7】ワシントンDC開発フォーラム便り
タイトル:「インドネシアの大統領選挙」
執筆:高橋孝郎(国際金融公社(IFC)/ ジャカルタ在住)
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【1】 新ウェブサイト公開のお知らせ
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ワシントンDC開発フォーラムは、ウェブサイトを完全リニューアルし、10月1日より新しいウェブサイトへと移行致します。(下記の従来のURLよりアクセスできます)
http://www.devforum.jp/
新しいウェブサイトは、ワークショップ、BBLなどイヴェントの告知や報告、メールマガジンの紹介、MLリストの登録、またこれまでの活動記録のアーカイブなど、ワシントンDC開発フォーラムの全ての活動につながるポータルとして機能するようデザインされています。(なお、機能の統合にともない、これまで運用してきたブログは今後閉鎖させていただく予定です)
ボランティアベースではありますが、新しいホームページに有用な情報が掲載されていくよう努力して参りますので、途上国の開発支援に関する情報源として役立てていただければ幸いです。
最後になりますが、ウェブサイトのリニューアルは、稲垣美穂さんの大きな協力があって実現したものです。この場を借りて心より御礼申し上げます。
ワシントンDC開発フォーラム
幹事一同
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【2】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev-Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘devinfo.mailmagazine@gmail.com までご連絡ください
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– 日本関連 –
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● 安倍総理大臣、岸田外務大臣が第69回国連総会に出席しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/unp/page18_000361.html
● 安倍首相は国連総会で演説し、常任理事国の増枠など国連安全保障理事会改革への決意を表明。女性支援策を進める考えを示しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/unp_a/page4_000706.html
● 国連総会の機会に、安倍首相は、第二回日・アフリカ地域経済共同体議長国首脳会合を主催しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/afr/af2/page1_000068.html
● 国連気候変動首脳会合(気候サミット)が開催され、安倍総理が出席し、国際社会において日本が強みを持つ防災分野における日本の国際協力について発信しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/ch/page3_000921.html
● エネルギーと気候に関する主要経済国フォーラム(MEF)第20回会合が開催されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/ch/page3_000924.html
● ネパールに対する貧困削減戦略支援無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h26/140923_1.html
● アフリカ開発銀行(AfDB)に対する総額306億9,000万円を限度とする円借款「アフリカの民間セクター開発のための共同イニシアティブの下での民間セクター支援融資(V)」に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h26/y140912_1.html
http://www.afdb.org/en/news-and-events/article/japan-committed-to-work-closely-with-afdb-africa50-and-recs-to-develop-regional-infrastructure-in-africa-13535/
● 8月30日北海道で開催されたODA大綱見直しに関する意見交換会の議事次第が公開されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/about/kaikaku/taikou_minaoshi/index.html#minaoshi_ikenkokankai
● 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)等の国際機関からの要請を踏まえ、ISISにより被害を受けた国内避難民に対し、計2,270万ドルの緊急無償資金協力を実施することを決定しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/jisseki/keitai/kinkyu/140919_02.html
● 国際協力機構(JICA)は、ギニアにおけるエボラ出血熱の流行に対し、約3,000万円相当の緊急援助物資を供与すると発表しました。
