2012年5月15日発行
http://www.devforum.jp/
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ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
−(dev-info)−
皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック:
「第45回アジア開発銀行(ADB)年次総会」
「国連開発計画(UNDP)アジア太平洋地域・人間開発報告2012)」
「アフリカの乳幼児死亡率低下」他
【2】 ワシントンDC開発フォーラム
(1) 第12回ワークショップのご案内: 5月22日(火)
「インド:エリートエンジニアのスキルと雇用問題〜初の企業調査をもとに」
(2) 第227回BBLのご案内:5月17日(木)
「保健システムとアフリカの妖術世界」
【3】 東京発〜世界銀行からのお知らせ
(1) セミナー・イベントのご案内
(2) 最近の活動から
【4】 GRIPS開発フォーラム:
第1回「中小企業の海外展開勉強会」議事録掲載のお知らせ
【5】 IDDP(英国開発学勉強会):
第7回勉強会のご案内
【6】 ワシントンDC開発フォーラム便り
「流れ着く記憶と新たな想い」
執筆:小林隼人 (ロンドン大学(UCL))
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください
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– 日本関連 –
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● 野田総理が米国を訪問しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/s_noda/usa_120429/index.html
日米共同声明:未来に向けた共通のビジョン(仮訳)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/s_noda/usa_120429/pdfs/Joint_Statement_jp.pdf
● 第15回ASEAN+3(日中韓)財務大臣・中央銀行総裁会議(於フィリピン)の共同ステートメントが公開されています。
http://www.mof.go.jp/international_policy/convention/asean_plus_3/as3_240503.htm
● 第45回アジア開発銀行(ADB)年次総会において安住大臣が演説を行いました。
http://www.mof.go.jp/international_policy/mdbs/adb/statement/adb240504.htm
● 玄葉外務大臣が第4回TICAD閣僚級フォローアップ会合(於モロッコ)を主催し共同議長を務めました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/ticad/4followup_1205/gaiyo.html
● 外務省国際情報統括官組織専門分析員(米国の安全保障政策)、任期付き職員(在イラク大使館、モンゴル分野)を募集しています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/kikan/index.html
● ウズベキスタン共和国に対する総額2億200万円を限度とする無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する交換公文の署名が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h24/120503_1.html
● モロッコに対する総額107億9,000万円を限度とする円借款「下水道整備計画(III)」に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h24/y120504_1.html
● 日本国総理及びペルー共和国大統領による日ペルー首脳会談を踏まえた共同プレスが発表されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/peru/visit/1205_kpr.html
● 国際協力機構(JICA)は、2011年度第4四半期(2012年1〜3月)に調印した計34件の無償資金協力の贈与契約の一覧を公開しています。
http://www.jica.go.jp/press/2012/20120508_01.html
● 国際協力銀行(JBIC)は、カザフスタン共和国法人National Atomic Company Kazatomprom Joint Stock Companyとの間で、包括的な業務協力にかかわる覚書を締結しました。
http://www.jbic.go.jp/ja/about/press/2012/0502-01/index.html
● 2012年度長NGOスタディプログラム研修員を募集しています。(6月6日締切)
http://www.janic.org/news/ngo2012.php
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– バイ・ドナー関連 –
