2012年5月1日発行
http://www.devforum.jp/
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ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
−(dev-info)−
皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック:
「日本の国別援助方針(23カ国)」
「第85回世銀・IMF合同開発委員会」
「第25回国際通貨金融委員会(IMFC)」
「第13回国連貿易開発会議(UNCTAD XIII)」
【2】 DC開発フォーラム第226回BBLのご案内:5月3日(木)
「日本の教育経験と世銀SABER(Systems Approach for Better Education Results)への示唆
【3】 (財)国際開発高等教育機構(FASID)最新情報:
事務所移転のおしらせ
【4】 GRIPS開発フォーラム:
(1)第2回「中小企業の海外展開」勉強会開催のお知らせ
(2)エチオピア国産業政策対話に関する調査(フェーズ1)
報告書掲載のお知らせ
【5】 国連フォーラム:
「日本におけるBOPビジネスの課題と可能性」勉強会議事録
【6】 東京発〜世界銀行からのお知らせ
(1) セミナー・イベントのご案内
(2) 最近の活動から
【7】 ワシントンDC開発フォーラム便り:
「育みながら育まれること 」
執筆:利根川佳子 (DC開発フォーラム教育ネットワーク(Good
Education For All)フォーカルポイント/東京在住)
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください
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– 日本関連 –
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● 4月19日、20日にワシントンDCで開催された20カ国財務大臣・中央銀行総裁会議の声明が発表されました。日本はIMFに対する600億米ドルの追加拠出の意向を表明しています。
http://www.mof.go.jp/international_policy/convention/g20/g20_240420.htm
● 日本も参加したエネルギーと気候に関する主要経済国フォ-ラム(MEF)第13回会合(4月17日ローマにて開催)の概要が公開されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/kiko/mef13_1204.html
● 日本の平成22年度の国際機関等への拠出金・出資金等に関する報告書が発表されました。日本からの国際機関等拠出金・出資金等の総額(支出額)約4,360.08億円のうち、ODAは約4,250.6億円となっており、全体の97%を占めています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/sonota/k_kikan_24/index.html
● 任期付外務省職員の臨時募集が実施されています(在イラク大使館、人道支援分野、平和維持・平和構築分野、中部アフリカ政務分野)。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/ninki/index.html
● 国別援助方針(23カ国)について公開されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/seisaku/kuni_enjyo_kakkoku.html
● 政府開発援助(ODA) 個別評価報告書が公開されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/index_hyouka01.html
● 日本・ミャンマー首脳会談が行われました。日本の対ミャンマー支援についての概要が以下にまとめられています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/myanmar/visit/thein_sein_1204/index.html
● NGOインターン・プログラム受け入れ団体を募集しています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/oda_ngo/shien/intern_p.html
● NGO長期スタディ・プログラム2012年度 研修員を募集しています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/oda_ngo/shien/study_p.html
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– 国際機関関連 –
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● 第25回国際通貨金融委員会(IMFC)は21日、先進国の財政再建や新興国の成長力拡大などを目指す共同声明を採択しました。
http://www.imf.org/external/japanese/np/sec/pr/2012/pr12145j.pdf
日本国ステートメント
http://www.mof.go.jp/international_policy/imf/statement/imfc/imfc_240421st.htm
● 4月21ワシントンDCで開催された第85回世銀・IMF合同開発委員会のコミュニケ(ポイント) が公開されています。
http://www.mof.go.jp/international_policy/imf/statement/ibrd/wb_imf_240421c.htm
日本国ステートメントhttp://www.mof.go.jp/international_policy/imf/statement/ibrd/wb_imf_240421st.htm
● 世界銀行と国際通貨基金(IMF)は「Global Monitoring Report 2012: グローバル・モニタリング・レポート2012」を発表し、食糧と栄養に関する開発目標について、途上国の進捗状況に深刻な遅れが見られ、乳幼児と妊産婦の死亡率は依然として容認しがたいほど高い、と指摘しています。
http://econ.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/EXTDEC/EXTDECPROSPECTS/0,,contentMDK:23148901~pagePK:64165401~piPK:64165026~theSitePK:476883,00.html
● 世界銀行からWorld Development Indicators 2012が公開されています。
http://web.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/NEWS/0,,contentMDK:23175850~menuPK:34463~pagePK:34370~piPK:34424~theSitePK:4607,00.html
● 国連は25日、日本の高須幸雄前国連大使を事務次長の1人に任命すると発表しました。アンゲラ・カーネ氏の後任として行政管理局長に就任する予定です。
http://www.un.org/News/Press/docs/2010/sga1271.doc.htm
