From Paris/パリDAC通信第2号


2003年3月24日

(1) DAC/開発センター共催セミナー「援助効果と援助の選択的供与」

3月11日、パリにて効果的な途上国支援のための援助の選択的供与 (selectivity)をどう設定するか、また一方で援助効果のみに焦点を当てる と、紛争等で援助効果が低い国が切り捨てられると言うトレード・オフが生じ るため、如何に脆弱な国家の支援も並行して行っていくかについて、国連大 学、英、蘭、世銀、米などのプレゼンテーションを元に議論が行われました。 あわせて、地球公共財のファイナンスについてもスウェーデンより発表が行わ れました。 なお、今回の議論のインプットは以下のとおりです。
(2)DACルクセンブルグ援助審査

3月18日、ルクセンブルグの援助審査が行われました。援助量では日本の1/90 という小国ですが、ODA/GNI比率はDAC加盟国の中でも高く(0.8%)、その努力が 高い評価を得ました。 http://www.oecd.org/EN/document/0,,EN-document-0-nodirectorate-no-12-39815-0,00.html

パリDAC通信担当:上江洲佐代子

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