2012年2月21日発行
http://www.devforum.jp/
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ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
−(dev-info)−
皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
「世界銀行総裁選」
「USAID中期政策枠組み」他
【2】 ワシントンDC開発フォーラム
第222回BBL:2月23日(木)
【3】 GRIPS開発フォーラム
第2回 モザンビーク出張報告 掲載のお知らせ
【4】東京発〜世界銀行からのお知らせ
(1) セミナー・イベントのご案内
(2) 最近の活動から
【5】ワシントンDC開発フォーラム便り
「途上国と日本をつなぐ――輝く女性起業家たち」
執筆:大野泉(政策研究大学院大学/GRIPS開発フォーラム)
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください。
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– 日本関連 –
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● 平成23年度補正予算(第4号)が成立しました。
http://www.mof.go.jp/budget/budger_workflow/budget/fy2011/index.htm#hosei4
● 2012年度(平成24年度)JPO派遣候補者選考試験募集要綱が公開されています。
http://www.mofa-irc.go.jp/boshu/jpo_haken_boshuyoko2012.htm
● 外務省「経済協力専門員(気候変動交渉の法的側面等、南西アジア,中央アジア・コーカサス、ODA評価室、緊急・人道支援関係業務)」、「国際平和協力調査員」、「任期付外務省職員(在アンゴラ)」、「国際平和協力調査員」が募集されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/news/index.html
● 平成23年度平和構築人材育成事業シンポジウム「平和構築のキャリア構築〜外務省委託平和構築人材育成事業5周年にあたって」が2月27日にJICA地球ひろばで開催されます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/peace_b/j_ikusei/symp_120227.html
● エジプトに対するノン・プロジェクト無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h23/120212_1.html
● JICAはチュニジア共和国向け円借款貸付契約に調印しました。
http://www.jica.go.jp/press/2011/20120217_01.html
● 平成23年度日本NGO連携無償資金協力情報( 地域・国名別)が公開されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/ngo_m23_ck.html
● 平成24年度NGO研究会の受託団体を募集しています(応募締め切り3月26日)。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/oda_ngo/shien/kenkyukai.html
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– バイ・ドナー関連 –
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● ウィリアム・ヘイグ英国外相による、ソマリア支援についてのスピーチの記録が公開されています。
http://www.chathamhouse.org/publications/papers/view/182091
● 1月に開催されたOTI (特定の欧州連合加盟国と特別な関係にある海外領域: overseas countries and territories) とEUのフォーラムで、OTIにおけるグリーン成長が議論されました。
http://ec.europa.eu/europeaid/news/overseas_countries_territories_en.htm
● 米国国際開発庁(USAID)が、高等教育機関と連携して開発への取り組みを強化することを目的としたプログラム、HIGHER EDUCATION SOLUTIONS NETWORK RFAを立ち上げました。
http://universityengagement.usaid.gov/
● 2011年から2015年までのUSAIDによる政策枠組み指針をとりまとめた文書「USAID Policy Framework – 2011-2015」を公表しています。
http://www.usaid.gov/policy/policyframework_sep11.html
● 2月13日、カナダ国際開発庁(CIDA)では、アフリカ諸国が気候変動に対して耐久性を持つようサポートする基金、Canada Fund for African Climate Resilienceを立ち上げました。
http://www.acdi-cida.gc.ca/acdi-cida/ACDI-CIDA.nsf/eng/CAR-21315375-S79
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– 国際機関関連 –