http://www.jica.go.jp/information/jdrt/2014/20140925.html
● JICAは、ケニアのおよび南アフリカにおいて、日本企業や日本企業の現地パートナー企業を対象に、官民連携投融資セミナーを開催しました。
http://www.jica.go.jp/press/2014/20140924_02.html
● JICA理事長は、国際通貨基金(IMF)ラガルド専務理事と会談しました。
http://www.jica.go.jp/information/official/2014/20140917_01.html
● 国際協力イベント「グローバルフェスタ2014」が10月4・5日に日比谷公園で開催されます。
http://www.gfjapan2014.jp/
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– バイ・ドナー関連 –
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● 英国のグリーニング国際開発相は、森林伐採への対策として民間セクターの活用などを盛り込んだ新たな施策を発表しました。
https://www.gov.uk/government/news/uk-to-tackle-deforestation-in-developing-countries
● 英国がG8議長国であった2013年に立ち上げた社会的インパクト投資タスクフォース(Social Impact Investment Taskforce)が、報告書を発表しました。英国の経験をまとめた別冊の報告書も発表されています。
http://www.socialimpactinvestment.org/
https://www.gov.uk/government/news/uk-government-welcomes-social-impact-investment-report
● AFDは、7月に開催されたリスク管理についての会議の内容をまとめた報告書を発表しました。
http://www.afd.fr/lang/en/home/recherche/actualites-publications-rch?actuCtnId=118953
● オランダ政府とチュニジア政府は、マリとイエメンにおける女性の権利向上のために支援を行うと発表しました。
http://www.government.nl/issues/development-cooperation/news/2014/09/11/the-netherlands-and-tunisia-lend-support-for-women-s-rights-in-mali-and-yemen.html
● デンマーク政府とUNHCRは、UNHCRで資金調達を担当する125人の職員がコペンハーゲンに異動すると発表しました。
http://um.dk/en/news/newsdisplaypage/?newsID=DA6CC327-A684-4B07-98C4-AA9A6FE954CE
● 米国国際開発庁(USAID)が、9月24日付けで現在のエボラ出血熱関連の情報を纏めています。
http://www.usaid.gov/ebola/fy14/fs07
● 米国政府はスウェーデン政府と協力して、現在西アフリカで拡大を続けるエボラ出血熱の現場で支援活動を行う人々に対するサポートイニシアチブ「Fighting Ebola: A Grand Challenge for Development」を立ち上げました。
http://www.usaid.gov/grandchallenges/ebola
● 米国政府は、レバノンとヨルダンの教育セクター開発に、最高9千万ドルの支援を行うと発表しました。
http://www.usaid.gov/news-information/press-releases/sep-24-2014-usaid-announces-90-million-education-funding-lebanon-and-jordan
● カナダ政府は、途上国における中小企業によりカナダへの輸出を促進するべく、5年間で40カ国の途上国民間企業に対して市場アクセスのための支援を行うことを発表しました。
http://www.international.gc.ca/media/dev/news-communiques/2014/09/26a.aspx?lang=eng
● カナダ政府は、ワールド・ビジョン・カナダとカナダ赤十字を通じて、アフガニスタンの保健分野、及び他南アジア諸国における防災に強いコミュニティ推進の為の支援を発表しました。
http://www.international.gc.ca/media/dev/news-communiques/2014/09/23a.aspx?lang=eng
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– 国際機関関連 –
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● 第69回国連総会が開幕しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=48729
● 国連総会は、決議を全会一致で採択し、エボラ出血熱への対策を拡大し、国連エボラ緊急対応ミッションの迅速な設置に向け、措置を講じるよう要請しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=48756
