ワシントンDC開発フォーラムでは、2月10日(金)にキャリアセミナーを世界銀行の会議室で開催し、70名以上が参加しました。世界銀行人間開発ネットワーク社会的保護セクター担当マネージャー代理・緊急社会対策プログラム担当マネージャーの森秀樹さん、JICA米国事務所次長の橘秀治さん、米州開発銀行(IDB)財務政策戦略策定サポートユニット・シニアファイナンスオフィサーの日下部裕美子さんをゲストスピーカーとしてお招きし、DC開発フォーラム幹事で世界銀行南アジア地域担当副総裁特別補佐官の大森功一さんがモデレーターを務めました。
まず、ゲストスピーカーに1人10分ほどでこれまでのキャリアパスについて話して頂きました。それぞれ国連機関や民間会社、青年海外協力隊など様々なキャリアパスを経て現職についていて、国際協力に携わるまでの経緯が一様ではない事がよく分かりました。
次に、各スピーカーの所属団体を念頭に、どのような人材が求められるのかについてパネルディスカッションが行われました。大学院で何を学び何をすべきか、履歴書や面接でどこを見ているのか、人材をどのように評価しているのかなどについて議論して頂きました。
最後に、三箇所に分かれて各ゲストスピーカーによる分科会が行われ、国際協力分野でのキャリア構築に関する活発な質疑応答が行われました。セミナー終了後の懇親会には引き続き約60名が参加し、様々な契約形態の世界銀行の若手職員も加わりました。
今回のキャリアセミナーもUstream配信を行い、世界各地から延べ50名の視聴者からはツイッターを通じて様々なコメントも頂きました。
(2012/2/10)キャリアセミナー
- 第10回(2012/2/7)紛争・脆弱国における援助の効率性
- 2012年3月6日号(「子ども白書2012」、「中国2030: 近代的で調和がとれ生き生きとした高所得社会の構築」、世界銀行が世界の貧し い人口の数値を更新、他)