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● 米国国際開発庁(USAID)よるインフォグラフィック、「Saving Moms at Birth」が作成され公開されています。
http://50.usaid.gov/infographic-saving-moms-at-birth/savingatbirth-1000/?size=infographicMedium
● USAIDのラジブ・シャー長官によるメッセージ、2012年のAnnual Letterが発表されています。
http://www.usaid.gov/annualletter/
● アフリカ訪問中のカナダの国際協力大臣べバリー・オダ氏が、カナダによるアフリカへの支援についてハイライトしました。
http://www.acdi-cida.gc.ca/acdi-cida/ACDI-CIDA.nsf/eng/CEC-511211259-3FP
● 英国国際開発省(DFID)のプロジェクトをオンラインで一覧できるデーターベースが公開されています。
http://projects.dfid.gov.uk/
● 仏AFDは、イスラム金融とマイクロファイナンスをテーマにした会議をイスラム開発銀行と共催しました。
http://www.afd.fr/home/presse-afd/communiques?actuCtnId=79039
● 欧州委員会のアンドリス・ピエバルグス開発担当委員は、気候変動対策とエネルギーへのアクセスが欧州連合の開発協力の優先課題であると述べました。
http://europa.eu/rapid/pressReleasesAction.do?reference=SPEECH/12/338&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en
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– 国際機関関連 –
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● アジア開発銀行(ADB)は第45回年次総会を実施し、世界経済とアジアの関係をテーマとするセミナーが実施されました。
http://beta.adb.org/news/adb-concludes-45th-annual-meeting
● アフリカ開発銀行(AfDB) と国際金融公社( IFC)は 民間セクター統合に関し議論する多国間開発銀行会議を主催しました。
http://www.afdb.org/en/news-and-events/article/afdb-and-ifc-to-host-multilateral-development-banks-conference-on-private-sector-integrity-9185/
● 世界銀行独立評価グループは、世界銀行で主流となっている業務機構「マトリックス組織」が、世銀の開発効果の向上に寄与したかどうかを検証する評価報告書を発表しました。報告書は、マトリックス組織が内部情報の共有を阻害する分断をもたらしていて、Knowledge Bankの実現はまだ道半ばと結論づけました。そこで、仕事の質向上に対するインセンティブの改善、セクター戦略をより簡略で柔軟にすること、そして地域と専門分野ネットワーク間の情報共有を進める機構改革について提言を行いました。
http://ieg.worldbankgroup.org/content/ieg/en/home/reports/matrix.htmlhttp://ieg.worldbankgroup.org/content/dam/ieg/matrix/matrix_eval.pdf
● 世界銀行は、アフリカの乳幼児死亡率が大きく低下したことを報告しました。
What has driven the decline of infant mortality in Kenya?
http://go.worldbank.org/IX9THGCSN0
CGDがそれをブログ記事で論評しています。
Africa’s Child Health Miracle: The Biggest, Best Story in Development
http://blogs.cgdev.org/globaldevelopment/2012/05/africas-child-health-miracle-the-biggest-best-story-in-development.php
● 世界グリーン成長サミットの場で世界銀行は報告書「Inclusive Green Growth: The Pathway to Sustainable Development(弱者に配慮したグリーン成長:持続可能な開発への道筋)」を発表し、弱者に配慮した成長に向けて環境配慮型のグリーン成長戦略を求めました。
http://web.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/NEWS/0,,contentMDK:23190794~menuPK:34463~pagePK:34370~piPK:34424~theSitePK:4607,00.htmlhttp://web.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/NEWS/0,,contentMDK:23190794~menuPK:34463~pagePK:34370~piPK:34424~theSitePK:4607,00.html