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● 欧州復興開発銀行(EBRD)が若手専門職員育成を目的としたInternational Professionals Programme(IPP)による採用に対して募集を行っています(応募締め切り2月24日)。
http://www.ipp.ebrd.com/
● 世界保健機関(WHO)は2020年までの目標を定めた新たな戦略「顧みられない熱帯病(NTD)」の世界的影響克服の推進−実施に向けたロードマップ」を発表しました。
http://www.who.int/neglected_diseases/en/
● 世界銀行グループは、任期満了に伴い6月末でゼーリック総裁が退任するのを受け、次期総裁のセレクションについて言及しています。
http://web.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/NEWS/0,,contentMDK:23120984~menuPK:34463~pagePK:34370~piPK:34424~theSitePK:4607,00.html
● 国連総会はシリア政府に対する非難決議案を賛成多数で採択しました。
http://www.un.org/News/Press/docs//2012/sgsm14113.doc.htm
● 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)はマリにおいて政府軍と反政府勢力の間の戦闘が再燃し、多数の難民が流出していると懸念しています。
http://www.unhcr.org/4f3e4e839.html
● 国連開発計画(UNDP)は「カリブ人間開発報告2012」を発表しました。
http://www.beta.undp.org/content/undp/en/home/presscenter/speeches/2012/02/08/helen-clark-launch-of-the-caribbean-human-development-report-2012.html
● 国連世界食糧計画(WFP)と国際連合食糧農業機関(FAO)は報告書を作成し、南スーダンで食糧不足が悪化し、百万人単位の人々が飢餓に直面していると警告しています。
http://www.wfp.org/news/news-release/high-levels-food-insecurity-south-sudan
● ユニセフは(UNICEF)は大型サイクロンに襲われたマダガスカルで、緊急物資を搬送し被災者支援を行っています。
http://www.unicef.org/media/media_61722.html
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– シンクタンク・NGO関連 –
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● セーブザチルドレンが、新たな報告書、”A Life Free from Hunger: Tackling child malnutrition” を発表しました。
http://www.savethechildren.org.uk/resources/online-library/life-free-hunger-tackling-child-malnutrition
●スイスの雑誌「The Global Journal」は、2011年版The Top 100 Best NGOs を発表しました。それによると、トップはWikipedia 財団、続いてPartners in Health, Oxfam, BRAC, International Rescue Committeeと続いています。
http://theglobaljournal.net/group/innovation/article/585/
http://theglobaljournal.net/top100NGOs/
●ODIがJICAとのパートナーシップで、日本のODAに焦点を当てたポリシーブリーフィングペーパー「Where can Japanese Official Development Assistance add value?」を発表しました。日本の援助の独自性に着目し、そこから世界の援助システムに貢献する可能性があること、そのためには、日本の援助モデルについて情報発信し、世界で政策議論に積極的に関与していくことが求められるとしています。
http://www.odi.org.uk/resources/details.asp?id=6294&title=japanese-official-development-assistance-jica
http://www.odi.org.uk/resources/docs/7567.pdf
● 同じくODIが、一般財政支援のあり方についてのペーパーを発表しました。
http://www.odi.org.uk/resources/details.asp?id=6295&title=budget-support-odi-meeting-series
● 英国のフェアトレード財団は、2月27日から3月11日まで、Fairtrade Fortnightと題してフェアトレードの促進のためのイベントやキャンペーンを実施します。
http://step.fairtrade.org.uk/
● 米国シンクタンクCenter for Global Development (CGD)より、新記事「Do We Still Need Development Goals?」が発表されています。世界潮流の変化にともない、MDGの意義について問う記事です。
http://blogs.cgdev.org/globaldevelopment/2012/02/do-we-still-need-development-goals.php
● 同じくCGDより、ゼーリック世界銀行総裁の退任発表を受けて、記事「Does it Matter Who Runs the World Bank?」が掲載されています。
