2012年10月2日発行
http://www.devforum.jp/
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ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
-(dev-info)-
皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック:
「第67回国連総会」
「2012年IMF・世界銀行年次総会、48年ぶりに東京で開催」
「EU開発デー」
「”Publish What You Fund” 2012年報告書は72の援助機関ランキング」
他
【2】 国際開発高等教育機構(FASID)最新情報:
– 法人移行について
– 外務省委託 「平成24年度 国際機関向け人材育成研修コース」
【3】 東京発~世界銀行からのお知らせ:
(1)東日本大震災からの教訓セミナー東北の経験を世界と共有するには?
(2) 世界銀行信託基金(JSDF、PHRD) 行事開催のご案内
(3) 東アジアにおける教育・人材育成(全2回)
【4】 ワシントンDC開発フォーラム便り
「ダブルスタンダード」
執筆: 白井大介(ワシントンDC開発フォーラム幹事/ハノイ在住)
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev-Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください
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– 日本関連 –
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● 野田総理は第67回国連総会出席のためニューヨークを訪問し、災復興、社会保障と税の一体改革、エネルギー戦略、北朝鮮拉致問題、法の支配について一般討論演説を行ったほか、人間保障をテーマとしたレセプションを開催しました。さらに滞在中、モンゴル大統領、インドネシア大統領、オーストラリア首相、コロンビア大統領、エジプト大統領、イェレミッチ第67回国連総会議長、潘国連事務総長との会談を行いました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/unsokai/67_s_gai.html
● 同じく国連総会に参加した玄葉外務大臣は米国、ロシア、中国、英国、韓国、イラン、ウクライナと外相会談を実施したほか、太平洋同盟加盟4カ国との外相会談及び日米韓外相会合に出席したました。また、ポストMDGsサイドイベントを主催するとともに、軍縮・不拡散イニシアティブ(NPDI)第5回外相会合、第6回包括的核実験禁止条約(CTBT)フレンズ外相会合の共同議長を務めたほか、法の支配に関するハイレベル会合、安保理改革に関するG4外相会合、ポリオ撲滅に関するハイレベル会合等各種会合に出席しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/unsokai/67_sokai.html
● 国際協力機構(JICA)はインド政府との間で、2件(タミル・ナド州送電網整備事業、ラジャスタン州地方給水・フッ素症対策事業)総額983億3,800万円を限度とする円借款貸付契約に調印しました。
http://www.jica.go.jp/press/2012/20121001_02.html
● 任期付外務省職員を募集しています(ODA評価分野、地球環境・持続可能な開発関連分野)。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/ninki/tikyuu_120924.html
● 2012年IMF・世界銀行年次総会が48年ぶりに東京で開催されます。
http://www.imf-wb.2012tokyo.mof.go.jp/jp/
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– バイ・ドナー関連 –
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● 10月16-17日、ブリュッセルでEU開発デーのイベントが開催されます。
http://eudevdays.eu/edd12/programme/agenda
● USAIDは、第67回国連総会において、重点分野の成果を発表し、USAIDが飛躍的な進歩を成し遂げるためにこれまでと異なる仕事の仕方をしているか強調しました。
http://www.usaid.gov/unga
● USAIDは、今回の国連総会で以下のイベントに参加しました。
USAID at Social Good Summit.
Better than Cash Alliance launch event at the Ford Foundation.
Resilience event with Rockefeller Foundation and UN Foundation.
MDG Countdown 2012 event co-hosted with DFID.