● 国連安保理は、公衆衛生危機に関する初の緊急会合を開催しました。131か国が共同提案国なった決議を全会一致で採択し、エボラ出血熱について国際の平和と安全に対する脅威であると位置づけました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=48746
● IMFスタッフは、IMFの理事会に対し、ギニア、リベリア、シエラレオネに対し、1億2,700万米ドル規模の追加的資金支援を行うよう提言しました。
http://www.imf.org/external/japanese/np/sec/pr/2014/pr14419j.pdf
● 世界保健機関(WHO)は、エボラ出血熱への更なる緊急対策が講じられない限り、11月までに感染者が2万人に達するだろうと警告しました。
http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2014/ebola-study/en/
● 世界銀行グループは、エボラ出血熱に関する報告書を発表し、集団感染がさらに続いた場合、各国経済に及ぼす影響は数倍に膨れ上がる可能性があると指摘しています。
http://www.worldbank.org/ja/news/press-release/2014/09/17/ebola-economic-impact-serious-catastrophic-swift-response-countries-international-community-world-bank
● ニューヨーク国連本部において、国連気候変動首脳会合(気候サミット)が開催されました。
http://www.un.org/climatechange/summit/
● 気候サミット開催に際し、世界の温室効果ガス排出量の54%を占める73カ国と11の自治体、および1千社を超える企業・投資家が炭素価格制度への支持を表明しました。
http://www.worldbank.org/ja/news/press-release/2014/09/22/73-countries-1000-companies-investors-support-price-carbon
● アフリカ開発銀行、アジア開発銀行、ラテンアメリカ開発銀行、欧州復興開発銀行、欧州投資銀行、米州開発銀行、イスラム開発銀行、世界銀行は共同で、持続可能な交通アジェンダを進めるべく、1250億ドルの共同支援を行うことを約束しました。
http://www.afdb.org/en/news-and-events/article/afdb-and-sister-institutions-committed-to-move-forward-on-the-sustainable-transport-agenda-with-us-175-bn-in-financing-13532/
● ユニセフは、過去25年にわたる子供、子供の権利に関するデータをまとめた分析を発表しました。
http://www.unicef.org/media/media_76043.html
● アジア開発銀行(ADB)は、「Asian Development Outlook (ADO) 2014 Update」を発表しました。
http://www.adb.org/news/developing-asia-fastest-growing-region-key-economies-advance-reforms-jp
● 米州開発銀行は、南米・カリブ海地域の16か国のパブリックセクタ―の人的資源についての長所、短所について調査した報告書を発表しました。
http://www.iadb.org/en/news/news-releases/2014-09-22/latin-america-civil-services-study,10912.html
● 国連総会は、国際人口開発会議・行動計画のフォローアップに関する特別会期を開催しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=48777
● MDGギャップタスクフォースがこのたび、「開発のためのグローバル・パートナーシップの現状報告」を発表しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=48742
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– シンクタンク・NGO関連 –
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● 英シンクタンクODIから、シリアの難民問題についての報告書が発表されています。
http://www.odi.org/publications/8829-syria-refugee-education-crisis-hope
● 英王立国際問題研究所(チャタムハウス)は、英国と東アジアについての報告書を発表しました。
http://www.chathamhouse.org/publication/does-britain-matter-east-asia
● 同研究所の専門家が、気候変動にかかる国際交渉についてコメントしています。
http://www.chathamhouse.org/expert/comment/15838
● 英ガーディアン紙が、スコットランドが独立していた場合、開発協力にどのような影響があったかを分析しています。
http://www.theguardian.com/global-development/poverty-matters/2014/sep/16/scotland-independence-open-doors-development