http://blogs.cgdev.org/globaldevelopment/2012/02/does-it-matter-who-runs-the-world-bank.php
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【2】 ワシントンDC開発フォーラム
第222回BBLのご案内:2月23日(木)
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ワシントンDCでは、多数の途上国開発援助関係者が、政府、
実施機関、世銀グループ・米州開銀・IMF、企業、NGO、シン
クタンク・大学、メディア等で実務や研究に携わっていま
す。その情報・知見を活かして個人の資格で由かつ率直な議
論を行い開発戦略に関する政策論議を深める(かつ出席者間
の親睦を深める)とともに、記録を世界各地の関係者に発信
して現実の政策立案・ 実施に反映させるために、ブラウン
バッグランチを開催しています。
過去のBBLについては、下記のリンクをご参照ください
http://www.devforum.jp/bbl/)
標記のテーマについては次の要領でワシントンDCにて開催致します。
ご関心とお時間のある方は是非お気軽に参加いただければ幸
いです。
1.日時: 2月23日(木)午後12時15分より
2.場所: JICA米国事務所・会議室
1776 Eye Street, N.W. Suite 895,
Washington, DC
Tel: 202-293-2334
3.テーマ:「エビデンスに基づく日本のODA評価:インドネシアの稲作振興プロジェクトの事例」
4.キックオフ: 高橋和志氏 (日本貿易振興機構アジア経済研究所在イサカ海外派遣員・コーネル大学応用経済経営学部客員研究員)
5.次第:
12:15頃から 食事(各自持参)、適宜自己紹介
12:30頃から キックオフ
13:10頃から 自由討議(13:45終了)
6. 趣旨: インドネシア・南スラウェシ州では、2002年から、日本のODAの支援のもと、System of Rice Intensification(SRI)と呼ばれるコメ生産技術の普及が行われてきた。SRIは乳苗移植、苗1本植、疎植栽培、間断 冠水などを特徴とした水節約型の環境にやさしい稲作パッケージであると言われている。世界各国で実施されてきた農家の圃場トライアルでは、単位当たり収量が慣行栽培技術に比べて50-100%以上増加させると報告されており、インドネシアにおいても、稲作増収を通じた生産者の生計改善に貢献することが期待されている。
今回のBBLは、インドネシアで推進されていたSRIが果たして期待通りの効果をもたらしたのか、近年の開発経済学の知見を応用した、厳密な定量的評価の結果について報告する。今までのODA評価でとかく使われがちであった、単純なWith/Without比較やBefore/After比較ではなぜ「厳密なエビデンス」と呼ぶには頼りないのか、それを克服するためにどのような評価方法を用いることができるかなど、最近のインパクト評価の潮流を紹介しつつ、今後のインパクト評価の在り方、稲作技術としてのSRIの将来性などを議論させていただければ幸いです。
7.参加登録: 下記URLの登録フォームよりご登録くださ
い。会場準備等の都合により、2月22日(水)までにご登録い
ただきますようお願い申し上げます。
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?hl=en_US&formkey=dDNLNFl1bDFvTFFrRzF1UUNDV0tCU2c6MQ#gid=0
ご不明の点は、までお問い合わせ下さい。
【JICA米国事務所ビル管理方針に伴うお願い】
JICA事務所では、予めビルのフロントに対して来客予定者リ
ストを提出し、その上で来客者はフロントの係員にエスコー
トをしてもらうことが必要となります(エレベーターを動か
すためには、 指定のカードキーが必要なため。)
以上を踏まえて、皆様には下記についてお願いいたします。
1.事前登録を必ず行ってください。
2.事前登録なしに参加する場合は、11:30までに事務所に
連絡を入れてください。(事務所代表電話番号:202-293-2334)
3.当日は、フロントに訪問先(JICA事務所)を申し出
てください。(フロントの係員がエレベーターを動かすため
の指定キーを持ってエレベーターまでエスコートします。)
なお、フロントを通じて事務所にご連絡いただくこともあり
ます。また、念のため、身分証明書をお持ちください。
4.上記1または2を行われていない方は、必要に応じてフロ
ントを通じて事務所に ご連絡ください。
どうぞご協力お願い申し上げます。
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【3】GRIPS開発フォーラム:
第2回 モザンビーク出張報告 掲載のお知らせ
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●第2回 モザンビーク出張報告 掲載のお知らせ
(2012年2月)GRIPS開発フォーラムは、西日本高速道路(株)(NEXCO
西日本)からの委託研究として、モザンビーク国における道路関係機関
組織構築支援調査に取り組んでおり、2012年1月28日〜2月5日の間、
合同で第2回現地調査を実施しました。昨年11月の調査に引き続き、
道路セクターおよび回廊開発に関する多様なステークホルダーに関する
情報を収集しましたが、今回は道路公社(ANE)本部に加え、地方政府
・支所(ガザ州)、民間セクター(外資及びローカルの建設業者)、大学研
究者、世界銀行、アフリカ開発銀行、及び他ドナー派遣の道路専門家等
とも面談し、道路セクターの政策・組織・課題の概要について理解を深め