New Alliance for Food Security and Nutrition event.
http://www.usaid.gov/unga
● USAIDは、これまで民主化や人権擁護、公平な選挙促進のためにロシアに支援してきましたが、ロシアのプーチン大統領から、米国が援助を通じてどのような影響を及ぼそうとしているのかわからないとして、追放されました。
http://www.usaid.gov/where-we-work/europe-and-eurasia/russia
http://www.washingtonpost.com/world/russia-boots-out-usaid/2012/09/18/c2d185a8-01bc-11e2-b260-32f4a8db9b7e_story.html
● 米国会計検査院(GAO)が米国開発援助庁の食糧援助を評価し、より危機にさらされている人々に焦点を当てた食糧援助を行うよう提言しました。
http://gao.gov/products/GAO-12-862?source=ra
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– 国際機関関連 –
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● 第67回国連総会が18日ニューヨークの国連本部で開幕し、25日からは各国代表による一般討論演説が行われました。総会には国連加盟国193カ国の政府代表が出席し、シリア問題やイランの核開発問題など、世界の主要懸案について意見を交わしました。議長のイェレミッチ前セルビア外相は冒頭演説で、国際紛争の平和的解決などに向け抱負を述べました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=42986&Cr=General+Debate&Cr1=
● 国連総会で法の支配に関するハイレベル会合が開催され、成果文書が採択されました。人権、法の支配、民主主義は国連の価値と原則に照らし、相互補完的な関係にあることが再確認されました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=42973&Cr=rule+of+law&Cr1=
● 潘国連事務総長は「教育を最優先に」イニシアチブを立ち上げ、世界各地の子どもたちの教育の質およびアクセスを向上するための取組みに対して、15億ドルの資金拠出が誓約されたことを明らかにしました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=43041&Cr=education&Cr1=
● 国連総会の機会を捉え、G8が共催で「ニュー・アライアンス:進捗と今後の方向性」と題するサイドイベントを開催しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/summit/camp_david12/side_event2.html
● 国際通貨基金(IMF)と世界銀行グループは毎年、年次総会を開催しています。今年の年次総会関連のイベントは、2012年10月9日から14日まで東京で開催されます。
http://www.imf.org/external/japanese/am/2012/index.htm
● 国際通貨基金(IMF)理事会は、金の売却益に伴い発生した想定外の利益で現在残る27 億米ドルを、IMF の低所得国向け譲許的融資制度を支えかつ持続可能とするための戦略の一環として配分することを承認しました。
http://www.imf.org/external/np/sec/pr/2012/pr12368.htm
● 同じくIMFは先進国当局者が約束を果たすかどうかをめぐる投資家の間の不透明感が世界経済に対する最大の圧迫要因になっているとの見方を示し、来月公表する世界経済見通しで世界の成長率予想を下方修正するとの見通しを示しました。
http://www.imf.org/external/np/speeches/2012/092412.htm
● UN Women、FAO、IFAD、およびWFPは、経済統合と食糧安全保障イニシアチブを通じて、貧しい農村女性のエンパワメントを行うための合同プログラムを開始しました。
http://www.wfp.org/news/news-release/un-women-fao-ifad-and-wfp-empowerment-women-rural-areas-pre-requisite-global-food-
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– シンクタンク・NGO関連 –
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● 援助の透明性についての報告書、”Publish What You Fund” が発表されました。2012年の報告書では72の援助機関が評価対象となり、ランキング一位はDFID、日本の外務省が23位、JICAは25位でした。
http://www.publishwhatyoufund.org/index/2012-index/
● Oxfamが食糧生産のために民間の投資が必要であるという報告書を発表しました。
http://policy-practice.oxfam.org.uk/publications/private-investment-in-agriculture-why-its-essential-and-whats-needed-245671
● 英国の援助(額)について、ODIがブログで論評しています。
http://www.odi.org.uk/opinion/details.asp?id=6791&title=uk-aid-budget-international-development-gleneagles-consensus-andrew-norton
● 同じくODIより、研究報告”Inclusive and sustainable development” が発表されています。
http://www.odi.org.uk/resources/docs/7809.pdf
● 英王立国際問題研究所(チャタムハウス)が、紛争鉱物 (conflict minerals) についての論文を発表しました。
http://www.chathamhouse.org/publications/papers/view/185893
● 英サセックス大学IDSが、開発におけるコミュニケーションの役割を分析しています。
http://www.ids.ac.uk/idspublication/new-roles-for-communication-in-development
● LSEで開催されたセミナーの記録が公開されています。
Policy Challenges for Growth in Africa and South Asia:
http://www2.lse.ac.uk/newsAndMedia/videoAndAudio/channels/publicLecturesAndEvents/player.aspx?id=1571
Policies for Inclusive and Balanced Growth:
http://www2.lse.ac.uk/newsAndMedia/videoAndAudio/channels/publicLecturesAndEvents/player.aspx?id=1563
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【2】 国際開発高等教育機構(FASID)最新情報:
– 法人移行について
– 外務省委託 「平成24年度 国際機関向け人材育成研修コース」
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●法人移行について
当財団 FASID(財団法人 国際開発高等教育機構)は、10月1日付をもって
「一般財団法人 国際開発機構」へ移行しましたのでお知らせいたします。
FASIDという略称と 英文名称
Foundation for Advanced Studies on International Development
は 変更ございません。
FASIDでは 今後も様々な事業を展開して参りますので、
皆さま方よりは引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。
●外務省委託 「平成24年度 国際機関向け人材育成研修コース」
受講生募集のお知らせ
大変お待たせいたしました。
前回予告しておりました、掲題研修会を開催することに
なりましたので、ご案内させていただきます。
皆様のご応募をお待ちしています!