● インドネシアのユドヨノ大統領、リベリアのサーリーフ大統領、英国のキャメロン首相が、ポストMDGを検討する国連のハイレベルパネルの共同議長に就任することが発表されました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=41961&Cr=sustainable+development&Cr1=
● 国連開発計画(UNDP)は「Asia-Pacific Human Development Report 2012 – One Planet to Share: Sustaining Human Progress in a Changing Climate(アジア太平洋地域・人間開発報告2012)」を発表しました。
http://www.undp.org/content/undp/en/home/presscenter/pressreleases/2012/05/10/asia-pacific-can-no-longer-afford-to-grow-first-and-clean-up-later-says-undp-report/
● 国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)は「Economic and Social Survey of Asia and the Pacific 2012: Pursuing shared prosperity in an era of turbulence and high commodity prices(アジア太平洋地域経済社会報告2012)」を発表しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=41968&Cr=global+economy&Cr1=
● 国連エイズ合同プログラム(UNAIDS)は、2015年までに子どもの新規エイズ感染者をゼロにするとともに、エイズに感染した母親が健康に生き続けられるようにするためのキャンペーンをスタートしました。
http://www.unaids.org/en/resources/presscentre/pressreleaseandstatementarchive/2012/may/20120508prmothersdayeverydaycampaign/
● 世界食料安全保障委員会(CFS)は、「国家の食料安全保障の文脈における土地、漁業、森林に関する権利の責任あるガバナンスのための任意ガイドライン」を承認しました。
http://www.fao.org/nr/tenure/voluntary-guidelines/en/
● 安保理議長は報道声明を発し、ギニアビサウの政治危機がこのまま続き、解決が図られなければ、軍事クーデターの実行者と支援者に対象を絞った制裁措置を考慮する用意があるとの旨を繰り返し述べました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=41950&Cr=bissau&Cr1=
● 国連潘事務総長は声明を発し、シリアの首都ダマスカスにおいて大規模な爆破事件が起こり、多数の死傷者がでたことを強く非難。安保理議長も報道声明を発し、同様に非難しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=41964&Cr=Syria&Cr1=
● 国連安全保障理事会は南北スーダンに即時停戦を要求し、守らない場合は両国への経済制裁に踏み切る可能性を示す安保理決議案を全会一致で採択しました。
http://www.un.org/News/Press/docs/2012/sc10632.doc.htm
● ユニセフは、マリ北部において、サヘル地域の食料危機、大量避難民発生、政府と反政府勢力による戦闘再発の影響により、子どもたちが重大な人権侵害に晒されていると警笛を鳴らしています。
http://www.unicef.org/media/media_62399.html
● ILOは『World of work report 2012: Better jobs for a better economy(仕事の世界報告書2012年版:より良い経済のためのより良い仕事・英語)』を発表しました。その中で、世界経済は雇用の回復が進まない新たな雇用危機の状態に突入しつつあることを警告しています。
http://www.ilo.org/global/publications/books/world-of-work/lang–en/index.htm
日本語プレスリリース
http://www.ilo.org/public/japanese/region/asro/tokyo/new/index.htm
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– シンクタンク・NGO関連 –
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● 米国シンクタンクCenter for Global Development (CGD)の米国による国際支援のあり方について考えるブログ(Rethinking U.S. Foreign Assistance Blog)に投稿された新記事では、国際関係の予算が厳しい状況にある中、如何にして米国が国際援助の場でリーダーシップを取っていけるかについて議論しています。