ることができました。インクルーシブな成長、外資と地場企業とのリンケー
ジ構築はモザンビークの喫緊の開発課題であり、これは道路セクターに
おいても共通であることを強く認識しました。出張報告をぜひご覧ください。
【第2回出張報告書】
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf12/Mozambique/MissionReport2012.02.rev.pdf
(GRIPS開発フォーラム担当:飯塚美恵子)
http://www.grips.ac.jp/forum/
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【4】東京発〜世界銀行からのお知らせ
(1) セミナー・イベントのご案内
(2) 最近の活動から
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(1) セミナー・イベントのご案内
■ 世界銀行で働く〜西尾 昭彦・世界銀行研究所業務担当局長〜
世界銀行情報センター(PIC東京) キャリアシリーズ第43回
日時: 2012年2月24日(金) 午後6時30分から午後8時まで
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京)
http://bit.ly/e348Ev02
内容: インドネシアの農村開発や中国のプログラム・コーディネートを始め、
チャド、ハンガリー、ミャンマー、タイなど多彩な背景を持つ国々の開発
プログラムに従事してきた西尾局長から世銀でのやりがい等を紹介します。
言語: 日本語
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/AlPkOs
■ 世界銀行パブリックコンサルテーション
「社会的説明責任確立に向けたグローバル・パートナーシップ」
日時: 2012年2月27日(月) 午後3時30分から午後5時30分まで
場所: 世界銀行東京開発ラーニングセンター
http://bit.ly/zcruCt
内容: 世界銀行グループは、社会的説明責任(ソーシャル・アカウンタビリティ)強化に
向けたグローバル・パートナーシップの構築を検討中です。この目的は、
社会的説明責任の分野で活動するシビルソサエティへの支援などを通じて、
受益者のフィードバックと参加を促進し、開発効果を向上させることです。
このたび、より多くの皆様からご意見をいただくため、
東京にてコンサルテーションを開催します。
言語: 英語(日本語同時通訳付)
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/zLZtBl
■ 第2回SATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム)
「地球のために・未来のために 〜食卓を守る研究者たち〜」
独立行政法人科学技術振興機構(JST)、世界銀行情報センター(PIC東京)共催
写真パネル展 &コーヒーアワー
<写真パネル展>
「地球のために・未来のために 〜食卓を守る研究者たち〜」
日時: 2012年2月20日(月)から3月2日(金)
午後1時から4時30分まで
(トークセッションのある2/20, 23, 27、3/1は午後1時から8時まで)
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京)
http://bit.ly/e348Ev02
内容: 増え続ける世界の人口と地球規模での気候変動。
脅かされる人類の「食」は地球全体の問題です。
日本の優れた科学技術と政府開発援助(ODA)を組み合わせて
実施されているSATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力)
プログラムのうち、スーダン、アフガニスタン、パナマのプロジェクトをご紹介します。
詳細: http://bit.ly/AkT86Z
<コーヒーアワー>
? 『アフガニスタン:「希望の種」となる新しいコムギをアフガニスタンに播け!』
日時: 2012年2月23日(水)、3月1日(木) 午後6時30分から午後8時まで
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京)
http://bit.ly/e348Ev02
内容: 20年以上の内戦で生活や社会の基盤が破壊されたアフガニスタン。
日照りに強く耐病性を持つ在来のコムギを探索・新品種を開発 し、
自国のコムギを守れる若手研究者を育成する取組みを紹介します。
言語: 日本語
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/AkT86Z
? 『パナマ:日本人の大好物、マグロの持続可能な漁業と養殖を支援せよ!』
日時: 2012年2月27日(月) 午後6時30分から午後8時まで
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京)
http://bit.ly/e348Ev02
内容: キハダと太平洋クロマグロは多くの国で利用されていますが、
乱獲と地球規模気候変動で資源量減少が危惧されています。
世界初のクロマグロ完全養殖に成功した日本の技術で、
持続的な漁業に不可欠な資源管理技術向上とキハダの
養殖基盤確立を目指す取組みを紹介します。
言語: 日本語
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/AkT86Z
■ 気候変動 – 科学と政策 – コース (Science and Policy of Climate Change) 2012
世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)、財団法人地球環境戦略研究機関 (IGES)、