● 韓国紙、Korean Heraldが、中国のODA外交を分析しています。
http://www.koreaherald.com/view.php?ud=20140921000283
● 米シンクタンクCGDから、ポリシーペーパー「Should Countries BE More Like Shopping Malls? A Proposal for Service Performance Guarantees for Africa」が発刊されています。
http://www.cgdev.org/publication/should-countries-be-more-shopping-malls-proposal-service-performance-guarantees-africa
● 9月中旬にUSAIDによって開催された二日間の会議Frontiers in Developmentで行われた議論を踏まえ、CGDのブログに、記事「USAID's Frontiers in Development Asks More Questions than It Answers … and That's a Good Thing」が掲載されています。
● 10月4日東京にて、Beyond MDGs in Japan主催・国連広報センター後援によるシンポジウム「ポストMDGsの今がわかる!」が開催されます。
http://www.janic.org/event/141004mdgs.php
● セーブ・ザ・チルドレンは、国連総会のサイドイベントで、ブリーフィング「「誰一人取り残さない」:衡平なポスト2015年開発枠組みに向けて(LEAVING NO ONE BEHIND: Embedding equity in the post-2015 framework through steppingstone targets)」を発表し、2030年までに極度の貧困を根絶するため、ポスト2015年開発枠組みにおける「衡平性」を促進するメカニズムの必要性を強調しました。
http://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=1684
● 中央アフリカではマラリア流行がピークに達していることをはじめとして慢性的な医療危機が浮き彫りとなっており、紛争と暴力で状況がさらに悪化しています。国境なき医師団が支援活動をレポートしています。
http://www.msf.or.jp/news/detail/headline_1682.html
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【3】 国連フォーラム
(1)国連フォーラム九州支部の立ち上げ
(2)国連でインターン
UNESCOサンティアゴ事務所 岡本啓史さん
UNICEFデリー事務所 鶴岡英幸さん
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● 国連フォーラム設立10周年となる節目を迎えるにあたって、
国連フォーラムの活動を地域に根差していっそう活発に盛り上げるため、
このたび有志で本フォーラムの九州部会を立ち上げる運びとなりました。
九州出身の国連職員等も少なくないなか、東京や関西(大阪・京都)に
偏りがちな国連や国際協力に関するイベントの開催等を増やし、
活発な議論や交流の場を提供することで、国連フォーラムの本質である
「個人のネットワーク」を九州で構築することを目指します。
詳しくはこちらのリンクをご覧ください。
http://www.unforum.org/project/kyushu/index.html
● 「国連でインターン」第49回は、 2012年 5月から 9月までの
約 4ヶ月間、UNESCOサンティアゴ事務所ラテンアメリカ・カリブ海地域
教育支局にてインターンシップを経験され、現在もチリに在住して
キャリアを築いておられる岡本啓史(おかもと ひろし)さんに
執筆いただきました。インターンシップ終了後、「持続可能な開発の
ための教育」と「インクルーシブ教育」についてコンサルタントを経て、
今も開発分野で活躍をされています。
http://www.unforum.org/internships/49.html
「国連でインターン」第50回は、2013年9月から12月までの約3カ月半、
UNICEFデリー事務所の子どもの発達と栄養セクションでインターンシップを
経験された鶴岡英幸さんです。インターンシップで携わったインドの
母子保健分野が抱える課題に対する栄養ライブラリーの作成や、栄養指標と
水・公衆衛生指標の相関関係分析補助、そしてインターンシップ経験後の
JPOとしての任務についても書いて頂きました。
http://www.unforum.org/internships/50.html
(国連フォーラム担当:大槻佑子)
http://www.unforum.org/index.html
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【4】FASIDからのご案内
(1)【受講者募集】「国際開発入門コース」
(2)【参加者募集】特別ワークショップ・FASID「国際開発入門コース」:
「国際開発協力」を考えて、行動するために~「援助」する前に考え
よう~(10/15夜・東京)
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(1) 【受講者募集】「国際開発入門コース」(実施地:東京)