http://blogs.cgdev.org/mca-monitor/2012/05/engagement-amid-austerity-or-how-the-u-s-stays-in-the-game-despite-budget-pressures.php
● インターアクションはモニタリングと評価がどのように厳密なインパクト評価の実施に貢献できるかをまとめた報告書を発表しました。当該報告書はロックフェラー財団の資金援助を受けて作成されました。
Guidance Note #2: Linking Monitoring and Evaluation to Impact Evaluation
http://www.interaction.org/document/guidance-note-2-linking-monitoring-and-evaluation-impact-evaluation
このシリーズの最初で、インパクト評価について触れています。(Guidance Note #1 Introduction to Impact Evaluation)
http://www.interaction.org/document/introduction-impact-evaluation )
● 英国シンクタンクOverseas Development Institute (ODI)のブログでは、変化を続ける世界状況の下での貧困に関する研究の今後のあり方について議論しています。
http://www.odi.org.uk/opinion/details.asp?id=6511&title=poverty-research-wellbeing-poverty-dynamics-andrew-norton
● 同じくODIより、環境と開発についてのレポートが発表されています。
http://www.odi.org.uk/resources/details.asp?id=6513&title=environment-sustainable-development-post-2015
● サセックス大学IDSより、人間の安全保障と次世代の開発目標についての報告書が発表されました。
http://www.ids.ac.uk/idspublication/human-security-and-the-next-generation-of-comprehensive-human-development-goals
● 英王立国際問題研究所(チャタムハウス)で行われた、モザンビークのゲブザ大統領による講演の記録が公開されています。
http://www.chathamhouse.org/publications/papers/view/183247
● 5月24日東京にて、国際協力NGOセンター(JANIC)の主催の「NGO就職ガイダンス〜NGOで働きたい人へ〜」が開催されます。参加申し込み受付中です。
http://www.janic.org/event/524ngongo.php
● 5月17日・18日、東京にて【社会的責任向上のためのNPO/NGOネットワーク(通称:NNネット)】の主催による「SRフォーラム2012 ―社会的責任(SR)から社会的信頼(SR)へ」が開催されます。
http://www.janic.org/event/post_346.php
● 国際NGOワールドビジョンによるイニシアティブ「チャイルド・スポンサーシップ」の2011年度「プログラム近況報告」が公開されています。
http://www.worldvision.jp/news/news_0775.html
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【2】 ワシントンDC開発フォーラム
(1) 第12回ワークショップのご案内: 5月22日(火)
(2) 第227回BBLのご案内:5月17日(木)
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(1) 第12回ワークショップのご案内: 5月22日(火)
ワシントンDC開発フォーラムでは、第12回ワークショップを5月22日(火曜日)に行います。
DC開発フォーラムでは、平日の夜を利用して、途上国の開発に関わる20代・30代の若手を中心にプレゼンと自由な議論を行い、知識を深めるとともに何らかの行動に結び付けていくことを狙いとしたワークショップを開催しています。
第12回となる今回は、「インド:エリートエンジニアのスキルと雇用問題〜初の企業調査をもとに」と題して、世界銀行南アジア地域総局人間開発部教育セクターにてOperations Officerとしてご活躍なさっている佐伯洋さんをプレゼンターに迎え、人口増大に伴い毎月100万もの就職先を創出しないと若者人口を吸収できないとも言われている南アジア地域の一国インドの事例から、スキルと就職の実態や関係性をご紹介いただき、参加者のみなさんとディスカッションしていきたいと思います。
【テーマ】
「インド:エリートエンジニアのスキルと雇用問題〜初の企業調査をもとに(“Employability and Skills of Engineers in India”)」
(内容の概略)
