2002年12月19日BBL概要 |
万人のための教育・ファストトラックイニシアティブ (EFA-FTI)における日本の役割を考える |
12月19日、ワシントンDC開発フォーラムBBL「万人のための教育・ファストトラックイニシアティブ(EFA-FTI)における日本の役割を考える」が、約20名の出席を得て行われました。冒頭、内田雅子氏(世界銀行EFA-FTI事務局コンサルタント)、小川啓一氏(世界銀行アフリカ局教育エコノミスト)より、(1)「万人のための教育(EFA)」とは何か、(2)「EFAファストトラックイニシアティブ(EFA-FTI)」とは何か、(3)EFA-FTIのこれまでの進展、(4)イエメンのケーススタディ、(5)日本の役割について説明と問題提起を頂いた後、小川氏から差し入れのあったイエメンのモカコーヒーを飲みながら、次のような論点を中心に議論が行われました。 (イ)EFA-FTI対象の23か国以外の国の扱い (ロ)EFA-FTI対象の初等教育から外れる中等・高等教育の扱い (ハ)対象各国へのリードドナーの役割(リードドナーに大きく左右されることをどう考えるか) (ニ)経常経費不足が本当に問題なのか、これを支援しても持続可能性はあるのか (ホ)EFA-FTIを推進するスピードをめぐる問題(速すぎて質が落ちるとの批判をどう考えるか) (へ)ドナー本部と途上国現地事務所とのコミュニケーション不足への対応 以上の諸点をはじめ、日本として取り組むべき課題や、議論を聞いての感想など、短いものでも結構ですのでinfo@developmentforum.orgまでご意見をいただければ幸いです。 |