FASIDでは次のとおり「国際開発入門コース」を開催します。
コースの受講者(社会人)と運営インターン(大学3年生以上)を同時に募集し
ています。
◆コースの目的:
国際開発・国際協力分野の基本的な理論や知識、最新の主要な課題を学びます。
また、様々な立場で働く講師や参加者とのディスカッションを通じて、各自の本
分野における関わり方を模索し、将来、活躍するための具体的なアクションプラ
ンをつくります。
◆参加対象:
国際開発・国際協力分野に興味を持ち、将来、国際開発協力事業に携わることを
希望している社会人の方。
◆開催場所:FASIDセミナールーム(東京都港区麻布台)
◆期間:2014年10月18日~11月29日の、各土曜日
◆応募〆切り:2014年10月6日(月)AM9:30
◆詳細はこちらをご覧ください。
http://www.fasid.or.jp/training/8_index_detail.shtml
コース修了者には特典がございますので併せてご案内しています。
皆さまのご参加をお待ちしています。
(2) 特別ワークショップ・国際開発入門コース
『「国際開発協力」を考えて、行動するために~「援助」する前に考えよう~』
この度、FASIDでは、(特活)開発教育協会(DEAR)事務局次長 西あい氏を
ファシリテーターにお迎えして、10月15日(水)18:45から特別ワークショップ
を行います。
「援助」は誰のためのものなのか、そもそも「援助」することで現
地の人々の生活にどのような影響を与えるのか、DEARの教材「『援助』
する前に考えよう」を使い、グループワークを通じて考えます。
国際開発協力分野で関わり方を模索されている方、大学・学校、自治
体、企業等で関連事業に携わっている方、地域振興、社会教育、国際
交流に携わっている方等、ご関心をお持ちのみなさまのご参加をお待
ちしております。
また、10月18日(土)からスタートする、当財団の「国際開発入
門コース」(上記(1))の導入としてもご活用下さい。全コース受講者
には、本ワークショップを半額で参加いただくことができます。
ワークショップの詳細につきましては、以下とウェブサイトをご覧
ください。
http://www.fasid.or.jp/training/18_index_detail.shtml
皆さまのご参加をお待ちしております。
◇ ◇ ◇
◆テーマ:「国際開発協力」を考えて、行動するために
~「援助」する前に考えよう~
◆ファシリテーター:(特活)開発教育協会(DEAR)事務局次長 西あい 氏
◆日時:2014年10月15日(水)18:45~21:30
◆対象者:将来、国際開発協力分野に携わりたいとお考えの方やご関心をお持ちの方
◆会場:FASIDセミナールーム(東京都港区麻布台2-4-5、メソニック39MTビル6F)
◆定員:25名程度(定員になり次第締め切らせていただきます)
◆参加費:3,000円(FASID法人賛助会員2,700円、2014年度「国際開発入門コース」全コース受
講者:1,500円)
◆◇お問い合わせ・お申込先◇◆
(一財)国際開発機構(FASID)
「国際開発入門コース」特別ワークショップ
担当:人材開発事業部 池部
〒106-0041 東京都港区麻布台2-4-5 メソニック39MTビル6F
TEL: 03-6809-1996/ E-mail: iic2014@fasid.or.jp
URL http://www.fasid.or.jp/training/18_index_detail.shtml
ご不明な点やご質問等ございましたら、お気軽にご連絡ください。
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【5】東京発~世界銀行からのお知らせ
セミナー・イベントのご案内
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セミナー・イベントのご案内
■ 「地球環境の恩恵向上のために-GEFの評価業務における独立性とパートナーシップを通じて」
世界銀行グループ・地球環境ファシリティ(GEF)共催セミナー
日時: 2014年10月14日(火) 午後4時から午後5時30分
場所: 世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)
http://bit.ly/1dZZrth
内容:
GEF独立評価局は、アカウンタビリティの観点から
GEF業務の成果やインパクトについて評価を行うと共に、
学習・知識の創造及び共有を行っています。
今回のセミナーでは、独立評価局の局長が、
評価業務を通じて明らかになった事項を紹介しつつ、
GEFの活動を説明します。ぜひご参加ください。
言語: 英語・日本語(同時通訳付)
詳細、参加お申込み: http://ow.ly/C3ykg
(世界銀行東京事務所: 開裕香子)
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【6】GRIPS開発フォーラム:
GRIPS Discussion Paper by Izumi Ohno
"Japanese Development Cooperation in a New Era:
Recommendations for Network-Based Cooperation"
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大野泉のディスカッション・ペーパー(英文)がGRIPSのHPに掲載されました。
本稿は、新時代の日本の開発協力のあり方を、1)民間連携、2)アジア新興ドナー