この5年間、インドは8%近い経済成長率で目覚ましい経済発展を遂げてきました。経済成長の主な推進役はIT分野と言われ、そのIT産業を支えているのがインドのエンジニア達です。インドの多くの子どもにとってエンジニアは憧れの職業。超過酷な受験競争を勝ち残った若手エンジニアのスキル問題とは?そしてコンサルタント会社のマッキンゼーが“インド人エンジニアの75%は雇用不可能”と言い放った若手インド人エンジニアの実態とは?そしてそのようなエンジニアを生み出しているインドの工科大学の教育とは?インド初の企業調査で得たデータをもとに、インド人エンジニアのスキル問題について議論します。
【略歴】
佐伯洋(さえき ひろし)
神奈川県茅ヶ崎市出身。97 年駒澤大学経済学部卒業。マーケティングオフィサーとして矢崎総業株式会社に勤務。2002 年デューク大学テリー・サンフォード行政大学院入学。ユニセフでのインターンを経て、2004 年デューク大学国際開発学修士を取得。同年、世界銀行南アジア地域総局人間開発局教育セクターに入行。主に高等教育のプロジェクトに従事しプロジェクトの経済分析、影響評価(Impact Evaluation)、産学連携に関する研究、及び様々な統計調査を担当。出張時には一眼レフカメラを持参し、プロジェクトからは見られない別の素顔の途上国を撮影することに新しい楽しみを感じている。
【日時】
5月22 日(火)18:30-19:45
ワークショップ終了後、世銀会議室内でスナックを用意して交流の機会を提供する予定です。参加される方からは、当日、実費一人当たり2ドル程度を申し受ける予定です。詳しくは登録者に当日までに送付される会場案内をご覧ください。
【会場】
世界銀行会議室 MC10-850 (世銀メインビルの10階、850号室)
The World Bank, 1818 H Street, NW Washington DC 20433
また、このワークショップの模様は以下のアドレスからUstream配信する予定です。遠方で会場にいらっしゃれない方はぜひご活用ください。放送開始は、ワークショップ開催時刻と同様になります。
http://ustre.am/GSJe
【参加登録】
参加ご希望の方は、下記登録フォームより参加登録をお願い致します。
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dDVmdGZjV2ZnQ2ctb1lUR1JhODBXZ3c6MQ#gid=0
世銀もしくはIMFのIDをお持ちではない方につきましては、visitor passをこちらで事前に申請致します。当日朝までにお送りする会場案内にしたがって入館いただきますようお願い致します。なお、入館に際して写真付きID(英語)が必要となりますので、必ずご持参ください。
登録にご不明の点がある場合、または、当日朝までに会場案内のメールが届かない場合は、
ワークショップ担当(dev.forum.workshop@gmail.com)まで、ご連絡ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
(2)第227回BBLのご案内:5月17日(木)
「保健システムとアフリカの妖術世界」
ワシントンDCでは、多数の途上国開発援助関係者が、政府、
実施機関、世銀グループ・米州開銀・IMF、企業、NGO、シン
クタンク・大学、メディア等で実務や研究に携わっていま
す。その情報・知見を活かして個人の資格で自由かつ率直な議
論を行い開発戦略に関する政策論議を深める(かつ出席者間
の親睦を深める)とともに、記録を世界各地の関係者に発信
して現実の政策立案・ 実施に反映させるために、ブラウン
バッグランチを開催しています。
過去のBBLについては、下記のリンクをご参照ください
http://www.devforum.jp/bbl/)
標記のテーマについては次の要領で開催しますので、
ご関心とお時間のある方は是非お気軽に参加いただければ幸
いです。
1.日時: 5月17日(木)午後12時15分より
2.場所: JICA米国事務所・会議室
1776 Eye Street, N.W. Suite 895,
Washington, DC
Tel: 202-293-2334
3.テーマ:「保健システムとアフリカの妖術世界」
4.キックオフ: 杉下智彦(JICA国際協力専門員)
5.次第:
12:15頃から 食事(各自持参)、適宜自己紹介
12:30頃から キックオフ
13:10頃から 自由討議(13:45終了)
6. 趣旨: 現在、私はケニア国のニャンザ州というところで保健システム強化のプロジェクトで活動しています。ケニアの地方保健行政官に対して、主に新しいビジネス理論に基づくリーダーシップやマネージメントの育成を行っています。また組織強化やネットワーク構築などを通して、保健システム全般が強化されるような「ホール・システム・アプローチ」を採用し、ケニア国保健省の政策支援から近隣諸国への技術支援に至るまでの幅広い活動を展開しています。今回は、このような「システム思考」という考え方を、私のもう一つの研究テーマである「妖術世界」との対比において、皆さんに御紹介できればと思っています。
7.参加登録: 下記URLの登録フォームよりご登録くださ
い。会場準備等の都合により、5月16日(水)までにご登録い
ただきますようお願い申し上げます。
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?hl=en_US&formkey=dDNLNFl1bDFvTFFrRzF1UUNDV0tCU2c6MQ#gid=0