国連等国際機関職員になるための採用試験対策から、国際機関の
基本的な知識とスキル、そしてキャリア形成支援に重点をおいた
「国際機関職員を本気で目指す」人たちのためのプログラムを
実施します。皆様のご応募をお待ちしています!!
URL: http://www.fasid.or.jp/kokusaikikan/index.html
1.実施期間
【国内プログラム】平成24年11月10日(土)~平成25年1月19日(土)
※土日祝又は平日夜間を中心に実施します。
【海外プログラム】平成25年2月中旬~3月上旬の内2週間程度
※但し海外プログラムは、11/10(土)開始の国内プログラム
修了者の内、一定の条件を満たし選抜された若干名が参加対象
となります。
2.受講対象者
30名程度
国際機関で勤務する意思を強く持つ日本人の方。
原則として修士号を取得または取得予定の方。具体的には、
民間企業社員、弁護士や医師等専門職、開発援助実務者、大学院生、
省庁関係者などにお勧めします。
3.受講料
40,500円(国内プログラム・税込)、部分受講も可。
※海外プログラム選抜者の現地への渡航費及び滞在費は、
当プログラムにて負担いたします。
4.実施場所
【国内プログラム】FASID セミナールーム
〒106-0041 東京都港区麻布台2-4-5 メソニック39MTビル 6階
(日比谷線神谷町駅・大江戸線赤羽橋駅・
都営三田線御成門駅 より徒歩)
【海外プログラム】米国、欧州を予定しております。
※選抜された若干名のみ対象
5.詳細・お申し込みはWebページから
http://www.fasid.or.jp/kokusaikikan/index.html
応募締切日は、10月17日(木)正午。
選考を経て受講者を決定致します。
選考結果は、締切日から10日間以内にメールと郵送にて通知いたします。
6.お問い合わせ先
財団法人 国際開発高等教育機構(FASID) 事業部 小谷・平野
Email: kokusaikikan2012@fasid.or.jp
TEL: 03-6809-1996
▼一般財団法人移行について▼
FASIDは10月1日をもって「一般財団法人 国際開発機構」へ移行します。
(FASID 服部 洋子)
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【3】 東京発~世界銀行からのお知らせ:
(1)東日本大震災からの教訓セミナー東北の経験を世界と共有するには?
(2) 世界銀行信託基金(JSDF、PHRD) 行事開催のご案内
(3) 東アジアにおける教育・人材育成(全2回)
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(1)東日本大震災からの教訓セミナー
東北の経験を世界と共有するには?
