From Paris/パリDAC通信第6号 |
2003年4月28日 |
(1)DACハイレベル会合(4/22〜23) 開発大臣級が参加するDACハイレベル会合が、22〜23日、OECD本部にて開催さ れました。今次会合では、主に援助効果、相互説明責任とNEPAD、経済成長 (貿易、投資とODAの連携)について議論があった他、数メンバーより非公式 にイラク関係の言及もなされました。援助効果では、調和化に関する最近の成 果(参照文書、ローマ会合)に高い評価が寄せられ、現場及び国際レベルでそ の実施に取り組む旨確認されました。また、経済成長では、貧困削減のために は経済成長が重要な役割を果たす旨の認識が一致するとともに、今後DACの下 部機構(貧困削減ネットワーク)にて主要な成長要素を貧困削減へ取り込むこ とについて議論することが指示されました。 http://www.oecd.org/EN/document/0,,EN-document-notheme-2-no-12-40702-0,00.html (上記のページには、会議に出席した代表の雑談風景等の写真が多数掲載され ています。) (2)2002年ODA暫定値公表(4月22日) 2002年は、DAC諸国全体で前年比4.8%の増。前年同様、米国がトップドナー (約129億ドル:前年比11.6%増)、我が国が2位(約92億ドル:前年比-1/8%) となっています。 http://www.oecd.org/EN/document/0,,EN-document-0-nodirectorate-no-12-40658-0,00.html (3)G8開発大臣会合(4月23,24日) 23〜24日にG8開発大臣会合がヴィルヅェール対外協力担当大臣仏対外経済協力 大臣の主催で開催され、水、ODAの水準・傾向・手段、人間社会開発、NEPADな どを議論しました。 (以下は、案内のみで会合の模様等は掲載されておりません。) http://www.g8.fr/evian/english/navigation/news/g8_development_ministers_meeting__paris__24_april_2003.html |