● 国連安全保障理事会は21日シリア停戦監視団の本隊派遣を承認する決議案を全会一致で採択した。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=41835&Cr=Syria&Cr1=Security+Council
● 第13回国連貿易開発会議(UNCTAD XIII)が4月21日から26日ドーハで開催されました。
http://unctadxiii.org/en/Pages/home.aspx
● 国連潘事務総長はスーダンおよび南スーダンの両国政府に対し、AUハイレベル・パネルの主宰の下、未解決の問題を解決すべく、交渉を即時再開するよう促す声明を発表しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=41832&Cr=sudan&Cr1=
● 4月25日のマラリア・デーに合わせ、マラリア対策の強化が訴えられています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=41863&Cr=malaria&Cr1=
● 国連人道問題調整事務所(OCHA)はパキスタンで洪水や不穏情勢の影響を受ける720万人に対する支援活動を視察し、ドナーに対し支援拡大を訴えています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=41862&Cr=pakistan&Cr1=
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– バイ・ドナー関連 –
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● USAIDは、社会起業家を支援するSkoll Foundationとのパートナーシップを締結しました。
USAID Partners With Skoll on Global Development Alliance
http://www.usaid.gov/press/releases/2012/pr120427.html
● USAIDは、安全な飲料水と公衆衛生の確保のためのドナー・政府・CSOとのパートナーシップであるSanitation and Water for All (SWA) への参加を決めました。
http://www.usaid.gov/press/releases/2012/pr120420.html
● シカゴ地球問題評議会(The Chicago Council on Global Affairs)は、米国の世界における農業開発分野でのリーダーシップを分析した「2012 Progress Report on U.S.
Leadership in Global Agricultural Development」を発表し、米国政府が農業生産部門へ援助を傾倒していることを評価しました。
http://www.thechicagocouncil.org/files/Studies_Publications/TaskForcesandStudies/GADI/2012_Progress_Report.aspx
● USAIDは、新グローバル農業開発進捗報告書の結果を歓迎する声明を発表しました。
Statement by Administrator Shah Welcoming Results of New Global Agricultural Development Progress Report
http://www.usaid.gov/press/releases/2012/ps120426.html
● この報告を受け、CGDも、米国の食糧援助についての論評をしています。
Assessing Feed the Future and U.S. Leadership on Food Security
http://blogs.cgdev.org/mca-monitor/2012/04/assessing-feed-the-future-and-u-s-leadership-on-food-security.php
● DFIDは、水、衛生分野への援助を倍増する計画を発表しました。
http://www.dfid.gov.uk/News/Latest-news/2012/water-sanitation-UK-double-support/
● DFIDは、IFCと共同で中小企業支援を目的としたGlobal SME Facilityを創設すると発表しました。今後10年で、60万の中小企業支援を実施する見込みです。
http://www.dfid.gov.uk/News/Latest-news/2012/Britain-to-kick-start-banking-for-poorest/
http://www.ifc.org/IFCExt/Pressroom/IFCPressRoom.nsf/0/93D7F6A1ADF92057852579E6004F8B25
● 英国は、18−25歳の若者を対象にした、途上国でのボランティアプログラムを発表しました。3年間で7000人が派遣される予定です。
http://www.dfid.gov.uk/News/Latest-news/2012/International-Citizen-Service-young-people-to-fight-poverty/
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– シンクタンク・NGO関連 –
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● 国際赤十字委員会は、医療援助関係者が現場で危険にさらされていることに対して、政策担当者、学識経験者、医療関係者、CSOを集めたシンポジウムを開催しました。
Health care in danger: first steps at London Symposium
http://www.icrc.org/eng/resources/documents/feature/2012/health-care-in-danger-feature-2012-04-25.htm
● Oxfamが人道支援に向けた援助資金が不十分であるとして、年250億ドルにまで増加すべきであることなどの提言をしています。
http://policy-practice.oxfam.org.uk/publications/humanitarian-funding-114548
● Oxfamが開発機関が金融機関を通じた融資活動を活発にしていることについてのブリーフィングノートを発表しました。
http://policy-practice.oxfam.org.uk/publications/risky-business-intermediary-lending-and-development-finance-218551
● Oxfamは、米国の食糧援助について、既得権益を保護するための規制を設けているのは非効率であると批判し、改革を推進しています。
http://www.oxfamamerica.org/press/campaigns/food-justice/food-aid
● Center for Global Development (CGD)が、「世界金融危機:開発アジェンダ終焉の始まりか?」という報告書を発表しています。
Publication: The Global Financial Crisis: The Beginning of the End of the
“Development” Agenda?