との「協力」と「競争」という2つの観点から論じ、国際開発環境が大きく変化した
新時代に、日本は「連携型協力」で強みを発揮すべきと提案しています。ここで
言う連携には、民間企業との連携、過去60年間のODAを通じてアジアに構築
した人材・組織ネットワーク、そしてアジアのネットワークを動員したアフリカ開発
支援など、様々な切り口があります。このプロセスにおいて、中小企業を支援す
る地方自治体やNGOなどと一層の連携を広げる余地もあります。こうした取組
は、グローバル化が進んだ今日的文脈において、国の基本政策の中に日本の
開発協力を位置づけ、その戦略性を高めることにも貢献すると考えます。
大野泉ディスカッションペーパー(英文)は以下のサイトよりご覧いただけます。
http://www.grips.ac.jp/r-center/jp/discussion_papers/14-15/
GRIPS開発フォーラム
飯塚 美恵子
http://www.grips.ac.jp/forum/
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【7】ワシントンDC開発フォーラム便り
タイトル:「インドネシアの大統領選挙」
執筆:高橋孝郎(国際金融公社(IFC)/ ジャカルタ在住)
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インドネシアでは7月9日に大統領選挙が行われました。
2人の候補者の間で接戦となった選挙当日、なんと両陣営が勝利宣言。開票速報ではジョコ・ウィドド氏(通称・ジョコウィ)氏が52%前後、プラボウォ氏が48%前後と、僅差とは言え差はあったのですが、プラボウォ氏は一歩も譲らず、正式な結果は7月22日の選挙管理委員会の発表を待つことに。
その日が近づくに連れ形勢が不利だと判断したのか、7月22日の当日、プラボウォ氏は直前で「選挙から下りる」という異例の声明を出します。いずれにせよ、選挙管理委員会はジョコウィ氏の勝利を認定したのですが、プラボウォ氏は今度は選挙自体が不正で無効だとして、憲法裁判所に訴え、選挙結果をさらに長引かせます。
憲法裁判所は、プラボウォ陣営の訴えを棄却する判決を8月22日に言い渡し、ようやく1ヵ月半におよぶドタバタ劇に幕が閉じ、ジョコウィ氏が次期大統領となることが決まりました。
プラボウォ氏が軍人出身で力に物を言わせる旧態依然としたスタイルなのとは対照的に、ジョコウィ氏は軍でもエリート家系でもない草の根出身。飾らず、私欲を感じさせないスタイルで、国民目線に近いリーダーとして支持を集めました。先日、私の同僚が参加した財界のイベントでも、ジョコウィ氏は手違いで用意されていなかったマイクを自らステージを下りて手配し、その気さくな姿に「感心した」と同僚は興奮気味に話してくれました。
改革を訴えるその姿は、「Change」で全米にフィーバーを起こした1期目選挙時のオバマ氏を想起させます(実際に見た目も少し似ています)。本人には国政の経験がなく、しかも連立政権となるため政権運営には困難が予想されていますが、これまでの大統領とは違う新しいリーダーシップに期待が寄せられます。(高橋)
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DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
「メーリングリスト(devforum)」
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ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムの開催する勉強会等の
イベント関連情報 (案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報
に加え、グローバルな途上国の開発関連情報と日本の取り組みに関する
最新の情報を、「DC開発フォーラム 情報サービスメールマガジン
Dev-info」として、電子メールにて隔週で配信しています。
[バックナンバー] 2014年5月以降のバックナンバーは下記のリンクから
ご覧いただけます。
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[情報交換メーリングリスト]
また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の 他、より広く
グローバルな開発戦略と日本の関わりに関する 意見交換や情報交換を行う
ために、「ワシントンDC開発フォーラム・メーリングリスト(devforum)」を
運営しています。参加をご希望の方は、下記リンクのフォームより参加申請を
行ってください。
https://docs.google.com/forms/d/1FOHL-u1NrbvWbKG7CqWd2arqBpQhH5O8O-7LXFjmf1c/viewform
[お問い合わせ]
登録に際するエラーや、dev-infoやdevforumをはじめ、DC開発フォーラムの
活動についてご質問・ご意見等ございましたら、ありましたら、お気軽に
下記アドレスまでご連絡いただけますと幸いです。
<dc.development.forum@gmail.com>
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編集担当:小林隼人/荘所真理/春木由美/杉原ひろみ
発行:ワシントンDC開発フォーラム
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