パリDAC通信前号(第38号)では、パリ援助効果ハイレベルフォーラム(HLF)で採択された「パリ宣言」の12の指標と2010年までに達成すべき数値目標の設定に関するDAC援助効果作業部会での議論につきご紹介しました。先日、この作業部会での議論を経て作成された、パリ宣言指標の数値目標とそのベースラインに関する提案(マニングDAC議長・ルベイラン本作業部会議長の連名)が、HLF参加国・機関の代表に送付されました。本提案は、8月末までコメント受付が行われ、最終的には、9月の国連総会(ミレニアム+5会合)の前の承認を目指す予定です。
マニングDAC議長・ルベイラン本作業部会議長からのレター
⇒ http://www.oecd.org/dataoecd/45/45/35230673.pdf
パリ宣言指標の数値目標とそのベースラインに関する提案
⇒ http://www.oecd.org/dataoecd/45/46/35230756.pdf
(パリDAC通信担当 寺門雅代)
バックナンバー
2005年7月22日第38回「パリ援助効果ハイレベルフォーラムフォローアップ」
2005年6月27日第37回「オバケODA」を退治せよ?」
2005年5月28日第36回「開発援助サポーター倍増作戦−DAC諸国における広報−」
2005年5月14日第35回「パリ援助効果ハイレベルフォーラム報告とそのフォローアップ(その4 開発成果マネジメント)」
2005年4月18日第34回「パリ援助効果ハイレベルフォーラム報告(その3 能力開発)」
2005年3月19日第33回「パリ援助効果ハイレベルフォーラム報告(その2 パリ宣言と我が国の対応 )
」
2005年3月4日第32号「パリ援助効果ハイレベルフォーラム」
2005年2月5日第31号「Forum on Partnership for More Effective
Development Co-operation」
2005年1月23日第30号「脆弱な国家(fragile states)における援助効果向上に関するシニアレベルフォーラム」
2005年1月11日第29号「DACアウトリーチ戦略(その2)」
2004年12月14日第28号「DACシニアレベル会合(SLM)」
2004年11月16日第27号「開発援助における評価の方向性」
2004年10月29日第26回「ローマ調和化宣言」のその後−パリ・ハイレベルフォーラムに向けて(その4 調達キャパビル)−」
2004年10月15日第25回『ニカラグア通信:現場から見た調和化・アラインメント』
2004年10月1日第24回「DACアウトリーチ戦略−対外協力関係の今後−」
2004年8月10日第23回「ローマ調和化宣言」のその後−パリ・ハイレベルフォーラムに向けて(その2 開発成果マネジメント)−」
2004年7月28日第22回「ローマ調和化宣言」のその後−パリ・ハイレベルフォーラムに向けて(その1)−」
2004年7月12日第21回「ODAでCO2排出権を買えるのか?」
2004年6月12日第20号MDGsへの貢献はどう図るべきか?
2004年5月30日第19号「対フランス援助審査」
2004年5月18日第18号「OECD閣僚理事会(5/13-14)」
2004年5月4日第17号 「援助量と援助効果の向上」
2004年4月18日16号「DACハイレベル会合
報告」
2004年4月6日15号「DACハイレベル会合(4/15-16)・予告編」
2004年3月14号
2003年12月13号
2003年10/11月12号
2003年7月21日11号
2003年7月7日10号
2003年6月22日9号
2003年6月9日8号
2003年5月5日7号
2003年4月28日第6号
2003年4月17日第5号
2003年4月7日第4号
2003年3月31日第3号
2003年3月24日第2号
2003年3月10日第1号
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