http://www.cgdev.org/content/publications/detail/1426133/?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+cgdev%2Fpublications+%28Center+for+Global+Development++-+Publications%29
● ODIとKPMGは、変化に対応する能力を評価したthe Change Readiness Indexを発表しました。評価対象の60カ国のうち、最高スコアはチリ、最低はボリビアでした。
http://www.kpmg.com/Global/en/IssuesAndInsights/ArticlesPublications/change-readiness/Pages/Default.aspx?utm_medium=text-link&utm_campaign=change-readiness&utm_source=ODI
● ODIが米国の対北朝鮮食糧援助を取り上げ、米国の食糧援助はWTOのルールに則るべきと論評しています。
http://www.odi.org.uk/opinion/details.asp?id=6409&title=food-aid-north-korea-usaid-wto
● ODI職員による、ポストMDG枠組みの分析記事が掲載されています。
http://www.globaldashboard.org/2012/04/25/christmas-tree-jigsaw-or-bullseye-a-rough-guide-to-post-2015-frameworks/
● 英王立国際問題研究所(チャタムハウス)より、エジプトの政権交代を分析したレポート、 “Bread, Dignity and Social Justice” が発表されています。
http://www.chathamhouse.org/publications/papers/view/183047
● PovertyMattersBlogが、BRIC諸国によるアフリカ援助は、従来の援助と違うのか?というテーマを取り上げています。
http://www.guardian.co.uk/global-development/poverty-matters/2012/apr/26/aid-africa-brics-countries-traditional
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【2】 DC開発フォーラム第226回BBLのご案内:5月3日(木)
「日本の教育経験と世銀SABER(Systems Approach for Better
Education Results)への示唆
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ワシントンDCでは、多数の途上国開発援助関係者が、政府、実施機関、
世銀グループ・米州開銀・IMF、企業、NGO、シンクタンク・大学、メディア等で
実務や研究に携わっています。その情報・知見を活かして個人の資格で由かつ
率直な議論を行い開発戦略に関する政策論議を深める(かつ出席者間の
親睦を深める)とともに、記録を世界各地の関係者に発信して現実の政策立案・
実施に反映させるために、ブラウンバッグランチを開催しています。
過去のBBLについては、下記のリンクをご参照ください
(http://www.devforum.jp/bbl/)
ショートノーティスになり大変恐縮ですが、以下の標記のテーマについては次の
要領でワシントンDCにて開催しますので、ご関心とお時間のある方は是非お気軽に
参加いただければ幸いです。
1.日時: 5月3日(木)午後12時15分より
2.場所: JICA米国事務所・会議室
1776 Eye Street, N.W. Suite 895,
Washington, DC
Tel: 202-293-2334
3.テーマ「日本の教育経験と世銀SABER(Systems Approach for Better Education Results)への示唆」
4. キックオフ 澁谷 和博氏(国際協力機構 人間開発部基礎教育第二課)
5.次第:
12:15頃から 食事(各自持参)、適宜自己紹介
12:30頃から キックオフ
13:10頃から 自由討議(13:45終了)
6. 趣旨:世界銀行は昨年「Education Strategy 2020」を発表し、
その柱のひとつとしてSABERという各国の教育政策を各分野ごとに比較分析が可能な、
エビデンスに基づくデータベース構築を掲げている。
SABERは他ドナーとのパートナーシップのもと進められており、
日本も西アフリカおける学校運営分野に協力実績があることから、
School autonomy and accountability分野での
SABER評価分析ツールのパイロット事業(セネガル、ブルキナファソ)への協力を行い、
ツール改善への提言などを行った。
今回は日本の教育経験を踏まえつつ、
政策実施、政策対話・提言にとって有益なツールとなるべく、
SABERへの示唆を提示し、教育分野における協力の在り方について議論したい。
7.参加登録: 下記URLの登録フォームよりご登録くださ
い。会場準備等の都合により、5月2日(水)までにご登録い
ただきますようお願い申し上げます。