ご不明の点は、までお問い合わせ下さい。
【JICA米国事務所ビル管理方針に伴うお願い】
JICA事務所では、予めビルのフロントに対して来客予定者リ
ストを提出し、その上で来客者はフロントの係員にエスコー
トをして もらうことが必要となります(エレベーターを動か
すためには、 指定のカードキーが必要なため。)
以上を踏まえて、皆様には下記についてお願いいたします。
1.事前登録を必ず行ってください。
2.事前登録なしに参加する場合は、11:30までに事務所に
連絡を入れてください。(事務所代表電話番号:202-293-2334)
3.当日は、フロントに訪問先(JICA事務所)を申し出
てください。(フロントの係員がエレベーターを動かすため
の指定キーを持ってエレベーターまでエスコートします。)
なお、フロントを通じて事務所にご連絡いただくこともあり
ます。また、念のため、身分証明書をお持ちください。
4.上記1または2を行われていない方は、必要に応じてフロ
ントを通じて事務所に ご連絡ください。
どうぞご協力お願い申し上げます。
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【3】東京発〜世界銀行からのお知らせ
(1) セミナー・イベントのご案内
(2) 最近の活動から
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(1) セミナー・イベントのご案内
■ イスラム金融入門 夜間集中コース(全4回)
主催: 世界銀行 東京開発ラーニングセンター(TDLC)、Association of African Distance Learning Center (AADLC)グローバル・ディベロップメント・ラーニング・ネットワーク (GDLN)
日程: 2012年5月14日(月)〜 6月7日(木)
場所: 世界銀行 東京開発ラーニングセンター(TDLC)
http://bit.ly/uFtDNj
内容: 貧困削減や更なる経済成長に繋がる潜在性を有しているイスラム金融市場。基本的な概念と国際的な潮流を、世界銀行と国内の専門家より学ぶ全4回のイスラム金融入門コース(ウェブキャスト配信からの受講も可能)。
言語: 英語のみ
詳細、参加お申し込み: http://bit.ly/IWlGB7
■ 「コミュニティビジネスの目指すこと・発展過程から見えるもの」
世界銀行情報センター(PIC東京)/障害分野NGO連絡会(JANNET)/日本財団 共催コーヒーアワー 「障害と開発」シリーズ第35回
日時: 2012年5月18日(金) 午後6時30分から午後8時まで
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京) http://bit.ly/e348Ev02
内容: 「障害と開発」シリーズ第35回は、障害のある人の就労の場の創造としても注目されているコミュニティビジネスの専門家を招き、地域社会への貢献とビジネスの両立を目指す発展過程と将来展望を伺います。
言語: 日本語・日本手話
詳細: http://bit.ly/JMsaVe
■ 「東アジアの開発に向け新たな成長の源を確保するために」
世界銀行パブリックセミナー
日時: 2012年5月23日(水)午後2時から午後4時
場所: 世界銀行 東京開発ラーニングセンター(TDLC)
http://bit.ly/xrYfkr
内容: 世界的な景気低迷、先進国のレバレッジ解消と金融緩和政策、中国のより高度な生産体制へ移行等が、東アジア地域内外の経済に大きな機会と課題をもたらしています。東アジア地域の現状把握と「戦略」について議論します。
言語: 英語、日本語(同時通訳つき)
詳細: http://bit.ly/JydNXa
■ 「アジアの未来と若者への期待」
世界銀行ユースプログラム
日時: 2012年5月24日(木) 午後2時30分から午後4時
場所: 世界銀行 東京開発ラーニングセンター(TDLC)
http://bit.ly/xrYfkr
内容: スリ・ムルヤニ・インドラワティ世銀専務理事の来日の機に、今後の世界経済とりわけアジア経済の社会的弱者に配慮した持続的な成長と貧困削減に向けた課題と可能性を伝えます。
対象: 大学生・大学院生
言語: 英語・日本語(同時通訳つき)
詳細: http://bit.ly/KrYRqr
■ 「インドのマクロ経済と資金フロー」
世界銀行東京情報センター(PIC東京) コーヒーアワー
日時: 2012年5月29日(火) 午後6時30分から午後8時
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京) http://bit.ly/e348Ev02
内容: 本セミナーでは、今年2〜3月にインド・デリーのシンクタンクICRIERに在籍していた財務省の川本主任研究官をスピーカーに迎え、経済成長著しいインドの「今」の金融実態を把握します。
対象: インドや新興国の経済に関心を持つビジネスパーソン、研究者、大学生、大学院生
言語: 日本語 詳細: http://bit.ly/JWaJ4s
(2) 最近の活動から
4月27日、来日中のユエフア・タン国際金融公社(IFC) GTT採用担当責任者及び ファブリチオ・パロンビ人事担当官をゲストスピーカーに招きコーヒーアワー・キャリアセミナーシリーズ第44回「国際金融公社(IFC)で働く」を開催しました。
http://bit.ly/IVm5nk
