From Paris/パリDAC通信第29号 |
|
今回は、昨年10月の第24号でもお知らせしたDACアウトリーチに関連して、2つの会合の開催案内を差し上げます。 一つ目は、DACアウトリーチ戦略のターゲットの一つである非OECD加盟の新興ドナーとの本格的な対話を始めるための会合、「Forum
on Partnership for More Effective 本件は、MDGs等の共通の開発目標に向けて中国、タイ、ブラジル、アルゼンティン等の新興ドナーとDACがどのように協力すべきかにつき初めて議論し、今後の具体的な協力関係の構築の土台を作ることを目的として行われます。具体的には、援助効果向上として調和化・アラインメント、キャパシテ http://www.oecd.org/dataoecd/54/5/34060157.pdf 特に、援助効果向上については、DAC以外のドナーやその他のアクターとの協力を特に途上国の現場でどのように実現するかが重要となってきており、3月開催のパリ援助効果向上ハイレベルフォーラム(HLF)へのインプットになっていくことが想定されています。 二つ目の会合は、HLFの準備会合の一つとして行われる、CSOの会合です。これは、前述の通り、援助効果向上、特に調和化・アラインメントにおけるDACドナー以外のアクターとの協調の重要性から、CSOとDACメンバーが本件につき議論を行い、HLFのインプットとすることを意図して、2月3日に開催される会合です。(アジェンダについては現在リード役の仏政府「Haut Conseil de la Coopération Internationale (HCCI)」等を中心に現在調整中。来週以降配布予定)。 両会合の報告については、開催次第皆様にお届けする予定です。 (パリDAC通信担当 寺門雅代)
|