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?hl=en_US&formkey=dDNLNFl1bDFvTFFrRzF1UUNDV0tCU2c6MQ#gid=0
ご不明の点は、までお問い合わせ下さい。
【JICA米国事務所ビル管理方針に伴うお願い】
JICA事務所では、予めビルのフロントに対して来客予定者リ
ストを提出し、その上で来客者はフロントの係員にエスコー
トをして もらうことが必要となります(エレベーターを動か
すためには、 指定のカードキーが必要なため。)
以上を踏まえて、皆様には下記についてお願いいたします。
1.事前登録を必ず行ってください。
2.事前登録なしに参加する場合は、11:30までに事務所に
連絡を入れてください。(事務所代表電話番号:202-293-2334)
3.当日は、フロントに訪問先(JICA事務所)を申し出てください。
(フロントの係員がエレベーターを動かすため
の指定キーを持ってエレベーターまでエスコートします。)
なお、フロントを通じて事務所にご連絡いただくこともあります。
また、念のため、身分証明書をお持ちください。
4.上記1または2を行われていない方は、必要に応じてフロントを通じて事務所に ご連絡ください。
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【3】 (財)国際開発高等教育機構(FASID)最新情報
事務所移転のおしらせ
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このたびFASIDは事務所を移転いたしましたのでご案内申し上げます。
新事務所始業:平成24年5月1日(火)
新住所:〒106-0041 東京都港区麻布台2-4-5
メソニック39MTビル6階
Tel:03-6809-1995(代表)
FAX: 03-6809-1387
桜田通り沿い、飯倉交差点から 神谷町駅を背に進行方向3軒目のビルです。
新事務所においても、各種研修・セミナー等を開催してまいります。
今後もFASIDへのご支援を賜りますようどうぞよろしくお願いいたします。
新オフィスへのアクセス
http://www.fasid.or.jp/map.html
(FASID 服部 洋子)
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【4】 GRIPS開発フォーラム:
(1)第2回「中小企業の海外展開」勉強会開催のお知らせ
(2)エチオピア国産業政策対話に関する調査(フェーズ1)
報告書掲載のお知らせ
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(1) 第2回「中小企業の海外展開」勉強会開催のお知らせ
今回は、国際組織APEN(Asia Professional Education Network)
事務局長の前田充浩氏をお招きし、APENが進める中小企業政策
についての説明をいただきます。
APENは、昨年6月に設立された、アジアにおける大学のネット
ワークで、現在11か国が加盟し、今後も拡大予定です。事務
局は、前田氏が教授(兼国際交流室長)を務める産業技術大
学院大学(AIIT)が任にあたっています。
APENでは、産業人材育成(サプライ・サイド政策)と中小企業
政策(ディマンド・サイド政策)とを表裏一体のものとして推
進してきています。APENは、日本発の独自の産業人材育成シス
テムを発展させ、それをアジア各国に普及させることを主目的
としているところ、それら人材の雇用先、さらには大学との協
働者としての中小企業のアジア域内コネクティビティを推進す
ることが重要であるためです。
この4月27日には、ASEAN10か国の経済大臣をAIITに招き、APEN
が進める産業人材育成システムのモデル視察を実施する予定で
す。この他、幾つかのASEAN諸国と、中小企業の技術力認証制度
の創設、投資ミッション等を実施してきております。今回は、
これらの政策についての説明をいただきます。
また、AIITでは昨年10月、新たにグローバル・コースを設置し
ました。その教育の柱の1つが、アジアにおける(中小企業の)
起業ノウハウです。勉強会では、これについてもご説明いただ
きます。
◆スピーカー: 前田充浩氏(産業技術大学院大学教授兼国際交流室長、APEN事務局長)
◆会場: 政策研究大学院大学(GRIPS)1階 会議室1A&B
◆お申し込み方法:
御出席いただける方は、お名前、ご所属先、ご連絡先
(メールアドレス)を明記の上、5月11日(金)までに、
GRIPS開発フォーラム・飯塚(m-iizuka@grips.ac.jp)
までご連絡ください。(車でお越しの際は、本学の駐車場の
関係上、車種、ナンバー及びお車の色を事前にご連絡ください)
【第1回中小企業の海外展開勉強会の詳細】
http://www.grips.ac.jp/forum/newpage2008/SME.htm
(2)エチオピア国産業政策対話に関する調査(フェーズ1)
報告書掲載のお知らせ
(2012年4月)GRIPS開発フォーラムは、東アジアに強い関
心をもつエチオピアのメレス首相の要請をうけ、国際協力
機構(JICA)と協力し 、約2年間(2009年6月〜2011年5月)に
わたり産業政策対話を実施しました。 今般、その成果を3種類の報
告書にまとめました。3種類ともに、ぜひご一読ください。
【エチオピア国産業政策支援対話に関する調査報告書】