(世界銀行東京事務所: 開裕香子)
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【4】GRIPS開発フォーラム:
第1回「中小企業の海外展開勉強会」議事録掲載のお知らせ
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●第1回「中小企業の海外展開勉強会」議事録掲載のお知らせ
4月5日(木)に行われた第1回「中小企業の海外展開」勉強会の議事録
を掲載いたしました。第1回目は、中小企業庁国際室長の守山宏道氏を
お迎えして、日本の中小企業の現状、海外展開の必要性、最近の政府
のイニシアティブ等についてお話いただきました。
ぜひ、ご一読ください。
※第1回議事録
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf12/Development_Business/WEB_2012.04.05/1SME_
minute.pdf
※「中小企業の海外展開勉強会」のサイト
http://www.grips.ac.jp/forum/newpage2008/SME.htm
(GRIPS開発フォーラム:飯塚美恵子)
http://www.grips.ac.jp/forum/index.htm
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【5】 IDDP(英国開発学勉強会):
第7回勉強会のご案内
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【第7回IDDP勉強会お知らせ】
「世界銀行、アジア開発銀行(ADB)と人権――開発における人権の保障をめぐる現状と課題」
■講師:藤田早苗氏:エセックス大学ロースクール・人権センター研究員
■講演項目:世界銀行の人権に対する態度の推移と現状、アジア開発銀行(ADB)の政策と人権問題について、2012年マニラADB 年次総会での最新議論など
■日時:2012年5月26日(土)15:00−17:00(開場14:30)
■会場: JICA英国事務所会議室 30 Buckingham Gate, London, SW1E 6NN, UK
■お申し込み方法:2012年5月23日(水)までに下記URLよりお申し込み下さい。
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dFlzY0Q3S0g5STlLTVJsSFVwMkJLSlE6MQ
■詳細URL:https://sites.google.com/site/iddpuk/
■主催:英国開発学勉強会(IDDP)
皆様のご参加をIDDPスタッフ一同お待ちしております。
(英国開発学勉強会 イギリス通信担当 上野明菜)
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【6】 ワシントンDC開発フォーラム便り
「流れ着く記憶と新たな想い」
執筆:小林隼人 (ロンドン大学(UCL))
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カナダ、ブリティッシュコロンビア州の海洋博物館で、日本から流れ着いた
津波の漂着物を記録する試みが始まっています。漂着物をできるだけ
所有者に返したいという思いに加えて、震災と津波という「出来事について
学べるよう記録を残し、博物館としての使命を果たしたい」という目的だそうです。
すでに漂着したバイクやサッカーボールの持ち主が見つかるという成果もあり、
これから数年かけて流れ着く漂着物を記録しようとするこの試みは、
被災者の傷を癒し、また犠牲者の慰霊という意味を持つようになるのかも知れません。
一方で、世界には記録も分類も登録も同情もされたことのない、そして
今後も到底そうされそうもないミクロの悲しみが数限りなく存在します。
震災直後の日本に対する世界各国からの支援は、人類の連帯、絆の存在を
感じさせてくれると同時に、そうしたつながりが生まれ、消えていく
サイクルのうつろいやすさを改めて考えるきっかけになりました。
飢餓や貧困、マラリアなどの慢性的な脅威はSilent Tsunamiとも呼ばれますが、
静かであっても、目に見えなくても、悲劇であることには変わりはありません。
「瞬間最大風速」にあおられがちな人類の良心を、どうすれば風が吹かない地域に、
継続的に届けるか。昨年の震災直後、イギリス各地の大学で邦人留学生を中心に
義援金活動が行われた時には、先進国である日本に募金をするよりも、
同じく震災被害を受けたハイチに、あるいは貧困に苦しむ国に優先的に
支援をするべきではないかという声もありました。
先月ロンドンで開催された震災チャリティコンサートで、福島の県花
シャクナゲをテーマにした曲を聞きながら、震災直後の、そして今も続く
日本への支援に感謝の気持ちを新たにするとともに、そんなことを考え、
思い出していました。6月のRio+20、地球サミットを控え、ポストMDGを巡る
議論も活発化していますが、そうした議論の中で、見えないものを見ようとし、
聞こえない声を聞こうとする想いを持ち続けることを忘れずにいたいと感じます。
そう言えば、震災で大きな被害を受けた宮城県の県花は宮城野萩、
花言葉は「想い」でした。
小林隼人(ロンドン大学(UCL))
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