先日、紹介差し上げたパリ援助効果ハイレベルフォーラム(2月28日〜3月2日)に関して簡単にご報告差し上げます。
本フォーラムは、調和化・アラインメント、開発成果マネジメント、その他キャパシティビルディング、オーナーシップ等援助効果向上のために必要な取組みに関し議論を行うことを主な目的に開催ました。会合には、OECD/DAC、世銀、MDBs、UNに加え、パートナー国、新興ドナー、CSO等幅広い国・組織から、ハイレベルの参加者を多く得ることができました。
会合の結果、パリ宣言が採択され、今後の取組みが約されました。前回のローマ宣言との大きな違いは、宣言にモニタリングメカニズムが組み込まれていることです。その一部には、12個の指標、それに付随する達成目標(ターゲット)があり、ポストパリの最初のタスクとして、DACの援助効果作業部会にて、ベースライン設定、それに基づくターゲット・指標の設定(レビューを含む)が課され、9月までにこれらのモニタリングメカニズムの全容が確定する予定です。
パリ宣言→
http://www1.worldbank.org/harmonization/Paris/FINALPARISDECLARATION.pdf
会合の詳細に関しては、今後のパリDAC通信で何度かに分けてご紹介差し上げようと
思います。是非ご覧下さい。
(パリDAC通信担当 寺門)
|