2002年10月29日ブラウンバッグランチ概要 |
開発効果の高い官民パートナーシップを目指して −世銀グループの活動から日本への意味合いを考える− |
10月29日、DC開発フォーラムBBL「開発効果の高い官民パートナーシップを目指して−世銀グループの活動から日本への意味合いを考える−」が、31名の出席を得て行われました。冒頭、島本晴一郎氏(世界銀行ビジネスパートナーシップ・アウトリーチグループ上級審議役)が世銀の開発戦略における民間活力の利用戦略について、松岡聡氏(国際金融公社電力局)が質の高いパートナーシップに向けての課題について、それぞれ説明・問題提起を行った後、(1)官民パートナーシップを推進する担い手は誰か、(2)世銀が貧困削減に焦点を当てる中での日本企業と世銀の連携の方向性如何、(3)日本国内の民活が順調に進まない中で途上国支援の官民パートナーシップをどのように推進できるのか、(4)開発の観点から、民間が取れないリスクを如何に公的機関が取っていくべきか、(5)企業の本分野での活動を、企業のブランドイメージ戦略にどの程度貢献できるかを含め、大変活発な議論が行われました。 上記の諸点をはじめとして、日本として取り組むべき課題や、資料を見ての感想など、短いものでも結構ですのでinfo@developmentforum.orgまでご意見をいただければ幸いです。 |