2002年12月11日BBL概要 |
アフガニスタン再建と日本の役割 |
12月11日、ワシントンDC開発フォーラムBBL「アフガニスタン再建と日本の役割」が、約20名の出席を得て行われました。冒頭、ネブラスカ大学アフガニスタン研究員/前国連アフガニスタン支援ミッション(UNAMA)首席政治顧問の高橋博史氏より、アフガニスタンの歴史(土着・超保守主義と近代化の往復)、国際イスラーム過激運動、近隣諸国やドラッグという要因、そして今後の方策としての干渉停止や土着開明プログラム、インフラ整備の有用性につき説明いただきました。(席上資料は末尾の通りです。)その後、次のような論点を中心に議論が行われました。 (1)土着開明・近代化自体の是非 (2)周辺諸国の政府レベルでのイスラム原理主義の浸透度 (3)国際機関・NGO等の活動に対するアフガニスタン民衆の見方 (4)アフガニスタンでの援助調整の現状 (5)自立的な持続的開発へ向けての具体的方策 (6)治安確保の見通し (7)イスラム原理主義への日本や米国の対応のあり方 (8)地域研究の重要性 以上の諸点をはじめ、日本として取り組むべき課題や、議論を聞いての感想など、短いものでも結構ですのでinfo@developmentforum.orgまでご意見をいただければ幸いです。 |