昨年3月の東日本大震災を受けて、日本政府と世界銀行は
「大規模災害から学ぶ」と題して、新たな共同研究プロジェクトを
立ち上げ、昨年来実施してきました。
このプロジェクトの成果を公式に発表するため、IMF・世界銀行総会の
最終日にあたる10月14日に、「東日本大震災からの教訓セミナー」
と題して一般公開セミナーを開催します。
日時: 2012年10月14日(日) 午後1時から午後4時まで
場所: イイノホール&カンフェレンスセンター(Room A)
千代田区内幸町2-1-1 飯野ビル4階
http://www.iino.co.jp/hall/access.html
主催: 世界銀行、国土交通省、国際協力機構(JICA)
内容: 仙台会合での議論も受け、東日本大震災からの教訓を
活かして途上国における「防災の主流化」を日本を含む
世界各国はどのように支援できるのかを議論します。
言語: 英語・日本語(同時通訳あり)
詳細、参加お申し込み: 以下の世界銀行東京事務所のサイトより
お申し込みください。(参加費無料)
http://go.worldbank.org/26XI65X690
(2) 世界銀行信託基金(JSDF、PHRD) 行事開催のご案内
10月に東京で開催されますIMF・世界銀行総会にあたり、
世界銀行に設置されております二つの日本信託基金の
これまでの成果を振返る行事を開催することとしております。
二つの日本信託基金とは、開発政策・人材育成基金(PHRD)
及び日本社会開発基金(JSDF)であります。
本年は、日本と世界銀行とのパートナーシップがスタートしてから
60周年であり、また、過去25年以上にわたり日本はこの二つの
大きな成功を収めた基金に対して資金的貢献を続けてきました。
皆様に、是非、この行事に御参加いただけますよう、
御案内申し上げる次第です。10月12日(金)の午後
4時から午後6時半まで、東京會舘(千代田区丸の内)にて
開催する予定です。東京総会に各国から参加す
る政府代表団、日本政府関係者、市民社会団体、
有識者、メディア関係の皆様からの御出席を予定
しております。
開催要領は以下のとおりとなっておりますので、御参照下さい。
皆様からの幅広い御出席を頂けましたら幸甚にございます。
ご出欠の御連絡を、10月9日(火)までにTokyoEvent@worldbank.org まで
御願いいたします。御連絡の際には、御出席者の人数
、氏名及び肩書きを御教示頂けますよう御願い申し上げます。
なお、会場の都合上、定員は約100名程度となっております。
確実にご来場頂けますよう、お早目にご出席の御連絡を
頂けますよう御願い申し上げます。
世界銀行日本理事
鈴木 英明
開催要領
日時:2012年10月12日 午後4時開始(午後6時半終了予定)
場所:東京會舘 ゴールド・ルーム (11階) 千代田区丸の内3―2-1
開会: 世界銀行局長 マイケル・コッフ グローバル・パートナーシップ及び信託基金運営担当
歓迎挨拶: 国際的な開発資金アーキテクチュアの中での日本の役割、そして日本と世界銀行とのパートナーシップ
財務省財務総合研究所所長 林信光
基調講演: 国際的な開発資金アーキテクチュアの中での世界銀行信託基金の役割
世界銀行副総裁 アクセル・ファン・トロッツェンベルグ(譲許的資金及びグローバル・パートナーシップ担当)
パネル・ディスカッション:
日本社会開発基金(JSDF)及び開発政策・人材育成基金(PHRD)のこれまでの成果: 世銀における日本信託基金の歴史を振返って
世界銀行マネージャー ロベルト・タラーロ グローバル・パートナーシップ及び信託基金運営担当
JSDFとPHRD:受益国、パートナーとしての視点から
セイブ・ザ・チルドレン・ジャパン事務局長 渋谷弘延
インド政府代表者(未定)
討論及びまとめ
レセプション及びPEKKAプロジェクトに関する本の出版
(3) 東アジアにおける教育・人材育成(全2回)
セッション2「政府職員の能力強化」
日時: 2012年10月18日(木)午前11時30分から午後2時まで
場所: 世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC) http://www.jointokyo.org/ja/about/location
主催: 韓国開発研究院大学院 (KDI スクール) 公共政策プログラム
共催: 世界銀行、世界銀行東京開発ラーニングセンター (TDLC)
内容: アジア3カ国の事例を通じ、人材育成と持続可能な経済成長への
政府関係者訓練の重要性に焦点を当て、教育や訓練プログラムが
開発の各段階でどのように国家の能力強化に貢献しているかを学びます。
言語: 英語のみ
詳細、参加お申し込み:
http://jointokyo.org/ja/programs/catalogue/kdi_hrd
(世界銀行東京事務所: 開裕香子)