http://www.grips.ac.jp/forum/newpage2008/publications.htm
(GRIPS開発フォーラム 飯塚美恵子)
http://www.grips.ac.jp/forum/
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【5】 国連フォーラム
「日本におけるBOPビジネスの課題と可能性」勉強会議事録
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●2012年3月2日、九州大学大学院経済学研究院教授・
コロンビア大学ビジネススクールVisiting Felowの星野裕志さんを
講師にお招きし、 第72回国連フォーラム勉強会「日本における
BOPビジネスの課題と可能性−連携によるアプローチの模索」が
開催されました。議事録が掲載されていますので、下記のリンクから
ご覧ください。
http://www.unforum.org/lectures/72.html
(国連フォーラム担当:大槻佑子)
http://www.unforum.org/index.html
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【6】 東京発〜世界銀行からのお知らせ
(1) セミナー・イベントのご案内
(2) 最近の活動から
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(1) セミナー・イベントのご案内
■ ブータン・国民総幸福(GNH)の今 〜ブータンの貧困と金融問題〜
日本ブータン友好協会、世界銀行情報センター(PIC東京)共催シリーズ 第2回
日時: 5月7日(月) 午後6時30分から午後8時まで
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京)
http://bit.ly/e348Ev02
内容: 2代目ブータン首相フェローの高橋孝郎さんに、
金融やマイクロファイナンスがブータンの国民総幸福に果たし得る役割を伺います。
※当日はUstream中継を予定しております。下記のリンクよりご覧ください。
http://bit.ly/ISnTlq
言語: 日本語
詳細: http://bit.ly/HEjftl
■ 可能性へのチャレンジ―女性起業家の活躍で世界をより豊かに(仮題)
世界銀行パブリックセミナー
日時: 5月9日(水) 午後6時30分から午後8時まで
場所: 世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)
http://bit.ly/xrYfkr
内容: 小林いずみMIGA(多数国間投資保証機関)長官が、
MIGAや世銀の取り組み、途上国でのビジネスチャンス、
そしてキャリアや仕事のやりがいを語ります。
言語: 日本語
詳細、参加お申し込み: http://bit.ly/HJwsw5
■大規模災害からの教訓 GDLNセミナーシリーズ:セッション5
主催: 世界銀行、防災グローバル・ファシリティ(GFDRR)、
グローバル・ディベロップメント・ラーニング・ネットワーク (GDLN)
日時: 2012年5月10日(木)午後8時から午後10時まで
場所: 世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)
http://bit.ly/uFtDNj
内容: 東日本大震災から学んだ教訓を全世界に
共有する事を目的としたセミナーシリーズ、
最後のセッションは「災害情報と防災ファイナンス」。
災害リスク保険や災害リスクアセスメント/コミュニケーション等に
焦点を当てます(ウェブキャスト配信あり)。
言語: 英語のみ
詳細、参加お申し込み: http://bit.ly/Hjf3te
■ イスラム金融入門 夜間集中コース(全4回)
主催: 世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)、
Association of African Distance Learning Center (AADLC)、
グローバル・ディベロップメント・ラーニング・ネットワーク (GDLN)
日時: 2012年5月14日(月)〜 6月7日(木)
場所: 世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)
http://bit.ly/uFtDNj
内容: 近年、途上国や先進国で急速に成長している
イスラム金融について、世界銀行や国内からの
専門家を講師に招き、アフリカやアジアからの
参加者と共に全4回のセッションで基礎理解を
深めます(ウェブキャスト配信からの受講も可能)。
言語: 英語のみ
詳細、参加お申し込み: http://bit.ly/IWlGB7
■ コミュニティビジネスの目指すこと・発展過程から見えるもの
世界銀行情報センター(PIC東京)、障害分野NGO連絡会(JANNET)、
日本財団 共催コーヒーアワー「障害と開発」シリーズ第35回
日時: 5月18日(金) 午後6時30分から午後8時まで
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京)
http://bit.ly/e348Ev02
内容: コミュニティビジネスに関するコンサルテーション、
人材養成研修、起業学校での副校長として
経験豊富な鈴木直也さんからコミュニティビジネスの