The Energy and Resources Institute (TERI) 主催
日時: 2012年4月11日(月)〜 2012年7月11日
場所: 世界銀行 東京開発ラーニングセンター(TDLC)
http://bit.ly/uFtDNj
内容: 近年話題の気候変動について、科学的分析から政策研究にいたるまで
インド、日本、その他アジアの専門家の講師より、e-Learningにて学習
できるコースです。受講終了者には IGES, TERIおよび TDLCより認定された
コース完了認定書が授与されます(受講登録期間:2012年2月27日−3月30日)。
言語: 英語のみ
参加費: USD 250
詳細、参加お申し込み: http://bit.ly/vZJx1k
(2) 最近の活動から
■ 1月30日-2月2日、シリル・ミュラー対外関係総局副総裁が就任後初来日し、
国際シンポジウムに参加したほか、政府関係者、メディア、市民社会組織、
民間セクターなど様々なステークホルダーと意見交換を行いました。
http://bit.ly/zpBzm6
(世界銀行東京事務所: 開裕香子)
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【5】ワシントンDC開発フォーラム便り
「途上国と日本をつなぐ――輝く女性起業家たち」
執筆:大野泉(政策研究大学院大学/GRIPS開発フォーラム)
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1月末の土曜日、母校の津田塾大学が主催したシンポジウム「途上国とつながる:女性起業家に学ぶ」で元気あふれる3名の女性起業家とご一緒させていただいた。強烈だった! 小澤里恵さん(Ruise B代表)
――ルワンダの女性たちが編むアガセチェ(ひょうたん型のかご)やバスケットをフェアトレードで販売する会社を設立。
功能聡子さん(ARUN代表)
――カンボジアにおける社会的投資プラットフォームを設立。現地の起業家のエンパワーメントと持続的な開発につながる新しい仕組みを構築中。
小林りんさん(インターナショナル・スクール・オブアジア軽井沢設立準備財団代表理事)――日本・アジア・世界の子供たちが共に暮らし学ぶ、日本初の全寮制インターナショナルスクール(軽井沢)の来年設立をめざして疾走中。
モデレーターは同じ津田出身で、東京大学で「人間の安全保障」プログラムに関わっている石井梨紗子さん。
とにかく、彼女たちの情熱と行動力に圧倒された。参加した学生も大きな衝撃をうけたこと間違いない。共通するのは、今までの世界とのかかわりのなかで強烈な「原体験」をもち、自分がやりたいこと、自分にとって大切なことを見つけてスイッチ・オン。駆り立てられるように行動をおこした実践者であることだ。そして、自分の強みと持分をよく分かって協力者と一緒に取組んでいること。どんなに強い信念や意思があっても、ひとりでできることには限りがある。自分のやりたいことをストーリー化して伝え、共感者を増やす。パートナーを見つける。資金集め・経営・デザイン・教育などなど、各分野の専門スキルをもつ人たちを集め、巻き込む力も重要だ。そして、あきらめない。日本に確かにおきているポジティブな変化を実感した。また私自身、(年上ながら)自分に何が足りないかに気づき、大いに考えさせられた時間でもあった。
最後に、小林りんさんの座右の銘という、フランスの哲学者アランの『幸福論』のフレーズを紹介しよう。
――「悲観」は気分、「楽観」は意思――
そうだ、動かしていくのは私たちひとりひとりなのだ。
大野泉(政策研究大学院大学/GRIPS開発フォーラム)
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DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
「メーリングリスト(devforum)」
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ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報 (案内・レジュメ・
議事録)をはじめとする活動情報に加 え、グローバルな開発戦略と日本の関わりに
関する主要な情 報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス (dev-info)」として、
電子メールにて2週間に1回を目途 に送付しています(メルマガと同じです)。
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開発戦略と日本の関わりに関する 意見交換や情報交換を行うために、「ワシントンDC
開発フォーラム・メーリングリスト(devforum)」を運営しています。 相互の信頼関係に基づく
率直かつ真剣な意見交換を確保する ため、本メーリングリスト参加者は氏名・所属を
明らかにするとともに、発言者の了承がない限りメディア等での引用が されないようご配慮
いただきます。本メーリングリストへの 参加をご希望の方は、次のウェブサイトに掲載している
「devforum参加者の共通理解」に目を通していただいた上で、上記連絡担当まで氏名・
所属・電子メールアドレス・問題関心をご連絡ください。
http://www.devforum.jp/mail/index.htm
dev-infoやdevforumをはじめ、DC開発フォーラムの活動についてご意見・ご示唆等
ありましたら、お気軽に上記連絡担当 (info@devforum.jp)までお寄せいただければ幸いです。
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編集担当:小林隼人/春木由美/荘所真理/杉原ひろみ
発行:ワシントンDC開発フォーラム
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