DFID Report/DFID通信 |
第9回 「G8環境・開発閣僚会合」 今回はDFID通信というより、Defra(英環境食料農村地域省)やFCO(外務省)、DTI(貿易産業省)までからんだお話です。3月17−18日、英国ダービーシャーにおいてG8環境・開発閣僚会合が開催され、日本からは高野環境副大臣と河井外務大臣政務官、小西地球環境問題担当大使、黒木林野庁次長等が出席しました。環境・開発のジョイント・セッションの主要議題は「違法伐採」と「アフリカと気候変動」で、違法伐採対策への取組みをまとめた声明とアフリカの観測体制強化や気候変動対策の開発政策への統合が盛り込まれた議長総括がまとめられました。 環境と開発合同のG8閣僚会合は今回が初めてです。この合同閣僚会合に加えて3月15-16日にロンドンでエネルギー・閣僚ラウンドテーブル(これは20カ国参加)が開催されていますので、私としては開発、環境、エネルギー政策を相互に関連付け、統合しつつ進めていかなければならないという、英国の姿勢を示したかったのではないかと思っています。アフリカ委員会の多岐にわたる提案にも通じるものがあります。 2004年3月20日 |
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