きっかけ、発展過程、今後の展望をお話いただきます。
また、株式会社公共経営・社会戦略研究所の
露木真也子さんに社会イノベーションの視点からコメントをいただきます。
言語: 日本語
詳細、参加お申し込み: http://bit.ly/K00FJH
■ アジアの未来と若者への期待(仮題)
世界銀行ユースプログラム
日時: 5月24日(木) 午後2時30分から午後4時まで<予定>
場所: 世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)
http://bit.ly/xrYfkr
内容: スリ・ムルヤニ・インドラワティ世界銀行専務理事から
今後の世界経済、とりわけアジア経済の社会的弱者に
配慮した持続的な成長と貧困削減に向けての課題と
可能性を説明し、さらに世銀が果たす役割、
世銀での仕事のやりがいを紹介します。
言語: 英語、日本語(同時通訳付)
詳細、参加お申し込み: http://bit.ly/JL5rc5
(2) 最近の活動から
4月10-13日、クリスチャン・バエザ人間開発総局保健・栄養・
人口セクター局長が来日し、本年10月に開催される
年次総会準備のため、また世界銀行と日本との医療保健財政
及び保健人材に関する共同研究の打ち合わせを行いました。
(世界銀行東京事務所: 開裕香子)
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【7】 ワシントンDC開発フォーラム便り
「育みながら育まれること 」
執筆:利根川佳子 (DC開発フォーラム教育ネットワーク(Good
Education For All)フォーカルポイント/東京在住)
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私事ながら、昨年末に第一子を出産した。
これまで教育開発という分野で、途上国の子どもたちの教育について考えて
きたが、頭では理解していたことが、実際に子どもを持ったことで、実感を持っ
て考えるようになった。「そんなこともわかっていなかったのか」と思われ
るかもしれないが、これまで理解しているつもりだったことが実感を伴って再認
識されるようになり、また、これまではあまり重要視していなかったことにも目
を向け始めている。
まず、妊娠、出産の経験から、世の中のお母さんを心から尊敬し、そ
して、このようなプロセスを経て生まれてくる子どもの大切さを改めて感じた。
「生徒」という集団も、大切な一人ひとりの集団だと再認識した。
また、単なるデータも、例えば、乳児死亡率という生後1年未満の乳児の死亡を
示す指標が、これまでよりも実感を持って、その値の高さが示す深刻さを考える
ようになった。
これまで学校教育(フォーマル教育)中心で考えてきた教育という視点
も、親としてどんな教育を子どもに与えるべきかという点(インフォーマル教育)に
ついても考えるようになった。学校教育の重要性は今も変わらず感じているが、
実際に子どもと接する上で、親が子どもに与える影響の大きさにも気がついた。
開発業界では、「コミュニティ」や「地域住民」という言葉がよく使わ
れるが、これに関しても実感を得始めている。これまでは、隣人でさえ挨拶を交
わす程度で、「コミュニティ」や「地域住民」という集合体に自分が属していなかった
ことに気が付いた。子どもと一緒にいることで、今まで話したことがなかったご近所さん
と話すようになり、子どもを通して、地域との結びつきを感じ始めた。
すでに子どもをお持ちのみなさんには、当たり前のことだと思うが、子どもを育てる
ことで広がる世界と感覚に驚いている。これを途上国の子どもたちや教育を考える
際にも活かしていきたい。
利根川佳子 (DC開発フォーラム教育ネットワーク(Good Education For All)/東京在住)
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DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
「メーリングリスト(devforum)」
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ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報 (案内・レジュメ・
議事録)をはじめとする活動情報に加 え、グローバルな開発戦略と日本の
関わりに関する主要な情 報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
(dev-info)」として、電子メールにて2週間に1回を目途 に送付しています
(メルマガと同じです)。バックナンバー はこちらです。
http://groups.yahoo.co.jp/group/dev-info/
本情報サービスの配信をご希望の方は、連絡担当( info@devforum.jp )まで
電子メールアドレスをご 連絡いただくか、上記ウェブサイトの「このグループに参加」を
クリックしてご登録ください。
本情報サービスへの記事掲載をご希望の方は、上記連絡担当 まで相談いただ
ければ幸いです。
また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の 他、より広くグロー
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