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【4】 ワシントンDC開発フォーラム便り
「ダブルスタンダード」
執筆: 白井大介(ワシントンDC開発フォーラム幹事/ハノイ在住)
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ハノイの市場は元気です。買い物に出かけると店の前を通るたびに声がかかります。
路上に並んだ商品もさまざま。東南アジアを感じさせるフルーツ。タライで狭そうに
泳ぐ鯉やライギョ。バケツから飛び出すカエル。鶏肉になりつつあるニワトリ。
丸焼きの犬・・・。生臭い血の匂いもここでは日常生活の一部です。
見ているだけなら楽しい市場も買うとなると一苦労。ここには”定価”がありません。
さらに厄介なことに、ここではベトナム人用と外国人用の2つの価格が存在しています。
外国人価格はベトナム人価格の2~3倍。これいくら?と聞けば、間違いなく
外国人価格が提示されます。
そもそも値札が付いていないので妥当な価格が分かりません。そんなものかと思って
買っていた野菜や果物の値段がベトナム人と一緒に買いに行くと3分の1になり唖然。
以後お店ではいつも値下げ交渉です。まずは1kgいくら?と聞いて値段確認。
安くして~、と声をかけて笑ってごまかされ、2kgくらい買うから~と言って交渉成立。
ところが、袋に入れてもらう間に3kgでいいわね!と言われ、結局kg当たりの値段も
あまり安くなっていなかった、なんてことがザラにあります。ナカナカテゴワイ。
今のところ、交渉戦績は1勝10敗ペースです。
価格のダブルスタンダードはありがたくない文化ですが、価格を聞き間違えて多めに
払ってもちゃんと訂正してくれる上、お釣りのごまかしはほとんどありません。
運がいいだけ・・・かもしれませんが。毎日笑顔で会話しながら、交渉の達人に
なるべく修行中です。
白井大介(ワシントンDC開発フォーラム幹事/ハノイ在住)
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DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
「メーリングリスト(devforum)」
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ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報 (案内・レジュメ・
議事録)をはじめとする活動情報に加 え、グローバルな開発戦略と日本の
関わりに関する主要な情 報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
(dev-info)」として、電子メールにて2週間に1回を目途 に送付しています
(メルマガと同じです)。バックナンバー はこちらです。
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ければ幸いです。
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バルな開発戦略と日本の関わりに関する 意見交換や情報交換を行うために、
「ワシントンDC開発フォ ーラム・メーリングリスト(devforum)」を運営しています。
相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する ため、本メー
リングリスト参加者は氏名・所属を明らかにす るとともに、発言者の了承がない
限りメディア等での引用が されないようご配慮いただきます。本メーリングリストへ
の 参加をご希望の方は、次のウェブサイトに掲載している 「devforum参加者の
共通理解」に目を通していただいた上で、上記連絡担当まで氏名・所属・電子
メールアドレス・問題関心をご連絡ください。
http://www.devforum.jp/mail/index.htm
dev-infoやdevforumをはじめ、DC開発フォーラムの活動につ いてご意見・ご示唆
等ありましたら、お気軽に上記連絡担当 (info@devforum.jp)までお寄せいただ
ければ幸いです。
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編集担当:小林隼人/荘所真理/杉原ひろみ/春木由美
発行:ワシントンDC開発フォーラム
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2012年10月2日(第67回国連総会、2012年IMF・世界銀行年次総会、EU開発デー、他)
- 2012年9月18日号(「JICA平成25年度概算要求」、「APEC首脳会議開催」他)
- 2012年10月16日号(「IMF・世界銀行年次総会開催」「世界銀行・ 世界開発報告」「FAO・世界の食料不安の現状報告書2012」他)